2020年3月29日日曜日

第68回 福島の子どもたち日帰りリフレッシュプロジェクトin猪苗代

3月29日(日)に第68回 福島の子どもたち日帰りリフレッシュプロジェクトを開催しました。
今回の日帰りリフレッシュプロジェクトは前回同様箕輪スキー場で雪遊びをし、その後温泉に入りました。前回、「コロナウイルスの影響で子どもたちが外に出てなかったのでとても助かります」との声をいただいたので今回も開催することができてよかったです。
 今回は福島市の子供たち6名が参加しました。みんな今日の雪遊びを楽しみにしていた様子だったので思いっきり遊んでいました。
雪遊びを楽しんだ後は土湯温泉が楽しめる向瀧旅館に行って温泉に入り、冷えた体を温めました。
温泉に入った後は卓球を楽しみました。
新型コロナウイルスの影響で、子供たちは家の中で過ごす時間が長く、久しぶりに外に出て遊ぶ子どももいて、今回リフレッシュすることができてよかったです。
 今回参加してくれた子どもたちの感想を紹介します。
4歳 ゆきひくん「雪合戦が楽しかった!」
小学2年 ゆいちゃん 「お兄さんを雪の中に埋めるのが面白かった!」 
小学2年 あかりちゃん「雪のソファを作った。途中で壊れちゃったけど作るのが楽しかった。ボディボードに乗って滑るのが面白かった!」
小学5年 ゆきなちゃん 「大学生を雪の中に埋めるのが楽しかった!」
小学5年 あさひちゃん 「みんなでそり滑りをしたのが楽しかった!」
 みんな雪遊びを楽しんでくれたので今回開催できて良かったです。
 前回に続き、栃木県の白鷗大学からボランティアとして参加させていただきました。今回は雪がたくさん降っていて子どもたちは興奮気味に雪遊びを楽しんでいました。久しぶりに外で遊ぶ子どもたちもいたのでリフレッシュできてよかったです。
 ボランティアとして参加した高校生の感想を紹介します。
 今日は私にとって約1年ぶりの雪遊びボランティアでした。そして箕輪スキー場に訪れるのはなんと約10年ぶり。茶色いレンガ風の建物やカレーの香りが遠くなりつつある記憶を一瞬だけ呼び覚ましてくれました(笑) 
当時の私と、今日一緒に遊んでくれた子たちが同年代とういうこともあり、姿を勝手に重ねてしまう場面が何度がありました。物事の善し悪しを始め様々なことを理解していきながらも臆することなく果敢に取り組む、というよりもっと柔らかい、純粋に楽しんでいるように見せるその姿は、あの年頃でしか出せないものだなぁと、僭越ながら思っていました。
と同時に、可能性ありすぎだろ(笑)と思いました。近い将来に思い悩んでいるような今の私には眩しすぎた。でもきっとまたさらに10年経って高校生を見た時、同じことを思うのだろうなと想像したら、なんだか面白くなってしまって。良い意味で肩の力が抜けました。
今日の日のこの機会と、遊んでくれた子たちに感謝です。心も体もリフレッシュされた一日でした!本当にありがとうございました。
安達高等学校2年 服部杏菜
文責:白鷗大学教育学部2年 中村永遠

2020年3月28日土曜日

福島の高校生たちと考える国際理解企画を開催しました。

3月28日、福島の高校生たちと考える国際理解企画〜難民ってどこから来るの?〜を開催しました。
アースウォーカーズでドイツに参加した高校生たちを中心に開催しました。
福島県の高校生たちに集まって欲しかったのですが、COVID-19の影響で福島市からの文書もあり、いわき市、郡山市の高校生たちには自粛要請してネット配信したzoomでの参加を呼びかける中で開催し会場に16人、zoomから18人が参加しました。


本来なら国際情勢から見ると福島市の高校生も含め全員zoomにするか前日の26:00まで迷いました。
みなさん、本当に今はステイホーム!が大事ですので、気を緩めないように努力をしていきましょう。
医療従事者に被害が蔓延しないためにも私たちの行動が大事だと再認識しましょう。
さて、この日の報告はイラクで難民キャンプの人道支援や教育ワークショップなどを開催している高遠菜穂子さんを現地イラクのドホークから90分報告してもらいました。
休憩をはさみ質疑応答も盛り上がり60分続き2時間40分の企画となりました。




