文責:福島大学 小倉あかり
今日は杉の木を伐採する作業のボランティアを行ってきました。私は普段福島の仮設住宅で、住民の方のお話を聞くことが多く、体を動かすボランティアはあまりしたことがなかったので、今回はとても貴重な体験をすることができました。
作業現場は、草や丸太などが散乱しており、傾斜が急だったこともありとても歩きにくく、怪我と隣り合わせの環境でした。
一緒にボランティアをした方々は経験者だったので、テキパキ仕事を行っていて、チェーンソーも使いこなしていました。私ははじめ、他の人の作業を見てるだけだったり、言われたことをこなすことしかできませんでした。しかし、他の方たちの動きを見ていくうちに、自分で考えて行動できるようになっていきました。
今回は力作業だったため、私は役に立てないことも多かったですが、体を動かしてのボランティアは終わった後にとても達成感を感じることができました。
私は今、福島市に住んでいるので、また時間を作ってボランティアに参加したいと思いました。
文責:池山奈帆
今日は、昨日のボランティアセンターとは別のNPOが運営している南相馬市ボランティアセンターに入りました。何人かのボランティアさんと一緒に杉の木の伐採を行いました。
私はチェーンソーは使うことができないので、切った木を運ぶ仕事がほとんどでした。作業してた場所は、とても多くの切り株があったのでとても自然豊かな場所だったんだろうなと思いました。どの木もとても高く、きれいだったのでこれまでしっかり手入れされていたんだろうなと思いました。
今日、木を切るという単純な作業ではありましたが、さまざまな場所に危険があり作業する人たちも気が抜けないなと感じました。
また、夜は今日からカリタスに来ていた他の大学の学生たちとも交流しました。みんなそれぞれ考え方が違い、被災地への思いも違い、お互いの考えを共有することでまた意識が少しずつ変わるような気がしました。このようなひとつひとつの出会いを大切にしていきたいと感じました。
明日からは、カリタスを離れ福島市内の方に入っていくのでまた新たな経験を積んでいきたいです。
被災地ボランティア 3日目
文責:宮崎大学 1年 森谷尚之
今日は、南相馬市ボランティア活動センターのボランティア活動で杉の木の伐採、枝打ちをしました。現場までの移動中、作業用のトラックや車がほとんどでこのような光景は宮崎では見ることがなかったので、それほど、除染や復興にまだまだ時間がかかっているのだとを感じました。
今日行った現場では、チェーンソーを使って木をなぎ倒すことから始まったので最初は待機することもありましたが、なぎ倒した後、学生は、主に枝打ちや枝や丸太を一か所に集める作業をしました、他のボランティアの方々と協力的に進んだので朝から夕方まで時間はかかりましたが、キレイにまとまり少しは被災地の貢献に繋がったかなと思いました。
作業場の横に一軒の津波の被害を受けた家がありました。そこは、海からも割と近く目視出来るほどの距離にありました。家の壁に津波がここまで来た跡が残されていて、1階部分でしたが、推定で自分の口までの高さがあり、津波の大きさを改めて感じました。
今日の作業の関係上、杉の花粉が飛び交い、くしゃみや鼻水が止まらない学生もいましたが、私は何ともなかったので花粉症ではなかったのだと改めて認識できました。ここに来てまた1つ自分のことも知れたので良かったです。
ボランティア活動を通して感じたことがもう1つあります。それは、ボランティアに来ている人が皆、県外から来ているということです。私達以外にも関東や北九州から来ている人もいました。また、関西の学生3人と1日だけ同じ宿泊地に泊まったので夕食後、学生同士で交流会をしました。アースウォーカーズの紹介もしつつ、それぞれのボランティアの思いを共有したり、雑談したりしました。
普段、県外の学生と関わることがなかなか無い中、ボランティアしたいという思いで会った学生と話せたことは私自身とても貴重な時間を過ごせました。彼らのように自発的に活動している学生や若者をもっと増やせるように私も頑張らないといけないなと強く感じました。
明日は、仮設住宅で被災当時のお話を聞いて、宮城県石巻市に移動し、震災から5年経とうとする今の姿を視察してきます。
文責:照井優樹
今日も南相馬市の小高区でボランティアをしました。
今日の活動は木の伐採を手伝いました。私はチェーンソーの免許を持っていないので、伐採はプロの方にお任せして、枝や切り株をまとめる作業をしました。初めて木の伐採の現場に行きましたが、足元に枝やツタなどがあり危険と隣り合わせの中、作業していくというのを実感しました。そして、ボランティアをするには、色々な資格が必要だということを学びました。たくさんの資格を持っていることによって幅広く活動が出来るようになって、色んな人に頼られたいと思いました。
私はこの2日間で南相馬市の現状と多くのことを学びました。現地で見た景色は、全く違いました。街はなんともないのに、人の気配はなくただ道路にトラックがひっきりなしに通っているだけでした。ですが、ボランティアの人や放射能の作業員の方はたくさんいました。その人たちの大半は福島や東北でない方たちでした。このように、全国各地から福島の復興のために尽力していくという人が集まってこの5年間活動しているんだなと改めて思いました。
私は被災者ですが、私よりも深刻な人は多勢います。小さなことからでも復興の手伝いは出来ると思い、これからも福島のために力を尽くしていきたいと思ったこの2日間でした。
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