2019年8月25日日曜日

第62回福島の子どもたち日帰りリフレッシュプロジェクト(手塚農園で枝豆収穫体験)

8月25日日曜日、第62回福島の子どもたち日帰りリフレッシュプロジェクトが開催されました。


この日は福島の子供たちと一緒に、山形県米沢市で枝豆収穫体験をしました。


郡山市、本宮市、福島市で子ども達をピックアップして14人で米沢市の手塚農園に到着しました。


手塚農園の手塚さんに説明を受けた後、枝豆ブランドの「湯あがり娘」を1時間ほど収穫しました。


秋雨前線が心配されましたが、打って変わっての快晴で子供達の笑顔が溢れていました。


参加した高校生のボランティアスタッフの、近況と感想を紹介します。





第62回米沢プロジェクトが順調にスタートしました。


私は、本日初めて参加して、朝から子ども達の笑顔に圧倒されています。


今日は米沢の自然にたくさん触れることができるということで、子供たちの笑顔がたくさん見れるようにサポートしたいと思います。


枝豆収穫が終わって、車でとうもろこし畑に移動。


生でも甘くて美味しい「ホワイトショコラ」というとうもろこしを収穫。子ども達もとうもろこしの甘さに驚いていました。
文責:福島県立福島南高校3年 吾妻凌




手塚農園で、ホワイトショコラという品種の白いトウモロコシの収穫もさせていただきました。


手塚さんが「生で食べても美味しいらしい、、」とおっしゃったので言われるがままにかぶりつくと、シャキシャキジューシーで甘くて、無我夢中で一本ぺろりと食べてしまいました。


こんなに美味しい生のトウモロコシは初めてで、さらにトウモロコシが大好きになりました。


「ホントに生で食べると思わなかった!」と手塚さんが驚いていました。笑


子どもたちも収穫そっちのけでトウモロコシにかぶりついて、おいし〜!と笑顔を輝かせていました。


お昼は、米沢で大人気のハンバーグが名物のさかの弁当を持って大森山公園で食べました。ハンバーグはやはり子供達にも大人気で競争率の激しい戦いでした。


美味しいお弁当でお腹を満たされて、遊具の方に一目散に駆け出したのはりゅうじ。


デニツとサッカーをして嬉しそうでした。


ほかの子どもたちも黙々と食べて、すぐに遊具の方へ走って行きました。


高台にある公園で、景色も綺麗でした。元気いっぱいの子供たちに負けずにボランティアも楽しく遊びました。


一瞬通り雨が降ったものの、すぐに止み、それと同時にまた子供たちも走り出しました。


女の子も男の子も一緒に遊んで、みんなリフレッシュできたのではないかなと思います。
文責:渡部めぐ(安積高校2年)



2019年8月15日木曜日

福島を伝え再生可能エネルギーを学ぶ 福島・ドイツ高校生交流プロジェクト13日目(8月15日)

この日は、午前中、ドイツでお世話になった方々にお礼の寄せ書きをしました。
そして、朝の時間を利用して、2年前に同プロジェクトに参加してその後、昨年ドイツの高校に留学し、ドイツの大学に入学を目指している渡部めぐさんから30分ほどスピーチと質疑応答をして貰いました。これもとても有意義な時間となりました。
そして、昼からマインツ市内観光とショッピングの予定でしたが、めぐさんがボンの歴史博物館に行きたいと提案しました。そこに同じ安積高校の聖真さんと崚真さんが乗っかり3人でボンへ行きました。
残り7人はItsue Yanagidaさんの案内でマインツ市内観光とショッピングへ行きました。
それぞれ、十分満喫した模様でした。


逸枝さんちでお茶とケーキをご馳走になりアンドレアスさん宅へ行きました。
夕方から、恒例となっているアンドレアスさん宅でのバーベキューでした。
アンドレアスさんが腕を振るった料理に、特大のソーセージ40本は買いすぎだろう???と思いましたが、笑。みんなで楽しいひと時を過ごしました。
この間、運転手などで協力してくれていた、ドイツ人医師のUte Wellstein博士さんとアンドレアスさんからチェルノブイリ事故以降のドイツでの現状を報告して貰いました。
低線量被曝で安全な数値は無い。そう言い切る医師の力強い言葉を感じました。


