2013年2月20日水曜日

第2回 福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ!4日目♡

2013220日 宮崎に来んねキャンプ4日目 文責:神貴大

福島大学3年の神です。(学生団体)福島大学災害ボランティアセンターで活動しており、主に福島県内での仮設住宅や被災地での支援活動、子どものリフレッシュキャンプや遊び・学習支援など、様々な活動を行っています。(http://fukudaivc.blog67.fc2.com
今回のキャンプでは、福島大災ボラの活動の一つとして福島からの参加者の引率、活動中のサポートと自分たちのリフレッシュも兼ねて参加させて頂いています。

4日目の内容は、ここまで雨が続いていたのですが、ようやく天気も晴れ、外で思い切り遊ばせることができました。

午前中は、宿泊している青島青少年自然の家の周辺の公園で遊んだり、プロ野球やJリーグ、WBCのキャンプを見学したりしました。



子どもたちは、公園で思い切り走り回っていました。
また、地面に落ちている枯れ葉や木などに触れ、福島に持ち帰って遊ぶように袋に入れていました。



これは昨年の宮崎に来んねキャンプでも見られた光景で、福島では放射能の問題で外での活動が制限され、外に落ちているものには触れていけないというような状況の子どもたちもいます。
宮崎では、そういった放射能を心配することなく外に落ちているものに触れることができ、「福島に持ち帰って家で遊んだり、友達にあげるんだ」といって夢中になって集めていました。
お母さん達も「福島では外で自由に触れたり遊ばせたりすることができないため、子どもたちがすごく楽しんでいるので嬉しい」という声が聞かれました。


昼食は、天空カフェジールで健康に良い食事を頂きました。



また、ジールでも自然と触れ合うスペースがあったのですが、前日まで雨が降っていたので水たまりが出来ていて、そこで泥遊びをしていました。
泥遊びをするのもほんとに久しぶりのようで、お腹が空いていることも忘れて夢中になっていました。




午後は、海に行きたいという声が上がったためビーチハイクへ行きました。
海が見えた瞬間に元気よく走り出しました。
海水に触れたり、砂浜で遊んだり、貝殻を見つけると袋に入れていました。




また、宮崎大学工学部の松田達郎教授と研究生による放射能勉強会が行われ、放射能に対して心配しているお母さん方が真剣に話を聞いたり、質問をしたりしていました。
自分も話を聞いていく中で普段は放射能について意識した生活をあまりしていないのですが、放射能が与える影響が現段階でどのくらいになっているのか気になり、今回尿検査をしてもらえるということで被爆量の検査をしてみようと思いました。




夕食の天照うどんではみんな残さず完食していました。




夜は、心と体と美のトリニティ・スクール5期生の方々にアロママッサージをして頂き、長旅の疲れを癒して頂きました。




4日目も内容が盛りだくさんでしたが、今の福島ではできない外遊びの時間を多くとることができ、子どもたちもとてもいい笑顔で、お母さん方も安心して子どもたちを遊ばせていました。
こうした日々が福島でも早く戻って欲しいと改めて感じた1日でした。

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