2019年12月9日月曜日

福島の中学生!オーストラリアプロジェクト参加者募集

【福島の中学生!オーストラリアプロジェクト参加者募集】
こんにちは、福島の中学生がオーストラリア北部のケアンズでホームステイ体験するプロジェクトの参加希望者募集中です!!


日本の夏休みにあたる2020年8月に開催され、自然の中で満喫できるプロジェクト。
オーガニック農場で収穫体験や海や山の世界遺産を訪れたり魅力的なプロジェクト。現地の中学校も訪問し交流も予定しています。


英語に自信のある人も、自信がない人もどしどし申し込みをお待ちしています。
申し込み時点で中学1年〜3年の生徒が申し込めます。
ただし、例年中体連の県大会も日程が重複するので、ご注意ください。

詳しくは、下記ホームページをご覧ください。

2019年12月8日日曜日

名古屋、岐阜でドイツプロジェクトの高校生の報告会を開催しました

12月7、8日、名古屋、岐阜でドイツプロジェクトの高校生の報告会を開催しました。


昨年に引き続きチェルノブイリ救援中部の方々に企画していただき、12月7日は名古屋市のブラザーミユージアムでの開催でした。


翌日8日は岐阜市の命とくらしを考える会ぎふの方々が企画していただきました。


名古屋での高校生たちの報告は涙しながらの報告で、会場の人の心を打ちました。


質疑応答に続き、交流する場もあり、思い思いに発言し高校生も受け答えていました。


福島県教育委員会からも兼子さんに参加していただき、メッセージを伝えてもらいました。


夜の懇親会でも話はもりあがり、翌日の岐阜での報告会へと2日続けての報告&名古屋観光でした。


高校生たちも久々の報告でしたが、数十人の参加者の前で堂々と、福島、そしてドイツでの経験を伝え頑張っていました。


これから、九州や関西を中心に報告会があるので、ぜひご参加下さい。
http://earthwalkers.jp/





以下、高校生の感想です
※ ※ ※ ※ ※



戸川華恵 福島南高校1年 
私は今回、名古屋と岐阜で行われた報告会に参加しました。


私が思っている以上にたくさんの方のご意見や考えを聞くことが出来て貴重な体験になりました。


主にエネルギーのお話をしましたが、震災体験や今の日本のことなど多様な分野で自分とは違った答えを聞いてより1層考えることが出来ました。

途中で話している内容が分からなくなったり、脱線してしまったりしましたが、会場の皆さんが真剣に話を聞いてくださって本当に嬉しかったです。


報告会の後に行ったお食事会の時も報告会の時は出来なかったお話を聞くことが出来て良かったです。


普段はあまり話さない分野なので凄く頭を使い、考え、話し、疲労感はありましたが、達成感のような自分の中の成長を感じることが出来ました。


今回の報告会にご参加してくださった方々にはとても感謝しています。


これからも自分の体験を、学んだことをたくさんの方とお話できるよう、そしてそれを活用していけるよう努めていきたいです。
※ ※ ※ ※ ※





蛭田里桜 立命館慶祥高校1年
今回名古屋と岐阜の報告会に参加してきました。


まず名古屋の報告会に参加して、最初は何を話せばいいか上手く話せるかとても心配でした。結果案の定上手く話せませんでした。


しかし、名古屋の報告会に来てくれて方達が報告会のあと「高校生でこんなに素晴らしい経験ができて良かったね」や「震災の時の状況を詳しく知れて良かった」などと言ってくださり伝えることは大変だったけど報告会に参加して良かったなと思いました。


また、名古屋の報告会に来てくださった方と連絡先を交換してこの報告会の後にも福島の事などをお話したり名古屋での活動を聞いたりと人と人との繋がりも広くなりました。


そして、何より私が名古屋の報告会で1番考えなければなと思った事は自分の考えだけではなく色々と新聞やネット、ニュースなどで調べて自分の考えと違う所はどこか、また自分の考えが偏っていないかを考えることが大切だと思いました。


次に岐阜の報告会に参加して名古屋の報告会ほど緊張はしなかったんですが、名古屋の報告会を踏まえてさらに自分の考えが広がり岐阜の方達には自分が新たに見つけた考えを伝える事が出来ました。


