2020年2月29日土曜日

5日目 第9回どるふぃんプレゼンツ福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ!

2月27日、来んねキャンプ5日目はまず、平和台公園へ行きました。
広場ではみんな鳥を追いかけるのが楽しくて夢中になっていました。そして、平和の塔に登り宮崎の綺麗な景色を眺めました。


その後、はにわ園に移動してたくさんのはにわとご対面しました。みんな色々な表情をしているはにわに興味津々でした。


周りにはどんぐりがたくさんあり、転がして遊んだりもしました。
参加者のお母さんからはどんぐりもはにわも毎日が初めてだらけで嬉しいという声もありました。
宮崎ならではの自然の中で大いに遊ぶことができました。


ランチは、オーガニックレストランsizenさんでご飯を食べました。
sizenさんの料理は、無農薬・有機野菜が中心のメニューで、子どもたちももりもりご飯を食べていました!


参加者の八代さんは、普段からお子さんの身体に入る物にとても気を遣ってらっしゃって「心も身体も暖まる食事をありがとうございました。」と仰っていました。


sizenさんでのランチのあとは、ひむか村の宝箱さんの池辺さんにヨーグルト風味のソフトクリームを振る舞って頂きました!


次は響座太鼓に行きました。


みんなでアンパンマンの歌の掛け声に合わせて太鼓を叩きました。太鼓の力強い音とみんなで合わせるバチの一体感でとても身体まで響き渡る演奏が出来ました。


午後からはホテルシェラトンに行きました!


まずはラグビーの日本代表もキャンプを行った芝生でボール遊びやかけっこなど裸足になって遊び回りました。


芝生の上に寝転んだり思いっきり走り回ってみんな本当に伸び伸び遊んでいました。


次に、ホテルシェラトンの43階のチャペルを見学させて頂きました!
なかなか入れないチャペルの見学と窓から見える絶景にみんな釘付けでした!


見学が終わると、温泉施設「松泉宮」で温泉に入りました!
広くて綺麗なお風呂でみんなリラックスしました!


温泉からあがると、いよいよホテルシャラトンのパインテラスでのディナービュッフェです。チキン南蛮やレタス巻などの郷土料理やお寿司やお刺身、お肉料理、豊富なデザートにみなさん大興奮でした!


あるお母さんは、「福島産だったら怖くて食べさせないけど、ここだったら安心して食べさせられる」と仰っていて、普段の食事に気をつかってらっしゃっていることを感じました。
また、子どもたちはチョコレートフォンデュやソフトクリームに夢中になっていました!笑


夕食を終えると、プールガーデンの焚き火でマシュマロ焼き体験をしました。みんなで火を囲んで楽しく焼いてできたマシュマロは格段に美味しかったです。


5日目にも関わらず、子どもたちが外で楽しそうに遊んでくれる姿が見れて良かったです。一つひとつの体験が福島ではなかなかできない事で貴重なのだなと感じました。


今日は、盛りだくさんのスケジュールだったので、最後にはみなさんおつかれでした。
ゆっくり寝ていただいて残り2日間楽しんでいただきたいです!
文責:宮崎大学工学部 3年 木村篤志
   宮崎大学農学部 3年 小川春菜
編集:白鷗大学教育学部2年 中村永遠

2020年2月28日金曜日

4日目 第9回どるふぃんプレゼンツ福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ!

2月26日(水)はまず最初に白浜海水浴場を訪れました。砂の山や泥団子を作ったり、貝殻を拾ったり、海に入ったりと子供達は思い思いに海を満喫しました。


6歳の子に、海怖い?と聞いたところ怖いよりも楽しいと満面の笑みで答えてくれました。服をびっしょりにして遊んでいる姿も見られ、服の汚れなどを忘れてしまうほど楽しい時間となりました。普段、海に入れる機会は少ないそうなので、子供達がはしゃいでいるのを見たときは嬉しかったです。


お昼ご飯はどるふぃんの方々とBBQをしました。ピーマンの丸焼きは初めてと言う人が多く、素材の味が味わえると美味しさに感動していました。


また、福島ではせせりをあまり食べないそうで、お肉の中でも特に人気だったように思います。美味しいお肉と宮崎の野菜をお腹いっぱい堪能しました。お腹いっぱいになった後は走りまわって遊んでいる子も多く元気な姿を見ることができました。


