2017年8月8日火曜日

福島・ドイツ高校生交流プロジェクト8日目 高校1日目ハノーファー

今日から、ハノーファーユースホステルから約1時間のところにあるヘミンゲン高校に3日間登校する。
8:00に学校が始まるので、6:50にホステルを出発し、電車の中で、3日間通訳を担当してくれる田口理穂さん、越山桜子さん、谷川のあくんと合流。
学校に到着すると、英語と社会を担当しているハイコ・ボルテ先生が迎えてくれて、オリエンテーション。
そこから、4人ずつ2組に分かれて、授業を受けることに、私は初日はAチーム(美侑、果琳、美咲、ひなた)に入る。
1コマ目が美術、2コマ目が英語、3コマ目がスペイン語だった。
美術では、絵を描く授業で、ドイツ人と一緒に絵を描きながら、コミュニケーションが取れて、良い感じのスタートとなりました。
2コマ目の英語の授業は、急きょ先生が来れなくなり、代替の先生がプリントを配布して自習することになったのですが、機転を利かせた通訳の桜子さんが英語の授業であれば、福島の高校生が英語のスピーチを準備して来ているので、英語でのスピーチとディスカッションをすることになりました。福島の事についてのスピーチのあと、続々質問がでてくる高校生たちの意識の高さを垣間見ました。
3コマ目のスペイン語は、一体何をやっているのかわからない感じだが、3コマとも通じて言えるのが、教科書が無い状態で、先生と生徒とディスカションしながら、全員が発言するようなスタイルで進められ、静かに先生の話を聞くとか暗記するとかという日本の授業スタイルとは、およそかけ離れていると感じました。
この高校は90分1コマの3限で授業が終わる。途中の休憩は20分ある。
8:00~9:30、9:50~11:20、11:40~13:10という感じだ。そして、お腹がすいた学生は、休み時間に学食に行き、150円程度のハンバーガーを食べたり、安いパンを買って食べたりしている。
私たちは、3コマ目の授業が終わってから、Bチームと合流してみんなでランチをしました。
Bチームは1限目体育、2限目化学、3限目数学の授業だった。
そのあと、ポルテ先生が学校内を案内してくれました。
大学に通うギムナジウムのコースがあったり、スポーツを選考するコースがあったり、就職を目指すコースがあったりする総合学校でした。
一番驚いたのが、ドイツサッカー代表選手やオリンピック選手、パラリンピック選手を多く輩出する学校で、メルテザッカーやケーヒルのサイン入りユニフォームが飾られていた。現役だけでも40人以上のブンデスリーガーやヨーロッパ各地で活躍してるプロサッカー選手を輩出していると聞き驚いた。
そう思うと、いまこの学校でサッカーを専門に活動して授業を受けている高校生と出会えたら、将来のドイツ代表になるのか?と思うと、残り2日間楽しみになって来ました。笑


尚志高等学校1年 八木沢美咲 訪問先:ヘミンゲンの学校
今日は初めてドイツの学校へ行き、にほんとの違いの多さにびっくりしました。まず思ったのは、国語の授業の際に教科書を使わないことです。ドイツではプリントを利用して学習するようです。またどの人も積極性がとても強く手を挙げて意見を言う人が多いことに驚きました。日本では誰かが発表するから自分はいいやと思っている人が大半なので手を挙げる人は少ないです。そうゆう日本のスタイルはよくないと思うし恥ずかしいことだと思いました。ドイツの授業は90分で日本では50分の授業の中で集中力がきれる人が多いのに、ドイツの生徒は誰一人授業を集中しない人いなく人の意見を聞き賛同したり、自分に足りないものを補うというドイツの学習スタイルはすばらしいと思うし手本にすべきだとおもいました。また学習環境もしっかりしていてとても良い学校だとおもいました。緑豊かで小学校の五年生の生徒を慣れさせるために遊具があったりや、広々とした体育に居てとてもかんとうしまけた。あと気づいたことほ正せいき配列が日本では一人一人の間に空間があるのに対してドイツの学校では全ての机がくっついていたのでびっくりしました。まず今日1日目にじゅうぎょうをうけたりし後者を見たりしての日本とドイツの学校の雰囲気やスタイルの違いを身をもって体験できてよかったです。明日も何か発見できたら良いなと思います。


