2023年8月4日金曜日

【福島の高校生たちいよいよドイツに到着!】

出発式を終え高校生たちは新幹線とスカイライナーを乗り継ぎ成田空港へ。無事搭乗手続きを済ませ中国東方航空の64番ゲートに到着。

同じフライトに乗る予定で早めに来た、ドイツ人のエミルさん20歳、オランダ人のユージンさん50歳、フランス人のミリンさん20歳、フランス人のジェイビーさん38歳、同じくフランス人のトーマスさん25歳に声をかけスピーチの練習相手になってもらい、高校生が入れ替わり立ち替わり。
そうそう、成田空港に向かう途中のエキスプレスの中でも1人フランス人の方にお願いしてスピーチ練習をしました。
例年緊張MAXになる高校生が多いですが、これまで以上に毎日練習を積み重ねた成果もあり多少の緊張はありな がらも堂々とスピーチ練習をしていました。
高校受験で英語が苦手だった高校生も「2週間でこんなに長い英語がすらすら伝えれるような自分になれると思ってもいなかった。最近、英語がとても楽しい」とか別の高校生も「新しい自分を発見できてもっとやってみたいと思えるようになった」など思い思いに実感している模様です。
4時間のフライトを終え上海に到着し6時間半の乗り継ぎを、高校生たちは初日のレポートを終わらせ、ゆっくり休息していた模様です。
そして出発2時間前からフランクフルト行きのG104ゲートに到着しスピーチの練習。
さすがフランクフルト行きということもありドイツ人ばかりで、マーティンさん31歳、リニアさん、ユリアンさん28歳、ペアさん26歳の4人に順々にスピーチ。
マーティンさん、リニアさんは8人全員聞いてもい、ユリアンさん、ペアさんは7人のスピーチを聞いてもらい感謝、感謝。
もちろん、そこでお待ちしている方々にお願いして忙しかったり疲れていたりで断られることもありますが、快く引き受けてくれた方々はとてもいい感想と日本の高校生じゃないみたいとお褒めの言葉もいただき、とてもいい機会となりました。
さて、いよいよ11時間超のフライト初体験の高校生たち。食事や仮眠、トイレをとりながらエコノミー症候群などに気をつけてのフライト。
そして、私の隣に座ったトーマスさんがデュッセルドルフ在住ということで話が盛り上がり8月12日の教会でのスピーチに友達誘って来てもらえる事に。
社交辞令なのか本当に来てくれるのか不明だが近くに座っていた真志にスピーチを披露してもらった。
11時間15分のフライトを終えフランクフルト空港に到着。
実はアースウォーカーズでは自分たちで地球を歩けるようになろうと、引率の私たちが案内せず、高校生2人が担当になって案内をすることに。
最初の2人は新幹線から山手線、成田エキスプレスの乗り換えと空港での搭乗口までの案内。
次の2人は上海空港に到着してからの乗り継ぎでフランクフルト出発するゲートまでの案内。これが英語が通じない係員も多く苦労してました。
そして、ドイツに到着して3組目はベルリンまでの長距離移動列車の案内です。
ここでもアースウォーカーズ小玉塾で高校生たちの未知の体験を乗り越え成長へと繋がってほしい。
ベルリンのホテルにチェックインしたあと、連邦議会議事堂(日本でいう国会議事堂)を訪問。案内していただくふくもとさんに事前に予約していただきスームーズに見学させていただき、初日から多くのことを学びました。
第二次世界大戦で近隣の国を侵略の歴史、その後の東西ドイツの分断、そしてベルリンの壁崩壊からの新しい国づくりの一歩を垣間見る話は、迫力のある報告でした。
そして議事堂の屋上から見渡すとめっちゃ木が植えられてて、パッと見、森の中に議事堂があるくらいのまちづくりに、アスファルトやコンクリートが増えると熱くなり温度を下げるのは難しいし、光合成で二酸化炭素を吸収してくれる話、風が通り抜けやすいようなまちづくりにしてあることなどなど、多くを学びました。
高校生たちも積極的に質問していて深まった模様です。
個人的にショックだったのが、「東西ドイツに別れたのはいつ頃になぜ別れたのですか?」という質問で、それに答えれる高校生が1人もいなかった事。
私が高校3年の時にベルリンの壁が壊れ衝撃をうけたが、今の中高生は東西冷戦の近代史を学ばないんだ。。。。とショックをうけたベルリンの夜でした。
昨日の高校生たちのレポートはこのあと昨日のコメント欄に貼り付けるのでぜひ、お読みください。
アースウォーカーズの高校生訪独プロジェクトへの寄付は下記からお願いします。

