2023年8月26日土曜日

【ドイツ国際平和村で傷ついた子どもたちのサポートを学ぶ9日目】

この日の午前中は先日に引き続きホストファミリーのパートナーと学校に行きドイツの学校の授業体験。

現地の高校生たちが授業中に手を挙げ続け自分の考えや意見を主張しながら進むスタイルに日本との違いを知る。
ドイツでは学校のテストで毎回試験で100点をとり続けても授業の中で手を挙げて主張できないと評価は低くなってしまうそうです。
そんなドイツの高校の授業を受けた後、12:15にデュイスブルグ中央駅で合流してドイツ国際平和村へ移動。
この日のナビゲーションは祐太と梓希が電車やバスを乗り継いで隣町の郊外へ。
一度反対行きのバスに乗ってしまいそうになったけど、なんとか目的地行きのバスに乗りました。
ところが、降りるバス停を間違えて折り返しのバスが40分ほど待たなければいけなかったので、別ルートを検索して数百メートルあるいて別のバス路線から目的地に到着するバスに乗車。
なんとか到着しました。
平和村ではTaeko Erwig Shishikura宍倉たえこさんがバス停まで迎えに来てくれて案内。平和村の住所は広島通り(Rua Hiroshima)にある名前の所以から熱い話が始まっていく。
ここにはアフガニスタン、シリア、アフリカ各地などから傷ついた子どもたちが搬送され医療サポートを受けている。
その子どもたちが手術や義足など医療とリハビリを繰り返し母国に帰国するためのサポートをしている。
看護大を休学してボランティアで参加していたかなさんからもメッセージをもらい、子どもたちともふれあい平和村を後にした。
高校生たちは自分とはかけ離れていた戦場や紛争地などの子どもたちを目の当たりにして、元気になっていく様、笑顔いっぱいの子どもたちをみて多くのことを考える貴重な時間となった。
この平和村も急な日程調整の中、今年も引き受けていただき感謝でいっぱいです。
夕方にはホストファミリーの家に帰り高校生1人ひとり苦労しながら英語でのコミュニケーションに奮闘している模様です。
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ドイツ国際平和村へのご支援は下記まで!
アースウォーカーズへのご支援は下記まで!

以下は、高校生の感想です。

名前: 押山 裕太
9日目
主な訪問先: ドイツ国際平和村と学校
今日は朝6時22分におきました。おきてすぐ朝ご飯を食べたり、学校に行くじゅんびをしてました。今日は、7時30分にデュイスブルク中央駅に川野さんと小玉さんを迎えに行く予定だったのでいつもより早く家を出ました。川野さんと合流してから、歩いて学校まで行きました。学校での最初の授業は数学でした。僕は数学が好きだけど、まだ習っていないところだし全部会話するときはドイツ語なのでよく分かりませんでした。しかし少し気になったので書いてあった文字をメモしていると先生に「Do you understand?」と聞かれ僕は授業内容を理解していなかったため「No! I can’t understand」伝えると先生から「I wish you the best!」と言われこの英語の意味がやくせなかったため「OK!」とだけ返しました。後でやくしてみたら「頑張ってください !」と言われてたようなのでOKと返していてよかったと思いました。
2限目は、化学でゲームをしたのですがゲームの内容がクイズにこたえてあたってたらそのクイズにポイントがついていてそのポイントがもらえ一番多いチームが勝ちというゲームだけど、そのクイズじたいも分からなかったし、その答えも分からなかったので、ずっと座ってるだけでした。3限目は美術で自分の思ったままのものを再現するみたいなことをやったのですが人それぞれのよさがありとてもたのしかったです。ドイツ国際平和村では紛争地域でケガをしてしまった子供達を完治するまでいさせてあげて完治したら母国へ帰すという活動を行ってました。そこにいた子供達はとても楽しそうに遊んだりしてつらい思いをした人が多いと思うのにとても元気で活発的な子たちが多くて僕もつらいことがあっても下を向かずきちんと前を向いて今自分ができることやするべきことをきちんとしていきたいと考えさせられました。
I want to live a life that looks forward without looking down!


