2019年8月4日日曜日

福島を伝え再生可能エネルギーを学ぶ 福島・ドイツ高校生交流プロジェクト2 日目(8月4日)

ドイツプロジェクト2日目。
東京ーバンコク11h30m、バンコクーフランクフルト11h30mの長距離移動を終え、AM6:15フランクフルト空港に到着しました。
菫さんが機内にパスポートを忘れるというミスが起きました。そのあと、空港内で不審な荷物があるとの情報で規制線が張られ、警察が大人数で出動していました。
乗り換えの人たちは大ブーイングでしたが、40分ほど待ちましたが、事なきを得てイミグレーションを通過しました。

空港ではマインツの柳田逸枝さんとアンドレアスさんが出迎えてくれ、高校生たちに熱いエールを送って下さいました。
再びマインツで合流するのは8日後の12日です。一皮向けた高校生たちに、いや二皮も三皮も向けての再会となるでしょう。
空港駅でDBのチケットを購入を逸枝さんにアシストしてもらい、北上しました。
ケルンに到着しました。ここではNRW州クリーヴェ大学3年のデニツ・ブラピナーさんが合流しました。2015年に高校生だったデニツさんはホストファミリーの受け入れをしてくれて、それから毎年アースウォーカーズのプロジェクトに夏休み返上して合流してくれています。


ケルンでは世界遺産となっている、ケルン大聖堂を見学観光しました。
高校生のみんなのスーツケースは、小玉代表が喫茶店で留守番しながら見守りました。
一路、最初のベースとなるデュッセルドルフへ行きました。
駅構内にあるibisホテルは、昨年に引き続きの宿泊となります。
ここで、中東の難民支援をしている高遠菜穂子さんと合流しました。先週までの難民教育支援を終え、日本に戻る途中、デュッセルドルフを経由して、高校生たちとの時間を作ってもらいました。

チェックイン程なく、デュッセルドルフ市内のレストランでランチをしました。
ここは、ドイツNRW州福島県人会の皆さんとの交流のひと時でした。
福島県庁からジェトロに出向中の矢舘さんのコーディネートで小林会長をはじめ、数人の方に参加してもらいました。
高校生たちの質問に県人会のドイツで活躍されている方々が応える形で、交流が和やかに進んでいきました。
ホテルに帰ってからは、高遠菜穂子さんのイラクでの難民支援や、中東での争いが石油に端を発して戦争になってきた今日。再生可能エネルギーの推進は将来の戦争を食い止める大きな力になっていくと力説して下さいました。
とても刺激の多き時間となったようです。

参加者の高校生の感想を紹介します。





 8/4 2日目 戸川華恵
2日目は、いよいよドイツに到着した。飛行機を降りたらアクシデントが続いた。パスポートをおいてきたり、入国審査が止まっていたりした。無事に荷物をとり、電車でケルンに向かった。ケルン大聖堂は細かいデザインがとてもすてきだった。上まで登った時、日本人の方にも会えた。デュッセルドルフに戻る電車で、日本では、電車の中は静かにするものだが、ドイツは違っていて驚いた。ホテルのチェックインも終わり、福島県人会の方々と昼食をとった。ドイツの豚の腕を焼いて揚げた料理が一番印象に残っている。
帰りは、歩きでホテルまで向かった。Japan Centerという所には、日本語標示のお店や日本食のお店が多かった。男性が「こんにちわ。こんばんわ。」と声をかけてくださって、日本のことを好きでいる人がいてうれしかった。ホテルに戻り、やっとお風呂に入れたこともうれしかった。その後駅で両替し、のみものとパンを買った。お金の単位に困惑した。なほこさんの難民についての講話では、自分の体験と似ている部分や共感する所が多かった。海外と日本のマスメディアの違いは、私も、イギリスのTVの取ざいの時にすごく感じた。クレームをさけるためにうその情報を流すのは、いい加減やめてほしい。人の死をないがしろに扱っているのも許せなかった。今後変わっていけると良い。





8/4 2日目 久下 薫
今日は朝の6時半ごろにドイツに到着し、そこから活動が始まりました。最初にソーセージとプレッツェルをいただき、食べましたが、本場の味はとてもおいしかったです。それから初めての電車に乗りましたが、いろんな人に、スリには気をつけろと言われていたので少し怖かったです。最初の活動先はケルン大聖堂という有名な建物でした。すごく大きくて、びっくりしましたが、上まで登れるということだったので、みんなで階段で登りました。私は最初、エレベーターで登るのかと思っていたので驚いたし、すごく疲れました。それでも頂上からの景色はとてもきれいで感動しました。日本との時差もあり、ホテルについたときはすでにクタクタでしたが、それでもまだお昼だったので、食事会に行きました。


