2015年8月14日金曜日

福島の子どもたちリフレッシュサマーキャンプ6日目


涙のお別れ会から一夜明け、昨晩は学生よりも遅くまで眠れなかった子どもたちは、少々疲れた様子で最終日の身支度を始めました。

サマキャン最後の朝食を、いつも通り和気あいあいと済ませ、退所の部屋点検を一発でクリアし、学生も一緒にチェックアウトすると、全員で南宮崎駅までお見送りに向かいました。






駅に着くと、各々写真を撮り合い、最後の時間を惜しんでいました。
惜しむというよりも、昨夜みんな枯れるほど泣いたためか、そこに泣いている子どもたちの姿は無く、みんな笑顔でお別れをしていました。


子どもたちが改札口の向こうへ行ってからも、学生たちは手を振り続け、姿が見えなくなると、駅のホームが見える歩道橋まで走り、大声で名前を呼びながら手を振っていました。最後の最後まで心残りなくお別れをすることができ、本当に良かったと思います。

その後は、帰りの引率を担当して頂いたメンバーから、帰路の写真を送って頂いたり、電話をするなどして、無事に帰り着いたことを確認しました。






これをもって、私たち宮崎大学アースウォーカーズが主催した「第2回 福島の子どもたちリフレッシュサマーキャンプin宮崎」が全行程終了致しました。





4月に企画書を作成しはじめ、5月のプレゼンを経て大学から82万円の助成を頂き、ここまで準備を進めてきました。





今年は、東日本大震災当時、まだ未就学児であった子どもたちに、福島の子どもたちと触れ合ってもらおうと、宮崎の小学生との交流会も並行して行い、昨年から少しだけステップアップ出来たサマキャンになったのではないかと思います。




しかしその分、学生メンバーへの負担が増え、みんないっぱいいっぱいになりながらやってきました。準備段階から当日の行程も含め、至らない点も多々あったと思います。しかし、無事に最後までやり通し、最終日のお別れ会では学生スタッフの大半が涙を流して終えることができたのは、それだけだけの思いがこみ上げる程の感動体験になったからだと思います。





学生スタッフは、福島の子どもたちの笑顔のために、サマキャン中も夜中まで準備や話し合いを重ね、全力で子どもたちと向き合ったり、全力で裏方のサポートに徹してくれたり、それぞれの形で子どもたちのために尽力してくれました。
自分自身が楽しむ事を二の次三の次にして、サマキャンを成功させる事に徹してくれたメンバーには、この場を借りて敬意を表し、その仕事を担ってくれたことに感謝の気持ちを伝えたいと思います。




最後になりましたが、運営協力して頂いたNPOや、受け入れてくださった天空カフェ ジール、木花小学校、その他ご協力頂いた皆さんありがとうございました。
また、私たち宮崎大学アースウォーカーズに子どもたちを送り出してくださった、参加者の保護者の方々のご理解・ご協力に心より感謝申し上げます。










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