名前: 橘内 琴美
9日目
主な訪問先: 学校、ドイツ国際平和村
学校に行く途中でユリアちゃんと2人の時なら話せるけど友達が来てしまうと、そこにまざっていけなくなるので自分から話しかけてコミュニケーションをとりたいなと思いました。学校では、体育の授業は別室で自習をしていました。英語の授業では、リスニングの問題を解かなければならなかったのですが、イアホンを持っていなくて、できなくてノートに本文を写していました。それが授業にちゃんと参加できていない気がしました。
平和村では、紛争で傷ついた(手や足を失ったりした)子供達のために治療やリハビリを行い、母国に帰してあげられるのがすごいと思いました。外に出て子供たちが辛いことがあったのにもかかわらず、楽しそうに遊んでいる姿を見て、平和村のおかげだと思ったし、やはり子供達自身の力で幸せになるんだなと思いました。
帰りは妹のマリーちゃんが迎えに来てくれました。気まずいなと思っていたのですが、マリーちゃんが話しかけてくれて遠回りして公園の方から帰っていろいろ話したら、すごく気が合うことがわかって、ものすごく仲良くなれました。夜ごはんはライン川沿いの店で食べたのですが、みんなで写真をとったり、質問しあったり、ライン川沿いを歩いたり、すごく楽しかったです!マリーちゃんやお父さんも「これは日本語で何ていうの?」ときいてくれて単語を覚えてわかってくれるようになりました。すごく嬉しかったです。あと夜ごはんカリーヴルストとポテトだったんですけど、めっちゃおいしかったです!またみんなで食べたいです!
I had a great time today, thank you very much!


名前: 相原 美咲
9日目
主な訪問先: ドイツ国際平和村
今日の授業は英語と政治についてでした。英語は同じ高校生なのにやっている文量などが違ったり、日本は教えるだけだけど、こっちではその文を見て自分の考えることを英語で発表したりしていてすごいなと思いました。
政治は、ほんとに何言っているかわからなかったけれど、ジャイニーに略してもらったら、のっている内容が日本とは全然違っているんだなーと思いました。
今回ペアになったジャーニーはシリアの移民でした。移民(難民)の方と出会ったのは初めてで話をきくのも初めてでした。そこで初めて差別されてしまうことを知りました。ドイツの学校は結構多国籍で、そういうところも理解ある人が多いと思ったら、そんなこともないことを知り、悲しい気持ちになりました。アジア人も差別されることを知っていたので、経験数は違くても同じ差別を受ける側の人間として、すごく悲しく、他人事とは思うことができませんでした。日本での難民の扱いを知り、とても許せなくなりました。そのために自分ができることってなんだろうと思ったときに、思いつくことができませんでした。なのでこれから助ける方法をさがして、行なっていきたいと思いました。
ドイツ国際平和村では自分のよそう外のところでした。今回そういうところに行ってそのような団体があることを知れてよかったです。
Find what you can do


名前: 高橋 梓希
9日目
主な訪問先: ドイツ国際平和村、学校
今日も学校に行くためにバスに乗って行きました。昨日や一昨日だったら何も話せない時間が苦痛で無言が辛かったけど、そうではなくて焦らずに自分が頭に浮かんだことがあったときに、話せるようになっていたのでとても良かったです。学校では、一時間目がまた数学の90分で長かったですが、先生が書いたことを写すなど工夫してできました。二時間目は化学でグループに分かれて問題を解いて点数で競いあうというゲームで書いてあること言ってることは全く分からなかったけど、みんなで話し合ってすぐに先生に意見を言えるその環境はとてもいいなと思いました。三時間目の美術は、重い、上昇する、動く、防御する、保護する、落ち着きのない、落ちるなどをねんどで表現する授業でとても驚いたし、何より言われた瞬間から自分の思うままに黙々と作業をすすめていてとても驚きました。日本だったらみんなと相談してしまうし、自分の思うままにというのが一番難しいと感じる人が多い中、ドイツの生徒はしっかり自分の意見をもっていてすごいと思いました。
ドイツ国際平和村では、もともとどんなことをしているかをよく知らなかったので、子どもたちが元気に遊んでいる声がすごくて驚いたし、DVDを見てから子どもたちはたくさんの経験をしてそこに来ているってことが分かって、平和村では、そんな子どもたちが安心して居られる環境にあるんだなと思いました。平和村では、ゆっくり安心して子どもたちが元気に笑顔でいられる環境をつくっていて、母国に帰るときまでに治療をして安心して帰れるのはとても素晴らしいことだし、治療をするスタッフも受ける子どもたちも、とても強いと思いました。
最後、帰りのバスで降りて遅れてしまって、みんなに申しわけなかったし悔しかったです。次からはもっと連携をとってできればいいなと思いました。
I want to do my best in my speech tomorrow and the day after tomorrow.


