2016年5月29日日曜日

5月29日 福島の小学生 日帰りリフレッシュプロジェクト@米沢田んぼアート

第25回日帰りリフレッシュプロジェクトIn米沢  文責:木山


5月なのに真夏のような天気の中、子どもたち16名、保護者3名、ボランティア4名で、米沢市役所が主催する「田んぼアート」で田植えをしてきました。
田んぼアートは今年で11回目、アースウォーカーズは去年に引き続き2回目の参加です。

展望台から見た田んぼアート会場

 開催にあたって余興として、「米沢すずめ衆毘龍」によるすずめ踊りと「やまがた愛の武将隊」による演舞で開場は盛り上がり、子どもたちもカッコイイ武将に目が釘付けになっていました。

米沢の武将たちと記念撮影

 さて、いよいよ田植え体験!!
 今年のテーマは「上杉景勝と真田幸村」です。この二人を色のついた稲(緑、黄、紫、白、赤、橙)で描くのが田んぼアートです。
 田植えを初めてする子が多く、楽しみにしてた田植え体験。大人たちは子どもたちがすぐに飽きてしまうのではないかと心配していましたが、そんな心配は杞憂でした。

「疲れた―!!」と言いつつも「もっと苗をちょうだーい!!」と泥んこまみれになりながら、何度も何度も田植えをしました。
 誰か転ぶかな~と心配していたら、期待を裏切らない見事な尻もちをついた子もいました(笑)
 田植えも終盤にかかると、子どもたちは田んぼの側溝で水遊び。たくさんのカエルが子どもたちの手にかかり、寿命が縮む思いをしたことでしょう。
 お昼ご飯は、米沢市の皆さんが作ってくださった、おにぎり・豚汁・もろきゅう、を美味しく頂きました。
 お腹いっぱいになった後はカエルに別れを告げ、ドロドロになった体をきれいにするために温泉に行きました。
 温泉では、田んぼアートで一緒に田植えをした方にも会え、楽しい時間を過ごしました。
 温泉の後は公園で外遊び…!とその前に、田植えをした田んぼが一望できる場所に行き、記念写真をパシャり。みんなで植えた苗がちゃんと図柄になるか、今からとっても楽しみです。
 公園ではみんなそれぞれ思い思いに遊びました。とっても長い滑り台で遊んだり、鬼ごっこをしたり、バスケのシュートをしたり。

また、みんなで遊ぼうね!




以下 文責:小玉直也
いや~今回もバタバタと福島の小学生らを連れて、米沢で田植えをしてきました。
土曜日は生活クラブ山形さん主催の田植え、日曜日は米沢市役所主催の田んぼアートに合流してきました。
生活クラブさんの田植えでは米沢の小学生40人くらいと福島の小学生ら11人で田植え体験をしました。

手塚農園の手塚さんの田植えの説明

普段からドロンコ遊びをしているであろう山形の子どもたちは、全員田んぼに入り田植えを始め、途中からはドロンコを投げ合ってめっちゃ楽しそうにしてました。

一方、福島の子どもたちは半分以上が、田んぼに入るのを嫌がったり、一歩だけ入ってやめたりしていました。

めずらしく、今回は未就学児も半数ほどいたのはありますが、改めて感じた事が、多数派ではないかもしれないが震災後あまりドロンコ遊びをしてこなかった世代の福島の子どもたちと、そうでない山形の子どもたちに地域差のギャップを目の前で見る事となりました。

「どろんこ初めてなので気持ち悪かったみたいです」と語ってくれたお母さんの一言が物語っていました。
昼食はカレーを食べ午後は大森山公園で自転車の練習と遊具で遊び子どもたちは大満足だったようです。

初めてボランティアに参加した福島大の1年生がふりかえりで「放射能を意識して不安に思っているお母さんが悩まれていたのが印象的だった」と感想をのべていました。



翌日の田んぼアートは5種類の色の田んぼの苗を植えていく。

NHKで人気の真田幸村の色が複雑に混じる顔の部分は地元の方々が色を使い分けながら植えていき、私たちは、広い緑の苗の部分を担当しました。

何人か子どもたちが「他の色も挑戦したい!」と細いラインに紫の苗を植えたり、頑張っていました。
前日とは異なり、田んぼアートはめっちゃ広い田植えなので、時間もかかり途中から、カエルを捕まえたり、田んぼの横の側溝に足をつけながら遊ぶ子どもが多くいました。

その子どもたちを見て「福島では側溝は線量が高いので、ぜったい足をつけたりできないけど、こういう体験が出来て、今日は来て良かった」と保護者がつぶやいていました。
午後は小野川温泉に入り、展望台から田植えした場所を見に行くと、自分たちが植えたところを確認して盛り上がっていました
上の写真が田植え直後の田んぼ 下記サイトが今日のライブカメラ


そのあと、成島ワクワクランドに行って四輪車に乗ったり、長い滑り台など満喫して福島へ戻りました。
連日暑く、熱中症に気をつけて水分補給をまめにしながら、無事終了しました。