そして、最後は恒例の高校生たちのドイツ渡航を振り返っての感想の要約です。
里桜さん:始まる前から涙。本当に帰りたくなくて。。日本とドイツの経済や政治のギャップを感じ、日本は住みやすいと思っていたが、ドイツは学校でもホームステイでも社会でも働きやすさなど良いところがいっぱい見えてきた。スピーチで自分の思いを伝える事の大事さを実感。
聖真さん:エネルギーを知りたくて参加した。自分たちの努力と共に政府の方針も大事だと感じた。スピーチは恥ずかしい中成長できた。
颯人さん:ドイツではレストランでも電車の中でも犬と共存している社会に感動した。また風力や太陽光などとともに課題も見え日本でもっと広がってほしい。
崚真さん:デュッセルドルフのスピーチで成長して自分の変化を感じた。やれば出来ると実感。ベルリンでの学校でのスピーチや手をあげて英語で発表したいい経験。マインツでの逸枝さんのしっかりした意見を述べる姿に感動。


愛由さん:自分に自身が持てなかったが、英語でコミュニケーションが取れとても嬉しかったし、自信になった。スピーチでは緊張して体験を伝えるというより文章を読む感じだったが、最後のマインツ市役所でのスピーチは自分の感情を込めてスピーチできて嬉しかった。
菫さん:ドイツはすごかった。ベルリンの学校での体験。実際目で見て肌で感じて、雰囲気の違い。みんな手をあげてて、印象的だった。環境問題や政治のことを意識している高校生たちに驚いた。生まれて初めて物を盗まれたので、事故管理能力の大事さ。
華恵さん:涙が溢れる。福島駅から出発した新幹線の中で帰りたくてしょうがなかった。自分の震災体験を初めて話したので、感情が出てきて、言葉にならないスピーチだった。英語でのスピーチでも涙が止まらず、人生で一番涙を流した2週間だった。本当に充実した2週間ありがとうござました。これから頑張っていきたい。
美悠さん:英語で話せるようになりたいのと、ドイツの文化を学びたいと思って参加した。ドイツで多くことを学んだし、日本の再生可能エネルギーに対する国民の意識や政策がまだまだだと感じた。日本に帰って体験したことを周りに伝えていきたい。


真帆さん:質問するのが苦手だったが、ドイツ滞在中に質問をできるようになった自分。ベルリンの高校の衝撃、日本では先生が一方的に話をするが、ドイツでは子どもたちが授業を進め参加する形が日本でも広がってほしい。
デニツさん:毎年、今年で最後と伝えているけど、今年も参加できて良かった。今年もみんなの成長を感じた。これからもアースウォーカーズの活動を支えたい。2週間かけて、みんなの体験を聞き、多くを学んだ。本当にみんなありがとう。
みんなに感謝したい。小玉さんに大きな感謝したい。小玉さん以外に僕の人生に大きな影響を与えた人はいない。両親にもお世話になってきたけど、母に小玉さんの話をすると母がジェラシーを感じてしまう程です。小玉さんは自分の人生を顧みらず、福島の子どもたちのために一生懸命で、僕にこんなチャンスを与えてくれてありがとう。僕も毎年成長します。 
ぜひ、アースウォーカーズへの寄付も下記サイトからお待ちしています。よろしくお願いします。
http://earthwalkers.jp/pg622.html





戸川華恵 13日目 主な訪問先 アンドレアス家、マインツ
今日は朝起きてご飯を食べてから、ロビーの所でメグさん(?)の留学などのお話を聞いた。留学には少し興味があったからお話をきくことができて良かった。その後、お世話になった方々にメッセージを書いた。書いている時に、いろいろなことを思い出して泣きそうになった。メッセージを書き終えてマインツへ観光。お土産など、欲しかった物がたくさん買えて満足。いつえさん家でケーキをいただいた後、電車に乗ってアンドレアス家に向かう。まどかさんの息子さんとのカードゲームをしてとても楽しかった。たくさん食べた後、放射線のお話を聞いて自分の意見を言えるとこんなにもすがすがしいものかと分かった。


その後この2週間の感想を1人1人発表した。いろんな辛かったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、うれしかったこと、全部、全部最初からのことを思い出して、時間が止まれば良いのにと、とても思った。アンドレアス、いつえさん、デニツの3人の一気の別れはとても辛かった。たくさん泣いたが、たくさん笑えもした。It is special time.
明日のフライトのためにはやめに寝なければならないが、なぜか余いんが残ってしまって寝ることができない。本当にたくさんの人と出会って関わることができて良かった。





久下菫 13日目 主な訪問先 ショッピング、アンドレアスとバーベキュー
今日は最終日だったので1日観光しました。始めにマインツ市内を歩いてショッピングをしました。たくさんお土産も買えて良かったです。デニツとデパート内でじゃんけんをして私が勝ったらチョコレートを買ってくれると言ったのでしてみたら私が勝ってしまったので、苺のチョコを買ってもらいました。申し訳なくなって、いいよと直前に言ったけど、デニツが「約束だから」と言ってくれたのを見てかっこいいなと思いました。そのあとアンドレアスの家でBBQをしました。おにぎりやソーセージ、たくさんのお肉があって、すごくおいしかったです。今日は8月15日で日本時間でその時はもう明日だったので、8月16日誕生日の私は2日前に誕生日だったまどかさんと一緒にお祝いしてもらいました。アンドレアスが歌ってくれたハッピーバースデイの歌が忘れられなくて、記憶に一生残る誕生日になりました。


