2019年8月11日日曜日

福島を伝え再生可能エネルギーを学ぶ 福島・ドイツ高校生交流プロジェクト9日目(8月11日)

この日は9:00にベルリン中央駅に集合しました。
ホストファミリーとの最後の別れも、涙あふれる時間でした。
移動して、再生可能エネルギーコンサルタントの西村さんの講話の時間でした。
この時間もとても貴重で、ふくもとさんの話と西村さんの話はここ数年定例となっています。
通訳の仕事とコンサルタントの仕事の説明から、エネルギーと気候変動の科学的データをもとにスクリーンを使ってわかりやすく解説して下さいました。
質疑の時間も含めて、違う角度からエネルギーについて深めた時間でした。
また、ベルリンでビジネスを始めた人、高校卒業して自由大学に入学した人、他ベルリン在住の方々から少しずつ話をしてもらい、いい交流ができました。


高校生から男女一人ずつのスピーチは、華恵さんと聖真さんが男女一人ずつ行いました。
ベルリン中央駅に戻りで昼食を食べました。
この日はベルリン最後で、移動のためにスーツケースを持って移動は大変だということで、ジャーナリストのふくもとさんが3時間駅で荷物を見てくれていました。
本当に、ベルリンの最初から最後まで本当にお世話になりました。
その後、ベルリンから電車でマインツまで移動しました。
途中、予定していたフランクフルトまで行かず、途中の駅で降ろされ、ハプニングになりました。
40分待って違う電車に乗り換え、フランクフルト中央駅へ着きました。


そこで、30分ほど観光してマインツへ行きました。18:00くらいに到着予定が20:30になりました。
突然電車が止まって変更しないといけないのも、ドイツならではでした。
しかも、ここに来て同じ電車に乗っている方にスピーチを聞いてもらいました
最初の成田空港の頃とは随分成長したと、目頭が熱くなりました。
マインツで地元デュイスブルグに帰っていたデニツさんも合流して、ホテルにチェックインしました
ホストファミリーとは違い、みんなで一緒の夕食を久々に取り、宿泊も盛り上がっていました。

再生可能エネルギーの学習会に参加してくれたロコさんのレポート
http://snbblog.sundayresearch.eu/?p=4222

以下、高校生の感想です。





松本愛由 9日目 再生可能エネルギー
今日はホストファミリーと別れ日でした。色々なことを話してくれたり色々な場所に連れていってくれたり一緒にアニメを見たりとても楽しかったです。ホストファミリーには感謝しかありません。初めての体験でとても不安だったけど楽しく過ごせたので良かったです。
再生可能エネルギーユニコンサルタントの西村さんの講演をききました初めに「エネルギーを使わない活動って何ですか」などの質問を問われました。エネルギーを使わない活動は何かないかと考えていたら何も見つかりませんでした。その時生活の中でエネルギーを使って生活しているのだと思いました。


異常気象と気候変動によってできた白くまとひぐまの子どもの写真を見ました。出会うことのない動物が出会ったときいて驚きました。ドイツでは壁が厚く熱を入れないように工夫しているそうです。それによって1年中気温を保つことができるのですごいなと思いました。日本も取り入れてほしいなと思いました。再生可能エネルギーはうすく広く広がっていることが良い点がとききました。そこで学校の屋根に生徒がソーラーパネルを設置した写真を見ました。そこで得たエネルギーによって電気を節約することができ余ったお金は修理代や遠足代などにまわせるので効率がいいなと思いました。





戸川華恵 9日目 主な訪問先 マインツ、講話
いよいよホストファミリーとのお別れ。朝、いつものように準備したが本当に悲しくなった。ドイツのプレゼントをもらってオリンダと一緒に駅に向かった。電車の中でも寂しくてたまらなかった。本当にあたたかい家族で、分からないこともたくさん日本語のこと教えてくれた。オリンダとは学校の男の子のことやメイクアップなどの話をした。全てが宝物で特別なものだった。初めての海外、ホームステイ、不安だらけだったけど、楽しく終えられて良かった‼︎駅から少しはなれた所で再エネ、省エネの話を聞いた。再エネ、省エネの違い、事実など、具体的な話がきけた。分かりやすい図やグラフなどがあって理解しやすかった。特に、2010年のサッカーのグラフは面白かった。



