2014年12月21日日曜日

第7回 福島の子どもたち日帰りリフレッシュプロジェクト


アースウォーカーズ&ソトデアソビタイベシタ
雪遊びダイジェストムービー
撮影 :小玉 直也、 神貴 大、 丸山 晃俊   編集:丸山晃俊
丸山さんからメッセージが届きました〜!!


みなさんこんにちは!この度アースウォーカーズさんと一緒に日帰り保養をさせて頂く事になったソドデアソビダイベシタの丸山です!

ソドデアソビダイベシタは震災後に保養のための遊び場として始まりました。ここはスノーボードやサーフィンをするお坊さんやミュージシャンなど「遊びの達人」らが子供達と一緒に時間を過ごします。

この遊び場が変わっているのはそんなスタッフだけではありません!プログラムはボーイスカウトとプレイパーク(創造性重視型の遊び場)を足して2で割った感じです。薪での料理してみたりすることで、子供達にはあたり前の生活と自然に感謝を感じてもらいながら、五感や発想力を存分に発揮して遊んでいって貰いたいと思っています。

なにより一番に願うのは、自然は厳しくも、美しく、ありがたいものなんだと感じられる体験をした子供達が、大人になった時今とは違う「良い世の中」を創造してくれることです。

合掌
わんぱく広場 ソドデアソビダイベシタ
丸山晃俊




文責:神 貴大
12月14日に、山形県米沢市にて、「第7回 福島の子どもたち日帰りリフレッシュプロジェクト」が開催されました。

今月のプロジェクトからは、冬ということもあり、雪遊びもプログラムを取り入れました。
今回は、午前中、アソビタイベシタさんのご協力で、雪遊びを行いました。米沢は、福島とは全然比べ物にならない程、雪が積もっていたため、まず、その雪を見ただけで、参加者のテンションも上がっていました。
雪遊びの会場では、長井高校の生徒さんがボランティアで参加してくださり、子どもたちと一緒に、そりすべりやかまくら作りを行っていて、楽しい時間を過ごしていました。
また、参加したお母さん方も子どもたちと一緒にそりを滑っていたり、遊んでいる様子を写真や動画で撮影されていたりしていて、寒い中ではありましたが、たくさんの笑顔が見られたと思います。
また、参加したお母さん方も子どもたちと一緒にそりを滑っていたり、遊んでいる様子を写真や動画で撮影されていたりしていて、寒い中ではありましたが、たくさんの笑顔が見られたと思います。
お昼は、スタッフやボランティアの学生さん達が手作りのパンやシチューをふるまって下さり、寒い中での温かい料理はとても体にしみました。

午後は、前回のプロジェクトでも利用させていただいたアクションパーク米沢さんで、ボルダミングとスケートボードをさせていただきました。
子どもたちは、前半後半に分かれて、アクションパークスタッフのご指導のもと一生懸命に取り組んでいました。
初めて挑戦した子どもたちも、前回挑戦した子どもたちも限られた時間の中ではありましたが、子どもたちの上達の早さにはほんとに驚きました。
終わりの時間には、「もう終わりなの?」「もっとやりたい」「また来たい」といった声が聞かれました。

この日は、雪も降っていてとても寒い中での活動になってしまいましたが、参加者にはとても楽しんでもらえたプロジェクトになってよかったなと思いました。次回以降のプロジェクトではより良いものを提供できるよう準備していきたいなと思います。
以下は、今回参加したスタッフの感想です。
・寒さが厳しくて、もう少しあたたかい環境を用意してあげたらよかったと思った。
・お昼ご飯の量が少なかった。
・雪遊びも、ボルダリングも、スケートボードももっとやりたいという声があがっていた。
・タイムスケジュールがずれてしまったので、雪のことを考慮した行程を組んだ方がいいい。
・自分たちも子どもたちと一緒に楽しむことができて嬉しかった。
・子どもたちもお母さんも一緒になって楽しんでいて、笑顔が見られてよかった。
・これからも続けていってほしい。



三重県で保養を3年やってきた団体の間宮さんが、この日、米沢まで手伝いに来てくれたので、メッセージを紹介します。

今回アースウォーカーズさんの米沢日帰り保養プログラムに初めて参加させていただきました。
会場となっているソドデアソビダイベシタは当日は一面厚い雪に覆われ真っ白でした。

福島から到着したこどもたちは降り積もった雪を見て嬉しそうにバスから駆け出し、ソリ滑りや、かまくら作り、雪のなかでのトランポリンなどに夢中になって笑顔が絶えませんでした。

プログラムの間こどもたちが安全に愉しく遊ぶことができるために若いスタッフが多く集い、地元山形の長井高校、福島大学の学生さんたち、そしてドイツからの留学生が雪の降りしきるなかサポートしました。

放射能汚染の問題はあまりにも大きく複雑で不安は消えることはありませんが、幼いこどもたちにとっても、お母さんたちにとっても若いスタッフたちの存在は大きな励みになっているのだと感じました。

これからの世界を生きて行く若い世代にとっても自分達が背負っていかねばならなくなった問題を前にして途方に暮れたり自暴自棄に陥るのではなく、いま現にそこにいるこどもたちが笑顔でいられる時間のために働き、仲間たちと集い、楽しみ、また語り合い繋がる場としてアースウォーカーズは重要な役割を果たしているのだと感じました。

火も起こせず雪道もうまく歩けない雪のない三重県出身の非アウトドアな自分ですが、アースウォーカーズが夢見る未来に微力ですが関わっていけたらと思います。

小玉さん、皆さま、ありがとうございました。また次回もおじゃまさせてください。

以上:まみや〜ん!でした〜!!



追伸:小玉直也
宮崎県の東日本大震災復興支援事業の委託を受け6月から開催して来た、福島の子どもの米沢日帰りリフレッシュプロジェクトが毎月開催し、今年最後の7回目を迎えました。

この日、米沢では吹雪と言っても過言でないほどの雪で、大変だなあと思っていましたが、子どもたちは大喜び。

何度も雪の中に走って行き、約10mほど登りソリ遊びを楽しんでいました。

原発事故の影響で普段は福島で外遊びが制限されている子どもも参加する中、自然の雪の中で遊べる今回は大満足だったみたいです。

今回、初めてコラボした「ソトデアソビタイベシタ」さんは震災後、福島の子どもたちの外遊びを毎年継続して来た団体です。
そこの丸山さんは、子どもたちが自然の中で思いっきり楽しむ企画のプロ!

かまくら作りやトランポリン、木を組み合わせて屋根を作り食事するスベースを自然の中に作ったりと本当に企画盛りだくさん。

しかも、長井高校の生徒と先生が20数名参加して、食事班と子どもと遊ぶ班に別れて頑張ってくれました。
高校生たちも子どもたちと一緒に雪遊びを満喫しながら、子どもたちにケガのないようサポートして本当に助かりました。

午後から、移動したアクションパークでのボルダリングとスケボーも子どもたちに大好評で、こちらも先月から初めてコラボしている米沢のNPO法人に協力してもらっています。

これまでも、毎月、米沢のいろんな団体や学校などに協力してもらいながら進めてきましたが、また新しい関係がアースウォーカーズでつくれて本当に感謝でいっぱいです。

被災地の現状は、過去の事となり忘れられる事が多々ありますが、これからも多くの方々に支えられながら、原発事故の影響で深刻な状況にある福島の子どもたちの支援を長期的にサポートして行きたいと思いました。

最後に今回撮影した写真のスライドショーです
アースウォーカーズ雪遊びスライドショー

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