文責:宮崎学園短期大学 田代茜
朝7時半に神戸港につき、7時50分に出発しました。ところどころで休憩しながら、17時に郡山につきました。
福島では、25年後に再生可能エネルギーで100%にするという目標があります。また、ドイツでは、東日本大震災後の原発事故を受け、廃炉に進めていくことを決めています。そのため、NRW州と福島の企業で提携を結び、再生可能エネルギーを学んでいこうという働きが今起こっています。
今日は、KU-NOIEという会社の方に話を聞きました。ここの会社では、太陽光パネルや、水素水など様々な活動を行っています。今回は、太陽光パネルについて話を聞きました。
(角度の違う太陽光パネル)
太陽光パネルは、角度も重要になってくることを学びました。九州あたりでは、太陽が高く上がることから、太陽光パネルの高さを10度にすることが最適で、東北では、雪の影響等もあるため、角度をつけて20度が最適だということを学びました。また、太陽光パネルが10度の場合には、連続して横に4つ並べることができますが、20度のところでは、3枚並べることができるそうです。
ここの会社の太陽光パネルは、敷地を全て使うことができるように前に10度、後ろに20度のパネルを置いていました。7割が10度、3割が20度となっていますが20度の方が効率が10%くらい良いそうです。
パネルが熱すぎると発電しなくなってしまうため、ボーリングを行い600ℓの地下水を一気に流すことで温度を一定に保っていることも知りました。
私は、太陽光パネルの知識は全く知らなかったので、このことを聞いた時すごく驚きました。また、宮崎でも作っているにもかかわらず、使われていない太陽光パネルがたくさんあることを知っています。このパネルをしっかりと使って宮崎でも再生可能エネルギーが稼働していくといいなと思いました。
次に公民館で、甲状腺癌の検査をやっている方の話を聞きました。チェルノブイリでは。原発事故後子供達は、半年に1回甲状腺癌の検査を義務付けられています。しかし、日本の場合には、2年に1回でいいというふうになっているそうです。そこで、不安に思っている保護者の希望に応えて公民館で行っているそうです。
(甲状腺癌の検査の様子)
そこにいた、岩田さんという方の話を聞きました。
その話を聞いて、放射能というものは目に見えるものではないので、とても怖いなと思いました。また、国や東電がしっかりと保証することが大切だと思いました。
文責:宮崎公立大学1年 甲斐 征樹
今日は朝7:50に神戸港を出発し、約8時間かけて福島まで来ました。
まず株式会社ku_noie代表取締役の遠藤さんからは再生可能エネルギーについて話がありました。
ここではたくさん太陽光発電のソーラーパネルがあり、角度や枚数を変えて発電効率を上げているそうです。
話を聞いた後、晩御飯をごちそうになりました。美味しかったです、ありがとうございました!
次に、郡山市の小田原公民館で外科医の種市さんからは放射能と小児甲状腺ガンの関係について話を聞きました。
最近の研究で放射能に含まれるヨウ素が小児甲状腺ガンになる確率と関係があるらしいのですが、日本政府はチェルノブイリの原発事故の時は半年に1回の定期検診でいいと言ったのに対して今回の東日本大震災では2年に1回でいいと言ったそうです。
この背景として種市さんがおっしゃっていたのは、甲状腺の専門医の少なさが原因の一つだということです。
郡山市を例に挙げると、人口約34万人に対し甲状腺の専門医はたった1人だけだそうです。そのため、半年に1回のペースで定期検診を行っていたら間に合わないので2年に一回と定めたのではないかとおっしゃってました。
また、福島の食べ物は安全だと言って子どもに給食を全員食べさせることで安全性を証明したり、公園は安全で外遊びも大丈夫だと言っているのに室内公園を作ったり土の除染をする政府に疑問を感じるというような内容には共感出来ました。
最後に、岩田さんからはいろいろな話を聞きましたが、自分が一番印象に残っているのは東電の福島の被災者への損害賠償が震災後の住民の決定によって変わるということでした。震災後も福島に住み続ける住民には損害賠償があって県外で暮らす住民には損害賠償がないというのは違うと感じました。
明日は山形県の米沢に行って子どもたちと泥まみれになる予定です。笑
文責:宮崎大学1年 井上翔
今日は1日の大半が移動でした。福島に着いて最初に、遠藤さんという方から太陽光発電についての話を聞きました。太陽光パネルを設置する角度によって発電効率が違うというのは驚きでした。環境に優しい太陽光発電を増やすことで、脱原発という目標に近づけるのではないかと思いました。
(小玉さんの甲状腺検査)
岩田さんは、放射線は測定しなければ目に見えないし感じることができないのがこわいとおっしゃっていました。また被災地でがんにかかった人が放射線との因果関係を国に否定されたことを聞きました。被災者の思いと国の支援の方向性にすれ違いがあると感じました。支援の仕方にしても県外に移住した人への支援が不十分であるなど、偏りがあるそうです。また、子どもへの放射線の影響を気にするのは大切なことですが、子どもだけでなく原発の作業員などの大人にも注意を向けることが必要だとおっしゃっていました。
今日の話で一番印象に残っていることは、放射線の影響を受けているのは福島県だけではないのに、福島県だけの問題とする傾向があるそうです。原発の問題を小さな範囲だけにとどめ手放しにするのではなく、日本全体でサポートしていくことが大切だと思います。
明日は米沢プロジェクトに参加します。子どもたちと関わりながら福島のことについて学んでいきたいです。
今日はほとんど移動でした。
夕方に福島について郡山で遠藤さんから再生可能エネルギーについてお話を聞きました。遠藤さんに連れて行ってもらった太陽光発電をしている場所で説明を聞きました。そこでは様々な工夫がされていました。
明日は米沢プロジェクトに参加します。
文責:宮崎公立大学 1年 日高 綾
今朝7時50分に神戸港に到着し、高速を走って福島に着きました。
(福島駅に到着)
それからダイワハウスで働いていらっしゃる遠藤 孝浩さんに太陽光の話を聞きました。
地下水を汲み上げてスプリンクラーでパネルに水が撒かれるようになっていて夏は冷やし、冬は雪を溶かすようになっているそうです。また、パネルの角度が10度と20度があり、大きさも3段と4段がありました。それは敷地を最大限に使うために、太陽が昇る高さによってパネルの角度や大きさなどを計算し、設置してあることを聞き、今までの疑問が消えて納得できました。
(遠藤さんに話を聞いている様子)
また、郡山の小原田公民館に行きました。そこでは甲状腺の診察が行われており、町のお医者さんがボランティアでされているそうです。医者の種市さんの話で放射能の種類はたくさんあって、その中でもヨウ素が小児がんの原因になっていることや、お医者さんが足りていないことを知りました。そして今日は20人を診て、それだけでは何の解決にもならないが、少しでも住民の不安を取り除き、安全感を与えられるのでやっているとおっしゃっていました。
(小田原公民館の様子)
次に岩田さんの話を聞きました。原子力発電所で唯一福島だけが県の名前が入っているため、放射能の被害が福島だけという認識になってしまっている人がたくさんいるのですが、実はもっと広範囲に広がっているということを知りました。また、放射能は目に見えないため、福島県以外の都道府県から福島県に対する感じ方、福島県の中でも意識の差があり、その差に苦しんでいる人がいることを知りました。
まだまだ福島について知らない事があるので、たくさんの
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