2015年4月25日土曜日

宮崎学園短期大学 被災地報告会

文責:宮崎学園短期大学 田代茜
宮崎学園短期大学前のYショップで初めての被災地ボランティア報告会を行いました。

初めての参加者がとても多く、宮崎学園短期大学や国際大学でも支援の輪が広がっていくといいなと感じました。

参加者の声を紹介します。
改めて東日本大震災について考えさせられました。5年目を迎えるとともに被災地の現状は厳しいものがあります。遠い地にいる私たちが忘れたら復興のスピードも遅くなる。忘れないことは日本人の義務だと考えます。

何回聞いても宮崎と福島でのギャップを感じて心にささるなと思いました。実際に行った人の、生の声を聞くと知らない現状がたくさんあって、まだまだ自分の知識のなさを感じました。いろんな活動をしていく中での準備や心構えの大切さもすごく感じました。

このような、感想をいただき、少しでも被災地のことを忘れないようにするために発信していくことがとても大切なことだと感じました。


風化されつつある東日本大震災を忘れることのないように、これからも伝えていきたいと思います。


宮崎大学にて、アースウォーカーズ報告会を開催!! 文責:コガケイ。

宮崎大学3年のコガケイ。です!!
4月16日と23日、宮崎大学にてアースウォーカーズ活動報告会を開催しました。

16日は春休みの被災地ボランティアの報告、またNPOの来んねキャンプの報告を中心とし、震災から4年が経っても課題の残る福島の現状を話させて頂きました。


東日本大震災、そして福島の原発事故から4年。
宮崎での報道は、311前後以外は皆無と言うほど少なくなりました。.
しかしながら、今回は多くの1年生が報告会に来てくれました。



参加された方の感想を一部紹介します。
福島の写真や現状などの報告を通し、大学生活の中で自分も出来る事をやってみたいと感じた。


高校生までは何もできなかったけど、大学生になったこともあり、福島のことを考えて支援をする機会を増やしたいと感じた。


大学で太陽光発電の勉強をする予定だが、福島の支援を通して、現地の声をしっかりと聴き、原発
の在り方などを考える糧にしたいと感じた。
などの感想が出されました。

2年前、私も同時期に、同じような形で報告会に参加したことを思い出しました。
この報告会を通じて、是非是非今後アースウォーカーズにも何らかの形で関わって頂けると嬉しいです!!


23日は前週に来て頂いた学生さんを含め、前回よりかなり多くの方に参加して頂いきました。
NPOとサークルを含めたアースウォーカーズ全体の話をした後、今回はサークル中心に活動の話、サマキャン(福島の子どもたちサマーキャンプ)などの話をさせて頂きました。


何より、震災から4年が経つ中で、これだけ多くの方、特に1年生が話を聞きに来てくれたことが何より我々にとって嬉しかったです。
早速サークルに入って活動に関わりたいという1年生もいました。
サマキャンを初めとした今年度の福島支援を中心とした活動に、より大きな展望が見えました。


報告会に来られた方の感想を一部紹介します。
地理的にも情報的にも遠い宮崎から、「福島のボランティア」をすることは、時が経つにつれてハードルが高くなっている気がしますが、宮崎にいても出来るということ、また関心を持つという事も、そのハードルを無くしたように思いました。


震災の影響で落ち葉を拾うことさえできない子どもたちがいることが分かり、非常にショックでした。普通の日常をかなえるお手伝いがしたいと感じました。


正直に言うと、東日本大震災について多くのことを知ってないし、子供が苦手で、何も知らなかったと感じました。しかし、日本人として知るべきことがあると感じ、もっと考えていきたいと思いました。


最後になりますが、去年のこの時期にアースウォーカーズと出会い、1年間活動を大いに頑張ってきた多くの2年生がメインで報告を行いました。
初めは人前で話すことさえ苦手だったメンバーが、多くの人を引き付けて自身の体験を話す姿を見れました。
私自身も正直感動した上、アースウォーカーズの活動が今後も、我々学生の成長の糧となり続けて欲しいと感じました。

宮崎大学でも支援の輪が拡大中です!!今後の活動も楽しみです!!

2015年4月3日金曜日

福島の中学生オーストラリアプロジェクト7日目 最終日のまとめ

文責:宮崎大学 1年 川島美咲

今日は、ボタニカルガーデンにてローカル紙の取材を受けました。ケアンズで最後の活動です。
写真撮影では、自然な雰囲気をだすのに苦労していたようでしたが、なかななか良い写真が撮れました!
<最初はぎこちなかったけど、いい笑顔が撮れました!>
その後、ケアンズ空港に移動してケアンズのメンバーとお別れをしました。
「日本に帰りたくない」「もっとケアンズにいたい」という声が聞こえてきました。
<出国前に記念撮影>
お昼にケアンズを出発し、約7時間のフライトを経て、19:30頃に成田空港に到着しました。
行きのフライトの際にもアシストしてくださった山口なみさんと再会し、空港近くのホテルに宿泊しました。
チェックインしてからホテルの休憩所にて感想交流会を行いました。この一週間で自分がどう成長したか、ケアンズで一番心に残ったことなどをそれぞれ発表しあったのですが、初日とは打って変わってみんな堂々と話してくれました。ケアンズの豊かな自然とそこに住む方々のあたたかさで、中学生たちものびのびと過ごせたことが手に取るように伝わってきました。小玉さんのアツい話しも交えながら2時間を超す感想交流会となりました。

