2019年9月29日日曜日

第63回福島の子どもたち日帰りリフレッシュプロジェクト(田んぼアートの稲刈り)

第63回福島の子どもたち日帰りリフレッシュプロジェクトの報告です。


9月29日、福島の子どもたち18人と米沢市の田んぼアートの稲刈りに行ってきました。


郡山、福島から子どもたちをピックアップして、今回は未就学児も多く保護者も多く参加しての稲刈りとなりました。


米沢市役所の田んぼアートは、毎年楽しい田んぼにお絵かきで、田植えと稲刈りが大人気です。


米沢の芋煮のランチと小野川温泉での温泉付きで、ワクワクランドでの公園遊びも楽しんだ模様でした。


下記にボランティアで参加した高校生がレポートしてくれているので、ぜひご覧ください。





文責:安積高校1年 吉田崚真
今回初めて米沢のボランティアに参加させていただいた吉田です。


朝は緊張して口数が少なかった子供達でしたが、車に乗って30分もすると元気いっぱいにみんな仲良くなれたようで本当に良かったです。


プログラムの最初は稲刈り体験。米沢市の田んぼアートの刈り取りを手伝いました。


2時間の作業だったので疲れるかと思ったら、子供達の刈った稲穂を必死に縛っているうちに収穫が終わっていました。


稲刈りを一番頑張っていたヨウタくんは「(収穫した米を)食べられないのが残念」と言っていました。


でも、昼ごはんに食べたおにぎりと芋煮はすごく美味しかったです。みんな協力して時間内に作業を終えることができました。


午後からは米沢市内の公園、ワクワクランドへ。車から降りた子供達は、写真撮影をしようとすると小玉さんをよそに一斉に遊具の方にダッシュ!


稲刈りをした後なのに、みんな超元気でした。沢山の遊具に乗ったり、学生ボランティアVS子供達でドロケイをして遊んだりしました。


「ドロケイ楽しかった!もっと長くやりたかった。」と言ってくれる子供もいて、嬉しかったです。


中には、ボランティアの手が回らない時に自分より小さい子の面倒を見てくれた小学生もいて、とても助かりました。


公園でたくさん汗をかいたので、最後は温泉に入りました。鈴の宿 登府屋温泉というところに行ったのですが、硫黄系の温泉で肌がスベスベになりました(笑)。


熱めのお湯で1日の疲れが吹っ飛び、気持ちよかったです。
男湯では、学生ボランティアたちで子供達に水鉄砲を手でやる方法を教えたところ、かなり盛り上がりました。


僕自身も、このプログラムのボランティアに参加することで子供達からパワーをもらえた気がします。


僕も小さい時にこのような保養プログラムに何度も参加したのですが、運営側に立つことで運営する大変や醍醐味を感じることができました。


今後も積極的にボランティアに参加するつもりなので、今回出会えた子供達ともまた会えたらと思います。本日は本当にありがとうございました。


同じ車に乗っていた子ども達の感想です。
みなとさん(柴宮小2年) 「温泉が楽しかった。」
さきさん(柴宮小5年) 「公園のシーソーが楽しかった。お昼に食べたリンゴが美味しかった。」


ひめりさん(三和小5年) 「稲刈りの感覚が雑草を抜くのと似ていた。大学生ボランティアの人が面白かった。小玉さんがアイスを奢ってくれた😋。」
ゆうきさん(富田東小6年) 「お昼ご飯の芋煮を2回おかわりした。美味しかった。公園では、今日できた友達と一緒に遊ぶことができた。」


次回は11月16日にりんご収穫予定です!
近日、募集開始予定です!!!


2019年9月23日月曜日

9月23日、福島市で開催された音楽祭に出店しました

チャリティーイベントで寄付が集まる


9月23日、福島市で開催されたとっておきの音楽祭でアースウォーカーズが出店しました。



音楽祭のマルシェを運営している斉藤幸子さんが、今年のドイツのプロジェクトの帰国報告会に初めて参加していただきました。


そんな高校生の成長に感動していただき、アースウォーカーズ のサポートをしたいと、音楽祭の出店が決まりました。


この日は、オーストラリアに参加した中学生やドイツに参加した高校生、福島大学や山形大学のボランティア学生も参加して約20人で盛り上がりました。



中高生にオーストラリアやドイツの経験を語ってもらったり、中高生たちがいろんな方々にアウトプットする姿は頼もしかったです。


あいにくの天気で来場者が去年より少なかったみたいですが、子どもたちの成長は良いですね。


また、その日に高校生未来サミットが終わり、午後から高校生がさらに合流し盛り上がりました。



この日の収入は全額チャリティーとして被災地の子ども支援に活用されます。


最後にはドイツでサポートしてくれているジャーナリストのアンドレアスさんも合流して良い交流ができました。


高校生未来サミットが今年も開催されました


高校生未来サミットが今年も開催され、922日、23日の2日間開催されました。




アースウォーカーズの高校生訪独プロジェクトに支援していただいた、エネルギーファームさんに関わっている福島農民連さんの企画です。



大阪の高校生10人と福島の高校生11人がつどい、仙台空港で合流し、相馬、飯館、二本松、福島と1泊2日で激論をしました。


めっちゃ頼もしい時間となりました。



最後のまとめの発表では、2日間で成長した子どもたちの感想が生き生き語られ、とても良かったです。






まず初日は、仙台空港で8年前の津波の高さを体感しました。あまりの高さに想像するのも困難でした。




そこからバスに乗車して相馬市の野馬土さんを訪問しました。農作物の放射能の検査をしている現場や農家の声を聞きました。



昼食後、飯館村の飯館電力を訪問して、飯館の現状と課題、そして、農家が始めた再生可能エネルギーについて学びました。



そして二本松の東和で、建築、エネルギー、農業、自然環境などのスペシャリストの方々に講師をつとめてもらい、グループディスカッションをしました。



夕食後に、ドイツに行った華恵さんの震災体験のスピーチを聞き、感動と拍手に包まれました。




翌日は福島市に場所を移動し、グループディスカッションと発表をしました。


私(小玉代表)は二日目は別件があったので、12:30からの発表だけ参加しましたが、環境もエネルギーも農業も建築もそれぞれ素晴らしい発表でした。




ドイツに行った高校生たちもアウトプットするいい機会となったほか、多くのことをインプットできた素晴らしい取り組みでした。