2015年8月14日金曜日

ドイツプロジェクト1日目

「福島・ドイツ高校生交流プロジェクト」がスタートしました。

今回のテーマは、~福島を伝え、再生可能エネルギーを学ぶ~です。
福島の高校生、男子1人女子7人はどんな成長を見せてくれるのでしょうか?

初日は、郡山駅で出発式を行った後、東京へ向かいました。
東京では、JIM-NETさん主催のイベント【白血病を乗り越えたハウラさんとイブラヒム先生「トークと交流会8・9」】に出席しました。休憩時間には、パネリストのイブラヒムさんに高校生から質問をする場面も見られました。イベントの最後に、ドイツ参加者の千坂奈々さんが震災直後の福島のことについてのスピーチをしました。

その後、成田空港へ向かい、経由地のアブダビに出発しました。初めて海外に行く高校生は、機内食を頼むのもおそるおそる英語を口にしていました。アブダビに着き、次の搭乗までの4時間は、ドイツで行うスピーチの英語を一生懸命、練習していました。ドイツの高校生に伝わるようにがんばれ!

郡山出発から26時間後、デュッセルドルフ空港に到着しました。空港では、ホストファミリーが出迎えてくれ、高校生はそれぞれホストファミリーの家に帰っていきました。これから、長いようで短い12日間を思いっきり学んで、楽しんでほしいです。



これから1日ごとに高校生の感想をアップしていきます。


千坂奈々 1日目
今日は、出発の日でした。10:50分に郡山駅に集合し、新幹線に乗って東京に向かいました。新幹線の中で駅弁を食べました。私はのり弁にしました。おかかがたっぷりでおいしかったです。東京についたら新大久保に向かい、ラウラさんとイブラヒムさんのトークイベントに参加しました。そこで、イラクの現状を知ることができました。病気だと分かっても病院に行くことが難しく、両親がいないため、お見舞いに来てくれる人がいない子供達がたくさんいることを知りました。両親がいて、食べる物があって、病気になれば病院になれば、病院にいけて、幸せな環境に自分はいるんだなと改めて感じました。ハウラさんは白血病を乗り越えた女性です。彼女は病気と闘いながら絵を描き続けました。その絵を使ったチョコ募金。初めて知りました。とてもかわいくオシャレなのでやってみてもいいかなと思いました。世界にはまだまだたくさんの困っている子供達がいます。その子供達のために何ができるか、しっかり考えていきたいと思いました。まず、伝えるということです。知らなければどうすることもできないし、支援することもできません。多くの人に知ってもらうことが始めの一歩かもしれません。

I felt that I am living a comfortable life.




種市彩花 1日目
 今日はとにかく移動尽くしの一日でした。まず8時に家を出て、新幹線に乗って東京へ向かいました。私は一人で行けると言い張ったのですが、私の方向音痴を心配して、父が付き沿ってくれました。大宮で乗り換えて電車、タクシーを使って、新宿に向かいました。JIM-NETさん主催のトークセッションが行われる会場に一番乗りで着きました。
 
 それからしばらくすると今回のプロジェクトに参加する他の高校生たちが入ってきました。自己紹介をしようにも時間があまりないので、後程することになりました。席に座っている間にも他の人たちはもう既にうちとけており、一人石川県から参加だった私はそのことに対する不安も抱えながらお話を聴くことになりました。トークセッションの中で聴いたことは日本で生活する私たちにとって大変衝撃的なものでした。イラクやヨルダンなどの中東では未だに戦争が起こっているために衛生面上問題があり、日本などの先進国に住んでいればかからないはずの病気や治るはずの病気で亡くなる方が多いということはニュースで聞いていたとしても、実際にその実情を経験して来た方々から聴くのとでは重みも違うなと感じました。
 