聖真と私がスピーチをした。私は日本語でスピーチしたが、やはり何か込み上げてくるものがある。すみれの話にも感動した。駅に戻り、お昼ご飯をかって、マインツに向かう。今日は班のリーダー(?)の担当だから間違えないよう何度も確認した。フランクフルトHbfの前で電車が止まり、のりかえ。hbfについてマインツに向かう。途中で30分ほど止まってしまったがなんとか到着。アンドレアスと合流し、夜ご飯のピザを食べた。食べていると別れたはずのデニツが合流。とても驚いた。もう会えないと思っていたから、びっくりした。ピザ屋ではみんなで楽しく過ごせたから良かった。その後ホテルのチェックインをすませ、ゆっくり休んだ。女子6人が1部屋に集まり2〜3hほど話していた。結局寝たのは午前2時…





吉田峻真 9日目 ベルリン マインツ 
午前中は西村さんの勉強会だった。ドイツの再エネに対する姿勢について学んだあと、聖真先輩と華恵さんのスピーチを聞いた。華恵さんのスピーチを聞いていて、災害時の避難所のケアも重要だと思った。大学生になったら、小玉さんと一緒に被災地のボランティアにも参加したい。(もっとも、災害が起きなければそれが一番いいのだが。) また、ドイツへ留学経験がある人もたくさんいたので、そのことについても聞いてみた。ドイツは学費がただで、食べ物も安いので、東京の国公立大に行くより金がかからないそうだ。もし留学したいのなら、学生をとるのは大学ではなく教授なので、気になる教授にメールを送った方がいいとアドバイスを受けた。悪くないな、ドイツ(笑) 午後からは移動でつぶれたので、ここから先は好きなように書かせていただく。ドイツに来て一人でいる時間が大切だと知った。デュッセルドルフにいる時、起きてから寝るまでずっと誰かと一緒にいたら、結構キツかった。だから、ベルリンのホテルの一日目には、夜に数学のワークを持ってロビーに行き、日付が変わるまで一人でそれを解いた。ホームステイに行ってからも、イヤホンで外界を遮断してレポートを書いたり、勉強したりする時間を作った。すると、体調がすごく良くなった。なかった食欲が戻り、悪かったお腹の調子が回復した。精神的にも楽になった。日本人は友だちが多くいればいるほどいいと考えているけれど、ドイツ人は違う。友だちはいても、一緒にいることはめったにないし、行動を共にしていても「俺、ちょっとそっち行ってくる」と言ってどこかに行ってしまう。つまり、自分は自分、人は人という個人主義なのだ。日本とドイツの一人当たりの生産量の差が、その効率の良さを示している。友だちは少なくてもいい。でも、何でも話せる友だちが一人いればいいかな、と思っている。



まあ、そんなこと言っても、ほとんどの大人は「屁理屈だ」とか言って、聞いてくれないのだが。日本の一人当たりのGDPを下げた責任や原発事故が起きるまでその危険性に気付かなかった責任が誰にあるのかわかっていれば、僕たちの意見をけなしたりできないはずなのに。。。 ドイツは福島の事故を受けて、2022年までの脱原発を決めたのに、日本は原発を再稼働させようとしている。この大きな矛盾に気付いている大人は少ない。また、ドイツの首相はFriday for Futureの活動により、政策を変えているのに、日本は高齢者の意見ばかり取り入れている。もっと若者の意見を聞いてほしい。日本の未来を担うのは俺たちなのに、このままでは何もかもが手遅れになってします。長くなってしまったが、今日、本当にそう思った。





石井聖真 9日目 主な訪問先 マインツ
8月11日。午前中は再生可能エネルギーコンサルタントの西村さんの講話を聞いた。再エネに興味がある僕にとってとても面白いものであった。温度が低いところに生息する白クマがエサを求めに南へ、中緯度にいたヒグマが冷しい場所を目指して北に行く。そして自然とヒグマと白クマのハイブリッドが誕生する。地球温暖化は異常気象を引き起こすだけでなく、生態系に影響を与えていることが分かった。またエネルギー消費の内訳は約4分の1が電気、4分の1が交通、2分の1が熱という調査結果が分かった。この結果より、我々は熱どう上手に使うかがこれから大事になる。熱を無駄なく使うためには建物の構造、主に壁についてもっと工夫し、改善していかなければならない。ドイツでは再エネについての法律が多くある。その一つに、壁の性能についてのものがある。