また、報告会の後の質疑応答の時間で「原発はあった方がいいと思いますか?」など難しい質問を受けて、改めて原発って使い方によればメリットもデメリットもあるからどちらの方がいいんだろ?など自分でも考えることができて新たな発見につながりました。


今回名古屋と岐阜の報告会に参加して、名古屋や岐阜の方達が福島の人達よりも震災や原発について関心が深くて、私たちが福島で住んでる人よりも多くの知識がある事に驚きました


それと同時に私たちがいかに震災や原発について考えや知識が薄れているかという怖さも感じしました。


私は小学校1年生で震災を体験してギリギリ震災のことを覚えている年代だと思っています。
なので、これから私達が日本中そして世界中に福島の事を伝えていかないといけないと思いました。


報告会に参加してくださった皆さん今回は私たちの経験を聞いていただきまた、私に新たに考えや知識を深められる時間を作っていただきありがとうございました。


2019年12月1日日曜日

福島の高校生が、山梨県韮崎市と長野県伊那市で報告会を開催しました

福島の高校生たちが、山梨県韮崎市と長野県伊那市でアースウォーカーズとしても初めての報告会を開催してきました。
後半、高校生の感想も載ってます。


北杜市在住で友人の星 あきなさんに協力してもらい、韮崎の中高生の居場所づくりの運営をしているNPO法人河原部さんに相談しながら、初めての山梨での開催となりました。
今回のチラシのデザインに関わってくれた久保田さんが、とにかく素敵なフライヤーを作ってくれて、本当に良かったです。


11月30日の韮崎での報告では、中高生の居場所という事もあり、若者がいっぱいでした。
卓球してたり、絵を描いてたり、勉強してたり。とても素敵なスペースで、福島の高校生たちの報告をさせてもらいました。


高校生たちは8月に帰国して久々の愛由さんが緊張していて、抜けてしまうと不安というのもあり最初に愛由さんが報告しました。
そのあと、抜けたところを颯人さんが報告する形でドイツでの体験や福島についてのスピーチをしました。


後半、小玉代表がそれぞれの特徴や高校生の報告で抜けていたところなどを触れ、報告が終わりました。
久々という事もあり、うまく伝えれなかったところもありましたが、質疑応答も含め頑張って報告してくれました。


そのあとの交流会では、あきなさんが関わっている「みんなのおうち公園」からのおにぎりやスープを食べながら、高校生たちや小玉代表の周りにいろんな人が質問をしてきてくれました。
無農薬の軽食とても美味しかったです。あきなさんはじめ、作ってくれたみなさんありがとうございます。




2日目の、12月1日の報告会は長野県伊那市でした。
この会場はチェルノブイリ救援中部の原さんが、昨年の名古屋での報告会の噂を聞き企画してくれました。
約40人くらいの人たちの会場で、前日とはうって変わって年配の方々の参加でした。


高校生の発表は、前日よりもとてもわかりやすく流れるように報告してくれました。
やはり、前日は緊張していたんだなあと思いながら、次々出てくる質問にも答えながらとても深まる報告会となりました。


去年、ドイツに参加して長野県松本市在住の日向子さんも駆けつけて飛び入り感想スピーチしてくれました。
マミヤ マサヒロさん、ありがとう。


原さんは隣町の南箕輪村在住なのですが、バイオガスのプラントを作ったり、いろんな事に手掛けてるとても魅力的な方でした。


私たちが宿泊した酪農家の小野寺さん宅の家にも、原さんが手掛けたバイオガスプラントがあり、朝食には牛の糞から出るガスで目玉焼きを食べてとても美味しかったです。
朝食後はガスが作られる工程や搾乳の様子なども見学して、再生可能エネルギーが一段と深まった宿泊でした。


レンガ仕立てのストーブも少しの薪で部屋がずっとあったまる作りになっていて、とても興味深かったです。
山田 歩さん原さん、ありがとうございました。


何より、この報告会で高校生たちもいろんなドイツであった事を思い出すきっかけとなり、相手に伝えることの大事さや、そのスキルが経験するごとに上達していく様を見て高校生たちの自信にもつながりました。