バーベキューを食べたあとは清武運動公園に行き、オリックスバッファローズのキャンプを見たり近くのアスレチックで遊びました。
オリックスバッファローズのキャンプでは迫力のすごさに驚いてる子どもたちもいました。


また、アスレチックでは大きなアスレチックに子ども達は大興奮で時間いっぱいになるまで遊んでおり、とても楽しそうでした。


次に、大王松の松ぼっくりを拾いに行きました。人間の拳よりも大きな松ぼっくりを前に子どもたちは興味津々でビニール袋いっぱいになるまで拾っていました。
子どもたちもお母さんたちも松ぼっくりを拾うことに夢中になってる姿を見て嬉しかったです。


夜ご飯は山椒茶屋に行きました。
宮崎に来て2度目のうどんということもあり
子供たちが普段よりもいっぱい食べるほど美味しいうどんをいただくことができました。


飽きていないか不安でしたが1人前のうどんをペロリと食べててびっくりしました。
今日は曇り空でしたが明日は晴れるように祈っときたいと思います。


【担当の自己紹介】
工学部環境応用化学科2年の坂本侑大です。
これからもさまざまな人の助けとなるような活動をしていきたいと思います。
地域資源創成学部1年の原口智衣です。
福島の子供達と遊んでいる、この「来んねキャンプ」の写真を見て、楽しそうだと思いアースウォーカーズに入りました。
文責:宮崎大学工学部2年 坂本侑大
   宮崎大学地域資源創成学部1年 原口智衣
編集:白鷗大学教育学部2年 中村永遠

2020年2月26日水曜日

3日目 第9回どるふぃんプレゼンツ福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ!

今日、2月25日火曜日の一番最初の保養は、内海港にて協賛していただいてくださっている、どるふぃんさん社長の幸森さんが所有している船での乗船体験でした。


子どもたちは船に揺られ、陸から次第に離れていくに従い不安な表情をしていました。しかし、慣れ始めると母さんと手を繋ぎながら、船首へ行き楽しげな表情を見せてくれました。


ある参加してくれた親御さんに感想を聞くと、「遊覧船には乗ったことはあったけれど、海風を受けながらの乗船は初めてでした。子ども嬉しそうですよかったです。」と言っていただきました。子どもは常に吸収して成長していくので、沢山の経験が糧になっていくことを気付くのと同時に思い出しました。


 少し時間に余裕ができたので急遽予定を変更し、広島カープのキャンプを見学しに行きました。自分は初めてキャンプを見に来ました。子どもたちも興味津々で守備やピッチング練習を見ました。


 お昼ごはんは南郷漁協さんのご協力のもと、ホテル丸万さんでいただきました。今朝水揚げされた新鮮なお魚とカツオ飯を振る舞ってくださいました。


参加者のお母さんがたもおいしいと顔を見合わせながら舌づつみをうっていました。


南郷漁協さんは福島の漁協と交流があったが震災の原発事故を原因に関係がとぎれてしまったことから来んねキャンプにご協力をしてくださっています。最後にルアーを模したお守りをプレゼントしてくださいました。


 南郷漁協でご飯を頂いた後はホースパークに向かいました。
ここでは都井岬で見たよりも大きかったお馬さんや犬やポニーと触れ合いました。乗馬体験や馬にニンジンをあげたりしました。


初めて一人で馬に乗った子もいたそうです。


また、動物だけでなく場内に咲いていた菜の花などにも興味を示していました。最初は動物を怖がっていた子どもたちも最後にはみんな楽しそうに餌やりをしてました。


 今日の夕食は、ふなやうどんさんにてお母様方と一緒に手作りうどん体験と食育についての勉強会をしました。
 食事について学ぶことで、日頃のお母様方の努力に気づく子も一緒にお料理のお手伝いをしている子は知っていることを含めて新しい発見をしていました。


 さらに、自分で作った料理を食べることで達成感を得ている子も多く、お昼ご飯に食べたホテル丸万の新鮮な料理とは異なる特別な食事になっていました。


 ある親御さんによります「食育の勉強の際に、ふなやうどんの店主さんの息子さんが自分の子と同じ歳で、一人でお料理をこなしている動画を見せてもらったので、自分の子にも何かをやらせてみようと思った」と言っておりました。


 自分も特別な体験は今でも覚えているので、これからの日程も楽しんでほしいと思いました。
 
〈担当の自己紹介〉
 こんにちは、農学部1年生のナオキです。アースウォーカーズには、入学したての頃に大学構内を探検しているとき、たまたま覗いた教室でこのサークルのミーティングをしており、現部長に入部希望者と勘違いされ、そのまま参加することになりました。
文責:宮崎大学一年 相原直生
   宮崎大学二年 榎戸雅基
編集:白鷗大学二年 中村永遠

2020年2月24日月曜日

2日目 第9回どるふぃんプレゼンツ福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ!