数年前のデータだが、ドイツでギリギリ法律の範囲内で作れる建物は、日本の最高水準よりも高い、というデータを見て日本の建物は問題点が多くあると思った。また、再エネは不安定だと言われているが、僕らが使うエネルギー量も変化する。これを管理するシステムも開発が進められている。再エネを取り入れていくことは社会をより豊かにしていくことへつながることも学べた。太陽光でエネルギーを生み出すと、海外から買う電気が安くなり、そのお金を建物の性能を上げることに使う。このように良いサイクルで世界を良い方向に変える力をもつのが再生可能エネルギーの魅力の一つだと感じた。将来のことを考えて、今から何をすべきか考える、バックキャスト的な見方でこれから目標を立てて努力していきたい。





菅野真帆 9日目 主な訪問先 西村さんの勉強会 マインツ
今日はとうとうホストファミリーとお別れの日です。せっかく仲良くなってきたところでのお別れだったのでとても悲しかったです。ヘレナが10日に東京に来ると言っていたので、その時にまた会えればと思います。そしていつかまた必ずベルリンに来て、ヘレナに会いたいです。
その後、西村さんの勉強会に行きました。再エネも大事だけど、省エネも大事で、省エネには最高精度の建築が必要であることを知りました。省エネのために、学校の窓を変え、ブラインドを外側につけるだけで、すずしくなるというのがおもしろいと思いました。でも、それを学校に提案するのは勇気がいることだと思います。ドイツの大学の話も聞きました。学費がタダで、学割もたくさんある、というのにひかれました。ただし大変そうでした。ドイツに学びに来るのも、さまざまなルートがあると思うので、自分でいろいろ調べて、自分に今必要なものは何か考えて生活しようと思います。


そしてマインツへの長い移動がスタートしました。本当に長くて、とても疲れました。とちゅう、小玉さんにつかまえられて、原稿なしでスピーチを知らない方にしました。やはり、原稿を見ないで話すのは大変だったけど、どちらの方も真剣に聞いてくださってうれしかったです。初の原稿なしだったので、緊張しました。でも、こうやって殻を破ることは大事なんだと知りました。
ハプニング等もありながら、マインツへ無事着きました。夕食はピザでした。あつくて、とてもおいしかったです。もう絶対会えないと思っていたデニツにも会えました。メッセンジャーでお別れの言葉を言っていたので、本当にびっくりしました。また会えてうれしかったです。





久下菫 9日目 主な訪問先 講話、マインツ
今日はホストファミリーとのお別れの日でした。朝ご飯を食べ終わったあとに、お母さんがお昼のお弁当を持たせてくれて、その中に私が好きだと言ったチョコレートも入れてくれました。お父さんは、家中の余ったコーラを1つにまとめて持たせてくれました。2人の心づかいが嬉しかったです。最後の最後にフリダと写真を撮って、インスタを交換できたので良かったです。外に向かうときに、お父さんとお母さんに手を振ったら、こっちまでわざわざ走ってきてくれて、ハグしてくれました。本当に良い家族だなと思いました。1生忘れないと思います。
そのあとは西村さんの講話をききました。話がわかりやすくて聞きやすかったので、内容が入ってきやすかったです。学生の私たちでもできることがあるんだと気づかされました。


講話をきいていた人たちもすごい経歴の人たちばかりで、みんなの話もきいてみたいと思いました。質問のときも、留学について細かく教えてくれて、すごく助かりました。鹿児島から来た高校生の人の質問の「新しいことを始めるときに1番必要なものか」というのに答えましたが、自分で言っていて泣きそうになりました。最初の1歩がやっぱり大事だなあと改めて思いました。その後のかえとりょうまのスピーチでも、涙が止まらなくなって、大変でした。私たちが経験したことをたくさんの人に伝えることで、誰か1人でも多くの人の心に届くといいなと思います。そのあとはみんなでフランクフルト経由でマインツに行きました。久しぶりにアンドレアスに会い、ピザを食べました。すごく美味しかったです。デニツも合流し、すごく楽しい食事会になりました。マインツでの活動もがんばりたいです。





遠藤颯人 9日目 西村さん講話
今日は朝食を食べた後にホストファミリーとお別れをしました。ホストファミリーとの数日間はとても楽しくドイツの生活を体験できた貴重な時間でした。
ベルリン中央駅でメンバーと合流してから最後のお別れと写真撮影をしました。モルテンとホストファザーと別れてから手を振っ時泣きそうになってしまいました。その後は西村さんの講話を聴きました。ベルリンと日本の再生可能エネルギーに関する比較や建物の構造などを聞くことができました。自分の学校ではとても多くの電力を消費しているので窓のリフォームなどを先生に提案して環境に優しい学校づくりをしたいです。またドイツの大学生の人たちの話も聞くことができドイツの大学進学に少し興味が湧きました。
講話の後はマインツへ移動しました。でも時間がなくバタバタしてしまいました。


