2016年3月10日木曜日

2016春 被災地ボランティア7日目

文責:池山奈帆 
 今日は、朝環境分析研究所に行き、放射線について勉強しました。自分たちでお店から買ってきた野菜の放射線量を測る作業をしました。

今回は、しいたけ、レタス、大根で調べました。初めて測定器を見て、放射線量の測り方を知ることができてよかったです。測定中に、放射線についてさまざまな学習をしました。

私は化学や物理は苦手だったので、難しい理論的なことはあまりわかりませんでした。ただ、放射能、放射線、放射性物質のそれぞれの意味について知れたのでよかったです。これまでも多くの方々から放射線について話を聞いてきました。今回聞いた話も含め、それぞれの考え方を理解した上で、これから自分なりの放射線に対する答えを見つけていきたいと思います。
お昼ご飯を環境分析研究所の方と食べながら、原子力発電所についても話しました。原発の再稼働に対する考え方を聞き、やはりしっかりした避難方法などを住民の方に知らせることが大切だなと感じました。

その後、郡山市に移動し、郡山に住んでいる来んねキャンプに参加した家族と会いました。今日の屋内施設は昨日のものより広い空間でした。ここも昨日の施設同様、震災後に作られたものでした。やはり、福島の子供達にはおもいきり遊べる公園のような場所が大事だなと思いました。


お母さん達とも話していましたが、冬などは狭い空間に多くの子供が密集するため、感染症などが心配になるとのことでした。今日は昨日より遊ぶ時間も長く、自分自身久しぶりに童心に返ったような気がしました。
 明日はいわき市に行くので、風邪に気をつけ残りの時間を大切にしていきたいです。






被災地ボランティア 7日目
文責:宮崎大学 1 森谷尚之

今日は、午前中に福島市にある環境分析研究所に行き、放射線や放射能について勉強しました。


最初にそもそも放射線とは何か?ということから始まり、X線を1回使用するとどのくらい被ばくするのかとか放射線の様々なことを知ることが出来ました。β線やγ線は聞いたことはあったけど、宮崎にいて放射線を気にしたことはなく、実はどこにいても放射線を浴びているんだとしって驚きでした。

その他にも、原発再稼働や再生可能エネルギーについて意見を交わしたりした中でいろんな考え方があるなと思い、とても充実できました。

また、研究所内で放射線量を測る機械があったので、事前に買ってきた福島市産の大根、レタス、シイタケの放射線量を特別に測らせていただきました。震災当時、どの野菜からも線量が検出されたと話を聞きましたが、今回、どの野菜もセシウムなどの放射線が検出されなかったため、除染等進められてきた結果なのかなと、思いました。

その後、郡山市に移動して昨日に引き続き、2月にあった宮崎の保養キャンプに来てくれた親子と屋内施設場で遊びました。昨日とは別の場所で全く遊具も異なり、おもちゃのクオリティの高さには驚くばかりでしたが、子供たちが遊具で元気いっぱい遊んでいる姿を見れて嬉しかったです。


屋内施設場があることで雨や雪で外で遊べなくても元気いっぱい遊べるという意見も聞けたし、室内だから菌が蔓延しやすく子供たちが病気になりやすくなるのではという意見も聞けて様々な話を母親と出来たのでとてもタメになりました。

明日は、いわき市の幼稚園に松ぼっくりを届けに行きます。

被災地ボランティアもあとわずかになりましたが、一日を大事に頑張りたいと思います。

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