今日は朝からベルリン中央駅でふくもとさんの再生可能エネルギーのお話からスタート。
ドイツの高速鉄道(日本でいう新幹線)はすべて再生可能エネルギーで走行している。またベルリン中央駅で使用する電気も再生可能エネルギー100%で運営されている。駅の天井もガラス張りになっていて、その太陽の光が3階、2階、1階、地下まで届く構造になっていて、照明の電気を多く消費しなくていい構造の建物になっている。
高校生の感想からは「蓄電の話が一番印象に残ってて、100戸の世帯が一つのバッテリーになる。自助だとか自分で生きていかないと言われているが、地域同士で節電など協力していく必要がある」
「駅のエコについて話していた、ソーラーパネルや風力発電、小さいけどしっかりエコなシステム作り、駅はいろんなところで工夫がされていて、一つ一つに意味がある話だった」
などなど、ドイツならではのエネルギーに向き合う計画と努力が深まるエネルギーの話となった。
中央駅から移動してブランデンブルグ門などベルリン市内を観光。
昼食はベルリンで有名なシュニッツエル、カリーブーストそしてボロネーゼパスタなどを高校生と引率のメンバーで楽しみました。昼食時には女子サッカーW杯でなでしこJapanがR16で勝利したニュースも入り、喜びが広がりました。レストランの隣のお土産売り場を散策したあと、今日のメイン会場の教会へ移動。
まずは、エネルギーコンサルタントとして活躍する西村さんの講演。
これからドイツで学び体験することをどう理解したら良いか手がかりの話をしてもらいました。まずはドイツの国制度や州ごとの違いや日本との比較などを紹介。そこから学問の話からエネルギーの話へと、最後にドイツで活躍した9人の若者を紹介。9人の若者は一緒に政府の政策を裁判で訴訟し、今の政策では将来の子どもたちに甚大な影響を与えるから見直す提言をした裁判に勝訴し国の政策を転換させる機会となった話には高校生たちも感激した模様です。
深い話の連続で普段政府や企業などとのやりとりに関わっているので違う角度で学びの時間となりました。
高校生たちからは「25度で学校が休校になるというのは衝撃だった」
「質問した時に上がった温度は下がる事はないと聞いて現状維持をする社会にしていきたいと思った」
「勉強と学問の違いや論理と理論の違いなど面白い発見があって楽しかった」
「事実、解釈、意見の3つの繋がり、事実から意見に飛躍してします。先生の授業を受けてても、これ先生解釈したのかな?友達の話でも違うんじゃないか?と思って。重ねて考えて改めて実感した」
「これからの将来は若い人たちが作っていくんだ。というのがいちばん印象に残っていて、今私たちは根拠を手に入れたと思っている。ドイツに来たという事実がある事で私たちがドイツでエネルギーに学んできたという発信できる。この8人でできる事。こういうことやってみないという事をやっていきたい」
「実現難しいものを不可能だろうとわかっていても目標とすることが倫理的で、無理なことを事実で考えるのが論理という話は今まで自分になかった視点で深まった」
15:30〜高校生たちの福島の体験や復興について語る英語でのスピーチがはじまりました。
ドイツで何度かドイツ人相手に練習してきたものの、本番は初めてだったので、緊張して手が震えながら頑張っている高校生も。
この間、何度も練習を重ね、最初は棒読みだった高校生が多かったが、かなり上達できた様子でそれぞれの福島の体験を語ってくれました。
その様子は下記のYouTubeからご覧になれます。
ぜひ、YouTubeのチャンネル登録をお願いします。
高校生のあと質疑応答の時間となり、最後に40分ほど5人くらいずつに別れて少人数の交流ができてとても有意義だったようです。
この日の企画で100ユーロの寄付をいただきました。ありがとうございます。
今日も旅の中でいろいろありましたが多くを学び体験できた1日となりました。
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アースウォーカーズでは下記サイトから1口500円〜10口5,000円を毎月サポートするマンスリーサポータを下記サイトから募集しています。
ぜひよろしくお願いします。
以下は、高校生の感想レポートです。
名前: 押山 裕太
ドイツ4日目
訪問先: ベルリン中央駅と教会で発表
今日はベルリン中央駅でふくもとさんに再生可能エネルギーについて教えてもらいましたが、電車のホームのところだったので電車の発車する時や停車するときのブレー指がとても大きく、ふくもとさんの話しが上手に聞きとれませんでした。
その後お昼ご飯にベルリンで有名なカレーソーセージを食べました。