後半の高校生の感想や質疑を少し紹介します。
福島高校で難民について課題研究でやっている高校生が「周りの高校生が関心ないのを解決したい。難民キャンプで深刻なことは何ですか?」
日本は国際ニュースと違い閉鎖した情報しか流れないのはなぜ?
将来メディア関係につきたかったので、とても勉強になった。
日本の入っている有志連合と多国籍軍の違いは?
ドイツで学んで常に情報をキャッチしようと思っていたが、なかなか出来てなかった。きっかけが大事だが、その後の自分の行動も大事だと再認識した。


来年ドイツに半年留学する時のいいヒントをもらえました。
メディアの報道に興味がある。私たちが変わっていかないといけない。
ジャーナリズムを目指し来年から大学で情報を勉強するのでいい機会になった。
物資を現地で買った方がいいというのが驚いた。
紛争地でも東日本大震災でも遺体が映像や写真から消されて報道されているというのに驚いた。
福島で原発事故で避難した人と紛争から避難民になっている境遇が似ていると思った。難民の方々のメンタルケアも大事だなと。


日本のメディアだけでなく、海外のメディアを見比べて自分で判断する力をつけたい。
イラクでIS建国宣言以来の米軍待望論が高まった。その後の報復で憎しみの連鎖と引き際の難しさと最善とは?
アメリカのオレゴン州から参加の大学の言語学者の先生から、日本語で検索すると同時に、英語でサーチすると情報が大きく違う。コロナの情報も日本国内の情報見てても驚く。ギャップに気づいて視野を広げて!日本人の英語力はアジアの中でも最も低い。みなさんの英語力の向上に協力したい。
との熱いメッセージもいただきました。




終了後の感想交流から
やっぱり、興味、再生可能エネルギー、原発、放射線などに興味があるが、一旦生活に戻ると、日常の生活に追われ、話題もなくなる。こういう学習会や活動に参加すると改めて気持ちを取り戻す。面白い。これからも開催して欲しい。参加するだけでなくて、主体的に受け取ってやろうとか、つかんで帰ろうとか思った。
来年ドイツに留学する。アースウォーカーズを通じてドイツに興味が高まり、自分の進路も決まった。学んだことをアウトプットするのが大事。
来年は中央大学。アースウォーカーズに影響されて、情報系に進みたい。菜穂子さんにも行ったけど、生情報を触る。


英語が苦手ですごく頑張っているのだが、勉強のモチベーションが低かったけど、正しい情報を入手するツールとして英語がある。自分の生活を豊かにするために、だけでなく、正しい情報を手に入れるために、英語を頑張っていきたい。
国際関係の仕事につきたいと。最近個人の研究課題。フォトジャーナリストの話を聞く。目標を持って、生のことを伝えれるように勉強頑張りたい。
私は将来、難民とかメンタルサポートなどをしたい。調べても出てこない。どういうルートどういうことを勉強したら、個人的には難民とかのケアもしていきたい。


2020年3月16日月曜日

第67回福島の子どもたち日帰りリフレッシュプロジェクト(雪遊び)

3月15日の第67回福島の子どもたち日帰りリフレッシュプロジェクトの報告です。


福島の子どもたちが雪遊びで笑顔が広がりました。

今日は、箕輪スキー場で雪遊びをしました。新型コロナウイルスの影響でいわき市、郡山市の子どもたち14名の参加がキャンセルになってしまったため福島市の子どもたち7名が今回の日帰りリフレッシュプロジェクトに参加しました。

雪遊びでは、みんなでそり滑りをしたり大きな雪玉を作ったり終始子どもたちの笑顔が溢れる1日になりました。子どもたちには、スノウフラッグが好評でした。

2年生のあかりちゃんは「雪でそり滑りして楽しかった。昼ごはんのカレーも美味しかった。」と笑顔で話していました。

同じく2年生のゆいちゃんは「雪の穴を掘るのが楽しかったし、そり滑りも楽しかった。また来たい。」と満足そうに言っていました。


4年生のゆきなちゃんは「友達とそり滑りができてよかった。大きな雪玉をいっぱい作れて嬉しかった。また絶対行く。」と感想を言ってくれました。みんな楽しかったと言ってくれたのでとても嬉しかったです。

