2015年12月19日土曜日

クリスマスマーケット in 宮崎公立大学




毎年開催されている、宮崎市国際交流協会主催のクリスマスマーケットが今年も公立大で開催され、アースウォーカーズのブースを出してきました。

一つは、写真展示とボランティアの募集とチョコ募金。
そこで多くの方に耳を傾けていただき、

「同じ日本で起こったことだけど、自分たちの問題として考えてなかった。今でも苦しんでいる人がたくさんいることを忘れないで生活しようと思った。」

「今日初めて知ることがたくさんあった。放射能は大切な子どもたちの毎日にも影響がたくさんあり、もっと考えていかなければと思った。」

と感想を述べる人も。

宮崎の自然いっぱいのツル、落ち葉、どんぐり、松ぼっくり、貝がら等をホットボンドで、世界に一つしかないリース作りに奮闘。
当日も、いろいろアドバイスをしながら、一つひとつのリースの完成度が上がっていくのをサポートしていて大好評。



被災地にボランティアに行ったウッチーや、昨年来んねキャンプのボランティアに初めて参加したナホが見聞きした福島の実情を語る姿に多くの方が耳を傾けていました。


隣のブースでは、お母さんや子どもたちがクリスマス用リースの作成。
準備してくれたのは、福島の子どもたちに思いを寄せ、宮崎の自然が大好きな吉崎さんが、山に入ってツルや杉などを集めて来て、他のお母さんたちと作成しやすいように仕分けしていただきました。
そして、リース作りの参加費500円が次々あつまり福島の子どもたちの支援に寄付されました。



参加していただいた方、準備していただいた方、当日サポートしていただいた方、みなさんありがとうございました。

2015年12月15日火曜日

活動報告会 in 宮崎公立大学

文責:宮崎公立大学 内田拓磨

12月15日に、今年の夏に被災地へボランティアに行った公立大一年生による報告会が、宮崎公立大学にて行われました。

残念ながら、あまり人は来ませんでしたが、学生が被災地で見て学んだこと、自分が感じたことをしっかりと伝えることができました。

「日本の人が震災のことを忘れかけていることに気付かされました」
「まだまだ支援が必要だと感じた」
など、来てくださった方からは感想をいただきました。

福島の継続した支援のためには、今福島で起こっていることについて、たくさんの人に知ってもらうことが大切だと思います。東日本大震災が忘れられないように、今回のような活動報告会をこれからもしていきたいです。

2015年12月13日日曜日

第19回 福島の子どもたち日帰りリフレッシュプロジェクト!

毎月開催している、福島の子どもたちのリフレッシュプロジェクトで山形県米沢市を訪れる企画。
いよいよ19回目を数えるに至りました。


今回は、広幡コミュニティセンターでカレー作り体験からスタート。


女子たちに混ざって、男子も包丁片手に実践!


近くの小川や以前田んぼだった畦の中で、カニや小魚などを捕まえて生態系を学んだりしました。


初めてザリガニを捕まえた小学生は、めっちゃ喜んでいる姿も見られました。


昼食後、ふだん学童の小学生たちと利用している長瀬さんのアシストでコミュニティーセンターの2階の工作室にて、手作りの小物を作りました。


木工用ボンドを手に思い思いの物を作ってお土産に持って帰ってました。


そのあと、手塚農園に移動しての大根収穫体験では、大人の足の太ももより大きくなった大根もたくさんある中、次々に


子どもたちが収穫してたくさんの大根土産を片手に一路福島に向かいました。


今回は前年度に引き続き12月の2週目に雪遊びを企画しました。

ところが、今年は思いもよらぬ暖冬の影響で、雪がまったくない米沢の12月中旬となり、募集要項の雪遊びができず、急きょ訪問先を変更するという、思わぬハプニングとなりました。

受け入れで奔走していただいた、学童保育の長瀬さん、ソトデアソビタイベシタの丸山さん、大根収穫体験の手塚農園さん、そして事前準備で奮闘した押山さん、ありがとうございました。

重ねて、2015年も多くの米沢の方々にサポートしていただき、19回目が終了することができました。
ひきつづき2016年も福島の子どもたちの笑顔が広がるよう、よろしくお願いします。

2015年12月10日木曜日

高遠菜穂子さん講演会「イラクから見る日本〜暴力の連鎖の中で考える平和憲法」in 宮崎を開催

高遠菜穂子さん講演会「イラクから見る日本〜暴力の連鎖の中で考える平和憲法」in 宮崎を開催
文責:宮崎学園短期大学 田代茜

今日は、イラク支援を行っている高遠菜穂子さんのお話を聞くことができました。
イラクでは1年間の内ほぼ毎日空爆が行われていて、その回数は5000回になると聞きました。

イラク戦争が始まる前に、大量破壊兵器をイラクが保持しているという疑いがあり査察を行っていました。しかし、その査察の途中にアメリカが攻撃を始めてまいました。
イラク戦争が始まり、日本軍が来るという話をした時イラクの人たちは、初めは平和国である日本に軍隊はないと思っていたそうです。
また、アメリカなどから攻撃を受けていたイラクの人たちから「広島、長崎、同じ」と言われ、日本人に対してすごく親日だそうです。日本の自衛隊がきて、イラクの人たちは驚いていたそうです。日本人は、我々は人道支援に来ているということで、他の国の軍隊はベージュの服を着ていましたが、意図的に緑の迷彩服を着て、日本の国旗をあちこちにつけて活動していたそうです。

結果的にアメリカは、イラク戦争は間違えだったと言っています。イギリスも言っています。しかし、日本は査察を受け入れたイラクが悪いと言っているそうです。このことを知っている人は少ないと思います。
私は、日本はこのままではいけないと思いました。また、日本を変えたいと思いました。

ISがなぜこのようになっているのかを知っていますか?2005年に反テロ法ということでスンニ狩りというのが起こりました。それは、イスラム教のスンニ派と呼ばれる宗教の人を殺していくというものでした。これが今のISの理由です。
学校の授業で、パリの同時多発テロで起こった事件のイスラム国の裏には、貧困が隠されていると言っていました。確かに貧困も隠されています。しかし、日本も人道支援とてですが参加したイラク戦争が要因となっているということです。

私は、知らないことをたくさん知ることができました。しかし、日本以外の国では、報道されているということを聞きました。つまり、日本人だけ知らない状態ということです。
日本のニュースを見るのではなく、世界のニュースを見ていくことが大切だと感じました。

今日の講演会でいままで知らなかった事をたくさん知る事ができました。
そして、知る事の重要性を知りました。

宮崎で講演を頂き、本当にありがとうございました。