2025年3月22日土曜日

【福島・ドイツ高校生交流プロジェクト2日目】

 ドイツプロジェクト始まって以来、初めてのカタール航空でドーハ経由。


アースウォーカーズのツアーは高校生たちが自分たちでナビして地球が歩けるようになろうと、毎日担当が変わります。

ドーハ国際空港での案内はあいうえお順で加茂舞美と菅野愛華が担当。



アラビア語入り混じる案内に戸惑いながら?乗り継ぎが4時間あるので、2時間ほど高校生だけの自由行動に。
砂漠の中のドーハ空港は木々が立ち並ぶ空港内のオアシスに驚いている様子でした。
私とよねもっちゃんはラウンジで休憩。高校生たちの荷物13個口を預かり、束の間のウィンドウショッピングを楽しんだ後、ドイツでのスピーチ発表に向けて準備を始めました。




 同じ飛行機に搭乗するであろう外国人に声を掛け、高校生たちのスピーチを聞いてもらいました。



高校生は初めての経験に戸惑いつつも、高遠さんをはじめ多くの人と作り上げたスピーチ練習の成果を存分に発揮していました。
原稿の裏に書いてもらったスピーチの感想は高校生にとって確かな努力の跡になり、また一つ自信がついた様子でした。






はじめて本当の外国人がスピーチ聞いてくれて、丁寧にアドバイスしてもらい、とても緊張したみたいですが、楽しかった模様です。


成田からドーハまでの12時間半、ドーハからフランクフルトまでの6時間半の合計19時間のフライトを終え、ドイツのフランクフルト空港に到着しました。


長時間の移動に疲れた様子の高校生でしたが、入国審査を無事に通過し、目の前に広がるドイツの空気に元気を取り戻した様子でした。


引率者である渡部 めぐに迎えられ、空港駅で初めてユーロを使ってパンを購入。


軽食を取りながら、めぐにドイツの電車の乗り方・調べ方を教わりました。
高校生自ら、目的地までの行き方を調べ、苦戦しながらもデュイスブルグに向かう電車に乗ることができました。



 デュイスブルグの駅に着くと、ホストファミリーによる温かい歓迎が待っており、高校生たちはこれから始まるホームステイ生活に期待を膨らませていました。


学校へと移動し、ホストファミリーとの会話を弾ませながら夕食を取りました。日本人と離れ、それぞれ別行動をすることに不安を語りながらも、ホームステイ先へと向かっていきました。
いよいよ始まったドイツ生活。
あっという間の16日間も初日は不安と期待が入り混じりながらのスタートでしたね。

以下、高校生の2日目のレポートです。


【大内朝日 2日目 主な訪問先 ドーハ空港】
飛行機内で朝ごはんを2回も食べました。時差ボケなのか分からないけど、1日がすごく長く感じました。ドーハ空港では先輩からも聞いていたナンパしてスピーチを聞いてもらうというのをしました。最初は嫌だったけど、一人一人がアドバイスと感想をくれました。私は今日フィリピンから来たMary Grace Rufinoさんにスピーチを聞いてもらいrとyの発音を直したほうが良いと言われました。わたしの発音が良くなるまで何回も付き合ってくれて熱心に教えてくれました。最初はスピーチを聞いてもらえるか不安だったし外国人相手にちゃんと伝わるのか分からなかったけど、内容が素晴らしい!とかその後地震の被害は大丈夫だった?などたくさんのコメントをもらうことができてすごく嬉しかったです。この時にはもう、2日くらいお風呂に入ってない状態で髪はベタベタだし同じ服で気持ち悪かったです。今日の体験を経て自分自身すごく成長することができたと思います。もう一生ないかもしれない体験ができて本当に良かったです。
l'm so grateful to everyone who listed to my speech



