2023年3月31日金曜日

〜ウクライナ支援2週間報告3〜【ロシアのウクライナ侵攻】

ウクライナのキーフに入り一緒に支援をしていただける団体や個人を訪問して打ち合わせ後に夜行列車に乗り7時間かけて南部のクレヴェリーフに移動。

早朝6:30に到着し現地のヴォヴァさんと合流する。
この町は車で2時間走るとロシア軍にかなり攻撃された村々があり、そんな激しい南部や東部の町から7万5000人の避難者がいる。
一方で10万人の人がこの町からウクライナ西部や国外へ避難していて町の労働者も減っているので大変な問題がある。
到着してホテルに荷物を預け朝食を済ませ、市役所前の公園に。
ヴォヴァさんの説明では世界一大きいという花時計とロシア軍の侵攻で殲滅された戦車を見に行く。
そのあとヴォヴァさんが講師を務めるカリタスのボランティアチームに行き交流。
私がウクライナに来たプロジェクトの話をすると涙しながら聞いてくれる方もいて、そこにあったギターで1曲「明日があるさ」の替え歌で「ウクライナに明日があるさ」を歌ってサビの部分はみんなで合唱になり私も参加している若者も涙が溢れてきた。
事前にヴォヴァさんが市役所に日本の子どもたちの絵手紙を届けたいと話したところ歓迎され副市長室に招かれ訪問しました。
市役所1階には3mほどの砂袋の土嚢が積まれていて、その間に20cm程度の隙間がありロシア軍がこの街に攻めてきた時に市役所1階で攻防する準備がされていました。
2階の副市長室にはロシア軍の弾丸や爆弾などが並べられ戦地の生々しい話を聞くことができました。
ランチは韓国人が経営している寿司ラーメンを食べに行って、今ひとつの味でしたが、この町で商売を続ける韓国人のハングリーさに驚いた!
15:00〜市役所向かいにあるクレヴェリーフ・アートスクールの小学生、中学生、高校生を訪問して手紙を手渡してきました。
その様子は現地テレビ局の取材を受け下記から見ることができます。


