2018年4月28日土曜日

4月28日、子どもの国でスーパーボールすくいの出店とチョコ募金を行いました。

4月28日の土曜日に青島子どもの国で開催されたメーデーで、スーパーボールすくいの出店とチョコ募金を行いました。


今年は連合の愛のカンパから45万円の支援をもらっていたので、活動の紹介や募金を集めることも出来るという事で初出店となりました。


学生からは、自分の他に、アースウォーカーズの新入生2人、自分の学科の2年生の友人が2人参加とNPOの社会人メンバーも入れ計7人で参加しました。


スーパーボールすくいは大盛況で始まる前から子どもたちがたくさん並んでくれていました。


初めてNPOの活動に参加した新入生は、
「自分に初めてのボランティア活動になりました。小さい子達の笑顔を見ているうちにボランティアのやりがいを感じました。


これからも自分にできることを探してボランティア活動に関わっていきたいなとおもいます。」と話してくれました。


自分の感想としては、子どもたちがスーパーボールすくいを楽しそうにやっている笑顔が被災地の子どもたちの笑顔に繋がるというのがとても嬉しく感じ、


また、ボランティアだったり、被災地のことに関心を持ってくれる人材が1人でも増えてくれたことにとても感動しました。


この日のチャリティーで32,000円集まりました。
被災地の支援に活用させて頂きます。


ありがとうございました。ご報告遅くなってすみませんでした。
文責:木村篤志 宮崎大学工学部2年
編集 アースウォーカーズボランティア 古賀渓太


2018年4月7日土曜日

第49回福島の子どもたち日帰りリフレッシュプロジェクト(4月7日:米沢スキー場)

4月7日、第49回日帰りリフレッシュプロジェクトを開催しました。



今日は4月にも関わらず、福島の子どもたちと雪遊びをしに米沢にむかいました。




今日は小学生4人、未就学児1人、保護者2人、高校生2人の計9人が参加しました。




福島は温かくなってきましたが、米沢スキー場はあまりにも寒く、4月とは到底考えられない気候の中、スキーウェアを着て、ソリで滑って遊びました。




皆、手も顔も耳も真っ赤にしながら、一生懸命坂を登りました。


お昼には、米沢スキー場でピザやカレーのショップを経営している渡辺さんに、暖かいカレーを準備していただきました。




あつあつで、皆美味しい美味しいと嬉しそうに食べていました。


私自身もかなりお腹が減っていたので、とても嬉しかったし、美味しかったです。


そして、昼食後にまた雪で遊びました。


とても子ども達の体力には追いつけず、後半は子どもたちを見上げていることが多かったですが、子どもたちが心の底からの笑顔で遊んでいる姿をみれて良かったです。


いわき市立平第三小学校3年の小澤あいりちゃんは、冷たかったが、ソリとかで遊べて良かったです。と話していました。




渡辺ファミリーのお母さんは、5月に入っても雪遊びができて、楽しかったです。と嬉しそうな表情を垣間見せました。




そして、初めてスキー場で雪遊びにきた谷ゆうりちゃんは、そりすべりがスピードがでて楽しかったと笑顔で話してくれました。


東日本大震災から7年が過ぎ、8年目の活動がスタートしました。




前回の米沢プロジェクトで、アースウォーカーズで支援している子どもたちが、1000人を超えました。




多くの皆様のお力添え、ありがとうございます。
文責 桜の聖母学院高等学校 2年 伊藤光雪







今日は参加させていただきありがとうこざいました。


震災から7年経過したものの、未だに放射線の影響を受けている子どもがいることに驚きました。

雪で遊んだことがないという子もいて、今までの震災への考えの甘さを実感しました。


震災後に産まれた子やその時に幼かった子は震災の記憶もないから、影響もないものだと思っていました。




しかし、一番外で遊びたい時期に遊べないという事がどれだけ不自由な事なのかを、今日少し感じる事が出来たと思います。




今回小学生と一緒に雪遊びをし、小学生の楽しそうな笑顔をたくさん見ることができました。




これからもっと頻繁に遊べたらと思います。
今日は7年経った今だからこそ復興の支援が必要であるということを学べました。




雪遊びとても楽しかったです。ありがとうこざいました。


追記:中川玲奈(桜の聖母高校2年)
ブログ編集:アースウォーカーズボランティア 古賀渓太

2018年4月4日水曜日

福島の中学生ケアンズプロジェクトを終えて

福島の中学生オーストラリアケアンズプロジェクトが今年も終わりました。
さて、プロジェクトは終了しましたが、3日の福島での帰国後報告会で福島の中学生が話した、ケアンズで感じたことなどの感想を紹介します。




