7日目の夜には日向学院高校の海の家でお別れ会が行われました。
まずは宮崎センター合唱団の方にコーラスを披露していただきました。
ハッピーバースデーとビリーヴを歌っていただき、二曲の間にはおべんとうばこのうたを子供も大人も一緒に歌いながら、手遊びをして楽しみました。
次は食事です。カレーの具材はグリーンコープさん、お米は西田農園さんなど、さまざまな方から多くの食材をいただきました。食事を作ってくださったのはグリーンコープさんと天空カフェジールさんです。みなさん本当にありがとうございました。
司会をする緊張のあまりその時は食事が喉を通らなかった私は、参加者のみなさんがお皿いっぱいに料理をいただいてたのを羨ましいそうに見ていました。
食事をいただいてる際に宮崎大学の学生が今年の9月に西日本豪雨災害があった広島県呉市にボランティアへ行った話をさせていただきました。
発表した1年生の坂本くんは
「呉のボランティアに行って約半年が経とうとしています。災害から2ヶ月たった広島の状況を福島の子どもたちやお母さん、宮崎の方々に伝えることができたので良かったです。そして、現在の広島の状況を伝えるためにももう1度広島に行きたいと思っています。もっと現在の広島の状況を知り、広島の現状を多くの方に伝えていきたいと思います」
と話していました。
次にお別れ会に参加していただいている協力者の方のご紹介と贈呈式を行いました。
日向学院海の家を去年に引き続き提供していただいた、中田副校長先生。
お別れ会当日の準備を手伝っていただいた九州労金のみなさん。
お米を提供していただき、4日目にはにんじん堀りを体験させていただいた西田農園さん。
食材を提供していただいたり、お別れ会のご飯を作っていただいたグリーンコープさん。
グリーンコープさんからは子どもたちへお菓子のプレゼントがあり、子どもたちは大喜びでした。
続いて今回の来んねキャンプのスライドショーを流しました。
7日間福島の子どもたちがどこへ行って何をしたのかを写真を見せながら説明しました。子どもたちの食べ物を頬張ったり、幼稚園の遊び場やサッカー場、海で元気いっぱい遊んだりする姿が参加者の方に伝えられてよかったです。
次に学生のスピーチでした。来んねキャンプ参加が4回目になるゆっきーさん、初めてのゆうだい、私の3人が発表しました。それぞれの立場からのスピーチで今回の来んねキャンプで見たり聞いたりしたこと、それを受けて感じたことを伝えました。
続いて福島のお母さんたちからのスピーチを行いました。
東日本大震災が起こって8年が経った福島の現状や各家庭の状況、来んねキャンプに参加しての感想などを伝えていただきました。
「原発事故が起こって子どもたちが遊べない状況は2度とあってはならない」
「外遊びが出来ない状況でも自分が好きな福島で子どもにも育って欲しい」
「宮崎の人はみんなあったかくてまた宮崎に来たい」
と涙ながらに話すお母さんの姿を見て、来んねキャンプを続けたいという気持ちが強まりました。
また学生から色紙を各家庭に渡す際に一言ずつ話すのを聞いて、学生の成長を感じました。
続いて第8回福島の子供たち宮崎に来んねキャンプのメインスポンサーである幸森さんから一言いただきました。
今回幸森さんのお宅でご飯をいただいたり、夜の学生ミーティングとして使用したり、公民館を宿泊場所として提供していただいたりと多くのサポートをしていただきました。
最後に代表の小玉さんからの挨拶でした。今回開催が厳しいとされていた第8回の来んねキャンプが無事お別れ会を迎えれたことを感じました。
多くの支援していただいている方々のおかげで当日の私たち学生がボランティアができているんだなと感じました。
また福島の現状を少しでも知った今、来年の来んねキャンプや他の保養を行うに向けて、何ができるかを考えていきたいと思います。
福島の子どもたちの支援が継続できるよう、一口500円からのマンスリーサポーターを募集しています。
ぜひ、下記からご連絡お待ちしています。
http://earthwalkers.jp/pg621.html
NPO法人アースウォーカーズ
代表理事:小玉直也 090-8301-1123
文責:松阪睦実 宮崎大学2年
編集:榎戸雅基 宮崎大学1年
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