アースウォーカーズのホームページを大学生ボランティアチームが頑張って作成してくれたので、ぜひウクライナ支援ページご覧ください。












2023年3月13日月曜日

〜続編おにぎりプロジェクト〜

【ウクライナ戦争から1年】

ワルシャワで取材をしてくれたフリージャーナリストの佐々木さんの記事もぜひご覧ください。
以下文責:小玉直也
この日もアースウォーカーズでは前日の280個にひきつづき250個のおにぎりを握った。
今日のおにぎりは福島県農民連の佐々木 健洋さんからNPO法人アースウォーカーズへウクライナ支援のために会津のお米15kgを福島で託され持参しての“おにぎりプロジェクト”。
高校生のドイツプロジェクトに参加してから、アースウォーカーズでボランティアをしている福島県郡山市出身の埼玉大学2年の石井聖真さん(20歳)がウクライナ難民の最も多いとされているポーランド・ワルシャワで小玉直也代表と合流して4〜5時間かけて握った。
前日にひきつづき、2升5合のお米を3ラウンド7升5合洗って炊き立てのご飯でおにぎりを作り続ける。普段使わない筋肉を使い続けるので腕が痛くなりながら最後の一個まで握り続けた。
石井さんは、この日は途中コンタクトを無くしてしまい遠近感覚が取れない中、何度かご飯や中に入れるツナマヨをこぼすシーンもあったが無事完成した。
オニギリ250個はワルシャワ市内のウクライナ避難民の生活する施設に届けられ、あっという間に配布されとても美味しいと大好評でした。
ウクライナの首都キーフから避難してきたSVATARさん「このおにぎりはとても美味しいです。また食べたいです」と笑顔で語ってくれました。
おにぎりプロジェクトはウクライナ難民がワルシャワに避難してくる中、ワルシャワ在住の坂本 彦右衛門さん(38歳)が昨年の3月6日にスタートした。
今まで1万個を超えるおにぎりを作ってきた。前回のワルシャワ支援で小玉代表がワルシャワを訪問し支援してからこの日で3回目となる。
坂本さんは「やっぱりおにぎり握っているところは大変ですが、渡した時に喜ばれ絶対続けたいなと思う。昨年はたくさんのボランティアが来ていたが今はほとんどいないので、おにぎりがとても喜ばれていることを多くの日本人にも知ってほしい。3月6日で1年んとなるおにぎりプロジェクトをこれからも続けながら、ウクライナ人の自立支援も手掛けたい」と語る。
福島県郡山市出身の石井聖真さん(20)は「朝からずっとお米とたたかって、めちゃくちゃ疲れたのですが、汗水流して作ったおにぎりをもらった人たちの笑顔や嬉しい気持ちを渡しながら感じて感動したし、やりがいがあった。
やって良かった。難民キャンプは治安が悪いんじゃない?と周りに心配されたて、いろいろ不安があったのですが、避難してきた人たちもとても優しい人たちだったので、すごい楽しい雰囲気で楽しく活動できました。大学生でポーランドでウクライナの人たちに直接支援するという機会もなかなかつくれないし、貴重な体験をできたので、本当に来て良かったし、多くの学生に一歩踏み出して参加して欲しい。
東日本大震災で小学生の時に自分は助けることができず多くの方に支援を受けたので、今回、大学生になったので困っているウクライナの人たちのためになにか力になりたいと思って支援しました。
原発事故を経験して原発の怖さを感じたし、ウクライナの原発も不安なので早く戦争が終わって欲しい。福島は自然災害による原発事故で大変でしたが、今回は人災にるよる戦争なので早く戦争が終わって難民キャンプにいるウクライナの人たちが生まれ育った街に帰れる事を願っています。いつか戦争が終わって平和になったウクライナに行ってみたい」と語る。
アースウォーカーズ代表理事の小玉直也さん(20)は「ウクライナ戦争から1年過ぎ寄付が減少していく中、活動を続けるのは本当に大変ですが、引き続き寄付を集めがらウクライナの女性や子供たちのサポートをしていきたい。ぜひホームページをごらんになり支援に協力をしていただけると助かります」と語った。
おにぎりプロジェクトを紹介している動画はこちらのチャンネル登録もお願いします。
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また、今回のウクライナでのプロジェクトがNHKで報道されます。ぜひご覧ください。
13日NHK BS 22:00〜「国際報道2023」
13日NHK総合 23:45〜「国際報道2023」
15日NHK総合「おはよう日本」
が全国放送で
15日NHK福島放送局18:10〜「はまなかあいづTODAY」で放送予定です。
15日NHK宮崎放送局18:10〜「てげビビ」も放送されるかもしれません。
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お願いがあります。NHKの放送のあとNHKの東京渋谷や福島放送局もしくは地元のNHKにニュースの感想をメールしてほしいです。
そういうニュースがよかったという感想が多く届くとまた今後もウクライナの報道が増える可能性があるのでお願いします。
一人でも多くの人が下記に連絡してもらえるとありがたいです。
東京
福島放送局