【根本莉子 二日目 主な訪問先 フランクフルト空港・デュースブルク】
今日はカタール航空でスピーチ練習をしました。フィリピン人のドイツ人の人にスピーチを聞いてもらいました。フィリピン人の二人は発音の熱血指導をしてくれて途中からほぼ一緒に読んでいる感じだったけど、Plantsのlを短く読むやrestoriveを区切って発音するなど細かいところまで発音の方法を教えてくれました。ドイツ人の方は、スピーチ前に少し自己紹介などでアイスブレイクをするといいと言うアドバイスをくれたり、分にコメントしたりしてくれました。また、プロのフォトグラファーだったので写真を撮ってくれました。初対面なのにスピーチを聞いてくれたり、たくさん話してくれてうれしかったです。フランクフルトからデュースブルク中央駅までの担当をしたが、難しすぎていけなかったのでメグさんについていくことになりました。フランクフルトからデュースブルクまでが長すぎて空港でスピーチしたことが昨日のように感じました。デュースブルクに着くとすぐに学校に行って夕食会をしました。ドイツ人の高校生がいろいろな食べ物を準備してくれました。おいしいものがたくさんありましたが、特においしかったのはオレンジマフィンとピザ味のパイです。ホストファミリーノゾエはおとなしいタイプでしたが質問したことにきちんと答えてくれて、とても優しかったです。でも自分のhearlingとspeakingの能力が低すぎていいたいことをあまり言えなかったけど、翻訳などを駆使して仲良くなりたいと思います。1日目のレポートをリビングで書いていたのですが、値落ちしそうになりドイツ語の会話に混ざれなかったので頑張ろうと思いました。Gunther. Mary and Ric, thank you so much for listening to wy speech and giving advice in happy to meet you for the first time abroad




【菅野愛華 2日目 主な訪問先行機 カタール空港。ドイツ】
初めての飛行機はとても緊張しましたがワクワクの方が大きかったです。離陸する時はジェットコースターのような感覚で楽しかったです。
最初の飛行機は成田からドーハまでは時間かかりました。
席がせまく、人が密集していたので疲れました。機内食は夜はビーフ、朝はワッフルを食べました。ビーフは味も美味しかったです。ワッフルは暖かくカリカリな食感であまくて美味しかったです。
ドーハ空港では4時間滞在しました。ドーハ空港に入る時に検査で荷物の中を調べられメイクポーチを見られました。つかまるかと思い不安になりましたが無事に検査を通過できて安心しました。 また、2日日の『道案内』担当だったのですが、空港内がほとんどアラビア語で書かれていてとても大変でした。なので、 ショップの店員さんなどに英語で質問をしました。伝わるか不安でしたが伝わって良かったです。次の飛行機は6時間かかりました。 前日の疲れが取れてなくしんどかったです。ドイツについてからもま荷物を持って移動をしていたのでとても疲れました。ホストファミリーにあえた時はうれしかったです。ホストファミリーへお土産を渡すと、 とても喜んでくれて持っていって良かったなと思いました。夜はみんなでいろんな話をしました。ご両親が日本語を学んでるので通訳をしてくれました。英語も話せないし聞き取れないのでもっと勉強しなくてはいけないと感じました。
I want to study English harder.



【曲山 澪 2日目 主な訪問先 ドーハ空港・フランクフルト空港・家】
ドーハ空港で4時間くらい自由行動してました。まず初めに、ドーハ空港内の森のような自然な場所を見て回りました。それはまるで動物園。中でも爬虫類の施設を見学しているような感覚でした。つぎに、くまの像を探しに行きました。空港の中にガラス張りの無人電車に乗っていきました。日本とは全然違くて驚きました。その後はショッピングをみて回りました。高級店しかありませんでしたが様々なお店をみることができて、楽しかったです。そしてスピーチ練習をしました。私はドイツ人のアントーニョさんに話をしました。彼は英語はわからないそうですが、懸命に私のスピーチを聞いてくださいました。その後、詳しく知りたいとドイツ語で翻訳したいと私のスピーチを読んでくれました。そして様々な会話をしました。彼が日本を好きな理由は、礼儀正しい、文化が好き、アニメが好き、だからだそうです。また、なぜ日本人はタトゥーが嫌いなのか?レストランでひとりで食事をするのか?かなりのアルコールをなぜ飲むのか?質問されて、今まで普通だと思っていたことが他者から見ると普通ではないことを学びました。大切な機会となりました。
フランクフルト空港からデュースブルクに電車で行きました。電車内に自転車、犬の乗車する人たちがいて驚きました。
デュースブルクに到着してホストファミリーたちがパーティーのようなことをしてくれました。?日本語で書かれた料理が置いてあってとてもおいしかったです。ホストファミリーの家についてから、家のなかの紹介をしてもらいました。家はメールスにあり、とても大きく、子供が9人いました。ホームステイは初めてなので、みんなと多くコミュニケーションをとりたいです。
I felt very good because my host family is very kind. So, I want to communicate with them!