部屋に戻ってからもまだまだ話し足りなかったようで、結局深夜まで交流がつづきました。ケアンズ滞在中はそれぞれ別のお宅でのホームステイだったので、ここまで深く話すのは今日が初めてでした。
明日は、いよいよ福島に帰ります。みんなとのお別れはさびしいですが、無事に送り届けたいです。
<ホテルでの感想交流会の様子>


この一週間、中学生が日々成長していく様子を目にすると同時に、私自身もたくさんの気づきがありました。
中学生には、毎日感想と英作文を書いてもらっていましたが、その文章が日に日に長く、内容も濃くなっていったこと。
最初は日本語でしていたスピーチを自ら英語でするようになったこと。
話しかけられてからなんとか応えていた会話も、自分から話しかけられるようになったこと。
挙げていったらキリがありませんが、中学生の柔軟さには目を見張るものがあります。
ケアンズについた日、お昼をPalm Coveビーチで食べてから女の子たちと波打ち際を散歩していたとき。
「海に来たの久しぶりだからまだ散歩してたいな.....」
ふとそんな言葉を耳にしました。中学生になり、部活をはじめてから保養に行きづらくなったそうです。
<ケアンズに行ってひと回りもふた回りも大きくなりました!>
今回のプロジェクトでも部活を休んで参加した子もいて、特に室内で部活をしている子はできるだけ日焼けしないように常に気を付けていました。自分だけ部活を休んで日焼けして帰るのが嫌だったのでしょう。
それまでに比べて自由な時間の少なくなる中高生は、国内の保養にあまり参加しなくなるそうです。部活動と国内保養とを比べたときに、部活動を優先せざるを得ないのかもしれません。
<カンガルーに初めてさわりました!>

日本とオーストラリアの微妙な関係については、このプロジェクトに関わって初めて知ったことばかりです。
原発に使われるウランがオーストラリアで採掘されていることは知っていましたが、ウランを日本に輸出することでオーストラリアが加害者的一面をもつこと、その一方でウラン採掘の工程で先住民族の人々が被ばくし、ガンになっているという被害者的一面をもつこと.....これまで意識したこともありませんでした。
戦時中に日本がオーストラリアを攻めたことも知りませんでした。
<世界遺産の海きれいだったね>
私が使っていた社会の教科書には何と書いてあったかなあ、と思い返してみると「原子力発電所は電力を大量生産でき、二酸化炭素もほとんど排出しないクリーンなエネルギー」と書いてあったような気がします。今の私であれば「クリーンなエネルギーな訳ないじゃん」と思うことができますが、小中学生の私は、教科書の内容を疑いもせず信じていました。    

「グローバル化」がうたわれる今の社会で、日本が過去に犯した罪を理解しないまま世界に出て行くのはどうなのかな...と思います。良いことも悪いことも両方理解した上で社会に出て行かないと本当の意味での「グローバル」にはならないのでは?と思います。
<FreeDayの日、がくと君とれお君は偶然会いました!>

私が19年生きてきて初めて知ったことを、今回の参加者の中学生は13、14歳で知ることができ、正直うらやましい限りです。
この一週間の間に、中学生たちは自分のことや将来の夢を話す場面が何度かありましたが、数を重ねるごとにその夢を具体的に話せるようになったり、3年後にケアンズのハイスクールに通いたいという新しい夢ができたり、とても刺激になったようです。
もっともっと沢山の中学生にこの体験をして欲しいな、と思います。
放射能のない地に保養に行くことももちろんですが、それ以上に子どもたち自身が学んで、これから自分がどう生きていきたいかを明確にしていくことが必要なのではないでしょうか。
<パロネラパークでは、1年後の自分宛に手紙を書きました>

私も、今回のオーストラリアプロジェクトで新たな夢ができました。
それは大学を卒業したら、今回お世話になったバナナファームでワーキングホリデーを利用して働くことです。
そこは、害虫も益虫も共存できる土作りをし、まだまだ少数派である有機農業をビジネスとして確立しているファームです。私の実家も農家をしているので、将来少しでも使う農薬を減らしていけたらいいなと思い、そのノウハウを学びに行きたいです。
<オーストラリアでたくさんの友達ができました!>

今回のプロジェクトはSmile with  Kids のマキさんを始めとするオーストラリアのスタッフのみなさん、中学生を無料で招待してくださった動物園やお寿司屋さん、ホストファミリーのみなさん、そして寄付をしていただいたみなさんのおかげで無事終えることができました。
この体験や中学生の成長をより多くの人に伝えていくことがこれからの課題です。

本当にありがとうございました。
9月には、中学生が報告会を行う予定なのでぜひおこしください。








この一週間の学生の感想です。

渡部めぐ 
 今日で、ケアンズのプロジェクトが終わってしまいます。この一週間「あっ」という間もなかったかな・・・笑 という気がします。
この一週間で変わった事は、英語でコミュニケーションをとれるようになった事です。文法はバラバラでも、たくさん単語を並べたり、習った文法を活用したりしてたくさん話せました。最初は、本当に自分の英語が当たっているかが心配で話しかけづらかったけれど、慣れてくるとたくさん話しかけて伝えようとできました。また、ケアンズの人が私の英語を理解してくれようとしてくれたのが嬉しかったです。
<ケアンズのメンバーともお別れです>

 ホームステイでは、日本語での会話が多かったけれど、その中でも英語を教えてもらって、英語で話すこともできました。また、3/4姉妹とたくさん話したり、遊んだり、shoppingしたり・・・、大切な思い出ができました。家族のみんながとてもフレンドリーで最初のときからたくさん話しかけてくれて、1日1日がとても楽しかったし、残りの日数が少なくなるのがさびしかったです。私の大切な家族です。短い間、本当にありがとうございました!Thank you so much!!
 私たちがこのような良い経験ができたのは、支援して下さっている皆さんや、主催して下さっているSmile with Kids とアースウォーカーズの皆さん、現地でサポートして下さった皆さんのおかげだと思っています。とても楽しく、本当に良い経験となったので、これからも続けてほしいです。そのために、福島の現状を知ってもらうスピーチや、毎日のレポートを通して、少しでも役に立てるようにしたいです。

 一週間、たくさんの人に支えられて、楽しく過ごす事ができました。感謝しています。本当にありがとうございました。
Thank you very much for a wonderful week to us!
I enjoyed my home stay very×10000 much!
The speech was difficult, it had good that I had an Australian person know the present conditions of Fukushima.
I want to go to Australia again!
Thank you very much.