フランクフルトでは時間がなかったので皆で駅に中を歩いて少しだけ観光しました。電車の中ではスピーチ原稿をできるだけ見ないようにする練習をしました。クリスビーク選手と出会うこともできたのでその話を聞くことができました。マインツに着いてからはアンドレアスと再会してピザを食べました。皆と熱々のピザを食べているとそこにすでに別れたデニツが現れました。もう会えないと思っていたデニツと再会することができてとてもうれしく皆もとても喜んでいました。
デニツはこれからもしばらく一緒にいてくれるそうなので少し安心しました。ドイツ研修も半分を過ぎましたがまだまだ感動することばかりでいつまでもドイツを楽しめそうです。
これからのマインツでの数日間は少しの時間を大切に過ごしていきたいと思います。





蛭田里桜 9日目 主な訪問先 講話 マインツ
いよいよバディーのNolaとお別れの時が来た。昨日の夜から本当にさみしくて今日の朝もNolaの顔見たら泣きそうになった。最初あった時は互いぎこちなくて正直あまり話せていなかっりどうしても日本人でかたまってしまったりして本当は話したいけど英語がという気持ちがすごくあった。でも、4日間一緒に過ごしてNolaのことを知って私達がベルリンを楽しめるように自分たちよりも年下なのに放課後たくさんの所に連れて行ってくれたりお金を出してくれたりと本当に感謝しかない。お別れは本当にさみしいけどもう会えないわけじゃないから今度会う時は英語、ドイツ語完璧で会いたい。


次に講話では西村さんのお話を聞いた。再エネについて教えていただいた。私は、正直再エネをするには自分が寒い、暑いのをがまんしないといけないと思っていたが、そういうわけではなく、まずは建物から住みやすくするとあまりエアコンもつかわなくてすむから効率が良いと聞いてよし!まずは自分の家をどうにかしよう!と思った。また、日本の建築はすごい進んでいるとも思っていたからドイツにくらべて全然進んでないむしろ違法建築だと知りびっくりした。また、ドイツの大学に行っている人や高3の鹿児島から来た高校生ともドイツのことについて知れたから本当に良かった。そして自分でもドイツの大学や将来についてもう一度深く考えていきたいと思った。
ベルリンからマインツの移動では、まさかのハプニングの連続だった。
20:30くらいにマインツに着いてアンドレアスと合流した。そこで食べたPIZEは格別だった。PIZEを食べているとまさかのデニツとうじょうでびっくり、なんとけっきょく最後まで一緒にいれるらしい・・・。あんなに長文考えて書いたのにwでもうれしかった。





戸田美悠 9日目 主な訪問先 マインツ
今日は、午前中、ホストファミリーと別れた後、再生可能エネルギーコンサルタントの西村さんの話を聞きました。ホストファミリーとの別れはとても悲しかったけれど、残りのドイツでの日々を楽しんでねと言われたので、楽しんで過ごしたいと思います。
次に行った、西村さんの話は、たくさんの再生可能エネルギーについて学びました。ドイツの家の壁を厚くすることが、良いと思いました。
そして、ドイツでは、エネルギー転換が行われているのに、日本ではあまり進んでいないので、日本でもエネルギー転換が推奨されてほしいです。
そこで、ドイツの大学について色んな話を聞いて、ドイツの大学の制度はいいなと思いました。
そして今日は何より、デニツが戻ってきたことです。
もうお別れで、会えないと思っていたけれど、急に現れてびっくりして開いた口がふさがりませんでした。あんなに長文のメッセージを送ったのに、なんなんだ!って思いました。


夜ごはんに食べたピザは、とても大きくてびっくりしました。
おいしかったです。また食べたいです。
今日は長い移動でしたが、移動中に休むことができたと思います。
あと、ホストファミリーからもらったお土産を、ホテルで開けてみました。
たくさんのドイツのお菓子が入っていました。日本に帰ったら、家族みんなで食べたいです。
明日もたくさんの活動があるので、早く寝たいと思います。
ホテルなので、ゆっくり休んで、明日もがんばります。
ごはんもたくさん食べて、元気に過ごしたいです。
そして勉強がんばります。



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