学法福島高校 2年 緑川 果琳 訪問先 へミンゲンの高校
今日はへミンゲンの高校に行きました。1時限目が美術、2時限目が英語、3時限目が国語(ドイツ語)でした。
美術の授業では人形を好きなような形にして、その形を書くという授業でした。その時に一部の生徒が私に話しかけて来てくれてとても嬉しかったです。また、友達の作品のいいところを自分に取り入れようとし、友達に作品を見せてもらっていた姿がとても印象的だったし、良かったです。
英語の授業ではスピーチをしました。だいぶ慣れてきてあまり緊張はしなかったものの質問にちゃんと返答ができたかというとあまりしっかりとは出来ていなかったのかもしれません。しかし、生徒達は真剣に聞いてくれて他の国のことなのにどうしてこんなに考えてくれるのだろうかすごく不思議でした。
国語の授業では教科書を使わずに授業をしていました。文章が理解できず、隣の子のノートを見ると登場人物や物語の内容をすべて自分で書いていました。考えている間に、先生は椅子に座り暇そうにしていました。これは私の学校だけなのかもしれませんが、授業中に先生が暇そうにしている授業は今までなかったです。先生がずっと喋り続け、たまに考えるくらいの授業しか見てこなかったのですごく驚きました。
その他にも生徒達の多くが青ペンでノートをとっていたことに疑問を持ちました。


福島県あさか開成高校 2年 鈴木ひなた8日目:ヘミンゲンの高校
今日はヘミンゲンの高校に行きました。1校時目は美術を受けました。美術の授業では人体模型を見ながら体ラインや関節を描くというものでした。隣に座っている男の子2人英語で自己紹介をしたあとにポーズを決めて絵を描きました。英語で話しかけられたときに分からない単語が何個かあり、何と反応すれば良いのか分かりませんでした。しかし、話をしているうちにジェスチャーやその場の雰囲気で何とか少しは言っている意味を理解することができたと思います。2校時目は英語を受けました。英語の時間はスピーチをしました。福島についての現状発表し、質疑応答を行いました。ドイツ人が震災について興味を持ってくれていることで嬉しく思い情報発信していけたらなと思いました。また、ドイツでは地震が少ないことなどを知ることができました。3校時目はドイツ語の勉強をしました。授業のやり方が日本だと先生が一方的に喋るのだが、ドイツでは生徒に質問や問いかけを行うというもので日本との違いがあり、分かりやすい授業の方法だなと思いました。そこで、ドイツの生徒は積極的に手を挙げたり、質問をするなど意欲的だなと思い、私も指名されたから発言するのではなく、自分から発言できるようになりたいと思いました。


桜の聖母学院高等学校 一年 伊藤光雪 8日目:学校
今日は学校に行きました。ドイツの学校と日本の相違点について知ることができました。まず、人の多さからして、私の学校とは全然違く十倍以上の人がいてびっくりしました。最初の科学の時間では、マグネシウムの酸化環元について勉強しました。それは中学校レベルの勉強だったので、年齢が同じでも、勉強レベルが違うことに驚きました。高校の方の勉強はどのようなものなのか気になりました。
 二時間目の数学の時間では、sin,cos,tnを習いました。勉強の仕方が違うのと、勉強の取り組みの順が違ったことにも驚きました。そして、勉強に向かう姿勢が何よりも違うなと思いました。自分から積極的に勉強に向かっていたのが良かったです。内容的にはすでに習っていたことだったので、なんとなく分かりました。
 また今日は、昨日から合流したノアとよく話をしました。日本人がどれだけ社会に興味がないのか分かりました。自分からインプットに向かわないこと、民主主義なのに国民に民主主義の姿勢がないことが、別の視点から見ることができました。
 また学食がとても美味しかったです。4.50ユーロでがっつりたべれるのは魅力的でした。
 今日初めてドイツの学校に行って見て、外国人を見る目が意外に厳しくなかったことに気がつきました。やはりそれは、多国籍が多い国家ならではの特徴なのだと思いました。また、日本にも導入すべきこと、例えば、時間のゆるさやコース選択の自由などがありました。お互いに教育の面でも交流して行きたいです。


