小さい頃から電気オタクだったらしく、名古屋大学で電気工学を専攻し関西電力に就職。通常送電部門とかに行くそうだが、書く人があまりいない原子力部門を第3希望に書いたら配属される。
初任地は福井の多い原発で、最初に4年間3交代でオペレーターをやっていたらしく、通常優秀な高卒が配属されるが、初めて大卒で配属される。なので、原発の一番近くで毎日見ていたので原発の事は良く知っているそうです。
28歳の時に現場が嫌になり会社を辞めたいと騒いでいたら海外に留学に行かせようとなり、アメリカの電力の自由化をみた。
外を見ると会社の中が異色に見えてきて、その後、神戸大学でMBAを取得。
電力会社にいくと安泰だし35歳すぎて転職する人はほぼいない。家族の猛反対の中、37歳で転職して厳しい業界の外資系のコンサル。会社の売り上げを伸ばすための助言などの仕事に就く。
2011年震災が起きてエネルギー業界が変わるのではないかと思ってエネルギー業界のコンサルに手掛ける。
新電力を立ち上げるお手伝いをしたり、太陽光の発電に参入するのを助ける仕事をやっていて、2016年にベンチャーのみんな電力に入った。
そんな三宅専務が話すエネルギー論の最初のスライドがコンセント???
電力自由化前は大手の10社の発電所から買うしかできなかったが、生産者と直接契約して選べる生産者の顔が見えるエネルギーをめざす。
農家の顔が見える野菜みたいに自分の家の電気の生産者が見える。
そんなシステムを特許をとり作って行った。
自由化後次々と参入していき600社を超える中小の企業が電力を発電したり売電したりしているそうです。
今回の講演の主な内容は
・温暖化はどれだけヤバいのか?
・再生可能エネルギーの常識と非常識
・正しい再生可能エネルギーの買い方
の3つの柱ですすめていきました
以下参加者のコメントです
Anna Hoshino
再生可能エネルギーに興味はあったものの、知識が少なく、とても勉強になりました。
電力をつくった方「生産者」の顔が見える、そして「消費者」が購入する、という仕組みがすごいと思い、もっと多くの人に知っていただきたいと思いました。
静岡県高校1年生あんな
編集:宮崎大学 農学部 森林緑地環境科学科2年 相原直生
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