2014年2月16日日曜日

第三回来んねキャンプ 1日目


文責:青木(福島大1年)、栗田(福島大2年)

 宮崎キャンプ1日目は波乱に満ちた幕開けとなりました。出発地の福島では昨日からの大雪の中での決行は参加者やスタッフの間でも少し戸惑いを覚えるものでした。道路は水分を含んだ重たい雪と厚い氷が積もっているため、車は至る所でスリップしたり、クレーターの様な穴にタイヤがはまって出られなくなったりと散々な状況でした。残念ながら1日目では全員集まることは出来ませんでしたが、辿り着けた方達はお父さん達などの協力によりなんとかして集合場所まで辿り着けたそうです。

 本来であればバスで成田空港へと向かう予定でしたが、新幹線を使い、福島駅7時15分発のやまびこ206号で上野に向かいました。途中郡山で5組の参加者と合流し上野駅に到着し、そこから一旦改札を出て、京成上野駅から特急列車で成田空港へ向かいました。

空港についたものの、新幹線の遅れも影響し、時間に余裕が無い中、急いで昼食をとり、駆け足で飛行機に乗り込みました。今回乗った飛行機はLCCで少し窮屈なフライトでしたが、子どもたちは特に不満もなく空の旅を楽しんでいたようです。


 飛行機は定刻より少し早く鹿児島空港に到着しました。出口では小玉さんを始め、宮崎の大学生たちの歓迎やNHKのカメラ取材を受け、少し照れながら先方が用意したバスに乗り込みました。

鹿児島の天気は晴れ。勿論雪は積もっていません。移動中のバスでも子どもたちは元気いっぱい。大学生スタッフと遊びながら過ごしました。約1時間ほどでバスは今日の宿泊地、御池青少年自然の家に到着しました。私たち以外に宿泊者がいないということもあって、広大な施設をめいっぱい使用することが出来ました。子どもたちもエントランスに入った瞬間大はしゃぎ。縦横無尽に駆け巡って楽しんでいました。

夕食前の空いた時間を使って今度は外の芝生に移動し、サッカーボールを蹴って遊んだり、大学生と鬼ごっこをしたりしました。福島では震災以降思う存分におそらく出来なかったであろう外遊びを十分に満喫していました。楽しそうに駆け回る子どもたちを眺める保護者の方々の表情も穏やかで、安心してたように思えました。この後は待ちに待った夕食です。


 夕食でも子どもたちや、お母さんたちはおいしそうに楽しく食べたり、話したりしていました。その姿を改めて見て、なんとか宮崎に辿り着けて本当に良かったと思いました。私も楽しく食事をし、夜ご飯のメニューの一つのチキン南蛮がとても気に入ってしまったため、多く食べてしまいました。そのためデザートを存分に食べられなかったのが気がかりです。



夕食後、軽い自己紹介を終え、お母さんの一声により、子どもたちを連れて一緒にお風呂に入りました。子どもたちはお風呂でも元気いっぱいで、私たちは振り回されつつも楽しいお風呂の時間でした。お母さんの一声で子どもたちを任せてもらえたことは嬉しかったです。

 1日のほとんどが移動で、私たちは引率が上手くできなかったためお母さんたちに負担がかかってしまったと思い、後悔することがありました。しかし道中の参加した方達の笑顔が見れてとても嬉しかったですし、楽しんでくれているのかなと少し安心しつつの引率でもありました。このキャンプは始まったばかりなので、これからお母さんや子どもたちがもっとリフレッシュできるような気遣いなどができたらいいなと思いました。
 

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