いよいよ、みんなとの別れの時がやってきました。
日向学院海の家を出発し空港に着くと「ここでお兄さんたち待っててくれてたねー」と初日のことを覚えていてくれた子どもがいて、その言葉を聞いて初日の緊張感や不安、今までのことを思いだし、この一週間楽しかったなーという思いに加え、改めて今日でお別れなんだなーと感じました。
飛行機が出発するまでの時間で、お母さんたちはお土産などを買ったりしていて、子どもたちは空港内の展示物や高千穂神楽の映像を見たりしていました。
出発する直前にお母さんたち一人一人に挨拶をしていただきました。
子どもたちが思いっきり外で遊んでいる喜びや他のお母さんたちとの話、ボランティアスタッフ、支援してくださった人々にとても感謝しているということおっしゃっていました。自分たちも今回様々なお話をしてくださった福島のお母さんたちにとても感謝しています。
中でも宍戸りおくんが泣きながら皆と握手していてその姿を見たお母さんが「今までケガとかで泣いたことはあるけど人とのお別れで泣くのは初めてなんです」とおっしゃっていて、それを聞いて参加して良かったなと思い、今まで我慢していましたがこの言葉を聞いて自分も泣いてしまいました。
この来んねキャンプを通して震災直後の状況、月日が経ち復興に向かっていってる今だからこその悩みや葛藤など聞くことができ自分たちに今できることが何かを考えるきっかけになりました。
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