 そういった国々の人々に私たちができることは募金だけではなく、私たち日本国民が政府が掲げる戦争に参加できる国に変えるという方針に反対し、少しでも人々を苦しめる戦争を無くすことだと思います。震災時の原発事故後の反応を見て、政府は真っ当なことを行っている場合、全員が声を上げ自分の意見を示すことが大事だと思います。初めはほんのわずかな人数であっても、声をあげる人々のために動けるような人間になりたいと強く思いました。それはまるで夢を追う自分の背中を押されているような気がして、まずこのプロジェクトを学びの多いものに出来るようにがんばろうと強く思いました。

齋藤 雅 1日目
今日はほとんどが移動だった。暑かったが暑すぎず、出発にはもってこいの天気で良かった。初めての海外で、しかも2週間分の荷物が入ったスーツケースは傷一つなく、とてつもなく重かった。
ジムネットのイベントでは白血病と闘い、それに見事に打ち勝ったハウラさんのお話を聞いた。1人の少女にこんなにもたくさんの人が国境を越えて協力し合い、支援をしている姿に感動した。私もハウラさんのように、様々な理由で十分な治療が受けられず、苦しんでいる人を助けたいと思った。チョコレートを勝ったお金を集める募金があることを初めて知ったので、日本に帰ったらすぐ調べて学校に呼びかけたいと思う。(余談だが、ファーティマさんが可愛らしすぎてモデルかと思った。) ホームステイ先が同じ種市さんと初対面した。(at東京駅)ホームステイ先とメールのやりとりをしていることを知ってショックを受けた。学校名をお名前を間違えて認識して”Dear Mr. Gymnasium"と送ってしまったのが、まずかったのだろうか。 かなり怒っていらっしゃったらどうしよう。 成田空港を初めて訪れた。外国人がたくさんいて、日本語以外でやり取りしているシーンがよく見られたので、自分の英語がどこまで通じるのか不安になった。機内食のアラブ料理がスパイシーで美味しかった。機内は暑かったり寒かったり、乾燥したりで、なかなか眠れなかったが興奮していた(明日から楽しみすぎて)ので、結局眠れなかった。
Thank you




坂井 梨花 1日目
 成田空港につく頃には、参加メンバー全員がそろっていました。そこまで皆と話してみて、とても優しく、良い人たちばかりだと思い、安心しました。このメンバーでドイツへ2週間行くんだなって思ったりもしました。 ドイツには関係は無いけど、山の手線から原宿が見えたり、スカイライナーからスカイツリーが見えたり、それから、成田空港の自由時間とかも、それなりにけっこう楽しかったりでした。  新大久保駅の近くで2:00から開かれた「白血病を乗り越えたハウラサントイブラヒム先生」のトークセッション。何度かテレビでそのような特集をみたことがありました。けど、実際に先生や患者さんが目の前にいて、その人たちの話を聞いたのは初めてで、とても良い経験ができました。また、イブラヒムさんの「平和の結果が平和なんだ」といったのが、印象的でした。ハウラさんの描いた絵も堂々としてました。 成田空港を出て、着いたアブダビ空港で、ジェイムズさんに英文のスピーチを聞いてもらい、アドバイスをもらいました。とてもありがたいです。  マルティーナさんに連れられて家へ行ったら、家族みんな歓迎してくれて、すぐご飯でした。パスタとサラダ、その後にアイスとフルーツをごちそうになったあと、買い物に出かけて、そのあと、パートナーと一緒にトトロをドイツ語で観てから寝ました。