鈴木雅玖斗
 今日で、オーストラリアケアンズリフレッシュプロジェクトが終わるので、とてもなごり惜しいです。でも、5日間で身についたことがたくさんあります。1つ目は、スピーチ力と文を考える力などです。ケアンズについた当日は言語学校で、3月31日はケアンズの学校で、震災についてや、今の福島の現状について発表をしました。

僕は、あまり人前に出てしゃべろうとしないので、このようなことをしていくうちに、自分からしゃべろうとできるようになりました。また、スピーチの内容を英語などで考えたりしていくうちに、文章を書く力が上達して、1日のレポートを書くなどということが楽になってきました。このように僕は、ケアンズに行ったことで前の自分より、成長することができました。2つ目は、日本とオーストラリアの関係についてです。日本は、過去にオーストラリアのダーウィンなどに空ばくを落として、たくさんの人を殺したそうです。この事実を僕は知りませんでした。日本の大学生も知らなかったと言っており、この事を勉強する範囲に入れない日本に大きな疑問を持ちました。他にも、海外の学生の方が震災にあった学生より震災について知っていたことを初めて知ったり、オーストラリアに来て、自分や周りがあまり知らなかったことを知れたので、良かったです。僕は、このアースウォーカーズに応ぼしたおかげで、自分の視野を広げることができてとても良い経験になりました。
 僕は、福島の現状を一人でも多くの人に伝えることが必要だと思います。また、日本がオーストラリアの人々を苦しませてしまったという歴史をまだ知らない日本の学生のみなさんに知ってもらい平和で安全な世界をつくることがどれだけ大切かを知ってもらいたいです。そのためには、これからもオーストラリアリフレッシュプロジェクトを続けて欲しいです。
<感想交流会での様子。堂々と話してくれました>
 支援してくださった方々の協力やホストファミリーになってくださったみなさんへの感謝の気持ちを忘れずにこれからもがんばっていきたいと思います。ホストファミリーのミエコさん、五日間本当にありがとうございました。最初は、どんな風に接したらいいのかなどと不安に思っていたのですが、気軽に声をかけてくれたり、優しく接してくれたおかげで、リラックスして過ごすことができました。スピーチの内容について話し合ったりできて良かったです。短い間でしたがお世話になりました。そして、支援をしてくださった方々、おかげさまで自分の知らなかった昔の出来事について知ることができました。また、伸び伸びと充実した日々を過ごすことができました。
本当にありがとうございました。
Australia Cairns Project is end today. So I'm sad, but I learn many things.
First, speeching and think text. First day and March thirty-first speeched in Cairns's school. I thought text, I easily wrote report.
I grow up in Cairns.
Second, Japan and Australian history. Japan was kill Australian people, I don't know it, because I had big question for Japan. I'm grad that I knew.
I had  very good experience.
I enjoyed swim, basketball, BBQ and so on. Australian people are very kind and friendly. I love Australia.
I had feelings of appreciate for host family and supporter.







平栗静那
 今回の一週間のオーストラリア保養は毎日が楽しくて本当にあっという間でした。
このプロジェクトが始まる前は人前で話したり発表するのが大の苦手で英語のspeakingにもさほど自信がなかったのですが、たくさん自己紹介やスピーチをするうちに段々慣れてきて英語にも少し自信が持てたような気がします。これから生きていく上で発表する機会はたくさんあるので、焦らずしっかりできるようにしたいです。英語もこれからもっともっと上達していければいいなと思いました。

 念願のマーゴさん家へのホームステイでは、初日から色々とお世話になりました。タコスをテラスで食べたり、マーゴさんの友人家族と夕食を一緒に食べたり、Port douglas で買い物をしたりしたのは一生の宝物です。また、夜遅くまでスピーチを英訳する手伝いをしてくれたおかげで完璧なスピーチができました。私の下手な英語や、何と表現すればいいのかわからず、単語だけ並べた文も理解してくれて、たくさん話しができました。毎日プログラムを終えて家に帰るのもすごく楽しみでした。
 日本とオーストラリアの支援してくださっている皆さんには、本当に感謝の気持ちで一杯です。オーストラリアで、福島ではできない体験や学習ができていい機会になりました。今までもたくさんの保養に参加しましたが、一番深く学べた保養だったと思います。普通に行くには高額なお金がかかるけど、皆さんのサポートのおかげで私たちにも行けるようになりました。本当にありがとうございました。
 アースウォーカーズ、Smile with Kids の皆さん、一週間ありがとうございました。前もってプログラムは聞いていましたが、思ってた以上に充実していてあっという間でした。オーストラリアに行ったから学べたこともたくさんあったので、これからの生活に生かしていくと共に、世界中の人達に福島の現状を発信しつづけていきたいと思います。
<ローカル紙に載せる写真を撮りました!>

 I participated in this project, and I was able to take a speech in public and I became good at English.
I think this project was substantial than others. I could learn a lot of things.
Margot is very kindness, so I wanted to talk in English with her.
Thank you for much support.
I want to continue making a talk about Fukushima.