そのあともチェルノブイリの話を聞いたりしてすごく勉強にもなりました。あと、ご飯を食べる前にまどかさんの息子さんのリオくんと一緒にカードゲームをして遊んだのもすごく楽しかったです。歳甲斐もなくはしゃいでしまって少し申し訳ないけど、楽しかったです。そして今日はデニツが家に帰ってしまう日でした。最後まで私たちの面倒を見てくれて、おもしろいし、やさしいし、ジェントルマンやし、離れるのがめちゃめちゃつらかったです。最後にしたじゃんけんも一発で私が勝ってしまいましたが、最後にハグしてくれました。大号泣してしまったけど、デニツに「君ならフライトアテンダントになれる!なれると言ってみて!」と言われて、泣きながらデニツに約束しました。いろいろあった2週間だったけど最高に楽しかったです。絶対にまたドイツに来たいです!サポートしてくれた全ての方に感謝しています。





松本愛由 13日目 主な訪問先 マインツ、shopping
今日は、朝ご飯の後にお世話になった方々へ色紙を書きました。お世話になった方々がとても多くて感謝の気持ちでいっぱいです。この方達がいたからこそ、ドイツについて多くのことを学ぶことができたり、毎日笑顔で楽しく過ごすことができたのだと思いました。また、色紙を書いている時、ドイツで過ごす時が短いと感じ、とても悲しかったし寂しかったです。まだドイツにいたいと思いました。色紙をだいたい書き終わった頃にめぐさんの話を聞きました。めぐさんは、ドイツに帰りたいと思ったことがないとおっしゃっていてドイツに行くという決心が強いのだと思いました。また、最初の3ヶ月間が大事だから、その3ヶ月ずっとドイツ語を勉強してたと聞きました。めぐさんの話を聞いてもっと英語を頑張ろうと思いました。


その後、マインツでお買い物をしました。どれが駅に行くバスなのか分からなくて走り回ったのが楽しかったです。無事に駅に着くことができ、いつえさんの家に行き、ケーキを食べました。いつえさんの家がおしゃれできれいだなと思いました。ケーキも美味しくとても楽しかったです。また、とらひこ君がとてもかわいくていやされました。そして、アンドレアスの家へ行きバーベキューをしました。全ての料理とても美味しかったです。バーベキューの最後にドイツに来ての感想を言いました。みんなの感想を聞いていると、とても寂しくなって泣いてしまいました。まさかこんなに泣くとは思わなかったぐらい泣きました。またデニツの話を聞いて泣きました。デニツはいつもみんなのことを見守ってくれていました。ホテルの前でデニツとお別れした時、涙が止まりませんでした。別れたくないと強く思いました。また、「デニツありがとう」と強く思いました





遠藤颯人 13日目 主な訪問先 マインツ市内、アンドレアス宅
今日は、朝食後に安積高校のめぐさんと会いました。ドイツの学校や1年間の留学で必要な事なども教えてもらいました。
その後、2つのグループに分かれて活動しましたが、私はマインツ市内でショッピングしに行きました。皆で雑貨を買うという話でしたが、結局、チョコレートやお菓子を買いました。
ショッピングの後は、アンドレアスの家でバーベキューをしました。でも、昼食の量が多く、その後にケーキも食べてしまったので、あまり多くは食べられませんでした。
バーベキューをしている間には、お医者さん二人から放射線についての講義を受けました。ドイツでもチェルノブイリ原発事故の影響を受けたことや、まだ放射線量が高いイノシシやキノコが出ていることを知りました。福島に住んでいる人たちも、チェルノブイリの事故を知っておかなければならないと思いました。


講義の後は、全員で2週間の内容を振り返って感想を発表しました。最初の聖真と自分は淡々と発表しましたが、その他はほとんどの人が目に涙を浮かべながら話していました。一番最後に発表したデニツの話で、皆が号泣していて、自分もドイツに来て初めて泣いてしまいました。
アンドレアスと別れた時も、力強い握手とハグで泣きそうになってしまいました。
でも、アンドレアスは10月に福島で講演をするので、必ず会いに行きたいと思います。
ホテルに帰るまでの電車移動は、デニツとの最後の移動になってしまいました。
デニツは最初の方はあまり話すことができず、仲よくなれないかと思いましたが、フィールドワークや移動中に話しかけてくれて、とても楽しい友達になることができました。食事の時も、男子で移動するときには、レストランやスーパーなどをたくさん紹介してくれて、とても助かりました。
デニツには本当に感謝しかありません。ありがとう。