野田純伶
 オーストラリア人のホストファミリーで、最初は、英語がよくわからず黙っていることが多かったです。でも文法は、きちんとしてないけれど、単語並べて自分から話しかけてみたら伝わって、やってみれば出来ること多いんだということを学びました。
  一番印象に残ったのは、ウランの話です。福島の原発の燃料がオーストラリアのウランだったことを初めて知りました。 7年たって風化してきて、福島の原発事故のこと、日本では忘れられているのに、アボリジ二の人たちは今も覚えていてくれて、心を痛めているということ、自分のことでないのにすごいと思いました。
 また福島では、山を切り開いて、木を切って、太陽光エネルギー発電を開発しようとしているところを見ました。自然エネルギーを取り入れるのはいいが、自然を破壊してしまうのは違うと思いました。自然を破壊することなく、再生可能エネルギーを取り入れていくことが大切だと思います。
  オーストラリアで学んだこと、福島や日本で伝えていきたいです。




久下菫
 歴史のお話会で、日本とオーストラリアの戦争の見方を教えてもらいました。太平洋戦争というと、日本では、日本とアメリカが戦ったと習ってきたが、太平洋戦争をオーストラリア人からみると日本と戦ったと思っている。日本が、オーストラリアに64回も空爆を落としていたことを知りました。日本では、日本が被害を受けたニュースしかしないけれど、オーストラリアにとっては日本から国を守るための戦争であったこと。日本では知られていないこと。自分達がやったことを、知らないのは残念だと思いました。
 歴史を学んで、失敗を繰り返さず、次世代に伝えていくために表と裏、色々な方向から一つの事実を見つめていくことが大切だと思いました。そして今後の生活に生かしていきます。一つだけでなく、視野を広くもって色々な可能性を見るのが大切。
 私は内気なところがあって、人前で話すのは苦手だったのですが、ケアンズに来て、たくさんの刺激を受け、自分の意見をはっきり言えるようになりました。スピーチの機会がたくさんあり、みんなちゃんと受け止めてくれて、うまくいかなくても絵を描いて説明したり、福島のことを伝えることが出来たと思います。完璧でなくても、自分の気持ち伝えることが大切だと思いました。
 たくさん支援してくれている人の感謝を忘れずに、生活に生かしていきたいです。ありがとうございました。




久田幸輝
 ケアンズに行くまで、福島の原発の問題は、福島のもので、福島の人ががんばらないといけないと思っていました。ケアンズに来てたくさんの人に会って、一生懸命話を聞いてくれて、遠方の人も心配してくれていることに勇気をもらいました。福島だけの問題としてでなく、たくさんの人と力をあわせてやっていくことなんだと思いました。
  これまで自分は、沖縄の基地問題なども他人事にしてきていたけれど、ケアンズに来て、そういったことを他人事にしてはいけないと思いました。勇気をもらいました。本当にありがとうございました。




野村美月
 今回初めての海外でした。世界から見た日本はとても小さいということが分かりました。
 海外では、日本語が通じなくてみんな当たり前に英語を話しています。いつも当たり前に使っている日本語も、日本の一歩外にでたらまったく使えなくて、最初は、英語が全然わからなくて、ホストファミリーの方がグーグルを使って調べてくれて、話すことができました。3−4日後には、グーグルを使わないで自分から話せたことがとても嬉しかったです。
 また一番印象に残っているのがグレートバリアリーフです。私は海に行ったのが初めてだったのですが、フランクランド島はすごい綺麗で世界遺産にも認定されていて、Finding Nemoの世界に入って本当に楽しかったです!ありがとうございました。
 招待くだった方、寄付くださった方のご支援に感謝しきれません。本当にありがとうございました。




