2017年8月9日水曜日

福島・ドイツ高校生交流プロジェクト9日目 高校訪問2日目ハノーファー


今日はハノーファーの高校2日目で、2つのグループに分かれ、授業に参加しました。
授業中には、日本からの高校生が原発事故と福島でのそれぞれの生活について英語でスピーチをしました。1回目のスピーチより自信を持って話す姿から、それぞれの成長を感じました。さらに練習を重ね、相手により細かく伝わるように頑張ります。
学校の後はハノーファー市営環境教育施設の見学に行きました。自然環境と私たちの生活の関係を、実際に落ち葉や新聞、プラスチックを用いて表した模型が特に高校生たちの興味を惹いていました。
見学の後はスピーチです。最初は高校生たちは日本語でスピーチすると伝えられていましたが、急遽、英語に変更になり、ドキドキのスピーチでした。が、高校生も小玉さんの無茶振りに鍛えられ、前回よりも堂々としたスピーチでした。

投稿が遅くなってしまい、申し訳ございません。時間の関係上、高校生の感想・レポート用紙が全て集まっていません。取り急ぎ、手元にある感想・レポートを投稿いたします事も重ねてお詫び申し上げます。

文責 渡部めぐ

福島県立安積高校1年渡部めぐ
学校2日目 学校生物センター

今日も午前中は学校に行って授業を受けました。一時間目は英語、二時間目はスペイン語、三時間目は政治の授業を受けました。英語は辛うじて少しは理解出来ましたが、スペイン語は全く未知の世界でした。生徒もスペイン語は難しいと言っていました。日本では殆ど、外国語は英語(それも、話せない英語)しか学ばないので、ドイツの学生は多言語を学ぶ事で視野と将来の可能性を広げているなと感じました。だから独学でも他言語を学びたいです。
政治の授業ではスピーチをしました。1回目よりは自信を持って話すことが出来ました。生徒の皆さんはとても真剣な表情でスピーチを聞いてくれて嬉しかったです。更に練習を重ね、福島の現状に興味を持ってもらえるように、そして皆様のサポートへの感謝が伝わる様にスピーチしたいと思いました。

午後はハノーファー市営環境教育施設へ行って、理科で習うようなことを体感しました。特に印象的だったのが年間の落ち葉や藁や新聞、プラスチックが自然にかえる様子を示した展示でした。自然の循環がどのくらいのスパンで実際に目で見ると天然のものとプラスチックの腐敗の具合が一目瞭然で環境に良くないことがわかりました。他にも、天球やメンデルの法則を示した展示がありました。メンデルの法則を見たときの感動は大きなもので、勉強した事を実際に見ると、勉強する意味に少し気づきました。見学した後はもう一度スピーチをしました。日本語でスピーチすると伝えられていましたが、急遽英語のスピーチに変更になりました。今日の2回目のスピーチは緊張せず、伝えたい事を伝えられました。今まではスピーチが嫌だと思っていたけれど、今日で1つの峠を超えました。今度は質を磨いていきたいです。積み重ねる努力の大切さに気づくことができた、良い1日でした。


尚志高等学校1年 八木沢美咲 訪問先:ヘミンゲンの学校 今日は2日目で1限目は数学、2限目は歴史3限目は化学でした。まず最初に教科書を取りに行きました。そのとき新品の教科書を手に抱えてくるのかと思ったら何回も使ったような教科書を持ってきたのでびっくりしました。ドイツでは一年しか教科書を使わないのでもったいないということから使い回しの教科書をみんな使っているそうです。数学では、グループ学習があり1つの問題をグループできちんと話し合うのはすごいと思いました。日本では、グループ学習となるとそう真剣に問題に取り組む人は多くないと思うのでドイツのグループ活動に取り組む姿勢は見習わなきゃいけないと思いました。黒板をあまり使わないようだしノートもあんまりとらないみたいです。生徒は何をするにしても積極性が強く私は積極性が足りないので色々な場面で学んで少しでも自分の積極性をUPできたらいいなと思いました。あと寝そうな人も全然いないので日本とは真逆だなと思いました。歴史の授業では暗記はほとんどせずなぜこのような戦争が起きてしまったのかをみんなで議論することを中心にやっているそうです。そのあと学校植物センターに行きました。そこでは色々な実験をしていてどれもすばらしい実験ばかりで見て聞いて匂いを嗅いでさわってという実験に色々行って学ぶことができました。


福島県立安積高校1年岩崎有稀 訪問先:ヘミンゲンの学校
今日は学校でのスピーチをしました。2〜30人の生徒たちが真剣な眼差しでこちらを見ながら今の福島について考えてくれて、このプロジェクトの大切さがほんの少し分かったような気がしました。そしてその後のディスカッションでは今の日本、そして福島についてだけでなく学校生活についても話すことができました。また、自分たちのことを伝えるだけでなく、ドイツの高校生のことも知ることができたので良かったと思います。
その後に植物園に行きました。植物園でのスピーチは、少人数へのスピーチでしたがその分、1人1人をしっかりと見ながらスピーチをすることができました。今までの中で1番良いスピーチができ、質問にも対応することができたので良かったです。