根本玲央
 今日でオーストラリアのリフレッシュキャンプが終わります。
今回はとてもつかれましたが、とても楽しかったです。
今回はスピーチをたくさんしたので同時にスピーチ力も、みに付きました。スピーチでは、福島の現状を知ることが出来ました。またホームステイ先のMakiさんやティム君などと楽しく時間を過ごせてとても良かったと思います。
<この一週間で顔つきも凛々しくなりました>
また、言葉の壁ともぶつかりました。世界の共通語である英語は、行った時は全然分かりませんでした。何を言われているのかが分からなくてあわててました。でも、ほんの少しだけど分かるようになれたのは良かったと思います。でも、まだ英語が出来ていないので勉強することがこれからの目標だと思います。また、これまで行った中で一番良かったのは、スシトレインです。すしとサイドメニューのからあげうどんがおいしかったし、支援してるということがあらためて実感できたからです。
 また、僕らの負担が5万円ですんだことは全国の寄付をしていただいている皆さまのおかげでした。楽しい時間を過ごせたのもこの方々のおかげだと思います。感謝してます。そして、このキャンプを企画した、アースウォーカーズやスマイルウィズキッズの人のおかげでオーストラリアにこれました。今回の体験は英語も学べて、異国の文化も学べ、過去の歴史も学べました。またこのような体験はとても素晴らしく良かったです。またこのような活動を続けてほしいです。

 さいごに、ホームステイをうけいれたファミリーのみなさん、寄付をしてくれたみなさん、活動を支援してくれたり、色々なところに招待してくださったみなさま。そしてアースウォーカーズとスマイルウィズキッズのみなさまのおかげでオーストラリアに来れました。
本当にありがとうございました。すごく楽しかったです。
I love Australia!
Every one thank you very much!









文責:小玉直也
アースウォーカーズのプロジェクトで今回、初めてSmile with Kidsと共催して福島の中学生をオーストラリア・ケアンズでリフレッシュする取り組みを開催しました。

7泊8日の全行程が終了し、全体を振り返ると、本当に多くの方々のサポートに助けられたプロジェクトだと実感しています。

出発直前に財政難の協力要請に応えていただいたキワニスクラブのみなさんをはじめとした、寄付をしていただいたみなさん本当にありがとうございます。

特に、2年半前にオーストラリアで、私の講演を聞いていただいた際に今回のプロジェクトを一緒にやりたいと、その後、団体を立ち上げてケアンズの受け入れの準備をしていただいた、まきさん及びSmile with Kidsのみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

今回、準備する中でコストの高い海外のプロジェクトは無駄じゃないか?
そのお金を国内の保養に使った方が効果的ではないか?
なぜ、オーストラリアなの?
アースウォーカーズ内外から多くの意見が寄せられました。その意見に一つひとつ応えながら準備を進めてきました。

今回、最終日の移動でホテルで中学生のみなさんと交流しながら、オーストラリアでないと学べないこと、体験できないこと、笑いあり涙ありの語り合いは本当に充実した日々を振り返りながら、今回のプロジェクトが開催できて本当に良かったと確信しました。



アースウォーカーズならではの平和の問題やエネルギーの問題も深めるという企画も盛り込み。単に海外でのリフレッシュ保養や英会話を通じて交流するにとどまらない、幅広く、奥深く体感した企画となりました。

中学生の声にも「いままで、いろんな保養に参加したけど、こんなに自分が成長できた企画は初めてです」
「自分に自信がなかったけど、少し自信を持てるようになった。無理かもしれないと諦めず挑戦することが大事なんですね!」
「漠然と夢は持っていましたが、それを叶えるために努力すればかなうのだと思った。これからの人生はその夢がかなうよう努力します」
などなど、口々に語られる彼らの言葉を聞きながら、あふれる涙がとまりませんでした。

最終日の夜の長いミーティング、アースウォーカーズからの皆さんへのメッセージを真剣に聞いてくれてありがとう。
そして、素敵な感想コメント寄せてくれてありがとう。その一つひとつが大きな宝物です。今回みなさんが学んだことを忘れず、これからの人生に活かしてください。


それにしても、中学生たちのメッセージを連日読みながら、日々成長する彼らの様子を身近に体感できてアースウォーカーズとしても貴重な経験ができました。

自画自賛ですが、アースウォーカーズとして最高のプロジェクトがまた一つできたことがとても良かったです。

特定非営利活動法人アースウォーカーズ
代表理事:小玉直也
090-8301-1123



2015年4月2日木曜日

福島の中学生オーストラリアプロジェクト6日目

文責:宮崎大学 1年 川島美咲
今日はPeace Lutheran College で異文化交流をしました。
学校側の計らいで、日本のコスチュームまたは赤か白の服を着て登校する日になっていたので、私たちは浴衣と甚平で登校しました。
朝、全校生徒が集まる中、中学生はそれぞれ英語でスピーチしました。オーストラリアに来て最初の日もお話会をしましたが、その日はみんな日本語でスピーチしました。しかし、今日はみんな英語で話すことにチャレンジしました。ケアンズ滞在中に、人前で話す勇気がついたようです。

