2017年10月7日土曜日

第44回福島の子どもたち日帰りリフレッシュプロジェクト

10月7日の米沢保養では、生活クラブ生協山形さんとのコラボで稲刈りをしに手塚農園に行きました。
レポートをアースウォーカーズでドイツに行った高校生の伊藤さんが書いてくれました。


あいにくの小雨の朝。天気を伺う中、無事に米沢に到着しました。

今回は参加者4名、ボランティはアスタッフ2名での活動となりました。


幸運なことに、米沢では雨もなく涼しげな、活動のしやすい天候で、私たちは意気込んで活動を開始しました。

今回の活動は、手塚農園さんでの稲刈りです。


私は一度も稲刈りをしたことはなかったので、むしろ、子供たちの方が手慣れて作業していた気がします。

一面黄金色の稲穂が徐々に刈り取られて、茶色い土の部分が時間が経つにつれて広がって行く光景がとても面白かったです。


稲穂は、思いの外さっくり刈り取れたので、初めての私でもさくさく作業することができました。

黄金色が山のように積み重なって、土の部分が多く覗くようになった頃、作業終了の号令がかかりました。


お昼ご飯だ!と先を急ぐように歩くと、お昼を食べる会場にはホカホカの手作り料理が用意されていました。


暖かくて、野菜の甘みが染み込んでいる芋煮や稀に見ないジャンボブロッコリーなど、どれを取っても美味しくて、東北の食べ物の美味しさを改めて感じました。

 手塚さんに別れを告げて、次に公園に向かいました。

もう、公園までくると、子供たちの元気さには勝つことができません。
はやくーと呼ばれても、私は、待ってーと息を切らせていました。


その底のない元気さに私も元気を貰えました。そして、一緒に遊べてとても楽しかったです。


長い滑り台では、勢いのますあまり、落ちそうになるのかと思いました
滑り台一周を囲う柵はついていて落ちることはなかったのですが、久しぶりに子供達と一緒に声を上げて、滑り台を楽しみました。


 その後に、銭湯に向かって、お湯に浸かってひと休憩をしました。

暖かいお湯に包まれて、うっとりとしました。皆、心も体もリフレッシュしました。


 今日の活動で、私は様々な暖かさを感じることができたと思います。

初めて稲刈りをして、そこから地域の方々や食べ物の美味しさによる暖かさや子供達と関わってその元気さの暖かさを感じました。


また、今日はドイツの話を伝えることもできました。

何を学んだのか、自分たちは何をしなければならないのか、色々な方に話す上で、自分の内側からも”暖かさ”を感じて、自分のできることを続けようと改めて決意した1日となりました。


 さて、季節の変わり目である今日この頃、皆さんも暖かさを感じているのでしょうか。

一度リラックスをして、案外自分の身近にある暖かさに触れてみるのも、たまには必要なのかもしれません。


文責 桜の聖母高校1年 伊藤光雪

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