【加茂 舞美 2日目 ドーハ、フランクフルト、デュースブルク】
私は今日案内係でドーハ国際空港を案内しました。アラビア語って聞いたことないから不安だったけど、間違えないで案内できて良かったです。電車、飛行機の調べかたも知ることができてよかったです。ドーハ国際空港ではスピーチ練習をしました。Dilekさんはたくさん質問してくれたけど、全然聞き取れなかったから聞き取れるようになりたいです。Caoolさんは、発音クリアでいい感じって言ってもらえて嬉しかったです。Haraldさんは表情豊かにうんうん頷きながら聞いてくれて、ちゃんと伝わってる気がして嬉しかったです。MARK CRACE RUFWOさんには、自分で声をかけることができて成長していると感じました。そして、Maryさんにはすごい熱血指導をしてくれました。Touredの発音ができなくて何回も教えてくれました。
フランクフルトではドイツに来て初めて買い物をしました。
デュースブルクではウェルカムパーティをしました。ホストファミリーがご飯おいしかったです。ウェルカムパーティの時はあまりヴァレンティンくんと話せなかったからもっと話せるようになりたいです。
Thank you, host family, for hosting me!


【阿曽琴香 2日目 主な訪問先:カタール空港、フランクフルト、ホームステイ先】
長時間のフライトを終え、真夜中にドーハ空港に着きました。荷物検査で引っかかり、ペンケースのハサミを持っていかれそうになりましたが、ドーハの人が優しく、持っていかれずに済みました。その後はフランクフルトの便まで四時間の長い自由時間がありました。ドーハ空港はとても広くさすが石油の国だなと思いました。一番驚いたことは、空港の中に電車が通っていることです。また、お店をのぞいているとチョコレートを勧められました。その時はわからなかったのですが、あとから日本円にしてみると、3つで5000円くらいでみんなして高い高いと嘆いていました。他にも日本円にして考えると、どれも高く、結局何も買わずに小玉さんが持って来てくれたラウンジのパンをみんなで食べて空港で待っていました。その後少しの空き時間で空港にいる外国人の方にスピーチを聞いてもらうことになりました。小玉さんや米本さんが次々に外国人の方に話しかけて、様々な国の方々にスピーチを聞いてもらいました。私は、スロバキアのジョージさん、ハナさん、オーストラリアのハラルドさんの三人の方に聞いてもらいました。とても緊張していたのですが、みなさん真剣に耳をかたむけてくださって、私の伝えたいことがスピーチを通して伝えられたのではないかと実感でき嬉しかったです。福島原発事故のことを知っている方が多く、思いが伝わってくると思う、や頑張ってねと励ましの言葉をもらえたので、本番でも頑張ろうと思えました。そして、フランクフルト空港に着き、ようやくドイツに到着しました。デュースブルクまで駅を使って移動しました。キャリーケースが壊れていて、移動がとても大変でした。デュースブルクに向かう途中の電車で、偶然同席に座っていたガーナ出身の方にもスピーチを聞いてもらい、無事にデュースブルクに着きました。ホストファミリーが駅まで迎えに来てくれ、welcomeパーティーを開いてくれました。日本に来てくれたドイツの高校生もたくさんいて、久しぶりの再開だったのでとても嬉しかったです!他にもホストファミリーが作ってくれたドイツの料理やスイーツが用意されていて、とても楽しい時間になりました。
Thank you! I'm looking forward to spending a lot of play with Ida.



【宮口あおい 2日目 カタール、デュースブルグ】
初めての長時間のフライトを終え、ドーハに到着した。
空港中で物を買うのにも、ユーロからカタールリアルへ換金する必要があり、初めての経験だったのでなかなか手間取ったものの良い勉強になった。
全てが英語で、現地の人とのコミュニケーションも最初は上手くできなかったが、ジェスチャーなどをしながら意志疎通ができた。
空港中でのスピーチ練習はとても良い経験になった。
スピーチを聞いてくれている方全員がしっかりと私の目を見ながら
聞いてくれていたため、私自身ももっと伝わるようなスピーチをしようと志を高く持つことができた。加えていろんな方からの感想やアドバイスを頂けたのでそれを駆使して励みたいと思った。
ドーハの空港から6時間のフライトを経てようやくドイツのフランクフルトに着いた。初めての入国審査など、ドキドキとワクワクで胸がいっぱいだった。
空港からデュースブルグまで電車だったのだが、何度か乗り換えをしなくてはならず担当の人やめぐさんがいたから良かったものの私だったら迷子になっていたなと思い、自分が担当の時が不安になった。デュースブルグへ着いた頃にはかなりヘトヘトだったがホームステイ先の子と初めて会って一瞬で気持ちが高揚した。
高校で私たちのために沢山のおいしい料理をもてなしてくれたのもすごく嬉しかった。しかし、かなりお腹いっぱいだったのもあり全部食べれなかったのが残念だ。
I was excited! I’m looking forward to seeing what will happen in Germany. I want to have fun with my host family!!