<大勢の学生の前でスピーチしました>
スピーチのあと、学校の先生も涙ながらに話してくださり、生徒たちは黙祷をささげてくださいました。お話会のあとには、多くの学生がドネーションに寄付してくれました。遠いオーストラリアの地でも福島のことを考えてくれる人が大勢いることを実感しました。
<スピーチ後のドネーションの様子>
その後、4才・10才・15才のクラスにそれぞれ加わり、一緒に授業をうけました。平仮名のかるたや折り紙、書道を通して交流しました。PLCの生徒たちは普段から日本語を授業に取り入れていて、日本語で話しかけてくれることもありました。中学生たちも積極的に英語で話しかける様子が見られました。
<15才ののクラスの生徒たちと>

PLCのランチタイムは2回あり、生徒はそれぞれ自由な場所で昼食をとります。今日はみんなバディの生徒が決まっていて、バスケやハンドボールをして楽しんでいました。
夕方から、マキさん宅でウランや戦争、世界平和について学んだ後、パステル和アートに挑戦しました。

かつて日本がオーストラリアを攻めたこと、オーストラリアの先住民が日本に輸出するためのウラン採掘によって被ばくしていること・・・知らないことがあまりにも多く、衝撃的でした。日本が過去に犯したことをしっかり理解したうえで、グローバルに活動していきたいです。
パステル和アートはみんな初挑戦でしたが、いい作品に仕上げることできました。
<自分の作品を持って記念撮影!>
夜はケワラビーチでBBQをしました。ホストファミリーや、PLCの先生など招待してケアンズ最後のディナーを楽しみました。めぐちゃんのホストファミリーであるハンナちゃんが日本語の歌をウクレレで披露してくれ、とても盛り上がりました。

<ハンナちゃんのウクレレ。最高でした!>
いよいよ明日、日本に帰国します。
今夜はホストファミリーと最後の夜を楽しんでほしいです。


根本玲央
 今日は学校に行きました。
まず、朝起きて朝食を食べました。それから車に乗り、学校について大きな講堂で福島のお話会をしました。とても緊張したけど福島の今の現状を分かってもらえたのが良かったです。
それから、バディの人を見つけました。2人の男の子でした。
それから、日本語の授業にたくさん参加しました。平仮名のカルタをやったりしました。カルタでは負けてしまったのがくやしかったです。
また、オーストラリアの動物や日本の動物を描きました。とてつもなく自分は絵が下手なことが分かりました。
お昼ご飯では、バディの人と一緒に食べました。食べ終わってからハンドボールをしました。新しい遊びだったけどすっかり好きになりました。
午後は日本の文化紹介とバスケをしました。英語で文化のことをスピーチできて良かったです。
バスケでは、両チームとも強い選手がいてとてもかなわなかったです。
夜はバーベキューをしました。バディの人も来てくれました.おいしい物がくえてよかったです。
ウクレレも良かったです。
<BBQのときにウクレレを教わりました>
明日は帰国するけど、ケアンズのことは忘れません。
I went to school.
I talked about Fukushima.
I teached Japanese culture.
I love Australia!



平栗静那
 今日は学校に行き、オーストラリアの生徒さんたちと交流しました。学校の違いや文化の違いを学べてすごくいい機会になったと思う。・・・そして、オーストラリアに来ても私の精神年齢は3歳のままでした・・・笑。見事に転びました。痛いですね、うん(泣)
その後、ウランや戦争についてのお話を聞いた。私は社会が大っ嫌いなので歴史とかは本当に興味がなかったのだが、今回のオーストラリアをせめた日本の話や世界中の話を聞いて、強く心に残った。日本は戦争について、もっと考えを深めていく必要があると感じた。
<パステル和アートでオーストラリアを描きました>
夜はお世話になった方々でバーベキューをした。「こんなにたくさんの人が関わってくれていたんだな」と感謝の気持ちでいっぱいになった。
明日が来てほしくない。
Today I went to Australian school and study with students.
I could know differences between school and culture.
And I feel down. I think my mental age is very young.
After that, I listened to conversation about ulan and war.


渡部めぐ
 今日は現地の学校に行って、英語でスピーチしました。スピーチは、とても緊張しました。でも、最後まで読めて良かったです。また、少しでも福島の現状を伝えたり、感謝を伝えたりできたと思います。
学校の授業では、最初は話せなかったけれど、だんだん話して、たくさんコミュニケーションをとれたと思います。
特に一番楽しかったのは、バスケです。男子チームに負けてしまったけれど、みんなで楽しくできました。最高の思い出になりました。
文化交流の時には、折り紙を教えました。英語で説明するのは難しいけれどとても楽しかったし、良い経験になりました。
<子どもたちと一緒に動物の絵を描きました>

あと、ゆかたを着るのは久しぶりだったので、良かったです。
まきさんの家では、「ウラン」と「戦争」について話を聞きました。
ウランは無い方がいいと思います。なぜなら、自然豊かなオーストラリアを少しずつこわしている気がするからです。でも、そのような事を言っても発掘は進む一方です。そのために、原子力発電以外の安全な電力発電の方法をもっと広げるべきだと思います。
また、戦争の話では、普段の授業では習わないような「日本がオーストラリアを攻めた」話を聞く事が出来ました。初めて聞いたので驚くことがたくさんありました。例えば、日本がポートダンウィンに約100回もの空襲をした事や、それでたくさんの死者が出たという事です。
これからは、このような事が起きないようになれば良いなと思います。
そして、小玉さんの話を聞いて、議論する事は大切だと思ったので、これからもたくさん英語を勉強して、たくさんスピーチして、少しでも慣れていきたいです。
夜のBBQはハンナちゃんのウクレレが一番印象的でした。きれいな音色でした。
また、ハンナちゃんやチマちゃんやタラちゃんと遊んで、また1つ大切な思い出ができました。
今夜のスピーチで少しでも感謝が伝わっているといいです。
今日も楽しい一日でした。帰りたくないなーー><
Today we went to Peace Lutheran and apeeched.
I enjoyed basketball very much.
At beach, we did BBQ. I ate many "Tim Tam"  :)
And we played beach. I enjoyed very much!
Tara and I ran together. I like running!!
I don't want to go back Japan.  :(
Today is very very very GREAT!!