以下、高校生の報告です。





遠藤颯人 あさか開成高校
私は報告会は今回で2度目ですが、前回の報告会よりも緊張せずに発表をすることができました。
でも、所々抜けてしまって、カバーしてもらったところがあったので、次の報告会では、しっかりと自分が発表する部分をまとめて発表したいと思います。


韮崎市も伊那市の報告会でも色々な質問や感想を頂いて、この2回の報告会に参加して、本当に良かったなと思いました。さらに新しい友達もできて、とても楽しい報告会にすることができました。


そして、3人で泊まらせて頂いた小野寺さんのお宅では、牛糞を使ったバイオガスを作っていて、再生可能エネルギーの1つであるバイオガスのシステムについて知る事ができました。
また、農家に泊まらせて頂いたのは初めてだったので、牛舎や乳牛も見学させて頂き、とても楽しい経験でした。牛たちはとてもフレンドリーで手を出したら舐められてしまいました。


小野寺さんの家の暖炉がとても暖かく、自分の家にも欲しいなと思いました。
今回の研修で様々な方にお会いして、ご協力して頂きました。本当にありがとうございました!





※ ※ ※ ※ ※ ※
山梨 長野での報告会を終えて
松本愛由 郡山女子大附属高校1年
山梨、長野での報告会は、初めは自分が経験してきたことを上手く伝えられるか少しだけ緊張していましたが、とても楽しい2日間でした。


1日目の山梨の報告会では、高校生が多く、ドイツから帰国してから久々だったので緊張しました。
そこの会場はアットホームのような感じで報告会が終わった後にはご飯を食べながら高校生たちや大人たちと沢山交流をしました。


2日目の長野の報告会では、40人くらいの大人たちで、山梨の報告会とは違って高校生は一人しかいませんでした。高校生ももっときて欲しかったなと思いました。
報告会が2回目ということもあり、報告の内容もイメージできあまり緊張はしませんでした。
前日とは構成を変えて報告をしました。それによって、頷きながら聞いてくれる方が多く分かりやすく伝えることが出来ました。


自分がドイツについて話している時、沢山の楽しいことや驚いたことなどが蘇ってきてあれもこれも話したい!伝えたい!という気持ちになりました。
自分がドイツでのスピーチを少し発表した時は、ただ読むのではなく想いを伝えることが自然にできました。
ドイツに行く前のあの練習や空港での練習そしてドイツでの練習も全て繋がっているなと思いました。私たちの話を聞いてくれている人たちの目は今でも忘れられないほど温かい目でした。


発表が終わって質疑応答の時は、手を挙げる人が多くてちゃんと伝わっていたんだと染み染み思いました。
質問の中には、[子供が政治に対して関心を持つようにするには私たち大人がどのようなことをすればいいですか?]というのがありました。
何か行動に移そうとする熱意が伝わってきて、自分たちが経験したことや思っていることを人に伝えていくのは何か行動するための第一歩に繋がるのだと思いました。


発表が終わった後には、同世代の子たちや大人の方々が色々な質問をしてくれたり、この問題についてどう思いますか?など興味を持ってくれたりして、とても嬉しかったです。
また、ディスカッションをできたのがよかったし、このままの状態ではいけないと思う人が多くいたことが何より嬉しかったです。


1日目の報告会が終わった後、小野寺さんの家に泊まらせてもらいました。小野寺さんの家に着いた時、空にはとても綺麗な星があってプラネタリウムにいるかのようでした。
ご飯は野菜系が多く、全て自分たちで作っているとおっしゃっていました。
農業のほかに牛も飼っていて搾乳をしているところをお邪魔させていただいました。


搾乳は全て機械で行われていて牛糞は発酵させて肥料にしたりバイオマスとして有効活用していました。
牛もそれぞれ性格が違くて大人しい牛もいれば活発な牛もいました。
牛の目はとても綺麗で見入ってしまうほどでした。
お風呂は五右衛門風呂で気持ちよかったかったです。


今回の報告会では、聞いてくれる方たちが興味をもってくれて嬉しかったし、同世代の子たちと真剣な話ができて新鮮でした。
山梨の方も長野の方もみんな優しくてとても居心地が良かったです。自動販売機を探している時場所を教えてくださり、おごってくれました。
また、駅まで送ってくださったり、お弁当も作ってくださったり優しさばかりでした。
今回の報告会はとても楽しかったです!