文責:宮崎大学二年 森崎大誠
   宮崎大学三年 松坂睦実

来んねキャンプ、
宮崎らしい晴天で2日目が始まりました!
朝かららいふのパンさんのパンをいただき、すぐに大学生のボランティアと元気いっぱいに遊びました。
移動中のバスでは大学生が自己紹介をしながら、参加者の親子からの質問を答える時間を過ごして、1日目より打ち解けられたと感じました。参加者の方々も学生に興味を持って質問してくれる方ばかりで、誕生日や血液型をすべてメモして学生の名前を覚えようとしてくれているお母さんがいて、とても嬉しかったです。


お昼ご飯は立宇津港の海心さんのかわさきさんが用意していただいた魚料理を暖かい外でいただきました。朝4時まで泳いでいたお魚を刺身、焼き魚、味噌汁に料理していただいたので、とても新鮮なお料理ばかりで、みんな喜んで食べていました。


お刺身を初めて食べた子どももいて、最初は不思議そうな顔をしながら食べていたので、その体験を宮崎でしてもらえたことが記憶に残る思い出になったらいいなと思いました。


福島では放射能の影響で外のものを触ることに対して不安がある中、一生懸命、貝を袋に詰める子がいて、お土産で持って帰るって嬉しそうに話していました。


その後、立宇津港を後にし、都井岬へ行きました。御崎馬という野生馬がいる場所で、馬を見た子供たちは指をさして、「馬だ!!」と楽しそうに反応していました。展望台にも登り、綺麗な景色をみんなで楽しみました。


今日はほんとに天気も良く、風もほぼなく、日和だと思いました。


温泉はホテルジェイズ日南リゾートへ行きました。毎年訪れている北郷温泉が今回アクシデントにより利用できなかったため、急遽変更になりましたが、参加者のみなさんは眺めの良い露天風呂をゆっくり楽しんでいました。
その後、宿として利用している内海に戻り、ご支援いただいている、どるふぃんの幸森さん、内海地区の元自治会長の大西さんとご一緒に夕食交流を行いました。夕食は幸森さんのお知り合いの杉本さんに準備していただき、お魚の刺身、カルパッチョやカツ、ポテトサラダに、炊き込みご飯などたくさんの料理を囲んで、楽しく食事しました。夕食時、参加者のわたなべさんから「参加が2回目になるんですが、子供が宮崎に来たということよりも宮崎の人に会えたっていうのが嬉しがっているみたい」と言っていただいたのは、とても嬉しくて、リピートしてくれているからこそ聞ける感想だと思いました。


2日目はほんとに天気が良かったのでこのまま続いたらいいなと思うほど暖かい日でした。
宮崎大学農学部3年 松坂睦実
(大学では畜産を学んでいて、豚が大好きです。
アースウォーカーズには1年生の頃に出会い、今も楽しく活動しています。)
串間市、日南市観光でバスでの移動時間が長かったのですが、移動中に福島の家族とボランティアの学生が様々な話をする機会が多くあり、よりお互いのことを知ることができ、信頼関係が徐々に築けているなと感じました。
福島では心配で子どもたちに自然との触れ合いを制限させる親御さんがいらっしゃいますが、宮崎での1日は思う存分、貝殻拾いなどの自然体験をすることができ、子どもたちは夢中になって遊んでいました。

昼夜ともにお魚料理が中心でしたが、魚が苦手だという福島のお母さんが、このお魚なら美味しく食べられると話されていて、とても満足している様子でした。

明日3日目は乗船体験や乗馬体験、うどん作りと充実した1日になりそうなので、夜はゆっくり休んで明日に備えたいと思います。
自己紹介
宮崎大学工学部2年 森崎大誠
(大学では土木の勉強をしています。防災、減災に関わる活動をしたいと思い、アースウォーカーズの活動に携わらせてもらっています。)

編集:白鷗大学二年 中村永遠

2020年2月23日日曜日

どるふぃんプレゼンツ 第9回 福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ!がスタートしました!