鈴木雅玖斗
 今日は、午前からケアンズの学校に行きいろいろな学年の人と交流しました。会話がつづかなかったり、聞かれたことに対して答えられなかったり、自分の意思を伝えられなかったり、改めて、英語の難しさや自分の英語力のなさを理解することができたので、これからの学習などにこの反省をいかしていきたいと思います。
また、学校では、福島の現状について説明したり、日本の文化を紹介したりと貴重な体験をすることができました。
次は、日本とオーストラリアの歴史について学びました。日本は、オーストラリアにとてもひどいことをしていたということを始めて知り、とても驚きました。また、戦争を二度としてはいけないということを改めて考える時間になりました。
次は、パステルアートをしました。初めての体験でなかなか上手にできなかったけど、楽しかったです。


<BBQのときにマキさんから賞状をいただきました>
その後は、みんなで最後のバーベキューをしました。学校などからも参加している人がいて、話をする良い機会になったし、仲良くなれたりしたので良かったです。
あっという間に5日が過ぎ、とてもなごり惜しいです。
Todays we went to Australian school. I didn't talk.
We showed Japanese culture.
I learned Japan and Australia history. We don't repeat war.
Next, we did BBQ. I very enjoyed it, too.
Five days passed very fast.





文責:小玉直也
福島の中学生たち今日は頑張った!本当に成長した一日となりました。
この日は、ケアンズの中学生が通う学校に一日体験留学という形です。

朝の一限目に講堂に集められた200人の生徒の前で、福島の現状のスピーチに挑戦しました。地震の時の揺れや津波の翌日に原発事故が起きた事、その後に制限される生活や食べ物。不安と隣り合わせの毎日を過ごした4年間の生々しい報告でした。

大勢を前にスピーチする事は日本でも経験が無いので、初体験がオーストラリア人らを前に自信をもってスピーチする姿は、このプロジェクト初日のスピーチと比較すると格段に成長している事が手に取るように分かりました。

スピーチ後、彼らに感想を聞くと「こんな大勢の前で報告する経験が出来た事は自信になります」「英語で福島の報告をするという経験を通じて、もっと英語を上達したいし福島で起きた事をもっと話せるようになりたい」など達成感とともに今後の目標も見つかり素晴らしい日となりました。
《写真左から二人目がゆかさん》

アテンドして頂いた、ゆかさん本当にありがとうございます。

その後、2限目から5限目までオーストラリア人の授業に参加して交流したり、日本の中学生に2人のオーストラリア中学生がバディーとしてついたので、食事や休み時間を満喫した模様でした。

学校が終了した後は歴史とエネルギーを学ぶ時間となりました。

ここでは、日本がオーストラリアを侵略していった歴史を振り返り、このような戦争の歴史をしっかり学んで今後、日本が戦争をしない為に無関心でいないようにしましょう、と交流しました。


参加した中学生全員がオーストラリアに日本が侵略して多くの人の命を奪った事を知りませんでした。
また、日本がオーストラリア北部のダーウィンに100回近くの空爆をして多くの子どもたちも犠牲になった事、日本の攻撃により分かっているだけで××人以上のオーストラリア人の命が奪われた事を学びました。

エネルギーの問題では、世界最大級のウランの輸出国であるオーストラリアの現状。同時にウランを採掘する際に低所得者の原住民のアボリジニが働いていて、ガンになっている事など原発の発電上の二酸化炭素の排出量の以前に地球も生命も危険にさらされる事などを学びました。

そして「ドイツの脱原発は近隣の国からエネルギーを買っていて、日本は島国だからエネルギーを買えない」という議論が良くあるが、世界最大の島国のオーストラリアや近隣のニュージーランドが原発を一基も所有せず経済が成り立ている事を考えると、日本でも国民と政府の努力次第で原発に頼らない社会システムは可能である事を深めました。

そのディスカッションが終了して、お別れパーティーのバーベキューがケワラビーチの砂浜近くで催されました。

翌日の帰国をひかえ、最後のディナーにホストファミリーや今日の中学校でバディーをしてくれた家族や、その他多くの協力者たちが集まり、素敵な時間を過ごしました。

そこでも福島の中学生たちが、口々に福島の事を語り、それに聞き入るケアンズの方々の涙が目につきました。

最後のスピーチでは、このケアンズで交流した日々を振り返り、それぞれが感謝の気持ちを振り返ってました。素敵なスピーチだったので、今朝の中学校でのスピーチと会わせて後日、ホームページで動画を閲覧できるようにしたいと思います。