戸田美悠 13日目 主な訪問先 マインツ、いつえさんのお家、アンドレアスのお家
今日の行動はいつもより遅めのスタートとなりました。
まず、めぐさんのお話を聞きました。大体同じ年なのに私とは違って、自立していて、自分の考えをしっかりと持っていてすごいと思いました。
ドイツに留学してみたいと(少し)思いました。
その後お世話になった方たちに色紙を書いてから、マインツの街(駅の方)へ行きました。お土産もたくさん買えました。
次に、いつえさんのお家へ行きました。とてもきれいな家でした。
私たちが宿泊しているホテルから本当に近すぎてびっくりしました。
いつえさんのお家では、ケーキをご馳走になりました。大きすぎず小さすぎず、いつえさんが、これは標準の大きさだと言っていたので、日本とケーキの標準の大きさはあまり変わらないんだなと思いました。おいしかったです!


次にアンドレアスのお家に行きました。とてもおしゃれなお家でした。
たくさんの人が来ていて、パーティーのようでした。子どもも多かったです。
そして何より、すごいご馳走がおいしかったです。アンドレアスが作った料理がたくさんあって、おいしかったです。
また、今日はデニツとのお別れの日でもありました。お別れしたくありませんでしたが、仕方ないのでがんばってお別れしました。この前はお別れしたと思っていたら戻ってきてすごく嬉しかったのですが、今日は本当のお別れだったみたいなので、たくさん泣いてしまいました。10年分くらい泣いたと思います。でもデニツが、自信を持ってと言っていたので、その通り、自信を持ってがんばりたいと思います。(内心、明日の空港で急に現れたりしないかな〜と思っています)明日は最後のドイツにいる時間を大切に頑張ろうと思います‼︎





蛭田里桜 13日目 主な訪問先:買い物、アンドレアスの家でBBQ
ドイツ最終日。帰りたくないなと思いながら起きた。午前中はお世話になった人達にお礼の手紙を書いた。今振り返ってみると、たくさんの人に支えられ、お世話になり、このドイツの2週間を無事に終えることができるんだなと思った。特にデニツと小玉さんは、ずっと私達のためにたくさんのことをしてくれたと思う。本当に感謝をしたい。また、私はこの2週間でたくさん成長することができた。それは、自分の意見をきちんと持って周りを気にせず発言することと、多様性を認めて受け入れるという2つです。今まで言いたいこともがまんしてしまったり、流されてしまうことが多くあったけど、ドイツでホームステイした時に、逆に自分の気持ちをはっきり言わないと失礼になるんだと学んだ。


次に、アンドレアスの家でBBQをした。お肉をたくさん食べたり、いつえさんとお話をしたり、すごく濃い時間をすごすことができた。
ドイツの感想を1人1人言っていった時、あと少しでこのメンバーともお別れかと思ったら本当にかなしくて、最初は仲良くなれるか本当に不安だったけど、初日からすごく仲良くなれて、今までキャンプなどでたくさんの人と出会ってきたけど、こんなに心を開いて話したり、自分の気持ちをはっきり伝えられるメンバーには出会えなかったから、すごく嬉しかった。
また、ドイツの2週間は本当に充実していて、イケメンがいたのはもちろん、物価は高いけど、再エネや環境のことをすごく考えていて、学校の学費も日本よりも安く、とても住みやすいところだと思った。





菅野真帆 13日目 主な訪問先 マインツ、バーベキュー
今日は午前中、色紙を書きました。枚数を見て、改めて本当にたくさんの方々にお世話になったと思いました。たくさんの方々のサポートのおかげで、再エネについてはもちろん、ドイツの学校の制度や文化をたくさん学ぶことができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
また、めぐさんの話も聞きました。留学しようと決断できた勇気がすごいと思いました。自分も何かしたいと思ったら、行動することが大事だと思いました。
夜はアンドレアスの家でバーベキューをしました。お肉がおいしかったです。とらひこくんとUNOもしました。久々にやったので、楽しかったです。手作りのベリーのケーキも頂きました。おいしかったです。チェルノブイリの話も聞きました。具体的な数値について、もっと関心を持とうと思いました。バーベキューのおわりに、1人1人スピーチをしました。


本当に終わってしまうんだと思って、寂しくなりました。デニツが「いつも今年で最後って言ってたけど、来年は絶対にやりません。」と言っていたのがおもしろかったです。アンドレアスにも、5日に会った時一緒に行きたいと思ったと言われて、嬉しかったです。アンドレアスと笑顔でお別れできて良かったです。
そして、ついに、デニツとのお別れの時間になってしまいました。デニツとはずっと一緒にいただけあって、寂しくて涙が止まりませんでした。最後にハグしてもらった時、「君みたいな人はめったにいない。心がきれいだ。クセが強いけどね。笑」と言われて、本当に嬉しかったです。もしかしたらもう会えないかもしれないけど、また会いたいから、またドイツに来れるように頑張ろうと思いました。(ドッキリでした…)