名前: 古川 佳音
9日目
主な訪問先: 学校、ドイツ平和村
<学校>
今日は朝、はじめてリリーと会話することができました。といっても翻訳アプリを使いながらですが、少しでもコミュニケーションをとれて本当に嬉しかったです。姉のスピニが風邪をひいてしまい、イーダも少しだるいと言っていたのでとても心配でしたが、その気持ちをうまく伝えられなかったのが悔しかったです。学校では、2時間目から参加したのですが、英語の授業でした。イーダが先生に交渉してくれて自己紹介とスピーチしました。緊張したけれど、生徒のみんなが真剣に話をきいてくれて、とても嬉しかったです。その後、自己紹介ゲームをしました。3つの自己紹介のうち、1つをうそにして周りの人が当てるというゲームです。すごくおもしろくて、今回は自分から手を挙げて自分のTrue or force の自己紹介をできました。先生や生徒のみんなが私の話で笑ってくれたり、リアクションをしてくれたのが嬉しかったです。
<平和村>
私はもともと平和村を少しも知りませんでした。でも、入ったときに小さな子どもたちが私たちに「Hallo!」と言ってくれて、良い雰囲気は伝わってきました。その後の妙子さんの説明で、どんな施設かを知ることができました。男の子が、子ども子どもらしくいられる場所と言っていたのが印象的で、すごく良い場所なんだなと思いました。でも自分にとってはすごく複雑な気持ちも大きくて、それはかなさんが言っていた、帰りたい子が大半なのはもちろんだけど、ここが良いと言っている子もいる、ということです。母国に帰る帰らないの自由がないと考えると、少し苦い気持ちになります。でも一番は母国が平和になってほしいし、それまでは平和村は大切な場所であると思います。妙子さんの言うように、帰った子たちが平和の種をまいてくれると嬉しいなと思います。
<家>
今日は家でイーダとオリーバとマイカにスピーチをきいてもらいました。とても共感してくれたり、マップで私の町を紹介させてくれたりして、とても嬉しかったです。
Thank you for today! I’ll make my best speech tomorrow!


名前:阿部 穂佳
9日目
主な訪問先:学校→ドイツ国際平和村
今日は6時に起きていつもと同じ朝ご飯を食べて、ロイダとお散歩に行きました。グレータとは違う学校に今日は行きました。今日のパートナーの人は1時間目が休みだったので、町をたくさんみて、歩きました。公園に行ってブランコに乗りながらお喋りをしました。たくさんお話をしました。「日本人は政治について興味がない」という話から、「日本のデートとドイツのデート」についてお話をしました。すごいたくさん話してくれてすごいうれしかったです。特に「日本人はなんで外国人が好きなの?」と聞かれた時「顔がすごいタイプですごいレディファーストだからじゃない?」と言ったら「じゃあ、日本人は西欧の人と付き合ったら、もう日本人と付き合えなくなるね」と言われたことがすごくおもしろくて、すごいたくさんお話をしました。本当に楽しかったです。学校の授業は、英語で最初はみんなでスマホをつかってゲームをしていました。すごい楽しそうで、日本の授業でも取り入れてほしいなと思いました。その後スピーチをしました。
今日のパートナーの子が授業の先生に言っていてくれてスムーズにスピーチをすることができました。
スピーチをすると、みんながすごい大きい拍手をしてくれました。すごいうれしかったです。その後、プリントを渡されて、プリントを解きました。ドイツでも英語は、第2言語のはずなのに日本よりすごい進んだ学習をしていてすごいなと思いました。ドイツ国際平和村は、私はどのようなところか分かっていなかったので、場所に行ってすごいおどろきました。DVDを見ると紛争地帯から来た子たちがリハビリをする場だということを知りました。日本は、難民に対する対応がすごい悪い国です。ドイツのような国になってほしいと私はねがっています。私は今までドイツを見てきて、環境や、ドイツ国際村のように人のため世界のために活動する人を見てきました。将来についてもう一度考え直したいなと思いました。管理栄養士も人のためになるけど、世界を動かせるような仕事につきたいと思いました。日本に帰国してもドイツでの経験を忘れずに人のためになるボランティア活動に参加して、世界を少しでも動かせるような仕事につきたいです。夜はホストマザーのボーイフレンドの家でオリジナルラーメンを食べました。すごいおいしかったです。ドイツはプライベートの時間をすごい大切にしていて夜は毎日ボーイフレンドに会えていて幸せだろうなと思いました。日本でもプライベート時間を大切にしていく国家になってほしいと思いました。
I'm really looking forward to art and japanese classes tomorrow.
I will do my best at the debrified session.