いよいよ、翌日が最終日、観光は午前中しかありませんが、事故や怪我の無いよう気を引き締めて、無事、家族のもとに笑顔で帰ってもらえるようつとめます。

2015年4月1日水曜日

福島の中学生オーストラリアプロジェクト5日目

文責:宮崎大学 1年 川島美咲

今日はパロネラパークとバナナファームに行ってきました。
途中、村のパイ屋さんで休憩をとりつつ、約2時間かけてInnisfail という町まで行きました。
<途中の村でちょっと一息。カレーのパイがおいしかった!>
パロネラパークは1935年に建設され、にはクイーンズランド初(1935年)の水力発電をもつお城です。
スペインの田舎で生まれ育ったホゼ・パロネラは、「自分の城をつくりたい」と夢に見ていました。ホゼが大人になってオーストラリアに移り住んだとき、山奥にミーナ滝を見つけ、その滝に魅せられてパロネラパークをつくったそうです。
<ホゼを魅了したミーナ滝>
その後、たび重なる洪水や火災、台風によって建物は損壊してしまい、一時は訪れる人もいない廃墟になったパロネラパークでしたが、20年ほど前にマーク&ジュディ夫妻が土地を買い取り、再び人の集まる観光地としたそうです。
パロネラパーク内には様々な工夫が施されています。例えば滝。ホゼが魅了された滝を様々な場所から見えるように、庭の木や建物の窓の配置も細かく計算されています。他にも階段を降りて振り返った時により階段が美しく見えるよう、階段の下の方が末広がりになっていたりと、見どころ満載でした。
<この並木道の先にも滝が見えます>
そのあと、バナナファームを訪れました。
このバナナファームでは、農薬や化学肥料などケミカルなものを一切つかわず、自然農法にこだわってバナナを生産しています。
その証として、バナナの先端に赤や青、緑のロウをつけて、一目でわかるようになっています。
今回は、収穫したバナナを選別・洗浄し、ロウをつける工程を見学させてもらいました。そして、特別にロウをつける作業を体験させていただきました。このロウは土に還るので、自然にも負荷をかけないそうです。
それから、農場の案内をしてもらいました。バナナの木は葉が32枚でてきたところで実がなるそうです。
<2週間に一度、農場中の虫を観察して気候などと一緒に記録に残しています>

ここで驚いたのが、見つけた害虫を駆除しなかったことです。農場には害虫も益虫もいて生態系のバランスが整っているので、人間がむやみに手を加える必要がないそうです。
最後にバナナをもらいました。オーストラリアはバナナを輸出入しないらしいので、しっかり味わいたいです。
夕食は、スミスフィールドの Sushi Train という回転寿司屋さんに招待していただきました。
<Sushi Train のオーナーさんと記念撮影。ごちそうさまでした!>

カリフォルニアロールやからあげうどんなど日本にはないメニューもあり、とても新鮮でした。
お店のオーナーさんともお話できて、海外からも支援いただいていることを再確認できました。




今日の学生の感想です。
平栗静那
 今日は2時間ぐらいかけて遠くまで行き、パロネラパークに行きました!「夢の城」とか言われても何のことか全くわからなかったけど、行ってみると「あ、そういうことか!」と納得できた部分がいくつもあった。私が感動したのは、とにかく夢が大きいことだ。「城をつくりたい」だけでなく、「滝が見えるように・・・」とか「水族館までつくりたい・・・」とか、スゴいと思った。あと、滝を見ただけで憧れて、本当にそこに住んでしまったのは本当に驚いた。私達にとっては「ただの滝」でしかないが、パロネラさんにとっては「夢の滝」だったんだなと改めて感じた。
バナナファームでは色付けを体験させてもらった。速乾性があって、しかも土に戻るというのはエコだなと思った。
<農場内にはたくさんの虫や植物が生きています>

夕食は「Sushi Train」で招待してもらって、海外で、日本の文化に触れることができた。海外で食べる日本の寿司は少し味が違った。でもすごくおいしかった。色んな人が支援してくださっているのを、ここでも感じられた。

Today, I went to Paronella Park and Banana farm. 
In Paronella park, I impressed with the dream of Paronella park. Just by looking at the wonderful I could tell that he lived here.
I ate “sushi” at dinner. It was very very delicious.




鈴木雅玖斗
 今日は、ケアンズから1時間のイニスヘルという所にあるパロネラパークへ行きました。パロネラパークは、ホゼ・パロネラさんが少年の頃から「自分自身のお城を持ちたい」という夢を持っていて、それを実現させたすごいものでした。いろいろなポイントから滝が見れたり、階段をより素敵に見せるための工夫があったりと、とてもおもしろい所でした。ウナギやカメや魚やユリシスなども多くいて、自然豊かでおもしろかったです。
<パロネラパークの七面鳥とツーショット!>
その次は、バナナファームに行きました。そこでは、より自然に近いサイクルを保つことでおいしいバナナをつくることができると知りました。有害な虫でも殺さないというところには、すごくおどろきました。
次は夕食を食べに、sushi train に行きました。日本では珍しい「からあげうどん」などもあり、新しい感覚でした。こういうものをオーストラリアで食べることができるのも sushi train の店主さんのような人々が協力してくれるからだと改めて思いました。

Todays we went to Paronella Park in Innisfail.
Mr.Hoze had dream. His dream come true.
Fall is beautiful view. Very interesting it. Many turtle, eel, fish and yurishisu in there.
Next, we went to Banana farm. Banana is very delicious.
Next, we went to Sushi Train. Very enjoyed and delicious it. I appreciate very much for supporter.




渡部めぐ
 今日はパロネラパークとバナナファームに行きました。
パロネラパークでは、パロネラさんが夢を叶えた場所だと聞いて驚きました。スペインから来てオーストラリアでお城を築き上げた場所だと聞いたからです。私も、デザイナーになるという夢をあきらめずに叶えられるように頑張りたいです。
バナナファームでは、害虫を殺さずに自然の中で作っていると聞いて、体に良いものはナチュラルのものだと改めて感じました。
<バナナファームでロウ付けの体験>
スシは、日本と違っていてロールが多かったです。初めてのものが多かったけれどおいしかったです。
オーストラリアですしを食べるとは思いませんでした!

I went to Paronella Park and Banana farm.
Parental Park is wonderful and nice. I like it!
Sushi is very delicious!




