2022年8月4日木曜日

【福島・ドイツ高校生交流プロジェクト2日目】

例年、福島市で出発式のあと成田空港に向かうのですが、初めてのスリランカ航空は朝11:00発だったため、福島駅を6:30に出発する始発でも難しいので、初の東京前泊で成田空港に移動しました。





成田エクスプレスで成田空港に向かう電車の中で第一ハプニング!「私のパスポートがない。ウエストポーチごとないのでホテルに忘れてきました!」成田空港までノンストップの電車の中、宿泊するホテルに電話して一緒に引率する川野くんが折り返しホテルに戻って空港に帰ってくればギリギリ間に合う。そんな算段をしていたら「このリュックには無かった」と言ってたリュックを川野くんが隅々まで探すと、なんとパスポートの入ったポーチを発見。初日からヒヤヒヤと安堵の時間となりました。

空港に到着して高校生たちで搭乗手続きや入国審査や搭乗口までの案内を担当。初日はまおと響。初めての案内に二人とも戸惑いながらわからない時に引率の私たちは「自分で探そう!」とあまり手を出さず、インフォメーションに聞きに行ったり電光掲示板を見たり。ドキドキの二人の案内も無事、搭乗口に到着。
ここから恒例の高校生の英語のスピーチ練習タイム!
私や川野くんが搭乗口で同じ飛行機に乗る外国人の方々に声をかけ、英語のスピーチを聞いてもらう。
11人の方々に高校生たちが入れ替わりながら出発間際までスピーチの練習。



当初は「自分たちの話を聞きにきてくれるドイツでのスピーチならまだしも、成田空港で通りすがりの人に声をかけてスピーチを聞いてもらうのは無理だ!」と思っていた高校生も徐々に挑戦して何度も繰り返し練習をしていく。
3回から4回ほどスピーチを聞いてもらい、アドバイスをもらったり褒めてもらったり。少しずつ自信になっている模様だ。




成田空港からスリランカコロンボ行きのフライトは搭乗してドアが閉まった後、シートベルトや非常口の説明が終わった後になぜか「出発が1時間遅れます!」と機長の案内が入り?今回の18日間なにか起きる前触れか?と思わせる出来事。機内食を初めて経験する高校生がほとんど。わりと美味しかった食事を終えスリランカに到着。





ここから案内はゆりなと有陽に変わって、初の海外での案内にドキドキ。
しかも待ち時間が7時間もある。
高校生たちは待ち時間にいろいろ散策して楽しかった模様でワクワクしながら語ってくれたのは高校生たちのレポートをご覧ください。





気付いたら予定のフライトが到着遅れで2時間延長の3:00発に変更。
疲れているので機内ですぐ寝たいと思っていたのに。。。
そんなこんなしていたら、さらに2時間延長の5:05発に変更。
いやいや。初日からいろいろあるドイツツアーにそれを乗り越え成長するであろう高校生たちは2日目の疲れ具合が半端ないですが、ゆっくり寝れば疲れも取れるでしょう。


そして、当然のごとく、フライトを待っている間にベルギー人のNikkiさんとJosさんカップル、オーストラリア人のTimさん、ドイツ人のミヒャエルさんなどにつぎつぎスピーチの練習。
寝不足ハイになっている高校生や疲れで眠そうな高校生のスピーチを快く引き受けてくれ、学びの多い時間となりました。





さて、いよいよドイツへフライトだ。
今回のトラブルはここで全部完了し、ドイツから順調に流れることを願って搭乗します。





以下は高校生の感想レポートです。

渡邊 まお
2日目
主な訪問先:スリランカ空港
今日はホテルから電車に乗って成田空港へ向かった。電車に乗るところから、成田空港で搭乗する所まで案内をした。最初は東京というだけでおどおどしていたけど、分からなかったら掲示板を見て、人に聞いて、たどりつくことができた。成田空港についてからの待ち時間には、スピーチを聞いてもらい、アドバイスを頂いた。表情の作り方やイントネーション、発音の仕方など、いろんな面でアドバイスをもらうことができた。スピーチの後には、褒めてくださる方もいて、少し自信になった。出発前に予定を聞いていた時には、直接お願いしてスピーチを聞いてもらうなんて、絶対にできないと思っていた。でも、いざその場に行ったら、やるしかない状況だったためスピーチできた。まだ原稿を見てしまう時間が多いけど、何回も繰り返し練習して、気持ちで伝えられるようになりたい。飛行機に乗ってからは、映画を2本見て、機内食を食べ、曲を聴きながら寝てすごした。機内食は、お昼はチキンカレーで、夜はシーフードのピラフを食べた。お米は細長かったけど、思っていたよりも美味かったのでよかった。出発前に雨が酷く、1時間機内で待機したのが余計に長く感じた。スリランカ空港に着いてからは、乗り換えの飛行機を聞くのが大変だった。でも現地の方もアプリを使ってくれたり、親切に対応してくれた。待ち時間には、日本円が使えるお店で、お金を交換してもらい6人でカフェに行った。
スリランカのお金「ルピー」と「ドル」を合わせて紅茶とコーヒーを飲んだ。サービスでクッキーをもらった。どのお店に行っても、どの人に話しかけても、私たちのカタコトの英語を聞きとってくれ、親切に対応してくれた。このプログラムに参加しなかったら、人に聞くことをためらってばかりだったと思う。でも「日本語が通じないから、分からなくてあたりまえ」と恥ずかしい気持ちを少しずつふっ切ることができていると思う。I was good join this program.





