2014年11月23日日曜日

宮崎大学 学祭‼


文責 宮崎大学教育文化学部2年 くま (ブログ初投稿)


15日・16日の2日間、宮崎大学木花キャンパスで東日本大震災の写真展をさせていただきました。たくさんの人がこの写真展に来てくださったので大変うれしかったです。

会場に来てくださった方々は被災地の現状を目の当たりにすることで、復興は未だに道半ばであると感じたと思います。

実際に感想を見てみると、「被災地の現状を知ることができて良かった。」「東日本大震災を見つめ直す良いきっかけとなった。」などの声が多数寄せられました。また、小学生も震災の写真を真剣に見ることで自然災害の怖さを感じていたように思います。

この写真展では、私たち学生が来てくださった方々にアースウォーカーズの活動や東日本大震災について説明をしました。被災地の想いを全部伝えることは大変難しいですが、学生ひとりひとりが自分の考えや現地のボランティアに参加した感想を直接話すことで人々の心に訴えるものがあったと思います。

説明の最中にある方から、「学生が貴重な時間を割いてボランティア活動をすることは本当にいいことだと思いますし、意義がありますね。」とアースウォーカーズに所属している私たちにとって大変うれしいお言葉を頂きました。  
写真展を終えて、学生全員がさらに頑張っていこうという気持ちになったのは確かです。まずは、募金活動などの身近なことから挑戦することで支援の和を広げていきたいです。
この2日間で人の温もりを随所に感じることができました。本当にありがとうございました。






宮崎大学教育文化学部2年 コガケイ。
今回、宮崎大学の学祭内でアースウォーカーズの出展をするにあたり、私が出展の担当をさせて頂きました。

正直言うと、学祭の場で何を伝えるべきか、どのような形で出展をするのか…本当にこれで被災地の現状は人々に伝わるのだろうかと、直前まで非常に悩みました。

しかし、宮崎大アースウォーカーズのメンバー、また、公立大と宮崎学園短大のアースウォーカーズの学生さんを始めとした多くの方に協力していただきながら、今回の学祭を成功させることができました。実際に、2日間で300人近くの方に写真展に来ていただきました。
また、写真を見ている人に話しかけて自分の考えや活動の様子を伝えるのは苦手なんです。と言っていた学生が、写真展に来られた方に福島の現状などを自分の言葉で懸命に伝え、自身の成長へとつなげている姿を見て、非常に感動しました。

また、学祭2日目には宮崎県知事が写真展を見に来られました。
被災地の想いや活動を通して得たエピソードを伝えることは中々難しく、自身も完璧ではありません。特に、知事ということもあり、話しかけて説明するのは非常に緊張しましたが、特に福島県の子どもの問題に興味を持って頂いて、すごく有意義な時間となりました。
最後に、今回の学祭では約8,280円の募金が集まりました。寄付していただいた皆さん、本当にありがとうございました。







追伸:小玉直也
最近の若者は。。。
そういう声を聞く事がたまりありますが、大人がイメージしているより学生や若者は前向きに頑張っているし、なにか社会貢献をしたいという比率が私たちが学生の頃より増えていると感じています。

NPO法人アースウォーカーズと一緒に被災地支援を継続して行こうと宮崎大学にアースウォーカーズが設立されて1年半、宮崎公立大に設立されて1年、宮崎学園短大に設立へ学生らが集まり約60人の学生が集うようになりました。

そんな宮崎大学のアースウォーカーズが学祭で被災地写真展を開催し約300人の人たちが足を運んでくれました。約140人のアンケートが寄せられ素敵なメッセージがいっぱいありました。

私が直接聞いた声も合わせて下記に紹介します。

「学生が被災地の実情を一生懸命伝えている事に心がうたれた」
「3年半が過ぎ忘れていた、あの時の気持ちを思い出させてくれてありがとう」
「放射能で苦しむ福島のリアルな写真は報道では見る事が出来ない貴重な時間だった」
「今年もボランティアに駆けつけ頑張る若者に励まされた」
「中学生だった東日本大震災の時から、いま大学に入学し頑張る学生に感動した」

学祭で継続して活動し、その様子を頑張って伝えて、多くの人たちの心を動かす。

一生懸命、来てくれた人に写真を説明していた農学部1年のまりっぺが言っていたが「この活動そのものが大切なボランティアの一つだと認識しました」

まさに、その通りですね。
東北から遠くはなれた宮崎から出来る事は以外といっぱいあるかもしれないです。

NPO法人アースウォーカーズ
代表理事:小玉直也