2015年6月13日土曜日

7日目 被災地ボランティア 

こんにちは小酒井です。6月3日NPO法人「シャローム」にお邪魔してホットスポットファインダーの詳しい説明を受けてきました。

これがホットスポットファインダーです。空間線量を地面から10・50・100㎝の高さで測っていくというものです。カメラやGPS搭載しており一秒ごとに計測していくことが出来ます。



これが10センチの線量です。


これが1メートルです。少し数値が変わっているのが分かりますか?

同じ場所でも測る高さによって出る値が違う事が分かります。子どもは相対的に低い世界で活動しているので放射能による影響を受けやすくなります。
このホットスポットファインダーで学校の敷地や通学路、公園を細かく測りそのデータを住民が共有出来るようになれば、気をつけるポイントが一目でわかる。そうすれば不安で外に出れない方や、普段放射能の事を気にしていない方も放射能の可視化が可能になり、それぞれ人の判断材料になる。

これは本当に画期的にな事で、これまで見えない放射能に悩まされた人が安心材料になるし、気にしなかった人はもう少し考えてもらえるようになる事で、二極化している福島の人々の距離を近づける事が出来る。そうなる事が今の福島には必要であると学びました。
この後は福島市役所に行ってきました。


市役所近くの線量は0,707マイクロシーベルトでした。福島市役所にエントランスには除染に関するブースが設置せれています。


放射能に関する資料がこんなにも発行されています。そごいですね。

資料の中には「安全」という言葉がありました。たしかに安全なのかもしれないが、大丈夫と判断するのは個人差が生じます。安全だから何も気をつけないのも怖いし、大丈夫なところはどこにもないと思いながら生活するのも大変です。NPO法人「シャローム」では地域住民とホットスポットファインダーを使った取り組みを目指しているそうです。
上から言われた情報を鵜呑みにせず、自ら調べて判断できるようになっていく事で社会が前に進んでいけるようになるんだと感じました。
それと、やはり、住民と行政や企業も協力し合いながら前に進んでいくことも重要だとも感じました。

この日の夕飯は餃子を食べにいきました。ここでもいい体験させてもらいました!その様子は小玉さんのフェイスブックの記事でアップされているので気になる方はそちらをご覧ください。


以上。


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