いままで食べたことがないものだったのでおいしいのか分からなかったのですが、いざたべてみたらおいしくてとてもよかったです。
西村さんの話しを聞いて、再生可能エネルギーについておしえてもらいとてもためになったし日本に帰って自分ができることば、なにがあるかを考えました。
その中でも一番印象に残っているのは、九人の若者がドイツで裁判を起し、ドイツの目標を変えれたということです。
僕は、その話を聞いているときに頭にうかんだ言葉があります。それは、僕の好きなマンガのキングダムに登揚する「一の日の働きが十を動かし千につなかり、万を崩す」というものです。
理由は、僕のかってなイメージだけど、小さな動きが少しずつ大きくなり、その集団が行った動きで、それまりも大きいものを崩せるものなのではないか。と考えたからだと思います。
The work of 1 moves 10, connects to 1000 and destroys 10,000
名前: 遠藤 真志
ドイツ4日目
訪問先: ベルリン
今日は、昨日より早い集合でベルリン中央駅へ行きました。そこで、ふくもとさんからドイツの再エネなどについてお話ししていただきました。朝ご飯を食べ損ねてしまったせいが集中することができなかったですが、1番印象に残っていることは、スマホで1回検索するのに使う電力は、ティーカップ1杯分でそれを全国の人は1日に何10回も消費しているということです。今回のドイツに来た目標としてエネルギーを学ぶこともあげているのでドイツが行っている省エネであったり、エネルギーの使い方についてのお話はすごく勉強になりました。日本に帰ってからも学んだことをを意識しながら個人でもできることから
やっていこうという思いが強くなりました。
西村さんのお話からは、学問と勉強の違いや気象変動から近こりうる影響、若者が裁判を起こして、違憲であることを証明させたといい事実などを知り、知らないことが多く、驚く場面もありましたが、西村さんの説得力のある説明で納得してしまいました。グラフや資料があったのにも関わらず。理解することが難しく、話を聞いてメモを取っていても自分が何も書いているのが分からなくなってしまうことがありました。もっと環境について知り、今日知ったエネルギーについてや人間が超こしてしまった地球温暖化などについてこれから理解を深めていこうと思っています。
ホテルに帰る前の自由時間には大きな本屋、スーパーに行ったのですが、そこで出会った外国人の方に積極的に会話を試み、好きな漫画が同じ方と話が盛り上がったり、美味しいお菓子を聞いて教えてもらったりして良い経験が個人でできて良かったです。
I think it fun to conversation in English !!
名前: 古川 佳音
ドイツ4日目
訪問先: ベルリン中央駅
<ふくもとさんのお話>
ベルリンの再エネが進んでいることは分かっていたけれど、実際にどうなっているのかくわしくはよく分かっていませんでした。ふくもと先生の話を聞いて、具体的によく分かるようになりました。特に印象的だったのは、再エネだけで運行している車両とそれ以外の発電方法のエネルギーと合わせて運行している車両の区別のしかたです。運行に必要な発電量分の再エネを買っているから区別できているというのを聞いて、ドイツは再エネのために、交通機関の発電量を把握したりと、確実で具体的な政策をしているんだと思いました。日本は再エネについて曖昧なことが多いので、取り入れるべきだと思いました。また、再エネを普及するためには、省エネをしていかなければならないときいたので、意識して生活しようと思いました。お昼はカレーソーセージを食べました。大きくてびっくりしたけど、すごくおいしかったです。
<西村さんのお話>
私は、西村さんのお話の中でも、バックキャスト的な考え方のところに興味をもちました。今をどうするかではなく、将来の目標からすべきことを考えるという近え方は、自分にも社会にも必要な考え方だと思いました。再エネ化目標ははほぼほぼ現状で達成するのは無理といわれているが、南成可能と分かっている目標より倫理的なんだそうです。ディスカッションのときもそれについてお話していただいたのですが、今は無理だとしても、5~10年で十分無理ではなくなる可能性はあるし、目の前にそれを掲げることによる効果もあるのだそうです。すごく納得しました。また、西村さん自身日本で再エネのことを言うとたたかれた経験があったり、テレビで根拠のない意見を言う人もいるから、周りに流されない自分の論を1つはもつべきだと言っていました、西村さんの話し方考え方にとても憧れました。自分もそういう人になりたいです。
Thank you for today, I really respect Mr. Nishi mura.
