2017年8月13日日曜日

福島・ドイツ高校生プロジェクト13日目 ベルリン

今日はベルリンへ4時間かけて移動して、ふくもとさん案内、山内さん、伊藤さん親子、山本さん同行のもとベルリンの観光をしてきました。ベルリン市内、ベルリンの壁や博物館を見学しました。
ベルリン中央駅に到着して、まず初めに驚いたのが駅の構内。ガラス張りの構内は地下から最上階まで吹き抜けになっていて、太陽の光が構内に差し込んだり風が通ったりする為、電気は必要最低限に抑えられています。
ベルリンの壁は教科書で見るよりも迫力がありました。しかしながら、高さだけを見ると容易に乗り越えられそうな感じにも見受けられました。ふくもとさんの話によるとナチスの監視はそんなに甘いものではなかったようですが、、
博物館には、冷戦・ナチス時代の生々しい写真が多数展示されてありました。
当時の人々の先の見えない苦しみ、いつ牢獄に連れていかれるかわからない不安、家族と引き離されてしまった悲しみ、、私たちは想像しかできませんが絶対に目を背けてはいけない事実だと感じました。
ふくもとさんは東ドイツに住んでいた時のお話はとても興味深いものでした。
ネジ1本を電話で注文するにしても、東西の電話をつなぐセンターに電話して、10分20分待って繋がったらラッキーというレベル。今では考えられません。
今までは1つの歴史上の出来事だと思っていましたが、そういったお話を聞いたら、身近に感じました。

ベルリン滞在時間は4、5時間ほどでしたが、学びの多い1日となりました。

投稿が遅くなってしまい、申し訳ございません。時間の関係上、高校生の感想・レポート用紙が全て集まっていません。取り急ぎ、手元にある感想・レポートを投稿いたします事も重ねてお詫び申し上げます。

文責 渡部めぐ



今日はベルリンを観光しました。お昼前にベルリンについてふくもとさんや山内さん、伊藤さん親子、山本さんと合流して、博物館へ行ったりベルリンの壁を見たりしました。最初に駅のホームは天井がガラス張りになっていて、日光が差し込むために節電に繋がるというお話を聞きました。また、地下から吹き抜けになっていて、冷房が必要ではありません。確かに、空港や他の大きい駅もそうです。日本の駅や空港はコンクリートで出来ていて、電気も空調もばんばん使っていて環境に良くないと思いました。
ベルリンの壁は教科書で見るよりも迫力がありました。思ったより壁は低くて薄かったですが、東西に2枚の壁が建てられていたことは初めて知りました。
博物館ではナチスとヒトラーについて教えていただきました。当時の人々の写真は政府の圧力の大きさと虐殺された人々の悲しみがひしひしと伝わってきました。ナチスについてもっと知りたいと思いました。民主主義であるのに政府に反発すると殺され、意見を言えなかったり、壁に囲まれ行動を制限されながら生活していた当時の人々は今の日本と少し似ていると感じました。日本に物理的な壁はないけれど、入ってくる情報を制限されて政府に何もかもがコントロールされています。国民が手を挙げて意見を言えないような国に住んでいる事が恐ろしく感じました。だから、私は、自ら正しい情報を探して、自分の意見をはっきり伝えられる様にしたいです。
ナチスの虐殺や冷戦の社会を変えていったのは、勇気ある市民の努力だそうです。

日本では授業を見ていても分かるように、先生の言うことに従い、自分の考えは押し潰さなければなりません。このような日本を少しでも変えられるような大人になりたいと思いました。

高等学校1年 八木沢美咲 訪問先:ベルリン観光 今日はベルリンに行き実際にベルリンの壁を見たりユダヤ人の話を聞いたり、色々展示してあるところへ行き当時どのようにユダヤ人を隔離していたのかなどを学んできました。まずベルリンの壁を実際に見たり話を聞いてかなり残酷だった昔の出来事のことについて聞きあまりに残酷で差別などがあったことからとても胸が痛くなりました。障害のある人を不必要として殺してしまうという行為など本当によくないこと尚志だし私としては非常に悲しいことです。また驚いたことは東ドイツかは西ドイツに行くことができなかったという話を聞いてびっくりしました。次に色々展示してあるところへ行き、ユダヤ人を助けようとしていた人たちがいたのでとてもすばらしいことだなと思いました。自分の命も危険なのにユダヤ人を助けようとする気持ちがあることがすごいと思いました。またさっきの障害者の方々も一緒だが弱い人たちを優先して殺してしまうのも違うんじゃないのかと思いました。しかし障害者に対して障害者にもできることがあるだろうと言ってほうきを作る工場を作ってそこで働けるということは良いことだと思います。また最後の場所で聞いた話の中の誰かにコントロールされるのではなく協力して一緒に何かを行うことが必要だということに私もとても共感しました。また「自分で考えてみる」とありましたが私もこの言葉を胸に日々自分で考えることを心がけていきたいです。本当に今日は、普段じゃ学ぶ機会があまりないことについて学べてとても興味深い1日になりました。

