2019年3月10日日曜日

第58回福島の子どもたち日帰りリフレッシュプロジェクト

福島の子どもたち米沢日帰りリフレッシュプロジェクトも、3月10日で第58回目となりました。


毎月開催してきたこの企画、今回は福島市の環境分析研究所さんの支援で大型バスを出してもらいました。


いわき市、郡山市、福島市の集合場所から47人の参加者で子どもたちが思いっきり雪遊びをしました。


昼食のカレーを挟んで、午後は雪の中の宝探し、ビーチフラッグならぬスノーフラッグなどなど、子どもたちは大満足の様子でした。



いわき市から子どもと一緒に参加したお母さんは「普段、外で遊ばせる時間を気にしたり、心配しながら生活をしているけど、今日は放射能を気にしなくていいので、子どもの笑顔が嬉しいです」と語ってくれました。



8年経ってもなお、目に見えない放射能とママたちの心情は支援のあり方を考えさせられる日となりました。



今回は、初めてボランティアに参加した福島大学の学生5人と二本松市の高校生1人、宮崎大学の学生1人を含む12人のボランティアが参加しました。


また環境分析研究所からも菊池社長をはじめ多くの方々が参加していただき昼食の準備など活躍していただきました。本当にありがとうございます。



今回の47人の参加者で米沢日帰りプロジェクトの参加者が合計1000人を超え、多くの方々に支えられて継続している意義も感慨深く思う今日となりました。



ちょうど明日11日で東日本大震災から8年目を迎えるという事もあり、NHKや山形新聞、米沢新聞などメディアの取材もありました。また、山形新聞、米沢新聞にも掲載されました。





以下、ボランティアに参加した学生の感想です。


福島県立安達高校1年服部杏菜
率直に言うと、とっても楽しかったです。というのも、私は今まで「ボランティア」と名のつく活動をいくつか体験してきましたが、素直に楽しいと思えるのはこれが初めてだったんです。真っ白な雪の上で、可愛い可愛い笑顔を見た時は、日頃のうっぷんや悩みが吹き飛びました(笑)


行きのバスの中では、ドイツ訪問のお話をさせていただいたのですが、後から親御さんに、その事について話しかけられた時はとても嬉しかったです。体験してくるだけじゃあまり変わらない。それを伝え続けるとこで初めて、自分の中に変化が生まれるのかなぁ。なんて思ったりしました。本当に、本当に充実した一日でした。ありがとうございました!





福島大学 赤田風夏
今回はボランティアという形でイベントに参加できて良かったです。
普段から子供たちの学習支援などの活動に参加しているのですが、今回のように年代と出身がバラバラな沢山の子供たちと触れ合うことは初めてでした!
活動を通して、子供たちの成長を間近で感じることができたなぁと改めて思います。初対面ながらも、年長者が未就学児や低学年に配慮している姿に感動しました。


また、子供たちが安全に活動するために大人が陰ながら支えてあげることが大切であり、そんな彼らの成長をこれからもボランティアという立場から見守っていきないと強く思いました。
子供たちにとっても私たちボランティアにとっても、とにかく学び多き活動でした。
そしてなにより私たち自身も子供たちと一緒に思いっきり楽しんで活動できました!
ありがとうございました。
そしてこれからもよろしくお願いします!





福島大学 佐々木律
今回ボランティアとして初めて参加させて頂きましたが、人見知りせず話しかけてくれる子供たちと一緒に遊び、とても楽しい時間でした。
また、震災から8年経過した現在でも外で幼い子供を遊ばせることへの不安があること、県内外の同世代の人が福島の現状を広く発信したいという強い思いを持って活動していることを知りました。


福島で暮らし、更に教員を目指しているという立場として、自分には何が出来るだろうかと改めて考えさせられました。
たくさんの方の支援の下で行われているこの活動にまた参加し、少しでも力になれたらと思います。





福島大学 山田椋大
参加させていただきありがとうございました!福島大学の災害ボランティアセンターの一員として参加させていただき、今までの活動でも子供達と遊んだり、キャンプをすしたりする活動をした事もあったのですが、その時よりも小さな子供達がいたり、人数もたくさんいて、良い経験と良い思い出になりました!これからも機会があれば参加させていただきたいと思います!楽しい時間をありがとうございました!





福島大学 齋藤雅貴
今回初めて参加しました、福島大学1年齋藤雅貴です。ボランティアとして活動のお手伝いに行ってきました。子供達から学校の話を聞いたり、本気で遊んだりと、とても楽しい時間を過ごすことができました。
体育館は、まるで仕切りのない動物園で、縦横無尽に走り回っていました笑


子供達の無邪気な表情の他に、様々な一面を見ることができました。特に驚いたのは、兄姉の表情でした。
兄弟はもちろん、兄弟関係無く大きい子供が小さい子供達に寄り添い、一緒に遊ぶ姿に感銘を受けました。子供達が日々成長していく姿をもっと見ていたいなと感じました。
一緒に活動してくださった皆さん、最高の時間あるありがとうございました!





福島大学 補永直樹
ボランティアの身としてリフレッシュプロジェクトin米沢に初めて参加させていただきました。福島県の子供たちがとっても良い笑顔で雪の中で遊んだり、色々な遊びをして楽しんでる姿が印象的でした。


年代の違う子供たちがいつもと違う環境の中で知らない子たちとも交流できる場でもあり、震災関連事業の一環かつ、米沢の魅力を最大限に伝える、という様々な役割を果たしているこの活動は素敵なものだと思いました。
今後この活動に関わることができることは自分としても、とても嬉しいことだとしみじみと感じることができました。
今回は本当にありがとうございました。


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