以下は、高校生の感想レポートです。

名前:押山祐太
ドイツ:2日目
主な訪問先:上海からベルリン
上海での乗りかえは、6時間というとても長い時間ありましたが、そこで出会った、4人の外国人の人達にスピーチの練習を聞いてもらい、どのようにしたら、より相手に伝わるかなどを教えてもらいとても感謝しています。飛行機内では11時間近くの移動だったので、ずっと眠っていました。しかし、途中で出てきた。機内食のチキンライスは、とてもパラパラしていてとてもおいしくてびっくりしました。
フランクフルト空港に着いてからは初めてのドイツだったので、どこになにがありどこに行けばいいのかもわかりませんでした。 両替所ではじめて自分でお金をユーロにしたときは、1万円が、47.10になりとてもすくなかったのでおどろきました。後で1ユーロいくらかみたところ、157円だったので、手数料だけで2400円ぐらいとられたので、びっくりしました。
フランクフルトからベルリンの移動の中でスピーチ練習をある1人のドイツ人にたのみました。スピーチはとてもよかったとおっしゃってもらえとてもうれしかったです。
そこでぼくは、スピーチの内容に書いてある処理水の海洋放出についてききました。そしたら、帰ってきた答えが、「処理水を海放出するのはよくないとおもう、福島がそういうことをしたらまたたたかられるとおもうからね」と言われました。僕は、「どうすればいいと思いますか?」と問いたところ、彼は、「貯水タンクにとっておききちんとした解決策を見つけることをゆうせんするべきだと思うよ」と言われました。僕は、そのとおりだとおもうので、とてもきちょうな意見を開けたとおもいました。
それと、ドイツでの目標だった処理水の海洋放出についてどうおもうか」に早い段階にふれれたのでうれしかったです。
ドイツでの案内の人は、とても大変そうでした。頑張りたいです。
August in Germany was so cold that I couldn't wear short sleeves and shorts.

名前:遠藤真志
ドイツ:2日目
主な訪問先:上海、フランクフルト、ベルリン
上海の空港でスピーチ練習をしながら6時間の待機をした後、約11時間かけて、飛行機でフランクフルト空港へ向かいました。前日の疲れからなのか飛行機の中ではほぼ爆睡してしまったのですが、後ろの席の方にスピーチ練習をしたりしてとても有意義な時間を過ごせました。上海の空港でもこの飛行機の中でもスピーチについて褒めてもらえてとても嬉しかったです。ドイツのフランクフルト空港に無事にたどり着けた時は、少し感動しました。そして、今日の道案内は私と美咲さんだったのですが、初めての場所だったので大変苦労しましたが、電光掲示板や係員の人に聞くなどして解決に至る事ができました。
フランクフルト空港からフランクフルト中央駅まで電車で行き、自由時間があったので、海外の街並みや人柄などを見て感じる事ができて、日本との違いを知れた事がよかったです。
フランクフルト中央駅から電車で約4時間かけてベルリン中央駅まで行き、そこでふくもとさんと合流し今日泊まるホテルへ案内してもらい、連邦議会議事堂の屋上見学の際は、ドイツの歴史や日本の政治経済との違いなどを教えてくださりとても勉強になりました。特に日本の社会構造における縦型は良くないということは身にしみました。
初めてのドイツの夜ご飯はベルリン中央駅1階のAsia Gourmetというレストランで食べました。辛かったのですが、結構ハマる味で美味しかったです。
数ある私の大きな間違いに他のみんなが気づいて指導してくれて、2日目を無事に終えることができました。本当に感謝しかありません。次の案内になった時は今日よりも頑張りたいと思います。
We are all for one!!

