今日は朝8:30スタートでホテルから徒歩10分のベルリン中央駅で朝食。
まだ、両替が完了していない高校生もいたので、朝食代はサポートしてふくもとさんと合流。
日本では核兵器廃絶を願う式典が広島では開かれるが、私の生まれた宮崎でも今住んでいる福島でも8月6日にセレモニーをやっている話を聞いたことがない。
広島セレモニーの会場をあとにして、次なる訪問地はポツダム。
ベルリン近郊の街で第二次大戦終焉するポツダム宣言が作られた場所。
ポツダムではアメリカのトルーマン、イギリスのチャーチル、ソビエト連邦のスターリンが会談し戦後のドイツの統治などが話し合われた場所。
その当時の会談が行われた宮殿に行き歴史から紐解き学ぶ。
当時3人が座った椅子などもそのまま保存され歴史を物語る。
そこから、電車で移動してトルーマン大統領が住んでいたトルーマン邸宅前に行く。
そこの前には広島・長崎広場があり核兵器で被爆した広島と長崎の石がモニュメントとしておいてある。
今年も案内をお願いしているふくもとさんがそのモニュメントをつくる際のオーガナイザーを務めた事もあり今回久しぶりに訪れました。
翌日の高校生のスピーチに聞きに行けないという事もあり、そこで2人ほどスピーチを見てもらい、発音の練習などに励みました。
なかなか濃厚な4日目だったのですがポツダムでの歩く距離が半端なく、高校生たちはくたくたで、私は足にマメができてしまい、今後の事もあるので要調整の1日でした。
以下は高校生たちからの感想レポートです。
米本響 4日目
主な訪問先
ベルリン ポツダム ヒロシマ•ナガサキ広場
ふくもとさんのガイドでベルリンの町を歩きました。初めに向かったのはポツダムです。到着した私達を爽やかな風が出迎えてくれました。ベルリンのの気候は湿度が低いため、気温が高いが、気持ちのいい、過ごしやすいと感じました。特に早朝に町を包む空気は体の中まで透き通るような爽快さで今にも走り出しそうなほどランニングにはピッタリだと思いました。私はこの町の朝が好きです。
話が逸れてしまいましたが、ポツダムではベルリンの壁があった場所をはじめとした歴史的に価値のある場所を歩きました。そこで学んだことは建物や立地、人物の人物の行動などの歴史には理由があるということです。それは戦火から逃れるためや、1人の女性が船が船が好きだったなど、様々な種類のものがありましたが、そこに優劣をつけるのは間違っていることだ、と私は思います。これは私達の普段の生活でも同様に他人の持つ理由を他の理由と比較して判断すること、そして相手を嘲笑することは非常に自分勝手で面白くない考え方だと思います。このことも視野を広げることと深い関わりがあると考えています。
ここでの毎日は新鮮で常に自分の持っている価値観を0から見直すことができます。明日からも学び、吸収し、未来につなげたいです。
I would love to learn new thing.
渡部 まお 4日目
訪問先:広島原爆投下記念式典、ポツダム、ツェツィーリエンホーフ宮殿、ヒロシマ・ナガサキ広場
昨日は、ベッド寝ることが出来たので疲れも少し取れた。朝はマックでご飯を食べた。
時間がギリギリで食べ歩きで向かった。日本では、食べ歩きをしている人はほとんどいないので、新鮮だった。
福本さんとお姉ちゃんと合流して電車に乗り、広島原爆記念式典に向かった。
式典は、何人か代表の人がスピーチをしたり、太鼓の演奏があったりした。
私は高校生代表でスピーチをした。震災の頃の話で、お弁当の話をしたら、多分日本人の対応に笑いが起きた。ただ自分のからだを守っただけなのに批判的な対応がおかしいと思ってくれたのかもしれない。
宮殿では、説明を聞きながら回った。昔からの歴史的な背景がそのままの形であって、面白かった。そして、建物とかも芸術的な感じでとにかくすごかった。ヒロシマ・ナガサキ広場では、当時原爆が起こった裏側でどんな話があったのか知ることが出来た。ベルリンの壁も少しずつだけど、色んな場所にあって面白かった。
西村さんや福本さんの話を聞いている時は、質問に答えられないことが多かったりして、話を聞きながらそれに対して自分なりに考えないといけないんだと改めて思った。そして、正しいとか違うとかよりもどれだけ自分の考えを伝えられるかが大切で大事だと思った。
夕食の時には、ゆうひが「気を使いすぎちゃう」という話をした。ゆうひほど辛い経験をしてはいないけど、気持ちが少しわかっただけでもよかった。日本語でスピーチをしても終わったあとに声をかけてくれる人が多かったり、街中でもすれ違う時にニコってしてくれたり、みんな優しくて本当に楽しい。参加するか迷ったけど、楽しいので参加してよかった。
I want to come to Germany alone to see my sister.