石井聖真 13日目 主な訪問先:マインツ
8月15日。この日、僕はボンに行き、博物館を訪れた。移動が少し大変だった。高速列車に間に合わないと思いダッシュで駅に向かった。幸い15分遅延して問題なく乗れた。それから地下鉄に乗った。逆方向の。少々の問題はあったが、無事にボンの博物館に到着することができた。その博物館では、ヒトラー時代のものや第二次世界大戦の頃の様子を見ることができた。有刺鉄線を通り抜けようとした女性の髪が引っかかって顔に傷をおった映像をみたり、兵隊の服装を見ることができ、少し恐ろしく思った。ドイツ語を勉強した後にまた期待と思った。


その後、アンドレアスさんの家でバーベキューをした。とても美味しいステーキやウィンナーを食べることができて、本当に楽しい時間を過ごすことができた。また、アンドレアスさんと近所に住む女性の方がチェルノブイリのことについて少し説明していただいた。なぜ日本はチェルノブイリの事故から学び、原発を使用しないという選択をしなかったのか、不満を感じた。まどかさんとも選択科目について話すことができて、とても有意義な時間だった。





吉田峻真 13日目 主な訪問先 ボン アンドレアス宅
昨日の夜、生ける伝説メグ先輩からメッセンジャーに着信があった。「明日いっしょにボンに行かない?」どうやら他の男子2人も同じだったようだ。実は、今日はマインツでショッピングをすると全体ミーティングで決まっていたので、とりあえず小玉さんに相談した。するとOK.。聖真先輩も一緒に安積3人で行くことになった。
電車の事情と博物館にいられる時間は1時間もなかった。でも、本物のハーケンクロイツの旗やポンコツ戦車があって感動した。特にドイツの戦車は、本で見たことがあったので、見られて本当に良かった。
ボンから帰ると、アンドレアスの家でバーベキューに参加した。僕は体調が優れず、あまりたくさんは食べられなかったが、ギターを弾いたり、犬と遊んだりして、自分なりに楽しめた。少しだけ食べたベリーのケーキは本当においしかった。


そして、いつえさん、デニツとのお別れ。
いつえさんには日本の政治がいかに弱者に厳しいか教えてもらった。日本にいたら絶対にこんなこと知れなかったと思うし、わざわざ休みをとって僕達をサポートしてくれて本当に感謝しかない。
デニツは兄貴みたいで本当に頼りがいがあった。小玉さんの代わりに僕たちを引率するときには、いつも僕たちのことを一番に考えてくれたし、冗談も面白かった。男だけで話すときには、デニツがいろいろ教えてくれた。別れるのは寂しいけど、きっとまた会おう。というか大人になったら六本木で会うって約束したし。
明日はいよいよ帰国。とにかく無事に帰れるように細心の注意を払いたい。あと、東京・福島での報告会もぜひ来てください!

2019年8月14日水曜日

福島を伝え再生可能エネルギーを学ぶ 福島・ドイツ高校生交流プロジェクト12日目(8月14日)


この日はケルン大聖堂、ベルリンの壁に続く3つ目の世界遺産のライン川下りを船で楽しみました。
2013年から続けてきたプロジェクトだが、初めての試みでした。
マインツの逸枝さん一押しの観光で、ライン川沿いに歴史的な建造物やお城が立ち並んでいました。そしてワインづくりに欠かせないブドウ畑、山の上には風力発電と見所盛りだくさんでした。


そして、船を降りてロープウエイで山頂まで行き、世界遺産の絶景を見下ろしました。
帰りは電車で帰り、途中下車して30分ほど丘の上というか山の上のカフェでひと時を過ごす至福のコーヒーとなったようです。
夕方にホテルに戻り、そこから自由行動でした。各々夕食を食べに行ったようです。


私(小玉代表)は、先ほどの帰りの電車で途中下車せず、マインツに戻り、翌日の飛行機で帰る予定のメグさんと合流しました。
2年前のこのプロジェクトでドイツを訪れて、ドイツにどっぷりハマったメグさんは、去年高校を休学しドイツの高校へ1年間留学しました。
ベルリン自由大学に入学へ向け、キャンパスの下見や昨年お世話になったホストファミリーなどを訪問し、この日マインツ入りして合流しました。


しかし、彼女の帰りの航空券がキャセイパシフィックで香港経由でした。
ここ何日か香港のデモの影響もあり、空港が閉鎖され政情不安定なので、航空券を取り直したいとのことでした
そこで、先にマインツに戻り航空券を発券すべくメグさんと合流しました。
夕食は逸枝さん宅で手料理を振る舞ってもらい、素麺にチキンにサラダ、焼き魚と久々の日本食を堪能しました。