県人会の方々のお話はとても興味深いものばかりで、日本との違いなどもすごくおもしろかったです。例えばドイツでは労働に対する見方が日本と全く違っていて、決められた年給をとらないと上司が罰せられるという話を聞いたときは、すごく驚きました。ホテルに帰ってからの菜穂子さんの話もとても衝撃でした。同じ地球上に、そんな状況で生活をしている人がいるということが未だに信じられません。視野が広がると思うと同時に、日本はどれだけせまいのだろうと思いました。今回、その話を聞けて、私はそのことに気づくことができたので、この経験を絶対にむだにしないように、これからにつなげていけたらいいなと思います。





菅野真帆 2日目
 ドイツ上陸しました!!駅が明るくて、造りも近未来的で、すごくおしゃれでした。アンドレアスさんと合流し、プレッツェルとソーセージをいただきました。それを食べて、ドイツにいるんだなという実感がわきました。日本の駅はコンクリートで覆われていることが多いけど、ドイツはガラス張りになって、電気の代わりに日光で明るくするという点に、エネルギーに対する姿勢が表れていると思いました。
 午前中は、ケルン大聖堂を見学しました。想像以上の大きさと、迫力に圧倒されました。頂上まで登るのは、長時間のフライト続きというのもあり、かなり大変でした。しかし、頂上から見える景色は、何とも言えないすばらしさでした。


 お昼は、福島県人会の方々との食事会でした。国分さんという方にトイレを掃除している人か、もしいなければお皿があれば、いつも掃除してくださる人に感謝を込めてお金を置いてくるということを学びました。日本には、そういう小さなことでも、感謝の意を表す習慣はあまりないので、ドイツのこういう習慣を取り入れたいと思いました。ドイツでは1年に30日休みをとらなければならない、という話を聞いて、日本の働き方は効率が悪いので、短い期間で集中して働くドイツの働き方の方がいいと思いました。
 夜は菜穂子さんの講演がありました。”情報鎖国“という言葉がとても響きました。メディアに出ている情報は選別されている、ということを聞いて、もっと海外に目を向けて、さまざまなニュースを見て、比較し、正しい情報を見つけ出すことが大事なんだとわかりました。今日はあまり積極的に行動できなかったので、明日は頑張りたいです。





8/4 2日目 戸田美悠
今日は、長かった飛行機の移動も終わり、安心しました。
ドイツで初めて訪れた場所はケルン大聖堂で、駅に着いた時すでに見えて、大きいなと思いましたが、実際に駅を出てケルン大聖堂を見た時、すごく大きかったので驚きました。ケルン大聖堂の中を上まで登ったら、階段が急で長くて疲れましたが、上に登りきった時の達成感は大きく、景色もよかったので嬉しかったです。そして、外国の人に写真を撮るのを頼まれて、撮ってあげられて、良かったです。
次に行った県人会との昼食交流では、ドイツに住んでいる日本人の話がたくさん聞けて楽しかったです。ホストファミリーの家にホームステイする際に大切なことはなにかの質問に、自分の意見ははっきりと伝える(YesやNoなど)ことが大切だと言っていたので、それを意識して行動できるようにしたいです。


他にもためになる話がたくさんあったので、良い時間になりました。
夕方の菜穂子さんの話も、とても印象的な話が多かったです。
日本の情報鎖国についてや、難民のことをたくさん聞きました。
中東が日本のニュースに取り上げられないことは、よくないと思いました。
この話を聴いて、日本のテレビ番組で聞くニュースだけでなく、自分からネットで中東などの出来事を調べて知るようにしたいです。
そして、いろいろなニュースを見聞きして、どれが正しくてどれが間違っているのか自分で考えながら、これからニュースを見るようにしたいです。
長い飛行機の移動で疲れていましたが、駅に夜ご飯を買いに行ったらテンションが上がりました。
これからいろんなところに行くと思いますが、元気にがんばりたいです。





8/4 2日目 遠藤颯人
今日は、朝早くにフランクフルトに着き、パスポートを機内に忘れたり、空港で規制線が張られていたなど、いくつかのアクシデントもありましたが、無事に電車でケルン大聖堂に着くことができました。
途中でアンドレアスさんなどに協力してもらい、スムーズに電車に乗ることができました。
ケルン大聖堂に着いてからは、なかなかデニスと会うことができずに近くをずっと歩き回っていました。
デニツと合流してからは、ケルン大聖堂の上まで上りました。上へ行くには、エレベーターが無く、ずっと階段だったので、上に着くまでに疲れてしまいました。
でも上からの景色はとてもきれいで、それまでの疲れを忘れさせるほどでした。
日本人の方とも会って、小さい男の子と一子に写真を撮ったり、他の観光客の方の写真を撮ってあげたりしました。