ヘミンゲン高校2日目 緑川果琳
 今日も高校に行きました。まず、数学の授業でした。昨日と同様に生徒たちは前のめりになり、手を挙げ授業を聞くというより参加するというような感じでした。疑問に思ったり意見があればいつでも手を挙げていたし、素晴らしい態度だと思いました。
 数学の授業の中でディスカッションが行われていました。ディスカッションでは誰かが参加しないということはなく全員が参加していました。私が入ったグループは4人でしたが、バラバラという雰囲気ではなく全員で話し合いを進めていてとても刺激を受けました。また、2人で話し合いをしていても他の2人は思ったことがあればすぐに話を止め言いたいことを言っていました。
 歴史の授業では第1次世界大戦のことについて学習しました。4つの写真について起こった疑問をというと先生が準備していた枠よりはみ出るほど意見が出ました。なぜ戦争が起こったのかなど多数の疑問が出た後、先生は丁寧に説明をしていました。また、生徒達はこのことを疑問に思っても良いのかと思うことなく、即座に手を挙げていました。考えている時間のときも疑問に思ったら手を挙げ、先生に質問をし、疑問をクラスメイトに共有していました。プリントの自分の意見を書くスペースのところは空白がない人がほとんどでした。手を挙げてさされた人に対し先生が質問をしてもその答えが分かる人は手を挙げていました。間違えても他のみんながサポートしてくれている場面を見かけ、このような環境で学べることは生徒を成長させてくれるし、将来就職しても困らないのだと思います。また歴史の先生が、暗記をするのではなくどうして起こったかを考えさせディベートするような授業をしているとおっしゃっていて、とても素敵だと思いました。文章を読んでいるとき、思ったことをノートにとったり、友達と話し合っている姿も見受けられました。
 有機化学の授業では初めに先生が液体を出し、この液体なんだと思う?と質問し、生徒達がいっせいに手を挙げ、様々な意見を言っていました。また実験も楽しかったです。
 生物研究センターではすごく素敵な施設だなと思いました。このような施設は子供だけでなく大人も学べる素晴らしい場所だと思いました。
 また、夕食会ではドイツの高校生とたくさん話すことができ、とても貴重な経験になりました。



ヘミンゲン高校2日目 鈴木ひなた

 今日は、ヘミンゲンの高校2日目でした。1校時目は数学を行いました。サイン、コサイン、タンジェントの勉強でした。問題を解くときは、グループを作りそこに交ぜてもらいました。ドイツ語で書かれた問題プリントを数学しか理解することができなかった。しかし、英語でゆっくりと話してくれて少し理解することができました。その問題は観覧車の直径、半径、地上から観覧車の距離を求めるという問題でした。3校時目は化学を受けました。有機化学についての授業でアルコールなしとアルコールありの液体でどちらが早く沸騰するのかという実験でした。一緒にグループに交ざり、実験に参加しました。英語で説明してくれました。2つの液体を同時に熱するということで、実験結果がアルコールありの方が早く沸騰しました。とても楽しい実験でした。午後はハノーファー市営環境教育施設、学校生物センターに訪問し、施設について説明を受けました。特に、段差や角度をつけて生態系の観察をすると生えてくる木や草が違うことに驚きました。下の方は水があるので湿った所を好む植物、上の方は水がないので乾燥した所が好きな植物が生えるということが分かりました。その後は夕食懇親会を行いました。ドイツ人に人が3人と男の人が来て福島について話をしました。英語で話すのは難しかったがなんとか通じることができました。明日でヘミンゲンの高校は最終日なので頑張りたいと思います。



ヘミンゲンの高校2日目 長島美侑

 高校へ行きました。1校時目は数学でした。サイン、コサイン、タンジェントの復習と実用問題を解きました。実用問題は班で協力しあって解き進めました。観覧車を簡略化して図で表し、私は三平方の定理を使いました。教えたり、教わったりしながら、ここはこうだ、ここからはこうすべきだとみんなで意見を言い合えていたのが良かったです。二校時目は歴史でした。第一次世界大戦について写真を交えながら討論をしました。資料も使いました。生徒がこう思う、私は違って~と多様な意見が出ていました。三校時目は化学でした。有機化学の勉強で、最初は液体の名称あてでした。たっぷり時間をかけていて、授業のしんどの遅さに驚きました。学食で昼食をとってから学校植物園へ行きました。1882年に存在したというのでとても大切にされてきたのだなとお見ました。林が6ha、植物園が7haと非常に広い植物園でした。役割として学校に苗をあげる、動物のはくせいの貸し出し、屋外学校だとおしゃっていました。メンデルの法則を実際に可視化した花壇があって非常にわかりやすかったです。中学校でラージA、スモールaを使って優位性か劣勢化を学びました。実用的だなと思ったのは地面に対して平行な花壇と斜めの花壇で水で流れないように石を入れておくのは考えられているなと思いました。













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