ー ー ー ー ー 
高校生の訪独プロジェクトで学んだこと、彼らの目線での福島の体験報告を全国各地で計画したいです。
つきましては、まだ会場がどこも決まっていないので、もし、わが町に来てというのがあれば、ぜひ企画してほしいです。
基本的に交通費はこちらで準備するので、会場からの寄付やカンパや参加費をお願いできればと思っています。

以下、高校生の感想です





松本愛由  12日目 主な訪問先 ライン川中流域で川下りの旅

 今日は、ライン川を走っている船に乗りました。小さいころに乗ったきりで、全く乗っていなかったので、とても楽しみでした。左右には、城や畑、カラフルな家などが船から見たとき、とてもきれいでした。川幅がとても広く、風が少し寒かったです。船の中でいつえさんが作ってくれたおにぎりを1つ食べました。絶景を見ながらのおにぎりはとても美味しかったです。船より一段高い所に行き、すべり台をしました。初めて船の中でやりました。とても楽しかったです。昼食は、草むらの上にシートを敷いて食べました。おにぎりやソーセージなどを食べました。どれもとても美味しかったし、楽しかったです。


昼食後、リフトに乗りました。リフトに乗ってマインツの町を上から見ました。ライン川が町を囲むように丸く川が流れていたので、驚きました。上から見た景色はとてもきれいでした。リフトに乗って上に上がっていっている時、外国人の親子に「こんにちは」と日本語であいさつされ、「こんにちは」と返しました。子供がとてもかわいくて、日本語でのあいさつだったのでとても嬉しかったです。
お城でケーキを食べました。お城まで行くのに階段が多くてきつかったです。でもきつい階段を上った先には、絶景があって少しリフレッシュしました。その絶景を見ながらラズベリーのケーキを食べました。甘ずっぱくて美味しかったです。下に降りてインスタ映えする写真をとる旅をしました。ドアをみんなで開けているような写真を撮りました。とても楽しい思い出になりました。





戸田美悠 12日目 主な訪問先 マインツ
今日は、いつえさんと一緒にいろんなところに行きました。
最初に行ったのは、船でした。船に乗って、ライン川を下りました。思ったよりも船の進むスピードが速くて、風が気持ちよかったです。お城など、様々な風景を見ることができて、楽しかったです。船で、すみれちゃん、りおちゃん、かえちゃんと4人でイヤホンガンガン伝言ゲームをやったのが楽しかったです。
次に船から降りてから、近くの草の所で、いつえさんが作ってくださったお弁当をみんなでピクニックのように食べました。ドイツに来てから初めておにぎりを食べて、おいしかったです。トマトも甘くておいしかったです。


次は、山に行きました。山の頂上まで歩いて行ったのではなく、リフトで上まで行きました。山の上からの眺めはとても良かったです。遠くに見えた家の屋根に、太陽光発電のソーラーパネルが見えました。ライン川もきれいに見えました。
山からおりてから、また階段をのぼり、高い所にあるレストランみたいな所に行きました。これまでの疲れがたまっている中階段をのぼったので、すごく疲れましたが、景色がきれいだったのでよかったです。上についてから、デニツがアイスをおごってくれて、その上、ひらがなで私へのメッセージを書いてくれたので、とても疲れが吹き飛びました。本当に嬉しかったです。
夜は、自由行動になったので、近くの街の方に女子みんな一緒に行きました。夜といっても、全然明るかったので怖くなかったです。
ゆっくりドイツで1日過ごせるのは明日までなので、気を引きしめてがんばりたいと思います。






石井聖真  12日目  主な訪問先 ライン川
8月14日。今日は主にライン川を船に乗りながら観光した。川は少し緑だったが次々と見えてくる傾面にあるブドウ畑や城が印象的であった。天気がよく風が快いのに加えて景色も美しい。老後はこんな生活をして、ノホホンと生きたいと思った。その後高い山の上に行き、山の上にあるレストランに行った。ライン川が蛇行して、光が水平で反射し、キラキラ輝いている景色はとても美しく感動した。その後、城に行った。そこは山の上にあり景色が美しかった。中世の甲冑があり、少し怖かった。165㎝くらいで重さが30kgあるらしく、一人で起き上がれない程だという。


また、そこはカフェがありアイスを食べてゆっくりと過ごしながら日本にいる家族に絵はがきをかいた。日ごろの感謝やドイツのプロジェクトに参加することができた喜びをつたえることができた。古城から山を下り、街を歩き駅を目指した。途中にいくつかの関所のような門を見て、とてもかっこよいと思った。11世紀に建てられた建物があったり、果物が売っていたりと穏やかな雰囲気が本当に好きだと思った。
夕食は男子でハンバーガーショップへ行った。4.9ユーロでおいしいハンバーガーを食べられた。少しずつ日本へ帰る日が近づくにつれて時間が経つ速さにむなしさを感じた。