名前:深谷 美波
9日目
主な訪問先:高校・平和村
今日は高校へ行って初めて数学と生物の授業を受けました。
生物は進化についてだということは分かったけど、ドイツ語での授業だったので内容はあまり分かりませんでした。しんじくんは隣のバスティやエーミールに分からないことを聞いていたので私も見習おうと思いました。
生物の授業の後は1時間ぐらいフリータイムがあったのでエーミールとスーパーマーケットにあったので、思い切ってたくさん話しかけました。そしたら、アニメが好きなこと、オレオチョコが最強なこと、炭酸の入ってない水はどれなのか、色々なことを教えてくれました。その後も、中庭のベンチに座ってバスティやエーミールとたくさんの話をしました。変な文法でも少しずつ意味を組み取ってくれて本当に嬉しかったし、バスティとエーミールが日本語でも話してくれて、絆が深まったし、明日のスピーチに来てくれるのが楽しみです。
平和村では宍倉さんがムービーを見せてくださいました。それは子どもたちがケガのリハビリを頑張る動画で、私はそれに「明日が来ることの大切さ」を感じて嬉しくて泣いてしまいました。そして、絶対にここで仕事をしたいと心から思いました。元気な子どもたちの姿が見れたこと、そしてここ、ドイツへと連れて来てくださった全ての人に感謝しています。
I'm filled with gratitude.


名前:遠藤 真志
9日目
主な訪問先:ムースの学校、ドイツ国際平和村
今日は、前とは違う学校へ行きました。前に行った学校と雰囲気は似ていましたが、小さい子たちがものすごく元気に走りまわっていたり、遊んでいたりして見ているだけで満足してしまうようなところでした。1時間目の生物学ではダーウィンの話から始まり、生物の進化や遺伝子についてを学びました。全てドイツ語なので先生や生徒の会話は何を言っているのか全然理解できませんでしたが、パートナーのバスティーとエーミールが翻訳してくれて渡されたプリントにどういうことが書かれているのかは理解することができました。2時間目の授業は無い日で長い休憩をとりました。その時にみなみさんも含めた4人で日本のことやドイツについていろんなことを話して楽しかったです。3時間目の数学は本当に何をやっているのか理解できませんでしたが、授業風景を日本と比較できたので良い時間を過ごせました。
午後は、ドイツ国際平和村へ行ってきました。到着するまでの間、どんな場所なのだろうと考えていて、世界から戦争を無くすために活動する団体とかなのかと予想しましたが違いました。紛争などで困っている2歳から12歳(例外あり)を対象として保護している施設でした。説明とDVDを観たのですが、事故などで受けて残った傷などの重さの違いを知り、現状日本とは違う国ではいまだに争いが起きていて沢山の人が困っているということを知りました。日本にいてもネットを使えばいつでも調べられることかもしれませんが、実際にけがなどで松葉杖なしでの歩行ができない子供たちを見たことでさらに世界平和がどれほど必要なことなのかを考えさせられました。
I hope that there will be no more wars in this world.















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