下に下りてからも地面に描かれている絵がとてもきれいでした。
その後、デュッセルドルフのホテルにチェックインした後に、福島県人会の方々と一緒の食事会に参加しました。
県人会の皆さんには、ドイツと日本の文化の違い、身近に感じられる違いなど、様々な事を教えて頂きました。ドイツは日本と全く違って、これからたくさん新しい発見があると思うので、とても楽しみです。
その後は、ホテルの部屋で菜穂子さんから難民問題についての講義を聴きました。
日本のニュースでは取り上げられない中東や、難民の現状について知ることができました。この講義を聴いて、日本のニュース番組だけでなく視点を海外に置いた目線から、中東の難民問題を見ていきたいと思いました。
明日もドイツ国内、デュッセルドルフの移動があるので、できるだけ体を休めて、体調を崩さないようにしたいと思います





松本愛由 2日目 ケルン大聖堂 
ドイツに着いた時、アンドレアスさんと合流しました。アンドレアスさんにプレッツェルとソーセージをもらいました。日本と違い、塩風味で少ししょっぱくて、驚きました。また、ソーセージを手でもって食べることに驚き、食べやすいなと思いました。アンドレアスさんと別れた後、ケルン大聖堂に行きました。ケルン大聖堂を見たとき、ホグワーズに似ていて、とても興奮しました。ケルン大聖堂へ入り、上まで行きました。上まで行くのに階段が多く疲れました。でも、疲れた先に待っていたのは、とても素敵なドイツの街並みでした。疲れている時や頭がぱんぱんな時に行きたいな、と思いました。また、今日行った場所だけでなく、端から端まで行ってみたいと思いました。昼食は、福島県人会の方々と一緒にレストランで食事をしました。料理がとても美しく、良い話を聞けました。


ドイツでは、ワークライフバランスを重視していて、短い間で濃い仕事をしていると聞いて、とても効率が良いなと思いました。それを聞いて私も勉強するときや何かしなければならない時にそれをまねしたいと思いました。ドイツではYESかNOをはっきりしないといけないと聞きました。ドイツでは、しっかりと自分の気持ちを素直に伝えているのだと思いました。私も自分の意思を伝えれるようになりたいと思いました。ドイツの中学校や高校では生徒が生徒に授業していると聞きました。勉強だけでなく、コミュニケーション能力や人に分かりやすく伝える力なども身に付けることができるので、将来にとても役立つと思いました。夕方に菜穂子さんの講演を聞きました。難民と再生可能エネルギーがつながっていると聞いて、つながりってすごい、とも思い、怖いとも思いました。



2日目 石井聖真
8月4日。空の上で日の出とともに2日目が始まった。 フランクフルト空港に着き、ドイツの空気を味わった。そんな中、パスポートを飛行機の中に忘れたメンバーがいたが問題なく返ってきた。
フランクフルトからケルンへ高速列車で移動した。車窓からは田園風景やその先には何台もの風車があり、趣がありながらも発展具合を垣間見ることができた。ケルンに着いて、ホームから出るとすぐにケルン大聖堂が見えた。みんなで塔の上まで行った。螺旋階段で目が回りそうになりながら小さな窓から見える綺麗な街並みと大きな河川がマッチした景色を見て息を切らしながら登った。1番上まで登ると汗でジトッとした体に涼しい風が心地よく、街を一望できる絶景に感動した。


ホテルにチェックインした後、県人会の方たちと昼ご飯を食べた。主に食したのはパンやご飯ではなく肉。とにかく肉。少しだけサラダを食べ、そのあとは肉を食べ続けた。至福のひとときであった。食事会が終わり、ケルンの街を楽しみながらホテルに戻った。
ホテルに着いて数時間後、菜穂子さんの講話を聞いた。大変興味深い内容であった。日本人はどれだけ難民について知っているだろうか。日本は情報鎖国、あるいはanother planet と言われているらしい。視聴者からのクレームを恐れて真実を真正面に受け止めずほとんどの情報に手を加えている。そしてテレビではバラエティー重視。どれほど空爆が行われ、どれだけ人が犠牲になっているか、そんな事は報道されない。この話を聞いて将来、非難を恐れず、真実だけをありのままに伝える会社を立ち上げてみるのもいいのかなと思った。
部屋に帰り、ベットに身を投げた。目を覚ますと朝食の時間だった。





吉田崚真 2日目 訪問先:デュセルドルフ、ケルン
やっとドイツに着いた。フランクフルト空港の入国審査場に規制線が張られていて、30分以上待たされたのも、思い出の1つになった。(入国審査場に荷物を置きっ放しにした人がいたらしく、不審物として扱われたそうだ。)また、道で歩いているときに、その辺の若い女性を見て、「あの人デニツの元カノじゃね」と誰かが言ったら、本当にデニツの元カノだったというミラクルも起きた。

