2019年2月21日木曜日

どるふぃんプレゼンツ 第8回 福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ!4日目(活動4日目 2月20日)

福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプも活動4日目!!

今日はまず小林市の朋こども園に行きました。
着いてすぐ子どもたちから歓迎の歌を披露してもらい、その後園庭で走り回ったり砂遊びをしたりしました。
普段福島であまり砂遊びをしていないので、遊び方がわからないながらも、ズボンが泥まみれになるほど楽しんでいました。初めて泥遊びをする子は、時間を忘れ熱心に遊んでいました。
すべり台やロープにつかまって遊んだりしてて、元気に遊んでいて、お母さんたちにも宮崎に来て良かったと感じていただけてると感じています。
今回は、UMKからの取材が来ていて、福島の子どもたちが遊んでいる様子をカメラで撮っていました。

最後にはやきいもやイチゴをいただき、お別れをしました。
普段あまり外で遊べない分、宮崎で自由に走り回る姿を見て、こちらも元気をもらうことができました。
私は、今回初めて来んねキャンプに参加して、福島の現状を知ることができたり、福島の子どもたちやお母さんの笑顔を見ることができ、このような被災地支援の活動の必要性を感じましたし、これからも活動を続けていきたいと思っています。
お昼は泉の鯉さんにお世話になりました。
みんなで鯉にエサをあげた後に、美味しい鯉を頂きました。
鯉の刺身を食べるのは皆さん初めてで、綺麗な水に恵まれた小林でしか味わえない料理を堪能しました。
普段の福島での生活では、釣り堀などに行くことを避けているというお母さんも、「楽しそうに鯉にエサをあげている子どもの姿を見ることができて良かった」と話して頂きました。
その後はイービレッジにお邪魔して、お母さんたちは食後のお茶を頂き、ほっとひと息。
自然食品にも皆さん興味津々で、無農薬のイチゴや切り干し大根、マクロビのお菓子などを購入されていました。
イービレッジの後は西田農園に向かいました。
着いたらまず、有機農業についてのお話を伺いました。
西田農園では、化学肥料を全く使わない有機栽培を行っていて、身体に良い野菜やお米を作っています。有機農業で作られた野菜は安心な上においしいので、魅力的だなと感じました。
そのあと、子どもたちみんなで餅つきをしました。
餅つきが一人で難しい子は学生や大人の手を借りながら、楽しく餅つきを行いました。
普段の生活ではなかなか体験できないことなので、子どもたちにとって思い出に残るものになったと思います。 
震災以降、福島のお母さんは買うものの食材産地を必ず確認するようになり、福島県産のものは避けるようになったそうです。福島のお母さんのお話を聞くと、九州に住んでいたら考えつかない苦労を重ねていると知り、震災以降生活が一変したんだと感じました。
最後にみんなでニンジン掘り体験をしました。
裸足で土の上にのり、集中して収穫していました。福島の子どもたちとお母さんは何も心配せずに食事できることがありがたいと語っていました。

収穫した人参を生でボリボリかじる子どもたちやお母さん。柿みたいに甘い味がして、子どもたちは生の人参を次々おかわりして、大満足!

最後に西田農園からの寄付をいただきました。
本当にありがとうございます!
自然いっぱいの西田農園を後にして、温泉は青島のサンクマールさんに提供いただきリラックス。
今回はじめてお風呂を2日間提供していただいたサンクマールさん。露天に出たら水面にうかぶ月明かりとフェニックスの木が綺麗でした。
内海のドルフィンさん宅に帰ったら揚げたての串カツを囲んで夕食タイム。

今日は盛りだくさん食べたので、お腹にあまり入らないかと思いきや、美味しかったのでみんなもぐもぐ!
宿を提供していただいた、自治会長さんらも一緒に食事できて、多くの人たちに支えられていることを実感する1日となりました。
福島の親子が楽しんでいる中、今日はボランティアをしてくれている宮崎大学の学生数名が今回の来んねキャンプを含むアースウォーカーズで行っている様々な活動の支援金を集めるために募金活動を行ってくれました。
アースウォーカーズの今後の継続した活動を行うためにこうやってたくさんの学生が関わってくれています。