福田茉央
 ケアンズに来て事実は一つではない。ということを学びました。ターザンカフェでのまささんとの出会いが印象的でした。たくさん苦労してきたまささんが夢をあきらめないで。というのはとても説得力がありました。
 ケアンズに来て自分の中で何かが大きく変わりました。その何かについて、今はまだ詳しく説明することはできないのですが、これから時間をかけて、その何かが分かると思います。見ていてください。
 たくさんの方に支えられてケアンズに行くことが出来ました。そのことに感謝して、責任もってケアンズで学んだことを日本の皆さんに届けたいです。




佐川美桜
 ケアンズで、価値観や物の見方が変わりました。マランダファームのたかさんのお話にあって、紙は、植物でできていて、私達が使っている紙をつくるのに、木が伐採されて使われていることを知りました。紙を無駄にしてはいけないと思いました。
 パロネラパークでは、ホゼパロネラさんのお城を持つ夢に向かってあきらめなかったことに感動して、努力して、ダンサーになるという自分の夢叶うように努力したいです。
 パロネラパークの噴水のところに水力発電があったり、自分の手でお城を作っていたのが印象に残っています。ありがとうございました!




丸山虹
 英語は全然できなかったけど、伝えようという気持ちがあれば伝わるということがわかりました。
 また福島に住みたいという人が半分もいないということが分かりました。福島のこともっと伝えていきたいと思いました。
 ケアンズに行ってよかったことは、学校で子ども達が自分の意見をしっかり持っていて、たくさん話しかけてくれたことが嬉しかったです。見えないところで、たくさんの方がご寄付くださってケアンズに行けたことがとても嬉しいです。
 最初は、福島のことを人前で話すなんて。。。と思っていましたが、毎日スピーチしていたらだんだん楽しくなって、もっと福島のこと話したいと思うようになれたのも成長したなと思いました。ありがとうございました。




武田和奏
 外国の方に初めてスピーチすることになった時、言葉が出てこなくてうまくいかない。その後のトークが続かない。を繰り返していて、英語でも日本語でもちゃんとしたこと言わなきゃ。とか色々考えちゃって、なかなか手をあげられませんでした。
 今は、ケアンズに行く前より自分の意見を短くても言えるようになりました。英語でもちゃんとした文法でなくても、身振り手振りでも聞いてくれて嬉しかったです。
 ケアンズでは毎日色々な人に会って、話を聞いてこちらも話をすることがたくさんありました。シェアしていく中で、共通して学んだこと、色々な人の考え方一つの物事を、自分の意見だけを見るのではなく、色々な方向から物事を見ること。色々な人の意見を聞いてみること。これは、これまで自分の中になかった考えで、視野が広がりました。ありがとうございました。





最後に、このプロジェクトでは、ケアンズのスマイルウィズキッズさんが寄付を集めて下さり、中学生たちの渡航費や現地の受け入れなどをサポートして下さっていました。
今回も協力いただき、本当にありがとうございました。

2018年4月3日火曜日

福島の中学生ケアンズプロジェクト11日目

福島の中学生オーストラリアケアンズプロジェクト11日目。


2 日にケアンズを出発して、その日の夜、成田に到着しました。
成田空港近くのホテルで一泊して、翌日に一同は福島へ向かいました。


帰国直後の3日15時半から福島市アオウゼ会議室で、福島の中学生オーストラ リア・ケアンズ帰国報告会を行いました。


福島の中学生8名は、3/24から11 日間の日程で、春休みにオーストラリアのケアンズを訪問しました。


現地の学校を訪問し自らの震災体験を英語でスピーチしたり、ファームステイして有機農業について学んだり多彩に活動しました。


世界最大のウラン輸出国でもあるオーストラリアの現状やウラン鉱山に住むアボリジニの酋長の話なども学びました。
ユネスコの世界遺産にも登録されているキュランダの熱帯雨林や、グレートバリアリーフも訪問しました。


そのように視野を広げてきた中学生たちのスピーチを、今回は昨年までの配信のスペシャリストの渡部さんが都合がつかず、zoomでの配信で行いました。


2 時間以上に渡る報告会では、去年リフレッシュキ ャンプに参加してくれた中学生も参加して、今年の生徒さんたちに毎年恒例の質問をしたりして、盛り上げてくれていました。


最後に、このプロジェクトでは、ケアンズのスマイルウィズキッズさんが寄付を集めて下さり、中学生たちの渡航費や現地の受け入れなどをサポートして下さっています。
今回も協力いただき、本当にありがとうございました。