名前:橘内琴美
ドイツ:2日目
主な訪問先:フランクフルト、ベルリン
フランクフルトの駅からフランクフルト中央駅に移動し、フランクフルトの街を探索しました。フランクフルトの街並みは
日本と全く違っていました。街には様々なファストフードのお店がありました。駅の中では、ハトや犬が普通に歩いていたので少し驚きました。フランクフルト中央駅からベルリン駅へ電車で移動しました。その時に、隣に座っていた方々はフランス人でした。ベルリン駅へ降りる手前くらいにみなみ先輩がその2人にスピーチを聞いてもらっていました。原稿を読まず堂々と発表する姿はいつ見ても本当にかっこいいと思いました。ベルリン駅にはアジアンフードを売っている店がありました。そこで日本人の女性2人に会いました。少し話をしました。日本語が通じたので少し安心しました。
ベルリンの国会議事堂ではふくもとさんから色々な話を聞く事ができました。例えば、議事堂の周りにたくさん木が多いことで日陰ができるから涼しくなり(涼しい空気は暖かい方へ移動する)地球温暖化が軽減されること、落葉樹の落ちた葉っぱを畑とかの肥料にする。木を多くし風を2重にすることで街を涼しくしているなど。日本は「全て国民は」に対してドイツは「すべての人は」と国民でない人の人権もちゃんと尊重しているようでした。ふくもとさんの話を聞いて、日本が世界に遅れをとっていることがすごく分かりました。
It was great to hear a valuable talk on capital!
I’ll do my best tomorrow.

名前:相原美咲
ドイツ:2日目
主な訪問先:ベルリン
初めてプレッツェルを食べました。もっと小さいのかと思っていたので、本場のサイズにびっくりしました。そしてパンが硬いことにも驚きでした。日本でいう新幹線ではとても車内が静かなことに驚きました。日本の新幹線では話し声などよく聞こえるので、何でドイツではこんなに静かなんだろうなと思いました。水を買う時に「Do you have card?」てきなことを言われて「No.」と言ったら変なことなってあたふたしていたら、後ろのドイツ人の女性の方がキャッシュレスで私のお水を買ってくれてかっこいいなと思いました。すごく感謝しています。なので、日本でもし前にいる外国人の方が困っていたら私も、その女性のようにささっとイケメン行動ができる人になりたいと思いました。
There were other German people who talked to me in a friendly way which made me very happy.

名前:阿部穂佳
ドイツ:2日目
主な訪問先:上海、フランクフルト、ベルリン
成田空港では、1人の人とスピーチ練習をしました。すごい優しい人で話しかけてもらうことができてとてもいい経験になりました。上海では6時間のフリー時間がありました。少し散策しました。見たことないような自販機がありました。中国の水は変なにおいがして美味しくなかったです。11時間のフライトでは機内食が2回出ました。夜食は、お米と副菜が美味しくなかったです。朝食は、得体の知れないものが2つほど出ました。食べてみたら美味しかったので安心しました。上海空港では4人の方にスピーチ練習をしていただいました。フリートークもする事ができてとても楽しかったです。優しくて温かい人ばかりでとても海外に行くのが楽しみになりました。3日目の早朝フランクフルトに到着しました。ベルリンへ移動するのに、ターミナル1まで行ってHAUPTB AHNHOP中央駅に行きました。ゆうたくんにはるまきみたいなものを奢ってもらいました。とても美味しかったです。新幹線のようなものに乗ってベルリンに移動しました。その際にも1人の方とスピーチの練習をしました。「よくわかるよ」と言ってもらいとっても安心しました。ベルリンの到着しホテルに移動してから議事堂へ行きました。ふくもとさんがなぜドイツが涼しいのか。どのように涼しくなるように建物を建てているのか教えていただきました。また、ドイツでベルリンの壁があった時、どこまでが東ドイツでどこまでが西ドイツかも教えていただきとてもためになりました。ドイツでは、政治に関心を持つ若者が多く、日本でも取り入れたらいいのではないかなと言うことがたくさんあります。明日はベルリンの壁を見に行くと言っていたのでとても楽しみです。
I will do my best tomorrow, because I have to give you directions.

名前:高橋梓希
ドイツ:2日目
主な訪問先:​議事堂、フランクフルト、ベルリン
 フランクフルトにようやくついてから、駅で少し中を見に行ったり電車に乗って移動をしました。電車の中で頑張ってスピーチの暗記をしようとしたのですが、いつのまにかねむけに負けていました。電車や飛行機での長距離移動が思いのほか大変でしたが、みんなとどっちに行くかや行先の確認など積極的に話せたので良かったと感じました。
 今日は、ふくもとさんがベルリンを案内をしてくださりました。ベルリンの街で注意した方が良いことやこうした方が良いなどベルリンのことについて色々なことを教えていただきました。
 また、議事堂ではベルリンにたくさんある緑や木がなぜあるのかについて、単なる地球温暖化の対策で二酸化炭素を減らす目的でなく、木が増えることによって日影ができたり落ち葉を再利用できるという話をきいてとても納得するとともに、日本がどれだけ対策ができていないか、うまく利用できていないかがとてもよく分かるお話でした。
 さらに、ドイツでは、選挙や政治についても積極的に若い人の意見や質問を取り入れて興味、感心と自分の意見をしっかりもって、政治について学んだり、投票していることが分かりとても興味深かったです。
 他にも、ベルリンはそもそもなぜ東と西で別れたのか、議事堂や他の建物にあるエネルギーをどれだけ使っていてどれだけ節約しているかが分かる表など、生活、街、建物の端々から再生可能エネルギーが地球温暖化対策などエコを意識していてとても驚きました。今日は、ベルリンの街について知らないことばかりだったので、たくさん知ることができてよかったです。
 I was very surprised to see Germany.
Because they’re taking a lot of measures in Germany.