震災から月日とともに、寄付が減少しているので、ぜひ下記サイトから寄付していただけると助かります。
NPO法人アースウォーカーズ
代表理事:小玉直也 090-8301-1123

文責:藤原彩夏 宮崎大学4年
   森崎大誠 宮崎大学1年
編集:森谷尚之 宮崎大学4年

2019年2月20日水曜日

どるふぃんプレゼンツ 第8回 福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ 3日目(2月19日)

今日は来んねキャンプ3日目。

楽しみしていた海遊びの予定でしたが、あいにくの雨で急遽あおしま子育て交流ひろばで遊ぶことになりました。
福島のお母さん達は「福島も徐々に海が解禁されつつあるが、汚染水が海に流れているのでやはり抵抗があるので、砂に触れさせ、貝殻を拾わせてあげたかった」と話していました。
子どもたちも「海で遊びたかった」と話しており、海で遊べなくて残念でした。
しかし室内でも子どもたちは元気に遊んでおり、お母さん達はその姿を微笑ましく眺めていました。「子どもたちが楽しいのがなにより」と話していました。
昼食は、海水浴場でのバーベキューを予定していましたが、あいにくの天気でどるふぃんの幸森さんのご協力、ご支援のもと室内でのバーベキューを行いました。
肉や野菜、おにぎりなどたくさんの新鮮でおいしい食材を用意していただきました。子どもたちの美味しそうに食べる姿や笑顔をたくさん見ることができました。

お昼ご飯のあとは響座へ太鼓体験に行きました。

太鼓のことについて値段や種類など豆知識を教えてもらいました。太鼓にも楽譜があることや、力の強弱やテンポによって音色を変えることが出来ることを教わりました。
そして、実際に教えてもらいながら演奏体験しました。
最初はできないと言っていた子も最後は上手に出来るようになっていました。発表会は今まで習ったことをしっかりと出し切っていました。みんなとっても楽しそうでした。
お母さん達は「大きな音でも喜んでにこにこ笑って聞いていて心地いい音なんだと思った」
「太鼓を演奏する機会はそんなにないので貴重な体験をした。子どもたちが楽しそうで嬉しかった」と話していました。

響座での太鼓演奏体験、鑑賞の後にうどん茶房 ふなやさんで自分たちで作ったうどんを食べました。

はじめに、うどんの原料である小麦についてのお話やうどんの作り方についてのお話をしていただきました。
そのあとはいよいようどんづくり体験が始まりました。
体験をしている子どもたちは自分の手で生地をこね、「おいしくな〜れ」と言いながら生地を踏み、本物の包丁を使ってうどんを切っていました。
小さな足で一生懸命踏んだ生地を休ませている間に、食育に関するお話もしていただきました。
「性」と「生」と「食」の繋がりや命の大切さを教えて頂いてとてもためになりました。
お母さんたちにとっても子どもたちにとっても、これから親になる私たちにとっても素晴らしい経験になったと思います。
食事の時間には、手づくりうどんを笑顔でおいしそうに食べる姿が見られ感動しました。
1日を振りかえって太鼓やうどんなどを体験し、子どもたちが成長する姿にお母さんたちも感心していました。

震災から月日とともに、寄付が減少しているので、ぜひ下記サイトから寄付していただけると助かります。
NPO法人アースウォーカーズ
代表理事:小玉直也 090-8301-1123

文責:成合美香 宮崎大学1年
   鵜戸真尋 宮崎大学1年
加筆:木村篤志 宮崎大学2年
編集:井手淳也 宮崎大学2年
   榎戸雅基 宮崎大学1年