2011年12月10日土曜日

明治の粉ミルクをどう見るか!

以前から支援している二本松市民放射能測定所。
初めて訪れたのは半年くらい前にイラク支援で一緒にバグダットで活動していた高遠菜穂子さんと一緒だった。彼女らが呼びかけ人になりベクレル数値が計測できる機器500万円を寄付で集めて購入。
写真はTeam二本松測定所の担当者の福田さんと話を聞く高遠菜穂子さん

この間、牛乳から検出しているセシウムを重く見て各種の乳製品を測定して来た。
そして、検出された乳製品には生産している側に伝え数値を公開して来ました。
農作物などを計測している二本松市にも数値の公表を求めるも、なかなかふみきれない。

明治のステップも何本も測定し、その他の粉ミルクなど正確に計測できるように努力していた。
そして、同位体研究所でも計測してもらい、その測定値を持って共同通信の記者と明治に掛け合い公表に至った。

このような地道な測定で子ども達の口に入るのを食い止めたTeam二本松は賞賛に値する。

同時に佐々木さんいわく「メディアが明治の責任などを追求しているけど、明治も福島の農家も加害者じゃなく被害者なんだ。東電の原発政策を非難せず、本質から目を背けるやり方はゆるせない」

今日の福島民報でも粉ミルク問題として、明治の責任を追求している。

そして、民放テレビ局の取材に来た記者も「セシウムって何ですか?ベクレルってどういう事ですか?」「粉ミルクが基準値超えたらまずいですね!」いやいや基準値超えてないし、報道する側の人がこのような認識だったらまずいですね。って語ってくれました。

この日は話が盛り上がり遅くなり、夕食まで佐々木ファミリーとご一緒させてもらいました。
そんな佐々木さんは、大学生から1歳まで5人の子宝に恵まれて、私と同い年ながらうらやましくも感じました。

0 件のコメント:

コメントを投稿