2025年3月21日金曜日

福島・ドイツ高校生交流プロジェクト1日目

福島を伝え、再生可能エネルギーを学ぶ
 福島・ドイツ高校生交流プロジェクト
今年もいよいよスタートします!


毎年夏休みに開催していた本プロジェクトですが、今年は私が体調悪化した影響もあり、改善した夏以降に募集をしたため、初の春休み開催となりました。
さて、ドイツ渡航へ向け9月の書類選考で残った8人の高校生たちがスピーチ原稿を作り上げ、準備してきました。


当初、参加者の8人が自らつくった原稿の内容は大きく変わらないものでした。
2011年に大きな地震が起きたこと。その後、予想もしなかった大きな津波が来たこと。多くの犠牲者が出る中、福島では原子力発電所の事故が起きたこと。そして放射能の拡散により、避難生活を余儀なくされたこと。
そこから、高遠菜穂子さんの協力をいただき、それぞれの原稿の中で、自分が一番心動かされた出来事、悲しかったこと、前向きになれたことなどにスポットライトを当て、8人それぞれの個性あふ
れる原稿が出来上がっていきました。

そして出発まで2か月を切ると、いよいよ本格的にスピーチの練習が始まっていきます。作文を読むのがスピーチではありません。自分の伝えたいことを自分の言葉で感情を込めて相手を見ながら、その反応を感じながら5分〜7分のスピーチを作り上げていきます。
高遠 菜穂子さんのサポートで完成した原稿を、徐々に読み込んでいって発音を練習していきました。特に、LとRの発音の違い、Thの舌の動かし方、FやVの発音などを繰り返し繰り返し練習。
甲子園を目指す高校球児が素振りを振り続けるが如く、口と舌と歯を使いこなしていく筋トレ指導を繰り返しながら進んでいきます。

そして、本当に多くの方々に高校生たちのスピーチ練習に協力していただきました。
オーストラリアのシドニーでウエディングプランナーやコンサルで活躍中のみずえさん(Mizue Funakoshi
元日本赤十字海外災害対処要員でありながら、NHKのアジア取材のコーディネーターをされていた森本まりさん(Mari Morimoto
アースウォーカーズの理事で、2011年から小玉と一緒に石巻や福島の支援をしていたドイツ人サシャクリンガーさん(Sascha Klinger
アメリカミシガン州で英語教師をしているSarah Bensonさん
オーストラリアケアンズのホテルで活躍中のさなえさん。(Sato Taimama
ドイツで活躍中のIku Ko さん
アメリカ・シカゴで金融や農業などのコンサルで活躍している山本 啓資ケースさん(山本 啓資
かつて東京外国語大学、さらに学習院大学で教壇に立ち、現在は東洋大学客員研究員として活躍されているモハメッドアブディンさん( Mohamed Abdin
オーストラリア・ケアンズで英語教師をされているインガさん(Inge Arnold
旅行代理店の国際部門で活躍中で、私も応援しているCARPのファンでもある、ゆきのさん
産経新聞でモスクワ支局長とリオデジャネイロ支局長を務めた経験を持ち、オリパラの取材をしつつ、現在大和大教授の佐々木正明さん( Masaaki Sasaki
2017年ドイツプロジェクトに当時高校1年生で参加した、現在は共同通信奈良支局に努めるの伊藤光雪さんとそのパートナーのあつきさん
テラエナジーで再生可能エネルギー関連の企業で活躍している、はるなさん(山中 はるなとその知人の本多さん、越久陽子さん
商社の国際部門で務めた経験があり、現在は通信社で再生可能エネルギー部門で活躍されている斎田あゆみさん(齋田 歩美
ニュージーランド人のジョンさんとそのパートナーの和樽なおみさん(わだる なおみ
ロイターやアルジャジーラで活躍し、現在は独立して記事を配信している前田トシさん(Toshi Maeda
そして最後に2回目のサシャさんはドイツの文化とドイツ語講座、みずえさんが最終チェックをしてくださいました。
高校生たちのスピーチ作りのためにボランティアで協力してくださった皆さんに、心から感謝申し上げます。
スピーチに不安があり、菜穂子さんと一緒に心配していた高校生もいましたが、毎日のスピーチ練習を通して、徐々にレベルアップしていくことができました。ある高校生は自宅でただならぬ量の自主練を重ねていました。妹さんを相手にスピーチの練習を繰り返していたそうです。その子に限らず、それぞれの努力が次第にスピーチにあらわれてくるようになりました。
後半は講師の方にもお褒めの言葉をいただけるようになってきました。
「発音もスピーチの仕方も日本の高校生とは思えないレベルです。重箱の隅をつつくとすれば・・・」といった、より高度なアドバイスをもらったり、言う事なしという高校生も徐々に出てきました。
あとはドイツに行って、どこまで暗記してスピーチの内容が原稿なしで実践できるか。これからの彼らの成長も楽しみです。
そんな高校生たちの2ヶ月間の努力の賜物であるスピーチを出発式で披露してもらいました。ぜひ下記youtubeでご覧ください。