箕輪スキー場で雪遊びを楽しんだ後は、土湯温泉に向瀧旅館で入りました。雪で冷たくなった体を温めることができ、とてもリラックスすることができました。


5年生のあさひちゃんは「温泉がいっぱいあった。とても気持ちよかった。」と言っていました。

今回、栃木県の白鷗大学から学生ボランティアとして宮崎で行った来んねキャンプに引き続き初めて参加しましたが、子どもたちの笑顔が多く見られたので嬉しかったです。自然の中で子どもたちが思いっきり自由に楽しく遊べていてよかったです。また参加したいです。
文責:白鷗大学教育学部2年 中村永遠


アースウォーカーズ では、福島の子どもたち支援を継続できるよう、下記サイトでマンスリーサポーターを募集しています。
http://earthwalkers.jp/pg621.html


よろしくお願いします。

2020年3月3日火曜日

7日目 第9回どるふぃんプレゼンツ福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ!

2/29(土) 来んねキャンプ7日目は初めにサンメッセ日南と富土海水浴場に行く予定でしたが、天候が悪くなってしまったため、予定を変更して日向学院海の家で午前中をゆっくり過ごしました。
昼食は九州労金労働組合さん提供の食材を使って、お母さんたちの真心こもった焼きそばとスープを作って頂きました。
お母さんたちの手料理とあって、子供たちや学生たちはペロリとたいらげました。
九州労金労働組合さん、おいしい食材を提供して頂きありがとうございます。
その後、青島サンクマールさんの所で早めの入浴をさせて頂きました。
窓からは海と鬼の洗濯岩が見え、子供たちはキレイな景色に目が釘付けでした。子供たちはしっかり温まることができ、リフレッシュすることができました。
青島サンクマールさん、2月23日を含め、2日訪問させて頂きありがとうございました。
この後は日向学院さんの海の家を貸して頂き、お別れ会兼夕食をさせて頂きました。
このお別れ会には何組か、外部から参加してくださいました。
お別れ会の初めに小玉さんから一言頂いた後、支援者紹介でどるふぃんさん、日向学院さん、天空カフェジールさんから一言頂き、紹介と色紙贈呈をさせて頂きました。サポートして頂き、本当にありがとうございます。
この後は天空カフェジールさんから提供して頂いたカレーなどの夕食を頂きました。子供たちもパクパクとおいしそうに食べていました。
夕食を食べた後は子供たちがパプリカを踊りました。全員上手に踊っていて、とてもかわいかったです。
次に、来んねキャンプの1週間の振り返りをスライドショーでしました。あっという間の1週間でしたが、濃厚な日々を参加者全員過ごしたのだと感慨深かったです。
その後、4人の学生(りおちゃん、もりりんさん、むっちゃんさん、あつしさんの順)からメッセージを送りました
次に、今回来んねキャンプに参加して頂いた5組の親子に学生が一言言った後に、色紙を贈呈させて頂き、そしてお母さん、お父さんたちにメッセージを頂きました。
来んねキャンプに来て感じたことや感想を聴いて、この来んねキャンプに参加しなかったらこんなにも感謝してもらい、そして感動することはなかったんだ、参加して本当に良かったと思いました。
それと同時に、福島の東日本大震災及び原発事故後の現状を聴き、残留している放射性物質に未だに苦悩されていらっしゃることを知り、今後も力になれるならなりたいし、活動を続けていきたいとも思いました。
その後、交通費、内海の宿泊場所の提供、乗船体験やBBQなど多方面で協力して頂いたどるふぃんの幸森さんから一言頂き、お別れ会の参加者全員で集合写真を撮りました。
来んねキャンプに参加して頂いた参加者の方々はここ宮崎でたくさんの体験や経験ができたと思います。
私たち学生たちも福島の現状をお母さん、お父さんたちから直接お話を聴くことができ、貴重な体験・経験をさせて頂きました。また機会があれば宮崎を訪れ、自然を満喫して頂けると幸いです。
農学部植物生産環境科学科1年の三原理子です。新入生歓迎会で先輩方のスピーチを聞き、活動に興味を持ったためアースウォーカーズに入りました。
地域資源創成学部3年の柴航成です。去年の来んねキャンプから参加して貴重な経験することができ、今年も参加させてもらいました。
文責:宮崎大学一年 三原理子
   宮崎大学三年 柴航成
編集:宮崎大学二年 榎戸雅基