2017年8月10日木曜日

福島・ドイツ高校生交流プロジェクト10日目 高校3日目&川又さん学習会


今日はハノーファーの高校最終日でした。
2つのグレープに分かれて授業に参加し、それぞれの高校生が刺激を受けました。3日間という短い時間ではありましたが、拙い英語を振り絞りながら親睦を深め、有意義な3日間となりました。
その後に、ハノーファーからオスナブリュックへ移動しました。駅でも高校生が四王錯誤しながら案内します。オスナブリュックのユースホステルでは環境省の川又さんの講義をいただきました。質問の手も、日に日に活発に上がる挙がるようになり、成長を実感しています。


投稿が遅くなってしまい、申し訳ございません。時間の関係上、高校生の感想・レポート用紙が全て集まっていません。取り急ぎ、手元にある感想・レポートを投稿いたします事も重ねてお詫び申し上げます。

文責 渡部めぐ


福島県立安積高校1年渡部めぐ
学校3日目 川又さんレクチャー

今日は学校に行って、美術と英語とラテン語の授業を受けました。美術は自分の趣味について絵を描き、発表し合いました。日本の学校では自分の作品を堂々と見せる人がほとんど居ないので授業の一環として発表する機会があるのは良い事だと思いました。
ラテン語の授業は意味がさっぱり分かりませんでしたが、同じグループの男の子に聞いたら、ラテン語はドイツ語の元となっていて、今は話されてないけど、難しくはないと言っていました。日本で古典を学ぶ感覚と同じだとおもいます。仲良くなった2人の友達に授業中に手紙と漢字の名前を書いてあげたら喜んでハグしてくれたので、嬉しくなりました。
最後に日本とドイツの学校の違いについてディスカッションした時には日本は自由や自主性が少ないと思いました。英語も、しっかり使える英語を学べる授業を受けたいと思いました。
ハノーファーからオスナブリュックまでは私と美咲さんで調べて案内しました。インフォメーションの人は英語を話せませんでしたが、“オスナブリュック”をハッキリ伝えたら分かってくれたので良い経験になったと思います。
ユースホステルに到着すると、外務省の川又さんのお話を聞きました。これから再エネを活発にするために太陽光発電を増やすという方向性とその方法は興味深いものでした。個人の家にパネルを取り付けるだけでなく、地域単位で市民の投資により発電し、配当金が配られるというものでした。これにより、パネルの設置費用を個人が負担しなくていいと言う事は手軽に再エネを増やせる良い方法だと思いました。また、ドイツでは幼稚園から再エネについて考える機会があったりキャンペーンが頻繁にあったりと、国民の意識を高める工夫がされていると思いました。
明日は学校へ行ってディスカッションがあるので自分の意見を持って参加したいです。

尚志高等学校1年 八木沢美咲 訪問先:ヘミンゲンの学校 今日はヘミンゲンの学校で学習する最終日でした。2時限目には中学校1年生の英語に混ざって勉強しました。みんなで英語の原稿的なのを読んで会話したり一言で言うと楽しかったです。この3日間で日本とドイツの違いをたくさん発見できたのとドイツ特有の雰囲気などに触れることができとてもいい経験になったし毎日学校に行くのが楽しみになるくらい楽しかったです。 その後、オスナブルックに移動して、ベルリン大使館の川又さんの話を聞き自治体や再生可能エネルギーやこれからの課題など詳しく教えてもらいました。まず話の中で驚いたことは、幼稚園のときから再生可能エネルギーについて学んでいることです。日本ではそもそも再生可能エネルギーについて学べる機会自体があまりないのでその話を聞いたときはかなり驚きました。また話しに「認識すること」という言葉が入っていたので認識という言葉はこの問題の鍵的存在だと私は思いました。理解能力が、低くまだ理解不足のところは多いですが今日のメモをまた見て頭をしっかり整理したいと思います。



ヘミンゲンの高校最終日 鈴木ひなた
 今日は、ヘミンゲンの高校最終日でした。1校時目は物理で放射能について勉強しました。福島では授業で放射能について半年間も勉強しないのでびっくりしました。放射能から連想させて放射能へのイメージをみんなで出し合いました。ドイツの人の話を聞くと危険や原発などの答えやレントゲンで使われるなどのポジティブな意見が出ました。話を聞くと放射能はネガティブな面があるというイメージを持っているや、病気の治療のためにもできるが、原発事故の影響からエネルギーを作るのは原発ではなく、再生可能エネルギーにした方が良いという意見もありました。日本でも放射能についてくわしく勉強するべきではないかと思いました。2校時目はスペイン語の授業でした。先生がいなかったため、最後の45分は日本語の授業をしました。そこで、五十音訓のひらがなやカタカナ、自分の名前の漢字や意味について勉強しました。興味を示してくれてうれしかったです。3校時目は福島についてのスピーチをしました。たくさんの質問が来て、うれしかったです。午後は再生可能エネルギーについて川又さんから話を聴きました。特に、再生可能エネルギーを増やすことが必要大事だということを人に理解してもらうことが大切だということが印象的でした。