なお、前半は福島大学の小山教授に福島産の農作物の震災後の大きな流れを報告していただいたので、それも重ねてご覧いただけると幸いです。


出発式を終えた高校生はいよいよ15:51発の新幹線に乗車し成田空港へ。出発式が意外と長引き、福島駅で新幹線のチケットを手渡したのが15:47と新幹線出発4分前。
そこにいた保護者の方に「間に合わないですよ!」と指摘されながらも走って新幹線に滑り込み乗車!上野〜日暮里と乗り継ぎ、予定していたスカイライナーにも乗ることができ予定通り???の成田着。

待ち受けてくれた栗原さんのサポートもあり、高校生たちのチェックインも無事完了。私がJALのプライオリティー会員だった事もあり、同じワンワールドグループのカタール航空で優遇してもらい座席や荷物などもスムーズに進みチェックイン完了。


ほとんどの高校生が初の海外という中で、いよいよパスポートで国境を超え出発!



しかし一つ本当に残念だったのが、一緒に行く予定だった文也が昨日インフルエンザを発症してしまったことです。少し体調が改善したので、一緒に出発するかどうか直前まで悩みに悩み、出発式はオンラインで参加してくれました。新幹線乗り場で合流する可能性を残しながらの出発式でした。最終的に親と本人の話し合いの結果、参加断念してキャンセルする事となりました。
スピーチの練習をコツコツ頑張っていたその努力を思い出し、悔しさに涙がこぼれるのを堪えながらの出発となりました。
まだ高校1年生なので来年以降のチャンスに期待したいと思います。文也!来年行こうな!

文也のここまでの努力は無駄にはなりません。この経験を今後に生かし、ぜひ成長していってください。

以下、高校生参加者のレポートです。



【加茂舞美 1日目 主な訪問先 出発式・成田空港】
私が今回アースウォーカーズのドイツプロジェクトに申し込んだ理由は、英語が話せるようになりたかったから、エネルギーに興味がありドイツの脱原発について知りたかったからです。菜穂子さゆがすごく熱心にスピーチ指導をしてくれてLとR、FとVなどの発音が前よりもできるようになった気がします。最初のスピーチはあったことを書いてるだけだったけど、一番覚えていることと、一番印象的なことについて絞って書いたらスピーチが分かりやすくなりました。10日間、たくさんの人にスピーチ指導をしてもらって、発音や緊張しない方法などたくさんのことを教えて頂きありがとうございました。出発式でのスピーチは早口になったてしまったので、もっとゆっくりはっきり言えるようにしたいです。まだ原稿を覚えられていないので、早く覚えられるようにしたいです。私は英語が苦手だけど、地域の人とたくさんコミュニケーションとって英語ができるようになりたいです。積極的に発言できるようにもなりたいです。
Thank you for supporting.