ベルリン 岩崎侑稀
 今日は、片道4時間かけてベルリンへ行き、ナチス時代の悲惨な様子や東西冷戦の象徴であるベルリンの壁などについて学びました。
 ベルリンの壁の第一印象は、意外と低いということでした。高さ約2mほどで、すぐに乗りこえられるのではないかと考えたのですが、その間には空白の地域があり、そこに入ったとたん射殺されると聞いたとたん、やはりベルリンの壁は東西冷戦の象徴であるのだと思いなおしました。
 その後、ナチス時代のユダヤ人虐殺の歴史を残すための博物館に行きました。ユダヤ人に対してのあまりに残酷な政策などを見ました。私は、ヒトラーの政権が正当な手段でできたということを聞いて、とても驚いたのと同時に恐怖を受けました。
 また、ナチスに逆らってユダヤ人のしょうがい者たちが働くことのできたほうき工場の跡地を見てきました。この施設は、ユダヤ人を助けたという鉱石だけでなく、しょうがい者がしっかりと働けるということを証明したというすばらしいものでした。
 片道4時間で18時間の移動時間はとても大変でしたが、それ以上にドイツの負の面、そしてその負の面から目を背けずにしっかりと反省しようという姿勢を学ぶことができました。



8/12 ベルリンの壁 長島美侑
 ベルリンへ約3時間半かけて電車で向かいました。ベルリンの歴史博物館へ行きました。ナチスがどのようにして権力を握っていたのか、ナチスがどんなことをしてきたのかが分かりました。当時の町のようすの写真、ジオラマがありました。バルト海へ向けた血の行進の道中で何も食べるものがないために木の皮を食べたということを聞いて悲惨かつ残酷な扱いを受けていたことがよくわかりました。共産主義者や少数民族、身体障害者を虐殺していくなんて今ではありえないことだけれど、過去を知らないと怖いなと思いました。ユダヤ人の雇用を生み、同時に助けたオットバイドさんについての展示も見ました。実際にかくまっていた部屋のサイズを見ました。かくまうことに成功した人もいれば失敗した人もいますが勇気がある人達でそのような人がいることに安心できました。少数民族の追悼施設を訪れました。しかし、追悼施設を設けるときにユダヤ人が「他の人種と同じ施設にしてほしくない。」といった人種差別があったことにあきれました。最後にフクモトさんが市民が民主化を求め、対話を始めたからベルリンの壁はなくなったので、自分の意見をはっきり言える人間になってほしいとおっしゃっていて、そういう人間になりたいです。



8/12 ベルリンの壁 鈴木ひなた

 今日は、ベルリンの壁を見に行きました。向かっている駅に天井がガラス張りになっていてそれは電気を設置しなくても太陽の光で室内を明るくするという方法や地下からの冷気で自然冷房になるように吹き抜けといった設備を見て驚きました。日本では冷房をつけたり電気をつけたり省エネルギー対策を行っているようには見受けられないので積極的に省エネルギー対策を行っていることがすごいなと思いました。天井の工夫や建物の構造の工夫を変えるだけで省エネルギー対策ができるので良い対策だなと思いました。また、実際にベルリンの壁を見ることができ、とても嬉しかったです。東ドイツと西ドイツを壁で隔てていたこと、ヒトラーの歴史について興味がありました。今のベルリンの壁を見ると落書きされていたり、削ってあったりと壁がなくなることに対しての感情があらわされているんだなと思いました。博物館ではヒトラーが行ってきた実際の写真を見ることができ、細かく情報を知ることができました。ユダヤ人が助けられた家では仕事場や助けられた人の写真、証明書、助けてもらったオットバイドに対しての感謝の手紙がありました。また、逃げたユダヤ人が見つからないように隠れ部屋を見れたことが嬉しかったです。ふくもとさんが分かりやすく説明してくれ、ヒトラーが行ってきたことやユダヤ人の迫害について学ぶことができました。最後に、自分の意見をはっきりといえるように自分で考えて行動することが大切だと思いました。誰かの言いなりになるのではなく自分の意見をはっきり言える人間になりたいです。

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