名前: 阿部穂佳
ドイツ4日目
訪問先: 教会
午前中は、電車の見えるホームで福本さんのお話を聞きました。話はすごく聞こえたけど、内容理解があまりできませんでした。少し難しいお話でした。
でも、ドイツの駅はすごい工夫がされていて、ベルリン中央駅の天井がガラス張りなのは日光の光で建物の中を明るく照らすためだということ、天井についている四角の機械は太陽光発電のソーラーパネルだということを学びました。
探せばたくさん出てくるはずの問題点を改善しない日本は少しでもドイツを見習うべきだと思いました。お昼に食べたカレーソーセージはとても美味しかったです。野菜はとても高くてびっくりしました。でも、じゃがいものソース美味しかったです。
午後は教会に行って西村さんのお話を聞きました。ドイツでは2045年にカーボンニュートラルを達成するために3つの段階に分けて活動していることに感動しました。その対策の一つで来年から蛍光灯の発売が中止になりLEDのみとなることを聞いて日本はまだまだそんな対策がされていないのにドイツはすごい考えていてすごいと思いました。その後私と美咲ちゃん、大人3人で話す機会があって断熱の話になって、西村さんの話しで壁が厚くないとどれだけクーラーや暖房が付いていても涼しくならないと聞いていたので「私は学校の方の下に壁を設置してもらうように先生に話したい。」と話したらすごくいいと思うと言ってもらえてうれしかったし、本当に抗議しようと思いました。また、日本でどんなに辛いことがあっても他国に来てポジティブに生活しているのがすごいなと思いました。私も何があってもポジティブに考えられるような大人になっていきたいなと思いました。また、ワーホリをしてからドイツに住むことを決めたという人もいたので私も大学生になったらワーホリをしたいと考えているので英語の勉強もしたいと思いました。
I will do my best to study English,because I want to go abroad in university student.
名前: 相原美咲
4日目
主な訪問先: 教会
今日の午後に男性に怖いことをされてそれを勝手に人種差別だと勘違いして日本に帰りたいなと何回か思いました。ですが、後々それは勘違いで自分に非があったのを知りました。海外だからより怖く感じたけれどしんじ君の話を聞いて日本でも同じようなことがあるのを知り、国関係なく気を付けなければいけないなと思いました。
松尾さんとのおしゃべり、すごく楽しかったです。ことみちゃんのヒトラーが好みは理由がすごく知りたかったです。そこにいた現地の方(夫婦)の方がすごく優しくて朝の傷が癒えました。その前にも駅で席を譲ったらありがとうと言ってくれてすごくうれしかったです。
(西野さんの話)
9人の若者が声を上げて自分の意思表明をしたのはすごいことだと思いました。それは木野に聞いた、ドイツの教育の仕方が関係していると思っています。自分の考えを大切にし、それを発信することに重きを置いているドイツの教育だからこそだなと思いました。日本はどちらかというと自分の意志や考えをつぶす教育だと私は感じています。だから自分の考えがあっても堂々と意思表明ができないのかなと思います
Lunch was delicious!