名前:深谷美波
ドイツ:2日目
主な訪問先:​連邦議会議事堂
 今日はついにドイツに到着しました。ドイツのターミナル移動はバス。香港だと電車を使用したので国による交通手段の違いに新鮮味を感じました。
 乗り物の違いを私は2つの仮説を立てて考えています。一つ目はターミナルの距離です。ドイツの方が空港が広いので規模が大きい分、ターミナルも遠くなってしまうのではないかと考えます。2つ目は空港に来る、観光客などの割合です。ドイツはEUにも所属していることでビザが免除されており、その分訪れる欧州の人が多いのではないでしょうか。
 さて、なぜ私が上記のような変な考察をしたのか。その理由は今回訪れた連邦議会議事堂での福本さんのお話がキッカケです。
 福本さんには主にドイツのエネルギー政策やドイツの教育について教えてもらいました。ドイツでは木を育てることでCO2の排出を減らします。しかし、それだけではありません。木は育つことで日陰を作り、日影ができれば冷たい空気が流れるようになる。冷たい空気を流すためには真っ直ぐな風の通り道が必要。さらにもっと涼しくするには地面をコンクリートで固めてはいけない。と、このように授業で習うようなCO2についてのことだけでなく、誰かの小さなアイデアが議会議事堂という大きな場所で採用されていることにとても感動しました。ベルリンにいる間、色々な建物を見ると思うので、その建物がどのような意図で作られたのか、どんな工夫がなされているのか考えるキッカケになればいいなと思っています。また高校生とディスカッションするときも自分の考えを発言できるように頑張ります。
-Point Words-
 The city will open with the ideas of people.
By Fukumoto

名前:古川佳音
ドイツ:2日目
主な訪問先:連邦国際議事堂
Thank you for today,
I want to learn about eco more.
<上海⇒フランクフルト>
上海の空港では、漢字を英語が混在する状態で、移動で分からないことがあって大変でした。でも、空港の方に話しかけて、解決できたときはすごく嬉しかったです。 荷物検査が終わってからの乗りつぎまでの時間は、メンバーと一緒に空港を探険しました。閉まっているお店も多かったけれど、パンダグッズ専門の店があったり、外の景色が華やかだったりと中国ならではのことを体験できて良かったです。また、それ以外の時間は8人で話したり、スピーチ練習をしたりしました。仲が深められたし、みんなおもしろい人です。スピーチ練習では、ゆうたが成田ではずっと原稿を見ていたのが、2、3回になって、成長スピードの速さに刺激を受けました。また、ほのかはスピーチで写真をうまく使っていたり、みなみは暗記していくしかもすごく表現力があっていたりして、自分も頑張ないといけないなと思います。その後、外国人に自分から声をかけて、スピーチをできてすごく嬉しかったです。ベトナムに学校の先生として行ってきた帰りのドイツ人の女性で、とてもやさしい人でした。
<フランクフルト~ベルリン>
ドイツ、すごく寒いです。フランクフルトについてから、駅に移動したとき、駅が広々としていてすごく驚きました。念願のプレッツェルも食べることができました。その後フランク
フルト中央駅に移動しました。周辺の建造物が歴史的で美しくてすごく興奮しました。
そこからベルリンに移動するロングディスタンストレインは最初座れなくて大変だったけれど、窓からの景色が絵本の中のようでとても癒されました。ベルリンにつくと、電車で移動でしたが、乗り込むのが遅くてほのかと小玉さんを一度おいていってしまいました。そういうことがないように、分散して乗らなきゃいけないな、と思いました。
<国会議事堂>あいにくの雨でしたが、福本さんのおかげでたくさんのことを学びました。
ドイツでは、木と道路につくりによって、エコな町づくりをしています。日本で都市部の気温が上がりすぎてしまうのは、町づくりが原因だと思いました。ドイツの開かれた政治にも興味が1わきました。

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