大内朝日 1日目 成田空港】
出発式を終えさっそく出発に向けて駅に向かったら新幹線の時間がギリギリでチケットをもらってすぐ走りました。その後も電車に乗るためにスーツケースを持って階段をダッシュ。すごく疲れたけど間に合ってよかったです。1日目の案内係になってカタール空港のターミナルゲートを琴香ちゃんと探しました。Jで間違いない!と思ってみんなを案内したら全然違うQとRでした。焦ったけどまだ成田空港でよかった…と安心しました。これが海外だったら日本語も通じないし、英語や現地の言語で話されてもわからないので、今回の問題を活かしてみんなで地球を歩けるようになりたいです。
飛行機内ではたくさん走ったし、歩いて疲れているはずなのに緊張と不安でなかなか眠ることができませんでした。
明日からはホストファミリーとすごすことになるので体調を崩さないように気をつけていきたいです。
ドイツではたくさんコミュニケーションをとってドイツの文化や歴史を知りたいし、私も日本、福島の魅力を伝えられるように努力します。
I’m not good at English. But I got a lot of advice and was able to make a good speech.



【阿曽 琴香 1日目・成田空港】
私が今回このプロジェクトに申し込んだ理由は、ドイツの高校生との2回の交流がきっかけにあります。交流がきっかけで東日本大震災のことを知り、再生可能エネルギーを学びました。福島に住んでいる一人として震災について何も知らなかった恥ずかしさを実感しました。また、交流を通して、福島県でなく日本全体として再生可能エネルギーへの取り組みがまだドイツと比べて進んでいないことを知りました。そして、再生可能エネルギーがこんなに身近ななことに影響を与えるんだと興味を持ちました。なので、私も実際にドイツに行き、ドイツがどんな再生可能エネルギーへの取り組みが行っているのか、またドイツの高校生との交流でさらに成長したいと思いこのプロジェクトに申し込みました。
スピーチ指導では、沢山の方々にお世話になりました。最初は菜穂子さんのスピーチ指導からで、発音が違うと言われ、長い時間指導してくれました。無理かもと何度も挫けそうになったけど、伝わるスピーチをしたいとの思いで自主練習を頑張りました。そのおかげで、「良くなってきてる」や「気持ちが伝わってきた」などとスピーチを聞いてくれた方々に褒めてもらい、嬉しかったです。また人によって考え方、違う視点があってとても勉強になりました。こういったたくさんの方々のおかげで出発式でのスピーチでは、良いスタートを切れたと思います。トップバッターで実際に面と向かって人前でスピーチをするというのはとても緊張しましたが、練習の成果が出ていたと実感することができました。本番では、相手に自分の思いが伝わるようなスピーチにしたいと思います。はじめての成田空港で案内係を任され、チェックカウンターを間違えたり、ギリギリの新幹線に走って乗り込んだりと、初日から様々なハプニングがありましたが、どれも良い経験になったと思います。ドイツでは冒頭でも書いた通り、福島とドイツの取り組みの違いや、福島に何が必要なのか帰国報告会で話せるようにたくさん学びたいです。
I’ll do my best !! Thank you for everything!!



【宮口あおい 1日目 成田空港】
今回、申し込んだ理由は、友人が留学に向けて努力している姿をみて、私もなにか行動を起こしたいと感じ、以前から海外へ興味があったためです。
スピーチ指導は日ごとに毎行われました。
本当に沢山の方々に多種多様なアドバイスを頂き、日々スピーチを磨いていたおかげで徐々に素晴らしいスピーチへと育てていくことができました
指導してくれる方によって視点が異なり、「そこに目をつけるのか」と何度も感動しました。
毎日私たちのために沢山の時間を費やし、暖かい言葉で育ててくれたみなさんへに感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
出発式でのスピーチでは本領発揮できず、悔しい面もあったので、その反省を治かし、がんばりたいと思います。
空港中で飛行機へ乗る前にちょとしたミスはあったものの、一つーつ段階を踏んで成長したおかげで無事目的地へと駒を進めることができました。
ドイツでは日本と全く違う文化を全身で感じとって今まで体験してきていない“初めて”のことをぐんぐん吸収して自分の力にできたらいいなと思います。
I had a very nive day!
I want to learn very things through this trip to
Germany!!
I’m looking forward to krow about Germany culture.