酒井 菜々子
2日目 
主な訪問先:成田〜スリランカ
飛行機のる前にまさかのパスポートないかも事件があって眠気すっきり、寿命は5年縮みました。いやな目覚めでした。帰りでなくてよかったです。帰りだったら自害してました。飛行機に乗ってからや乗る手続きは、なんの問題もなくすすんでよかったです。
出発前やスリランカでのスピーチは自分の発音と相手の発音のなまりに苦しみつつ、精いっぱい頑張りました。全員の名前と出身地、顔(写真)も記録でき、人のわ(つながり)が広まった1日となりました。その中で、やはりreallyの発音苦手だなあと思ったり、「確かに!」(←英語でなんていうのか分からずとにかくうなずいていた)と思ったり、たくさんの発見や自分やスピーチについて見直す機会ができました。
スリランカ航空で日本円両替できないのはさすがに驚きました。日本円しか持ってない私たちに人格はなかったようでした。
明日も時差ボケ等に負けず、がんばろうと思います。
I don’t forget bring my passport! I can do it!!





渡邊 有陽
2日目 
主な訪問先:
今日は飛行機な一日でした。10時間も乗って行くのは初めてでした。搭乗する前に、待合室で待っていたのは外国人の方々にスピーチ時間を聞いて頂きました。細かい部分までアドバイスして頂けました。私は。「ゆっくりと。」や「表現をつけて」とアドバイスを多くもらい、やる気と感謝で一杯でした。人の温かさに触れた時間でした。聞いて頂いた皆さんに貴重なお時間をありがとうございました。そうして時間となり、機内に乗り込みました。計10時間のフライトでしたが、一回も眠ることができませんでした。その間、スピーチの暗記に励みました。悔いの残らないスピーチとなるよう努めました。機内でも乗客の方に、スピーチを聞いて頂きました。その方は、震災当時、福島にボランティアに来た経験がある方でした。大型トラック4台分の物資を積み、福島に届けるのを手伝ったそうです。偶然の出来事ですが、出会には全て意味があるものだと感じた一コマでした。
スリランカへ着き、3時間程空き時間がありました。皆で協力して、一時間かけて、飲み物を買うことができました。本当に嬉しかったです。異国での買い物は、本当に本当に大変すぎました。
これも大切な思い出となりました。
I went to SuriLanka. We had bought drinks. That time was different. Thank you.




谷 聖彩
2日目 
主な訪問先:NRT空港、コロンボ空港
今日一番心に残っていることは外国の方とスピーチの練習をしたことです。初めは自分のスピーチの仕方や発音で伝わるかとても不安でした。様々な人とたくさん練習を重ねるごとに色々なアドバイスや褒め言葉を頂けて自分の自信につながった気がします。このドイツでは英語の発音を良くするという目標もあるのでスピーチ練習の終わりに「How can I improve my English prcnunciation!」という質問をしました。
そしたら「同じ英語の映画を何度も見る」「洋楽をきく」「様々な人の英語を聞いてまねする」という答えが返ってきて主体的に取り組むことが大切だと改めて感じました。ドイツにいる期間は積極的に英語でコミュニケーションを取り、帰国後も英語を話す場をたくさん作って頂きたいです。また、CAさんにも飛行機の中でスピーチしました。スピーチ後に「発音が上手」というように言って頂けて今までのコンプレックスだった発音が少し自信につながりました。
コロンボ空港では3時間程、自由時間があったため、みんなでレストランへ入りました。しかしまだ両替を行なっていなかったため手元にあるのは日本円でしたが空港で使えるお金はドルとルピーでした。そこでお店を周り両替をしてもらえ1時間後やっとレストランへ入ることができました。みんなで協力しながら行動することができて、また一歩前進できた気がします。初めて私はスリランカに来ましたがすれちがう人、一人一人が笑顔を向けてくれてとても嬉しかったです。コミュニケーションを取ることができなくても笑顔でいることはとても最大な力だと感じました。私はこれからも人と接する時に笑顔を大切にしていきたいです!眠いので文章変でスイマセン。笑
I’m looking forward to Germany! Thank you.






若林 優里奈
2日目
主な訪問先:成田空港、コロンボ空港
2日目は主に渡航だった。自分たちで掲示板を見て行動するのは、初めは不安だったけど、6人で協力し合って、いろいろなハプニングはあったけど、無事2日目を終えることができた。私は海外へ行くことが初めてだったため、持ち物検査で引っかからないかがとても不安だった。しかも引っかかったものは没収されて返って来ないと知ってもっと不安になった。でも何も没収されることなく突破できて良かった。デューティーフリーのお店で抹茶ラテとてりたまサンドを買って機内で食べた。てりたまサンドはつぶれてしまって非情なことになってしまったが、抹茶ラテは今までに飲んだことが無いくらい、抹茶以上に抹茶だった。とても美味しかった。また、待ち時間にはたくさんの人に声かけてスピーチを聞いてもらった。アドバイスをくれた人もいた。外国人と雑談もできた。日本には仕事で来たという方がほとんどだった。でも、みんな日本語がとても上手くて、また日本の文化が好きだと言ってくれる方もいて、とても嬉しかった。箸を使えるという方もいてとても驚いた。スリランカのキャビンアテンダントの女性がジャスミンみたいでとてもかわいかった。ツーショットも撮ってもらった。離陸時、気圧で耳がとても痛くて、胸も少し苦しくなった。でも時間が経つにつれて慣れてきて、ほとんど快適に過ごせた。でもやっぱり、たまに耳が痛くなって、痛みを軽減させようとあくびをすると、首を吊ってしまい、いろいろ大変だった。コロンボ空港に着いたあと、この空港での指揮役は私とゆうひだった。私はもう不安しかなかったけど、ゆうひのおかげでゲートまで来れた。大人に頼らず、自分たちで考えて動いてみるのは思ったより面白かった。自由行動も、みんなぐるぐる回ったことでより友好を深めることができた。
I’m looking forward to two weeks trip.






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