根本玲央
 今日はパロネラパークに行きました。
朝ごはんを食べてすぐに出発しました。待ち合わせの場所にスーパーがあったので Tim Tam とチョコレートとボールペンと旗を買いました。無事に買えました。
車に乗り、車内で色々な話をしました。アニメの話が主な話題でした。その他にも漫画の話や音楽の話もしました。
お昼はハンバーガーを食べました。大きかったです。ハエがめっちゃたかって来ました。お肉がおいしかったです。
<お昼にたべたハンバーガー。めっちゃデカかった!>
パロネラパークではホゼ・パロネラが夢のお城を作ったと聞いて、夢は強く願えばかなうものだと改めて感じました。
未来への手紙の内容はヒミツですがいいことが書けたと思います。お土産には、水筒やポスターカード、写真や金貨を買いました。
バナナ園では作り方や有機栽培がいかに大切なのかを知ることができました。そのバナナももらうことができました。
夕食は Sushi Train で、おすしを食べました。ユニークなネタやマグロなどの日本でよく出るネタなどおいしかったです。特においしかったのは、からあげうどんで、変わったうどんだけどからあげが入っていて、肉のうまみが出ておいしかったです。
最後におみやげのUSBメモリとストラップと、メニュー表がもらえました。本当にうれしかったです。招待されて良かったです。
We went to Paronella Park. It’s beautiful!
We had sushi at dinner. 
It was very delicious.









文責:小玉直也
福島の中学生inオーストラリア ケアンズも後半に入ってきました!
この日はパロネラパークと有機農業のバナナ農園からの回転寿しでのディナーで締めくくり有意義な一日となりました。
《毎週何種類の虫が農場にいるか標本をつくっている》

なんと言っても、バナナ農園のマネージングディレクターのフランク•シャーカーさんの熱いトークが最高でした。
化学肥料や農薬などケミカルな物を使わない農業で虫と共存してカエルが元気に育つ農園。土の中のミミズやバナナの木を食べてしまう害虫までこの土には大切な生き物なんだと語るフランクさん。いや~最高ですね~!!
しかし、市場に流通しているバナナの多くは有機農業ではない、農薬で虫のいない土で取れたバナナだそうです。
《熱い話をするフランクさん》

宮崎の西田農園も話してた土作り、南半球でも笑顔で土を触る男に出会えて嬉しくなりました。
そんな農業の話に中学生たちがどう感じたかは、ブログのレポートをご覧下さい。
そして、このフランクさんは農場の利益を寄付しているそうです。これまた素晴らしい話も聞けて良かったです。
《農場の中に入ると更に楽しそうに語る》

午前中はパロネラパークをじゅんこさんの案内で見学しました。
下記ブログの中学生たちのレポートに夢を叶える城をつくったこのパロネラパークの紹介は見て欲しいのですが、実は、私の夢の実現に一歩近づけたのもこのパロネラパークなんです。
《じゅんこさんの行動がプロジェクトのすべての始まりだった》

福島の子どもたちの支援をスタートしたアースウォーカーズが読んで字の通り、地球を歩きながら色んな事を学んで欲しいという思いもありました。
そんなアースウォーカーズとオーストラリアの出会いをひも解けば、2012年11月14日の皆既日食を撮影するのに私がプライベートで訪れる予定のケアンズで福島の報告会を開催したいと願っていました。
《この滝を見てじゅんこさんの話をきいて中学生たちの思いが決意に》

そんな2014年の秋に福島県郡山市のNPO法人移動保育プロジェクトの上國料理事長と食事をしていて、翌日にオーストラリア在住の女性と会うという話を聞いたので事務所に行きました。
そこにパロネラパークで働くさとみさんが来ていて、翌月、私が行く際にさとみさんが日本にいるため、じゅんこさんを紹介して頂き、ケアンズのサンパシフィックカレッジという語学学校で福島報告会を開催する事となりました。
《演劇や音楽を楽しむ場所も、夢を実現するには苦労もあるが楽しみもある》

そして、その報告会に来ていて福島のサポートをしたいと願い出てくれたマキさんと出会い、今回の中学生のプロジェクトが開催する事となりました。
つまり、今回の福島の中学生オーストラリア ケアンズプロジェクトが実現したのは、パロネラパークが橋渡しをしてくれたと行っても過言ではありません。
《直径4cmくらいのめっちゃ太いうなぎがここにいた!》

パロネラパークは夢を実現した話を学べる所ですが、私の夢を実現させてくれた所でもあるんです。
そして、このパロネラパークに今回行った福島の中学生4人が、自らの夢を語り実現できるために頑張ります。と決意を語っている姿が頼もしくもあり、可能性が広がるプロジェクトだと実感しました。
《パロネラパークで自分の夢と1年後の自分に手紙を書く》

この日の夕食は、ケアンズで回転寿しのオーナーのしゅんすけさんの招待で初の日本食でした。
ケアンズでのチャリティーイベントでS.W.K.の事を知ったオーナーがオーストラリア出発直前に、夕食を1回ごちそうしたいと連絡を頂いたみたいです。
《日本の回転寿しとは少々異なるオーストラリア風の理由も聞いた》

このしゅんすけさん、姓が郡山さんで、今回参加した郡山市在住の中学生2人と話が盛り上がりました。25歳でケアンズで開業して8年目の33歳で若くにして苦労してきた方の応援がまた嬉しくなりました。
《若い彼ら彼女らが感謝したディナー》

若くにして独立して夢を叶えたしゅんすけさんが学生たちに熱いメッセージを語っていただきました。
パロネラパークの流れから、いい話が聞けて素敵な一日隣ました。