二日続けて、お母さんたちの声に深く悩まれている様子があり、このプロジェクトを引き続き継続できるよう頑張ろうと思いました。

同時に、震災から5年が過ぎ、寄付が年々減少しているので、アースウォーカーズの1口500円~10口5,000円のマンスリーサポーター会員への登録よろしくお願いします。
また、現在1口の方は2口にと口数変更をご検討いただけると幸いです。
今回の米沢の参加を含めると、5年間でのべ570人を超える子どもたちのサポートをしてきました。
今後とも、継続できるよう、みなさまのご協力よろしくお願いします。
特定非営利活動法人アースウォーカーズ
代表理事:小玉直也
090-8301-1123

2016年5月28日土曜日

5/28 福島の小学生 日帰りリフレッシュプロジェクト@米沢田植え体験

第24回米沢リフレッシュプロジェクト
〜手塚農園での田植え体験と公園での外遊びでリフレッシュ!!〜

※田植え体験は「生活クラブやまがた」さんの主催で行われました

今回の米沢プロジェクトのテーマは田植えと外遊びでした。
当日は、福島市内の小学校が登校日だったため、いつもより参加者は少なめでしたが郡山市を中心に福島市以外の各地から応募があり、私たちスタッフも新たな出会いを楽しみにしていました。


米沢の天候は晴れで、絶好の田植え日和です!手塚農園の皆さんやこの田植えを主催した「生活クラブやまがた」の組合員の皆さんと一緒に田植えを始めました。勿論全部手作業で苗を植えていきます。


一人黙々と田植えを進めていく子、田植えに飽きて別の遊びをする子など子供達の性格や興味関心はさまざまです。特に田んぼや泥に入るのが初めてという子は、田んぼに足を踏み入れたときの独特の感触が苦手だったようで、田植えまで到達せずにほかの遊びをしていました。


子供達が田植えをしている間に、手塚農園と生活クラブのスタッフが昼食を用意してくれました。メインは子供も大人も大好きなカレー!!お米や枝豆などの具材は手塚農園で収穫されたものなので、味も抜群です。食卓にはカレーの他にも、生活クラブが準備してくださったおかずや地元で収穫された山菜などが並びました。


子供達も(福大の学生ボランティアスタッフも)2杯、3杯・・・とおかわりをして大満足でした。


午後からは、大森山公園に移動して外遊びや自転車を楽しみました。小学生の女の子が早く自転車乗れるようになりたい!と雪解けを待ちに待った公園遊び。用意した5台の自転車を下ろすと、子どもたちが次々に公園内のサークルを次々練習を始め、他の子たちはアスレチックなどで公園遊びを満喫しました。


今日も子どもたちの笑顔があふれる楽しい活動となりました!



2016年5月14日土曜日

5月13・14日の熊本支援ボランティア

5月13・14日の熊本支援ボランティア 文責:宮崎大学 コガケイ。

513日と14日に学生と社会人の方を含めた4名で、熊本地震の被災地でボランティア活動を行ってきました.
アースウォーカーズとしての現地入りは6回目になり、私も2回目となりました.

 
今回は益城町のボランティアセンターに入り、そこに上がっている住民の方からの要請の中から、ボランティアの人数を調整してグルーピングし、活動を進めるという形でした.

私は13名のグループで地震によって壊れてしまったやや広い民家に行き、ガレキの片づけや家屋の解体などを行いました.

 
午前中は家屋の離れの解体を行った他、木材やアルミ、鉄などに分けて集積所へと運ぶ作業などをしました.

11つの木材や資材も次々に軽トラで運ばれていく中で、本当は家主の方の大切な家であったものが、今回の2度に及ぶ大地震で一瞬でなくなり、それが廃棄されていくのが悲しかったです.
 



しかしながら、何度も熊本に入ってボランティアをされている方が、「今日は非常に暑いが、梅雨になる前に終わらせないと、余計に片付かなくなる.」と言われていました.

同時に、悲しんでいる暇もなく、震災後にどんどん進めないといけないことがあるという事も実感させられました.
 

午後になると並行して、普段から住まれている本家の方の解体を行いました.
家は半壊しており、家主の高齢者の方が自分で重機を使って木材を壊し、それをボランティアが運んでいくという作業でした.

何よりも、家主の方が自分で自分の家を壊していく姿を見て、私自身も言葉を無くしてしまいました.
しかしながら、前述通り、いつまでも悲しんでいる暇は現地の方にも我々にもないんだ.と感じました.

 
半日で13名で作業をしても、半分近くしか作業は終わりませんでした.
ゴールデンウイークや休日以外でのボランティア不足が問題となっていますが、これからもまだまだ人手が必要であることを実感しました.

 
そして、今回、この益城のボランティアセンターを中心とした活動の他にも、宮崎で集まった支援物資を届けるなどの活動をしました.

まず、ライフのパンの提供があり、それを避難所やボランティアセンターの皆さんに届けました.