吉田峻真  12日目  主な訪問先 ライン川周辺
今日は午前中から夕方まで ライン川流域を観光した。午前中は2時間半かけて船でライン川を下った。沿岸にはたくさんの城跡。クッパ城のようなものもいくつかあった。現在はユースホテルとしてよく使われるそうだ。
お昼はいつえさんが作ってくれたおにぎりを食べた。使っている米はスペイン産コシヒカリときいてびっくりした。味に違和感は全くなかった。
午後からは、まずリフトに乗ってライン川の絶景を見渡せる場所に行った。この場所は僕達が日本を出発した頃にTBSの番組で取り上げられたそうだ。実際に見てみると、DBの高速鉄道がジオラマのように見えて、本当に美しかった。小玉さんも来たのだが、リフト降り場から天望台までの道のり(約2〜3分)を歩くのがキツいと判断したらしく、リフト降り場のベンチでトトロ状態になっていた。


また、小玉さんは高所恐怖症なのに、女子にそれを隠すためにわざと目をつぶって景色を見るフリをしていたといつえさんから聞いた。ただ、小玉さんが休むときは、本当に自分が「ヤバい」と感じたときなので、ぜひお大事にしてもらいたい。
その後、電車と徒歩で船から見えた城の1つに移動した。そこからもライン川が見えた。しかし、城下町にはもっと凄いものがあった。なんと、1038年に建てられた市役所の建物が使われていた!1030年代といえば、日本でいう平安時代。ヨーロッパは湿度が低く、住民たちの意識も高いため、古い建物がたくさん残っているそうだ。すごい!
明日はアンドレアス宅でのバーベキュー。このプロジェクトもいよいよ大詰めを迎える。特に、デニツとは明日でお別れなので本当に寂しい。でもあと1日、いや、日本に帰ってからも僕たちには多くのタスクがある。1つ1つ大切にこなしていこう。







戸川華恵 12日目 主な訪問先 川下り、お城
今日は朝ぎりぎりだったが遅れることはなかったから良かった。みんな9人がそろって中央駅に向かった。中央駅でしばらくまっているといつえさんが来た。そして電車に乗り川に向かう。川の近くになると周りは畑!川!船!畑!という感じで自然豊かだった。畑といっても平らではなくななめにワインの原料が育っていた。今までに見たことのない景色に魅了されてしまった。いよいよ船に乗る。すると既に多くの人が集まっていた。そして船が出航すると右にはワインのぶどう畑が一面に広がり左には古いお城やおしゃれな家がたくさんあった。


川下りが終わると、お昼と食べお城に向かう。お城の階段は急で大変だったけれど、上からの景色は最高だった。お城の前に乗ったリフトからの眺めも良かった。お城でのアイスは冷たくて、とてもおいしかった。お城の後は町を観光。小さい扉がたくさんあったり、ヨーロッパを感じさせる建物がたくさんあったりと、日本では見ることが出来ない景色を見ることができて良かった。夜ご飯は女子6人全員で駅周辺で買った。明日でお別れは辛いが楽しみたいと思う。





菅野真帆  12日目  主な訪問先 ライン川下り、お城
今日はライン川下りに行きました。すごく久しぶりの船だったので、すごくワクワクしました。景色がとてもきれいでした。川幅がすごく広くて、海にいるかのようでした。お城がいくつもあって、カラフルでかわいい家もたくさんありました。自然がいっぱいで、風も吹いていてとても気持ち良かったです。ジブリの世界にいるみたいでした。川はけっこうきたなかったけど、とても楽しかったです。
お昼は、船を下りて、草のところにシートをしいて食べました。外で食べるのはとても気持ち良かったです。おにぎりが本当においしくて、やっぱり日本食だな、としみじみ思いました。海外で、のりが高くてなかなか買えないのはびっくりしました。


そして、お城に行きました。階段が何段もあって、疲れました。でも、高いところから見る景色は本当に絶景でした。ケーキも食べました。私はラズベリーのケーキを食べました。すごくおいしくて、10個食べてもいいな、と思ってしまうほどでした。ケーキ好きには幸せな時間でした。お城の少し古い感じもまたおもしろかったです。
順番が逆になりましたが、リフトに乗って、山も行きました。最初、リフトがけっこう怖かったけど、乗ってみたら、すごく楽しいし、景色は最高だし、気持ちいいしで、降りたくないと思っていました。すれちがった外国人の方に「こんにちは」と言われたのが嬉しかったです。
今日は、自然をたくさん感じることができて、とても楽しかったです。機会があればまた来たいと思います。