文責:宮崎大学一年 藤石拓秀
   宮崎大学二年 榎戸雅基
どるふぃんプレゼンツ 福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ!が今年も始まりました。
東日本大震災が発生してから毎年行われているこのプロジェクトも今年で9回目になります。今年は体調不良や新型コロナウイルスへの不安から今回の参加を見送るご家族もありましたが、15名・5家族の参加になります。
福島から東京へ向かう新幹線の遅延で飛行機への搭乗が時間ギリギリになるというハプニングもありましたが、全員無事に宮崎行きの空の旅を楽しむことができました。
宮崎空港の到着口では宮崎の大学生含むボランティアがお出迎え!笑顔で参加者をお迎えしました。
その後は宮崎で行われているプロ野球・Jリーグキャンプの特設ブースを見て回りました。
子どもたちは学生たちとボール遊びをしたり、各団体のユニフォームなどと写真を撮ったりして緊張がほぐれたようです。
 宮崎空港に着いた後、堀切峠に訪れました。福島が宮崎まで長旅だったにもかかわらず子どもたちはエンジン全開で遊んでいました。子どもたちが草木や葉に触れても何も気にかけなくていいことに喜ぶ親御さんがとても印象的でした。
 今回の宿泊所へチェックインをした後、毎年ご協力していただいている天空カフェジールへ向かいました。この時点では学生ボランティアとも親しくなっているように見受けられました。自由に遊ぶ子どもたちの笑顔を見て明日以降一日一日をなるべく楽しく忘れることのない一日へとしていきたいと思いました。
 建物の外に落ちていた葉っぱや枝、石などを楽しそうに拾う子どもがいました。学生にも「あげる!」といって渡してくれるほどいっぱい拾っていました。その子のお母さんにお話を聞くと「普段は今みたいに葉っぱなど自然のものに触らせたりしないから、宮崎ではそのことに気を遣わず子どもたちに遊ばせてあげられる」と嬉しそうにおっしゃっていました。自分たちに何気なく手渡してくれた小さな葉っぱにも宮崎で保養を開催することの大きな意味を感じました。
ご飯の前に宮崎センター合唱団の有志の方々がきれいな歌声で福島の子どもたちを歓迎してくださいました。10分ほどの時間でしたが建物内に響き渡る歌声に子どもたちも聞き入っていました。
夕食にはオーガニックの食材を使ったバイキングをいただきました。茎の素揚げやにんじんでできたエビフライなどとてもおいしいご飯にお母さんたちもビックリ!去年参加したご家族だけでなく今年から参加するご家族や学生もおいしく頂きました!
 ご飯の後は青島サンクマールで温泉に入らせていただきました。少し熱めのお湯でしたが子どもたちは外に出て体を冷ましたりしてリフレッシュできたようです。ありがとうございました。
 今回の来んねキャンプでは前半の宿泊先をコインランドリー・どるふぃんの社長幸森さんが暖かい家をご用意してくださいました。ベランダからきれいな海が見れる内海の家を貸していただきありがとうございます。明日からの楽しい旅を夢見て今日は床に就きます。
〈担当の自己紹介〉
 宮崎大学農学部1年の藤石拓秀です。皆からはじいしと呼ばれています。防災に興味があったこと、大学での時間を有意義に使いたいことからアースウォーカーズに入りました。よろしくお願いします
 宮崎大学工学部2年の榎戸雅基ことえのっきーです。来んねキャンプの参加は今回で二回目ですが子どもたちが外で気持ち良く遊べてお母さん方にもフレッシュできるよう初心を忘れずに頑張ります。今日はあるお母さんから京都の幼稚園へ留学という形で通学をしたというお話を聞きました。京都のママさんたちがボランティアで福島の親子を支援しているそうです。日中はお子さんを幼稚園に預けるためお母さんは下の子と京都観光を楽しみリフレッシュできたそうです。その話を聞いて自分の立場からできる形の支援をしているという事がすごいなと思いました。宮崎に住む大学生という立場で自分にできることは何か、来んねキャンプを通して見つけられたらいいなと思います。

編集:宮崎大学二年 榎戸雅基