谷 聖彩
主な訪問先:宮殿
今日は広島原爆投下の日で、平和記念式典に参加し、その後宮殿に行きました。
平和記念式典を、ドイツで行われていることに驚きました。
広島、長崎の石碑があったり、講和があったりなど日本の出来事を外国で「忘れない」という意識があり、こういったことが国際平和に繋がっていると実感しました。
式典では、ドイツ人が太鼓を叩いていて、日本の文化を味わっていただけることに感謝と嬉しい気持ちになりました。
代表のまおちゃんのスピーチはとても感動したし、ドイツの方々がとても興味深く聞かれていて、国際理解してくれていることに感謝です。
午後から行った宮殿では、当時の状態がほぼそのまま維持されていて歴史を感じることが出来ました。
ドイツならではの植物が植えられていたり、建造物が洋風だったりと景色もとても楽しむことが出来ました。
ドイツにいる期間、ただ楽しんだり感じるだけでなく、なぜそうなっているのかや他の視点から見て考えたりしてら自ら新たな発見をして、学びに活かしていきたいです。
また、まおちゃんのお姉ちゃんに一目惚れしてしまいました。本当に可愛くて可愛くて愛してますー!
明日は写真をとれるように頑張ります。
I've come to love Germany because it's a nicer city than I imagined!!
Thank you!
渡邉 有陽
主な訪問先:宮殿
まず、今日も沢山歩きました。腰が痛いです。
今日は宮殿に行きました。福本さんのお話を聞きました。
忘れてました。まず、平和記念式典に参加しました。たくさんの人が来ていました。その人達の前で鐘を鳴らしました。少し緊張しました。
まおちゃんのスピーチ本当に感動しました。震災当時の苦しみは、私が経験したよりはるかに大きなものでした。
たくさんの人に話しかけていただき、嬉しかったです。
その後宮殿に行きました。まず、すごく驚いたのが公園で裸の人が何人も居たことです。どこまで自由なのだと驚きました。
宮殿では、音声ガイドを利用して回りました。
それから、山下さんのお話を聞きました。
山下さんは20年ほどドイツで生活をしているそうです。そのため限られた情報のみのニュースしか分からないそうです。福島のことについて。
限られた福島ではなく、ありのままの福島を知ってほしいと思いました。私たちが情報源です。
今回、1人でも多くの人に伝えたいと改めて思いました。
I want to tell about Fukushima.
酒井 菜々子
主な訪問先:宮殿など
まず、24時間の短さに驚きました。毎日充実しているし、日が長いしで時間の感覚が狂いますね〜。
〈広島・長崎セレモニー〉
まおちゃんのスピーチはやっぱり感動しました。
また、広島・長崎についてドイツの人達が覚えてくれていて、ああして集まってくれていることに驚きつつ、感謝したいなと思いました。
お土産が貰えたのも嬉しかったです。あと、日陰で寒かったのでパーカーが欲しいなと思っていました。
〈宮殿〉
見た目が好きすぎて、何枚も写真を撮りました。また、見た目の美しさだけでなく、ポツダムのあれこれなど歴史も沢山学べてめちゃくちゃ楽しかったです。ベルリンの壁の1部が見られた(今思い返すと、ホテルの入口にもあった)のも、感じることが多かったです。
〈広島・長崎メモリアルパーク〉
西村さんのお話、本当に勉強になりました。この話だけで報告会が完成してしまうのではないかと思うほどでした。
やっぱり「知っていること」は大事なんですね。
改めてそう思いました。
I love Berlin!
若林 優里奈
主な訪問先:ポツダム、ツェツィーリエンホーフ宮殿、広島・長崎広場、ベルリン平和の壁、広島原爆投下記念式典
4日目は、ようやくベルリンの観光をすることが出来た。まず、ベルリン平和の壁、広島原爆投下記念式典に参加させていただいた。鐘を鳴らすという単純な動作ではあったが、その単純さとは反対に、とても大きな責任のようなものが私たちにあるのだということを感じた。ドイツ人による和太鼓の演奏を聞いた。外国人が日本の文化を知ってくれていたり、興味を持ってくれたりしたことがとても嬉しかった。まおのスピーチもすごかった。内容がすごくわかりやすくて、自分が当時どう思ったかとかも書かれていて、とてもいいスピーチだった。また、あの大勢の人の前に、声も震えずにしっかりした声で話せていたのもすごいと思った。
ポツダム・ツェツィーリエンホーフ宮殿では、ドイツの古い歴史を学ぶことが出来た。また、日本の歴史を主観的ではなく、客観的に見ることも出来た。そのあと、東ドイツと西ドイツの境界線を見ることも出来た。ここが境界線だなんて考えもしないくらいシレーっとあって、西ドイツも東ドイツも今となっては昔のことで、今ではそのような壁は表面的にも内面的にも関係ないのかなと意味深く感じた。
最後に広島・長崎広場に行った。ドイツにも日本のことを尊厳してくれている場所があってとても嬉しかった。
I want more people to know Japanese.
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