久下菫  12日目  主な訪問先 ライン川、お城
今日は観光の日だったのでみんなでライン川を川下りしました。たくさんのお城があったり、すごく街並がきれいだったりと、ヨーロッパを満喫できました。私は船の上で音楽をききながら少し寝てしまいました。贅沢な昼寝でした。起きてからは、りおと、みゆうと、かえと、デニツの5人で音楽をガンガンかけて伝言ゲームをしました。みんな全然伝わらなくて、それはそれで楽しかったです。船を降りたあとにいつえさんが作ってくれたご飯をみんなで食べました。久しぶりに食べた日本のお米がおいしくておいしくて涙が出てきそうでした。他のソーセージや卵サラダのようなものもすごくおいしかったです。リフトを使って頂上まで登ったあの山は、景色がすごくきれいでライン川が一望できるのが素晴らしかったです。リフトも少し怖かったけど開放的ですごく気持ち良かったです。


最後はライン川から見えたうちの一つのお城に登ってケーキとジュースを飲みました。階段がきつくて途中で諦めそうになったけど、若いみんなに引っ張ってもらってやっとやっと上まで行くことができました(笑)すごく疲れたけど、上で食べた苺のケーキはとてもおいしかったです。そこでいつえさんから政治の話なども聞いて、勉強にもなりました。街並がとてもきれいなので、女子6人でインスタ映えのスポットを探し歩いて、たくさん写真を撮りました。良い息抜きになってよかったです。ホテルに帰ってからは、夕食が各自でだったので、また女子みんなでREWEを歩きまわり、おいしいものをたくさん買ってホテルで食べました。久しぶりにチキンが食べれてすごく幸せでした。ドイツプロジェクトももうすぐ終わりなので1日1日を大切にしたいです。






蛭田里桜  12日目  主な訪問先 ライン川観光
今日は1日freeで、いつえさんに案内してもらいながらマインツを観光しました。最初はライン川を船で下り、その周辺を観光しました。
ところどころにお城があって町並もすごくきれいで住みたいと思った。また、天気もすごく良くて老後はこんな日々を送りたいと思った。マインツの町並は昔のヨーロッパの雰囲気を残していてすごく落ち着くなと思った。そして、船の上でイヤホンガンガン伝言ゲームをして、全く伝わらなくて変な文になったりしたけどデニツとも一緒にできたからすごく楽しかった。
船を降りたら、みんなでピクニックをした。木の下でいつえさんが作ってきてくれた昼ご飯を食べた。久々のおにぎりを食べてさらに日本食が恋しくなった。


その後はリフトに乗って山の上からライン川やライン川周辺の町を見わたした。ライン川が曲がっていて町もすごくきれいだった。リフトからのながめもすごく怖かったけど緑いっぱいの自然で囲まれていてとてもきれいだった。
次に実際にお城までのぼって、そこでお茶をした。お城に行くまで急な階段や急な坂ばっかりですごくきつかった。でもお城に着いてそこでいちごケーキを食べながら話しをしたり、景色を楽しんだりできて良かった。
また町並が本当に好きで女子6人でインスタ映えスポットを探して楽しんだ。







遠藤颯人  12日目  主な訪問先 ライン川、城
今日は、朝食を食べた後、すぐに逸枝さんと合流し、ライン川へ向かいました。ライン川では、大型の船に乗っていくつかの船着き場を経て下流へ下っていきました。
日本では、数年前に猪苗代湖で船に乗りましたが、それ以来初めての船でとても感動しました。船の上ではとてもきれいな景色を見ることができ、多くのお城もありました。その城の多くも民間企業や個人が所有していることにとても驚きました。城以外の住宅も、とてもおしゃれで「こんな所に住んでみたい」という気持ちが大きくなりました。
昼食は逸枝さんが作って来て下さったおにぎりやソーセージ、ゆで卵などをピクニックをして食べました。とても久しぶりのお米とのりだったので、とてもおいしく感じました。


その後は、ロープウェイに乗ってライン川を望むことができる高台へ行きました。ロープウェイには約20分程乗っていましたが、その間もとても美しい景色を見ることができました。
そして、ライン川を見た後は、ユースになっているお城で、休憩を取りました。ケーキを食べる人やアイスを食べる人もいました。その城からも、きれいな景色を見ることができました。しかし、そこに着くまでは、とても長い階段を登らなければなりませんでした。アイスを食べた後には、男女別行動でしたが、デニツは「ここの城は絶対にホテルとして泊まりたくない」と言っていました。
駅での集合時間にもしっかり間に合って、マインツのホテルまで戻ってくることができました。
ライン川はとてもきれいだったので是非、来年もプロジェクトに入れてほしいです。