 
 
また、車中泊の方の支援をされている「よか隊ネット」さんやピースボートさんに、炊き出しや避難所での調理に使えるゴム手袋を届けました.
これからますます暑くなるので、食中毒などに気を付けて炊き出しを進めていくべきと感じます.

 

 
さらに、宮崎市社協で預かったお菓子を益城町のグランメッセ、総合体育館、飯野小学校、熊本市のBG体育館など4つの避難所に届けました.
 

 加えて、JIM-NETのチョコを益城町の総合体育館、飯野小学校、熊本市のBG体育館の3つの避難所に62個届けました。
体育館などに避難している子どもたちは、お菓子を手にして大喜びの様子でした!!

 
 現地で出来る事に加え、宮崎から支援して下さった方の思いも、熊本の人たちに届ける事が出来たと思います.
最後に、414日の最初の前震から1か月近くが経ちました.
 

都市部と山間部の復興の進み具合の差をも感じ、今回足を運んだ益城などでも、まだまだ支援やボランティアが必要であることを感じました.
今は就活中ですが、落ち着いたらまたボランティアに参加したいと思います.
 

2016年5月9日月曜日

第24、25回 福島の子どもたちリフレッシュプロジェクト 募集要項

第24、25回 福島の子どもたちリフレッシュプロジェクト 募集要項
  
注:5月の日帰りプロジェクトは、米沢市で田植え体験を開催します。
今回は下記の通り2日続けての開催となりますので、必ず申し込みの際の件名に参加希望の日程をご記入お願いします。
  5月28日(土)が生活クラブ生協さんと手塚農園での田植え
  5月29日(日)が米沢市役所主催の田んぼアートでの田植えです。
  2回分の募集要項となりますので、最後までご覧になってお申し込み下さい。


《昨年の5月31日 第12回日帰りリフレッシュプロジェクトの際の写真です》


第24回 日帰りリフレッシュプロジェクト in 米沢
 【内容】
生活クラブ生協さんと手塚農園で田植え、公園で外遊び
【募集期間】
2016年5月1日(日)~5月17日(火)
アレルギーをお持ちの方は事前にご相談ください。
【募集対象】
小学生以下の子どもと保護者(未就学児については保護者の同伴をお願いしております。)
【募集人数】
20名
【参加費】
1人 2,000円
【日時】
2016年5月28日(土)

【行程】
7:00郡山駅出発
8:00福島駅出発
8:15十六沼公園出発
※各乗車所に出発の 15 分前までに集合下さい。
10:00田植え
12:00昼食
13:00公園へ移動、外遊び
17:15十六沼公園到着、解散
17:30福島駅到着、解散
18:30郡山駅到着、解散

全ての行程に学生ボランティアが入り活動のお手伝いをしたします。

【応募方法】
詳しくは、アースウォーカーズのHPをご覧ください。
http://earthwalkers.jp/


        《昨年の5月31日 第12回日帰りリフレッシュプロジェクトの際の写真です》
  
 
 
第25回日帰りリフレッシュプロジェクト In米沢

【内容】
米沢市役所主催の田んぼアートでの田植え、公園で外遊び
【募集期間】
2016年5月1日(日)~5月17日(火)
アレルギーをお持ちの方は事前にご相談ください。
【募集対象】
小学生以下の子どもと保護者(未就学児については保護者の同伴をお願いしております。)
【募集人数】
20名
【参加費】
1人 2,000円
秋に収穫したお米2㎏をご希望の方は+1,000円です。
【日時】
2016年5月29日(日)

【行程】
7:00福島駅出発
7:15十六沼公園出発
※各乗車所に出発の 15 分前までに集合下さい。
9:00田植え
12:00昼食、公園へ移動、外遊び
16:15十六沼公園到着、解散
16:30福島駅到着、解散

全ての行程に学生ボランティアが入り活動のお手伝いをしたします。

【応募方法】
詳しくは、アースウォーカーズのHPをご覧ください。
http://earthwalkers.jp/



《昨年の5月31日 第12回日帰りリフレッシュプロジェクトの際の写真です》



【申し込み】
申し込みは下記メールアドレスから、項目を記入して申し込んでください。
hoyo@earthwalkers.jp
※申込みの際は備考希望の回とバスの乗車場所を記入願います。
なお、今回は2日続けての開催となりますので、必ず申し込みの際の件名に参加希望  の日程をご記入お願いします。

① 参加人数 大人( ) 人、子ども( ) 人

②・保護者の氏名
 ・保護者カナ
 ・保護者の性別
※複数名の場合は、全員分お書きください

③・子どもの氏名
 ・子どもカナ
 ・子どもの年齢 
 ・子どもの性別
※複数名の場合は、全員分お書きください

④住所
 ・郵便番号
 ・都道府県
 ・市区町村・番地
 ・建物・マンション名以降

⑤緊急連絡先(携帯電話or自宅)

⑥メールアドレス

⑦希望される集合場所

⑧備考