2023年3月11日土曜日

【イラク戦争から20年、ウクライナ戦争から1年イベント紹介】

ロシアの無法な戦争は断じて許すことの出来ない。

同時に20年前アメリカがイラクに侵攻したイラク戦争もしかり。
いまウクライナの女性や子どもたちの映像が日本のテレビでも流れ、ロシアでは流れないという現象は許せないが、イラク戦争の時はアメリカの空爆などで子どもの足が切断され命を落としていく映像は日本で流れる事は少なく、サダムフセインの隠れ家や掃討作戦が進んでいる事を日本で報道してた。
戦争が始まると肯定化するメディアによって私たちも自衛隊の派遣に異論が少なくなっていく。
戦争に正しい戦争はない!
そんなイラク戦争から20年を振り返る下記イベントが開催されます。
3月18日14:00〜専修大学神田キャンパスおよびオンライン(詳細はチラシをご覧ください)
イラク戦争の時そしてウクライナ戦争にも現場に足を運んだジャーナリストなどの貴重な報告です。
また、翌日私がウクライナから帰ってきての帰国報告会を池袋で開催します。
3月19日15:00〜としま区民センター502会議室およびオンライン(詳細はチラシをご覧下さい)
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また、今回のウクライナでのプロジェクトがNHKで報道されます。ぜひご覧ください。
13日NHK BS 22:00〜「国際報道2023」
13日NHK総合 23:45〜「国際報道2023」
15日NHK総合「おはよう日本」
が全国放送で
15日NHK福島放送局18:10〜「はまなかあいづTODAY」で放送予定です。
それと
15日NHK宮崎放送局18:10〜「てげビビ」も放送されるかもしれません。
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お願いが3つ!
1つはNHKの放送のあとNHKの東京渋谷や福島放送局にニュースの感想をメールしてほしいです。
そういうニュースがよかったという感想が多く届くとまた今後もウクライナの報道が増える可能性があるのでお願いします。
一人でも多くの人が東京と福島の双方に伝えてほしいです。
東京
福島放送局
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2つ目にウクライナ寄付のお願いです。
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最後に下記YouTubeチャンネル登録を是非お願いします。




2023年3月6日月曜日

【ウクライナ戦争から1年】

〜ワルシャワでのおにぎりプロジェクト〜

ワルシャワのウクライナから避難している難民施設で国産米を使っておにぎりを提供してきました。
朝8:00に集合し7升5合を3回に分けて炊いて280個のおにぎりを作成。13:10くらいに作り終え13:30から施設で配布が始まった。
施設の配布する3階に行くと多くの人がおにぎりを待って長蛇の列。
一人一つずつおにぎりを配布して約10分くらいで配り終えた。
今回は2019年福島県郡山市の高校生でドイツに一緒に行った石井聖真くん20歳(埼玉大学2年)が「ウクライナ支援のボランティアに参加したい」と自費でワルシャワまで来て一緒におにぎりを作って届けてきました。
彼は家族の「難民の施設は治安が悪いんじゃないか?」「ウクライナの隣の国は危険じゃないのか?」などの心配を乗り越え現地まで参加しました。
今回のボランティアはおにぎりを握っている時は後半腕が痛くなり、きついと感じていたが、ウクライナの皆さんが、おにぎりを食べて笑顔になっている子どもや女性たちの姿を見てやって良かったと感じました。本当に来て良かった。
そして11年前小学生の時に東日本大震災と原発事故の影響で福島は多くの方々のサポートで乗り越えてこれた。当時は小さかったから何もできなかったけど、今回、このような形でボランティアできてとても良かったと語った。
このプロジェクトは1年前の戦争直後からおにぎりを握り続けてきた彦右衛門さんが続けてきた企画。自分の仕事の収入を削り出して支援してきたのだが、お米を3升炊ける窯を自費で購入し続けてきた。
他のポーランドの団体が数千万円以上の寄付を集めていると聞いてお米を炊く窯を買うのをサポートしてもらえないか?聞いたが出してもらえなかったらしい。
今回アースウォーカーズで大きな窯2つ分の寄付をこれから集めて彦右衛門さんをフォローすることになった。
また今後も彦右衛門さんのおにぎりプロジェクトが彼の収益でやるのではなく、可能な限りフォローできるようアースウォーカーズで寄付を集めることとなった。
ぜひ、みなさんウクライナの子どもたちや女性の支援をサポートするために下記から寄付をよろしくお願いします。
下記にYouTubeで埼玉大の石井聖真くんやオニギリ食べた感想などアップしました。
チャンネル登録もよろしくお願いします。