8月7日 長島美侑 福島高校1年 ヘミンゲン高校1日目
高校へいきました。高校がポツンと建っているイメージでいましたが、基礎学校が一緒の敷地内にあって小さい子から大人に近い年齢までさまざまでした。自分たちが入れてもらったクラスの子たちは同じ高校一年生なのに体のサイズが一回り大きかったです。一校時目は美術の授業でした。木製の人形のスケッチをしました。影を付けるのが上手くいきませんでした。先生にはアドバイスを頂き、生徒さんには間に椅子を入れてくれました。2校時目は、英語の授業でしたが自分たちのスピーチに時間を与えてくれました。東日本大地震について質問がたくさんきました。挙手が絶えなかったです。3校時目はドイツ語の授業でした。教科書を使わず、プリントのテキストを使っていました。気づいたことは2つです。一つ目は誰かの意見の上にさらに意見をすることです。日本ではクラスメイトの意見は聞き流しになっているので新鮮でした。二つ目は先生が最初の方は授業を進めていたのですが、最後に近づくにつれて生徒が主体でした。楽しそうな授業で羨ましかったです。学食を食べた後、学校を案内していただいてから打ち合わせ会をしました。良い経験をしているなと思いました。


福島県立安積高校 1年  岩崎有稀  高校&市内観光
今日は、初めての高校へ行き、学校案内をしてもらいました。その後、市内観光をしました。
高校は日本より大きかった。また、緑が多かったように思えた。また、日本ではあまり生徒投票が盛んではないですが、ドイツでは、生徒投票で決めた施設もあると聞き、学校にいるときから、このように民主主義の意識を身に付けることが出来る環境はとても素晴らしいと思いました。高校では残念ながら最初の体育はやることができなかったのですが、二時間目の化学からは参加できました。ドイツの高校では、日本の高校とは違い、生徒全員がしっかりと授業に参加しており、日本ならばクラスに一人はいる居眠りしている生徒が一人もいなかったことに驚きました。皆、積極的に授業に参加するように日本でもなってほしいです。
また、今日は、学校が終わったあと、両替をしました。最初にいった銀行が手数料で12€とかなり高かったのでとても驚きました。
今日は、一人で買い物をすることができました。すこしずつ進化していきたいです。


福島県立橘高校 1年 吉田美咲 訪問先:ヘミンゲン高校
 今日は高校訪問の1日目でした。45分授業が6コマあって午前中で授業が終わるなんてドイツの高校生はいいなと思いました。
 1時間目は体育の授業でした。種目選択だけだったのですぐに終わってしまいました。何か違うことを始めるのかなと思ったけど、そのまま授業が終わってしまったのでびっくりしました。次の授業までドイツの高校生と話をしました。お互いの国の文化についていろんな話をすることが出来ました。はっきりと自分の意見を主張出来ていてすごいと思いました。
 2時間目は化学でした。酸化還元反応についての授業でした。ドイツ語で授業だったのでさっぱり分からなかったけど、通訳していただいたのでなんとなく理解出来ました。教え方がドイツと日本ではかなり違うと思いました。
 3時間目は英語でした。英語で書かれたかなり長そうな本をチャプターごとにプレゼンテーションをする授業をしていくそうです。日本の授業では絶対にない内容で日本よりレベルの高い授業だと思いました。明日の授業もできるだけ聞き取れるように頑張りたいです。


福島県立安積高校1年渡部めぐ ヘミンゲン学校1日目
今日は学校へ行って授業に参加しました。日本の学校と違う点は、午前中で授業が終わることや、クラスが決まっていないことです。大学生の授業のようでした。そして何よりも全員が授業に参加して議論するスタイルの授業である事です。先生が質問したり説明したりすると必ず9割以上の手が上がり自分の考えを先生や他の生徒に伝えます。日本の授業でそんな光景を見る事は無いので驚きましたが、自分の考えを持ちそれを共有するのはとても良いことだと思います。生徒はみんな堂々としていて輝いていました。9月から私は違うギムナジウムに通うので少しでもドイツ語を勉強して早く学校になじめるように頑張りたいです。またこの学校はスポーツが盛んでたくさんのサッカー選手の出身校であるそうです。

学校の壁の会はみんなでコンテストを開催して描いたそうです。小さい頃から民主主義を肌で感じて学ぶ機会があるのはとても良いことだと思いました。自己責任で勉強するもしないも自由であることは少し怖いですが、早いうちから自立しているのはそのおかげなのではないかと感じました。日本の教育は受験に向けた勉強が重要視されていて、つまらないなと思いました。日本の教育とドイツの教育には違いがありますが、私はドイツの学生を見習って日本に帰っても積極的に発言をしたいです。

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