冗談はここまでにして、まず県人会の方々との昼食会の話を書く。ドイツ料理のお店で県人会の皆さんと昼食を食べ、僕はスピーチをやった。今回はあまり満足したスピーチができなかった気がした。experience の発音をもっと正確にできるようにしたい。また、福島大学に去年まで留学していた大学生とも話した。日本の高校・大学入試や、外国人の先生との英語の授業がほとんどないことを話すと、呆れていた。「日本人はテストのために勉強してる。入試のためだけじゃないとか言う先生もいる。
でも、彼らに、じゃあ何が大事なの?と聞いたらきっと試験と答える。」本当にその通りだ。決してサボりたいとか、勉強量を減らしたいとか思って書いているわけではない。彼によると、ドイツには大学入試がないらしい。
また、授業は少人数で、生徒が教室の皆に向かって調べてきたことや考えてきたことを話すらしい。日本は1クラス40人だと伝えると、「絶対に先生1人じゃ教えきれないよ。」と言われた。日本もドイツのように、個々の能力を尊重する教育制度をぜひ整えてほしい。


最後に、菜穂子さんの勉強会について書く。
今まで難民は、先進国でいい仕事に着こうとする人が多いというイメージしかなかった。でも、ほとんどの難民は仕方なく難民になっていることを知った。では、なぜ彼らはわざわざ他の国に逃げるのか。それは自分たちの国が、戦争により生活が不可能になったからだ。もちろん、難民キャンプまでの道にも地雷や爆弾など、リスクは至る所にある。家族が全員無傷でキャンプに辿り着くことは奇跡に近いそうだ。菜穂子さんが難民を支援する理由がよく自分の中でよく理解できた。
そして、1番心に残ったのが、メディアリテラシーの話だ。菜穂子さんやその知り合いのジャーナリストが命がけで仕入れた情報を、日本のメディアは何かと適当な理由をつけて断ると聞いて驚いた。特に理不尽だったのは、「死亡者数が少ない」「写真が生々しい」などという理由でニュースが表に出ないことだ。

命がけで取材に行ったジャーナリストもいる。死者が少なくても知っておくべきニュースもたくさんある。それなのに、日本のメディアはクレームを恐れてそれを報道しないということにがっかりした。また、自分たちがメディアに踊らされているようで、とても悔しくなった。
また、菜穂子さんがエイドワーカーの仕事とともにジャーナリストのようなことをやっている理由を聞いて感激した。
「何があってはならないことが起きて、それを目撃した外国人が私だけだったら、私にはそのことを伝える責任がある。ただボランティアで来ているだけだから、といって何も話さないわけにはいかない。」
これは震災を経験した僕たちにも当てはまると思う。実際、震災のときにメディアの手が加わった報道により、誤解や偏見が生まれたのも事実だ。それを少しでも解消するために僕はこの2週間、いや、日本に帰っても震災当時の出来事や福島の現状について発信していきたい。
僕は震災を経験したものの1人として、世界に、後世に、その経験を伝える責任があると自覚されられた。

ケルン大聖堂に行き、今までに1番感銘を受けた講話を聞き、今日は人生の中で大切な1日の一つになったと思う。内容が内容なので、少し重い話になってしまったが、明日はもっと面白いレポートにしようと思う。





2日目 蛭田 里桜
タイ~ドイツまでおよそ11時間かけて行った。
フランクフルト空港に着くと早速ハプニングが!!
すみれが機内にパスポートを忘れてしまった😱
焦って2人で取りに行きなんとか無事に見つかった😓これで一安心と思ったが次は入国する所に規制線がはられていて40分くらいのロスをしてしまった!
ようやく、入国を済ませ、最初の目的地ケルン大聖堂に到着した。
まず、ドイツに着いての印象…
イケメン、美女ばっかやないかーい😱🥺
こりゃもう女辞めたくなるなだった。
どこに行ってもイケメン美女イケメン美女…。
ま、そんなことは置いといて…、、
最初ケルン大聖堂に登った。階段が多くて長距離走よりも疲れた😲また、階段がグルグルになってるから目は回るで大変だった。でも、頂上からの景色はほんとに綺麗だった。


また、兵庫から旅行できてた家族とも出会うことが出来た。私達がドイツに来た目的を話したらすごく関心を示していた。最後に写真と撮っていただいた。このような出会いが出来たことはご縁があるなと思った。
昼は福島県人会のみなさんと昼食を食べた。
ドイツのことについて色々と聞いた中で特に驚いたことが
1つ目は果物が異常に安いということ。日本では高いぶどうやスイカが100、200円で手に入る果物食べたい時はドイツに行こうと思った‪w
2つ目はペット特に犬を家族のように大事にするということです。いぬ税というものがあるほど…。また、どこのレストランもお店も犬などの動物も一緒に入ることを良しとしている。
3つ目は塾に通う人=落ちこぼれということ。

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