【曲山 澪 一日目 主な訪問先:成田空港】
申し込んだ理由
二年前にアースウォーカーズのオーストラリアに参加して、自信のない英語で現地の人と話すことができなかったので、今回のこの機会を利用して、現地の人たちとできるだけコミュニケーションをとれるようになりたいと思ったからです。
今回、参加するにあたって何度も多くの方とzoomでつながって、スピーチの原稿、スピーチの発音、話し方などを指導してもらいました。わざわざ私たちのために遅い時間でも時間をさいてくださりありがとうございました。私たちがプロジェクトに参加できたのも、みなさんの温かいご支援があるからです。ありがとうございます。
出発式のスピーチでは私はみんなほど暗記や身振り手振りができていなかったので、飛行機の時間を利用して、少しでもみんなとの差を埋められるように頑張りたいです。また、発音などの細かいところを直して、できるだけ現地の人に伝わるようなスピーチにしていきます。
ドイツでは、多くの人とコミュニケーションをとり、楽しい思い出をつくりたいです。また、再生可能エネルギーに積極的であるため、日本との高校生の意識の違いを知りたいです。さらに、自分自身が成長できるような場にするために、自分で何をすべきなのか、を考えて行動していきたいです。ホームステイや学校で高校生とのつながりを深めていきたいです。自分のスピーチで現地の人に伝えたいことが伝わり、彼らが何をどう思ったのか知りたいです。
You created opportunities for Fukushima students to play outside actively and freely as part of me disaster recovery efforts. Many people helped us. Thanks to their work and support, we felt better, we could play like ofter ordinary kids and enjoy life. I'm very grateful to them. I want to be a good parson like you. Thank you!


【菅野愛華 1日目 主な訪問先:成田空港、出発式】
今回、私がこのプロジェクトに申し込んだ理由は、私は小さい頃から海外に興味を持っていて学生のうちに異文化を体験してみたいと思ったからです。また、自分の故郷で起こった災害を海外の人に伝えることがこのプロジェクト目的でもあるので改めて東日本大震災について向き合いたいと思ったからです。
スピーチ練習では、最初は自分が何を伝えたいのか明確ではなく、何について書けば良いか分かりませんでした。ですが、菜穂子さんに自分が何を伝えたいのかを引き出してもらい自分のスピーチのテーマを決めることができました。スピーチ練習の初めの頃は、発音が全くできず苦戦していました。特にRとLの発音の違いが難しかったです。Theでは、母音と子音の発音のやり方が分からなかったので、何度も指導していただきました。スピーチ練習後半では、自分のスピーチを相手に伝えてどうしてほしいのかなど、難しい質問を受けました。正直、その答えは出ていませんが、自分のスピーチを聞いてもらい、目には見えない被災者はいるということを知ってほしいです。東日本大震災にかかわらず、今起こっている戦争や災害にも目に見えない被災者は確実にいると思うので、その人たちを見つけることが私たちにできることであると思います。出発式のスピーチでは、他の人たちのスピーチに圧倒され自分の100%の力を出すことができませんでした。ドイツでは、自分のスピーチを聴いてもらい何かを感じたり考えてもらうことが目標です。そのために、文と文の間を意識したり、声色や表情を使ってスピーチしたいと思います。Thank you for teaching my speech! I’ll tell Germany high school student my opinion.



【根本莉子 1日目 主な訪問先 出発式・成田空港】
今回申し込んだ理由は、昨年と一昨年福島南高校に来たドイツの高校生と何日か過ごして自分の視野が狭かったと思い知ると同時にもっと海外の人と話してみたいと思ったからです。そして、日本からもドイツに行けることを知り申し込みました。スピーチ指導をしてくださった方々お忙しい中3月から毎日指導してくださりありがとうございました。発音の悪いところや表現の違うところをなおしていただいたおかげで完成させることができました。でも菜穂子さんのアドバイスがなければ、最初の作文のような文章を仕上げれなかったと思います。すべて作文にいれるのではなく自分の伝えたいことや印象に残っていることを入れるべきだと教えていただきました。また、みずえさんは最初の方のただ読んでいるだけのスピーチではじめにしてはよく読めてると言ってくださり励みになりました。サシャさんはスピーチ指導だけでなくドイツ語講座もしていただきありがとうございました。出発式のスピーチは思っていた以上に緊張してしまい、覚えていた文も見て読んだりどこを読んでいるか分からなくなってしまったのでドイツでスピーチするまでに何も見ずにできるようにしたいです。成田に行くときはスーツケースを持って階段を上がったり、電車ですべり込んでヒヤヒヤしたり大変でとても疲れました。でも無事にドーハに到着できてよかったです。私はドイツでホストファミリーをはじめ多くの人とコミュニケーションをとったり、積極的に質問したりしたいです。そして自分の英語力を高めたいとおもいます。また、再生可能エネルギーやロシアの経済制裁に積極的なドイツ人の考えを知り合いです。Thank you very much for leading And I'll leap and do my best to give a speech in Germany so practice practice practice