石塚明日香 1日目
いよいよこのプロジェクトが始まって、不安の方が大きかったけど、いざメンバーが全員集まると、楽しくて、安心しました。 新幹線に乗って東京に行き、講演会を聞きました。 日本は争いもなく、こんなにも平和があるのに、世界には貧しくて病院に行くことができない状況があったり、戦争があったり、普段テレビでしか体験できない話を直接聞くことができて良かったです。 そこでななちゃんがスピーチして、何も見てないのにすらすら話をしていてすごかったです。 空港では、持ち物検査などをしてきんちょうしました。 飛行機では、あやかちゃんと2人でみんなと席がはなれてしまって、少しさびしかったです。機内食はおいしくないイメージだったけどおいしかった。 つかれてすごく眠かったけど、体勢がきつくてあまり眠れませんでした。やっと着いたアブダビ空港はデザインがすごくきれいでした。 自由時間のとき、小玉さんとパンを買いにいって、物価が高くてびっくり! ジェームズに英語をみてもらって、ほめられてうれしかった。 ニナと会うのは今からすごくドキドキしてます。明日もがんばりたい。



豊田郁実 1日目
いよいよこの「福島・ドイツ高校生プロジェクト」が始まりました。このプロエクとを通して、再生可能エネルギーやドイツの生活などを実感できるといいと思います。 9日に行われた「白血病と乗り越えたハウラさんとイブラヒム先生」という講演はイラクで白血病になった子が日本では7〜8割助かるという状況なのに、イラクではとても少ないということが驚きでした。そんな病気をのりこえたハウラさんは他の人も励まそうと絵を描き続けていることがすてきだなと感じました。10日にはアブダビからドイツへと飛行機で行き、ホームステイでお世話になる方々たちに会いました。 私は英語に少し自信がないので、すごく不安でしたがやさしいパートナーが支えてくれてとてもありがたかったです。明日はパートナーの子にもっともっと自分から話しかけることが出来るようにしたいです。家族の方にもたくさん日本のことを知ってもらえるようにがんばりたいです。



田中亮佑 (引率) 1日目
 いまは、ケルンからボンに移動中。昨日は、26時間の移動を終えて、高校生たちはホストファミリーの家に帰っていきました。ドイツでの最終の打ち合わせを終え、これからの行程にワクワクです!
 高校生からの「換金するときは、なんて言えばいいんですか?」という質問には、「とにかく伝えるといいよ」と精神論を叩き込み、みんなチャレンジしています。さっきまで換金におどおどしていた高校生たちも、移動中の電車では、ホストファミリーと楽しく会話中。無事に最終日を迎えることができますように。



高遠菜穂子(引率) 1日目
高校生8人のスタディツアー引率でドイツに来てます。毎日忙しいです!みんな、英語のスピーチの練習も頑張ってますよ!機内で私の隣が日本語堪能なイギリス人だったので、経由地での待ち時間中にスピーチのチェックをお願いしたら快諾してくれまして、英語教室@アブダビ空港となりました(^^) 今日はこれから、「ドイツ国際平和村」に行ってきます。




小玉直也(引率) 1日目
福島の高校生たちがドイツで福島の事を伝え、再生可能エネルギーを学ぶ「第2回 福島ドイツ高校生交流プロジェクト」がスタート郡山駅で出発式のあと、JIM-NETのイベントに参加。成田空港を出発して、経由地のドバイに到着。
空港のロビーで、高校生たちがドイツでスピーチする英語のチェック中~
引率の高遠菜穂子が、尚志高校いくみのスピーチを。飛行機の隣の席で出会ったアメリカ人のジェームスが、安積黎明高校ななのスピーチを。公立大の田中亮佑が、保原高校のユースケのスピーチをチェックしながら、みんな英訳の完成度を上げていく。
これから先、2週間後の解散までに、彼ら彼女らの成長する姿にワクワクする、初のアラブ首長国連邦の首都アブダビからの報告でした。
そして、福島の小学生が宮崎にやってくるサマキャンも同日スタート。
宮崎大学のアースウォーカーズの学生らが日々企画を練って準備してきた。
子どもたちの笑顔が広がる事と無事故で終わる事をドイツから願ってます。
ぜひ、その様子はアースウォーカーズの下記フェイスブックやブログをごらんください。

フェイスブックに「いいね!」してない人は、お願いしますね~!!



残り2人の感想は、後日アップします。

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