8/9 ヘミンゲンの高校最終日 緑川果琳
 まず1限目では物理の授業でした。授業の初めに先生が生徒達の成績のつけ方や授業のルールなどを説明しました。放射能について半年くらい勉強していくと聞いた時、とても驚きました。同じ話題について半年間もつきつめていくというのは、日本の学校では絶対にありえないことだと思うし、体験できないことだと思いました。ドイツのが学校の中でこのような体験ができるのは素晴らしいことだと思うし、良いなと思いました。
 授業の中では考える時間が多く、先生が自分の意見を全面的に出すというより、生徒側が発表し授業を創っていくようでした。また、私の試しに、放射能のイメージを考えてみてごらんと言われたので考えてみると、ドイツの高校生とイメージした言葉の数が明らかに違っていました。
 2限目はスペイン語の授業だったのですが担当の先生が欠席だったため急きょ、日本語になりました。しかし、生徒達は普段通り興味を示しながら受けてくれたため、とても嬉しかったです。様々なことに興味を持てる高校生の姿もとても感動しました。
 3限目はスピーチをしました。もっとスラスラ読みたいという気持ちがすごくあります。しかし、新しくとり入れたものもうまくいき良かったです。
 夕方、川又さんから講話を聞きました。どのようにすれば市民の賛同を得ることができるのかということを考えながら聞いていました。ドイツでは放射能などの教育をしっかりしてから大人になっているため、ある程度の賛同を受けることができるという話を聞き、良いところはとり入れていくことが重要だと思いました。



8/9 ヘミンゲンの高校最終日 岩崎侑稀
 高校が最終日だった。
 私は、英語、ラテン語、ディスカッションをしました。英語の授業で私が一人でいたとき、ドイツの高校生たちは話しかけてくれたのがうれしかったです。特に英語でとなりになったりラテン語で同じグループになったティムやオレやモラズとはかなり仲よくなることができたので良かったです。それと高校体験3日目は少し短く感じました。できればあと2日くらいは同じ高校に通い、ほかのドイツ人ともなかよくしたかったです。また、ディスカッションでは、福島の学校のきびしさや高校生活についてだけでなく、原発事故や震災などについてふみこんだ質問をしてきてとても驚きました。しかし、そのような精神はとてもすばらしいと思いました。
 最近私も、自分の意見をしっかりと言うことができるようになりました。これは自分の意見をはっきりと表明することが求められるドイツで3日高校へ行ったためだと思います。これだけでもドイツの高校に行ったかいがあったなあと思いました。できればあと1日追加してほしかったですが3日間だけでも楽しむことができたのでよかったです。
 ドイツの高校や高校生たちに感謝します。



8/9 ヘミンゲンの高校最終日 長島美侑
 高校へ行きました。一校時目は物理でした。放射能の勉強でした。半年をかけて放射能の勉強をするというのが日本でないので新鮮だなと思いました。そして教科書に入る前に放射能についてのイメージを発表し合いました。自分と同じくらい放射能を知っている人ばかりで離れた国なのになぜ知っているのか、そして嬉しかったです。二校時目は中学一年生の英語の授業に交ざりました。付加疑問文を習いました。休み時間、クラスの子たち全員が集まってきてくれて話しかけてみました。自分たちに興味を抱いてくれて嬉しかったです。そしてたくさんの子たちと話すことができて楽しかったです。三校時目は自分たちのスピーチをきいてもらって、ディスカッションタイムをとりました。福島を知っている子、事故を知っている子がいました。真剣な目でみつめてくれました。質問の内容は、事故後の県内での変化、学校に来て気づいたことなどです。オスナブルクへ行きました。川又孝太郎さんのお話をきかせて頂きました。エネルギーの効率利用で建物の断熱があってドイツのように部屋の中が常時20℃くらいで快適にするために100年もつような家もよいと思いました。3.11の後、PVが急増しました。寿命を長期化したり、よりよい材質のものをみつけたいと思います。

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