名前: 深谷美波
4日目
主な訪問先: ベルリンの教会
朝からベルリンの中央駅へと向かい福本さんのお話を聞きました。色々な話題がある中で、特に私が気になったのは蓄電についてです。電気を貯めるのはとても活気的だが、電気を溜めておくにはたくさんの蓄電池が各エリアが必要で、それにはお金がかかる。でも電気自動車やスマホにも電気を貯めておくのに必要な機器が付いている。私たちが普段から使用している必需品で、サスティナブルなものを作れないかと思いました。福本さんの言葉で1番印象に残っているのは「100個の世帯が一つのバッテリーになる」というものです。車が単なる移動手段とみなされればバスなどの公共施設で電気を使うことになり、その電気を各家庭に送れるようになればより良い社会の実現に一歩近づくような気もします。
また西村さんのお話は事実に基づいている根概がしっかりとしたものだったのですごく説得力がありました。将来は私たちが切り拓く必要があるというお話を聞いて、今私にできること、大学で学問を学ぶとき自分ができることを考え続けたいと思いました。私を含む8人の高校生は、「ドイツで再生可能エネルギーを学んだ」という世間の人々納得させられるような強いカードを持っています。それを今後どのように使っていくか、またドイツに行ったからこそその責任があるはずです。私は今まで政治経済が苦手でも困らないと思う筋があったのですが、これをキッカケに目が覚めた気がします。再生可能エネルギー、蓄電、断熱、知りたいことがたくさんあります。学ばなければいけないことが山ほどあります。分かりやすく教えてくれる先生と出会い、さらに学びの輪を広げていきたいです。
あと、マンガ買えてよかったです‼︎小銭が死ぬほど増えたので度胸を持って使い切ります。
Think sustainable‼︎
名前: 高橋 梓希
4日目
主な訪問先: ベルリンの教会
ふくもとさんのエコの話では、駅にもソーラーパネルや風力発電など小さくても細かくても色々なところで発電されていたりするということだったので、やはりこれまでのお話を通して、外観やただあるのではなく、そうなっているのには必ず意味があると感じることができました。
西村さんのお話では、ドイツの知らないところがまだまだあると同時にもっと学べることがたくさんあるのだと実感しました。また、勉強や学問の違いや論理と理論の違いなど、興味深かったり面白いと感じることが何回かあり、ドイツの省エネ・再エネなどのエコの話では、西村さんの手のひらぐらいの窓の厚さがひじぐらいまでの壁のぶ厚さなど壁をぶ厚くすることで断熱につながるということでその厚さにとても驚きでした。もう一つ驚いたのは25℃以上で学校が休校になるときいてすごいと思ったし、純粋に羨ましかったです。
あとからディスカッションする時間になったときに女性2人と外国人男性1人と話したのですが、女性2人は日本から来て在住している方々で、何故ドイツに住もうと思ったのかを聞いたときに、1人の女性が日本はみんなと違うことをしていると変な目で見られる。それがキツかった」とおっしゃっていて、その話を聞いてなるほどととても強く思ったし、今の日本でもそれが窮屈に思っている人はたくさんいるのだろうなと感じました。また、男性の方が言っていてとても印象に残っているのが「彼(差別を受けたメンバー」は、”福島”という言葉でネガティブな印象だったり、差別を受けたみたいだけど、”福島”って言葉はドイツでは核廃絶運動を進めたり、それに興味感心を持ったりすることになった起点となる良い言葉だったから、ネガティブには捉えていない)」と言っていただいて、それがそんな風に捉えて言ってくださったのが初めてだったのでとても、とても嬉しかったです。
最後には、本屋さんにも行けて、マンガコーナーでは日本のマンガでいっぱいで、色々な作品があって、とても驚いたけど楽しかったです。
I bought three comics. It is “One piece” and My HERO ACADMIA Poke’MoN”.
名前: 橘内 琴美
4日目
主な訪問先: 教会
西村さんの話のとき、「勉強と学問の違いとは?」という質問があった時に隣に座っている大人に聞いてみようとのことでしたが、私の隣はみきさんだったので、みきさんの意見を聞きました。その際にみきさんは「勉強は決まっていることを覚えて、答えを書くことで、学問は、答えのないものを探す、かんたんには答えられないことを深めること」と言っていました。みきさんは、「絶対合っていない!」と言っていましたが、私はすごくいい考えだと思いました。西村さんのスライドでは「あなたが今、受験勉強を頑張っていることはとても素晴らしいことですが、それはあくまで”学問”の一部分です。受験を通過して大学などの高等教育機関に進んだら、より深い理解と新しい知識の創造を目指す、”学問”の世界が待っています。」これは西村さんの話ではないし、私は受験生ではないのですが、グッとくるものがありました。政治に活かす、Science based policy making などについてはちょっと難しくて、理解が追いつかないことがありましたが、ドイツの高校は、25℃を越えると学校が休みになるときいて驚きました。うらやましいです。
ふくもとさんの駅での話は申し訳ないですが、あまりよくきこえませんでしたが、様々な工夫が施されていることはわかりました。(きこえた範囲の話では)そしてふくもとさんと本屋さんに行ったのですが、I was very happy to be able to buy Goethe’s book. It was happiness.
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