2017年11月27日月曜日

福島の高校生オーストラリア短期留学プロジェクト5日目

福島の高校生オーストラリア短期留学プロジェクト5日目

月曜日のこの日は初めて学校への登校日でした。
今回はアースウォーカーズとしては、初めての海外留学体験なので貴重な10日間となりました。


訪問する学校の高等部が試験という事もあり、初日は小学生のクラスに合流しました。

実は、今回のプロジェクトのきっかけを作っていただいた1人が、小学部で日本語や日本の文化を教えているスー・メットカーフ先生でした。



太田先生とスー先生が2人3脚で始まったと行っても過言ありません。

この学校の毎年開催されるジャパニーズウィークで小学生たちが多くの寄付を集めて、その使い道を日本赤十字などに寄付してきたそうです。


今年は違う形で企画してみようとスー先生から太田先生によびかけ、ネットで「被災地・高校生・海外派遣」などを検索したところアースウォーカーズにたどり着きコラボすることになりました。

スー先生、太田先生、本当にありがとうございます。


そして、この日はちょうど日本の文化に触れる授業だったので50分間、小学2年生のクラスにけん玉、紙風船、こけし落とし、羽子板風船な
どを、一緒に体験しました。

リセスの中休みは小学生たちと一緒にクッキーを食べて楽しみました。



3限目からは折り紙を子どもたちに教えながらの授業でした。

昼食もホストファミリーからのランチボックスを小学生たちと中庭の芝生の上で一緒に食べました。


午後の授業中に地元新聞社の取材が入り、川俣町から参加の佐藤碧さんがインタビューをうける事になりました。

学校が終わってから、それぞれホストファミリーの家に帰ったのですが、私はホストファミリーのシェルダンさんがフットサルをの試合があるという事で応援に行きました。



カーディニア インターナショナル カレッジでは、高校だけでなく、中学、小学、未就学児まで3歳から18歳までが通う私立高校です。

授業のシステムは
9:00-9:10ホームルーム
9:10-10:00 1限目
10:00-10:50 2限目
10:50-11:10リセス中休み
11:10-12:00 3限目
12:00-12:50 4限目
12:50-13:40 ランチ
13:40-14:30 5限目
14:30-15:20 6限目
となっているそうです。


明日は音楽やダンスの授業もあるそうで、体操服を持ってくるように言われているので、また楽しみです。


参加者の高校生の感想を紹介します






富田真央 郡山市在住 日大東北高校1年

今日から学校!初日は、小学校2年生とけん玉、だるま落とし、紙風船、羽子板、小学一年生と折り紙でした。

小さい子は話す勢いが凄いし、聞き取りにくかったりするので、きちんと会話できるか不安なままのスタートでした。


はじめは2年生がやってきました。最初の方はどう説明したらいいのか分からず見守っているような感じでしたが、子供たちが笑いかけてくれたり話しかけてくれたので、3時間目には自分から話しかけられるようになりました。

言葉が通じないことも何回かありましたが、ジェスチャーなどでなんとか会話できました。



次は一年生と折り紙でしたが、1年生はそんなに口数が多くなかったので、そんなに困ることなく終えることができました。

ランチタイムでは、周りにどんどん人が集まってきて質問攻めになって大変でした…笑。
わからない単語や話すスピードが速くて聞き取るのが難しかったです。

もっともっと勉強しないとなぁと実感させられました。


食べ終わったあとは、女の子達と歌ったり、大人数で写真を撮ったりとても楽しむことができました。

明日は高校生との交流です。今日のうちに調べておきたいことや分からなかったことをクリアにして、明日はもっと話せるようにしたいです。


School has started from Today!
We played with first-year stvdents,second-great students,Japanese toys and origami.
It was hard to understand the ward,but I was able to do it.



I was very happy that there were many students who invited me for lunch.
Tomorrow is exchange with high school students.
I am more nervous than Today,but I wanna do my best.






佐藤碧 川俣町在住 成蹊高校1年 11月27日

今日は小学部で日本の授業をしました。
その授業では折り紙、けんだま、だるま落とし、紙風船を一緒に遊びました。

授業の始まりの挨拶で小さい子に「おはようございます」と言われた時はとてもうれしかったし、かわいかったです。



私はとにかくオーストラリアに来たら何ふり構わず楽しむことを決めていたので、小さい子にもたくさん話しかけに行きました。

自分らしく動けてよかったです。一緒にあそぼうと小さい子に声をかけられたのが忘れられません。



それに今日は地元の新聞社にインタビューをされました。質問の中で、「オーストラリアの海と福島の海は何が違いますか?」と聞かれました。最初は答えられませんでした。

何が違うと言われても、海に入れないから比較のしようがないのでとても困りました。なので、福島の海の現状を伝えました。

私の気持ちが伝わったのかは分かりませんが、自分が出来るだけの返答ができたと思います。


今日はホストファミリーのクロイの試合がありました。
競技はネットボールというオーストラリアでできたものでした。

女の子しかできないバスケットボールに似たもので、試合はとてもよかったです。
結果はふるわなかったですが、ホストファミリーの違う一面を見ることができてよかったです。



試合を応援している時にホストファミリーのオスカーが福島のことを聞いてきました。

オスカーは現在10歳であり、私が体験した震災の当時は4歳であったはずです。
それなのに震災のことを聞いてきてくれるなんてと、とても感動しました。


私はスピーチで用意したものを元に話しました。
最後まで目を見て聞いてくれてたし、いつのまにか妹のべサニーもいて、とても嬉しい気持ちになりました。

こんなに小さい子が震災に興味を持ってくれたことが嬉しかったです。


Today I did a Japanese lesson at elementary school.
In that lesson I played Origami, Kenden, Dharma Dropped and Balloon.
Oscar of my host family asked about Fukushima while supporting the game.


Oscar is 10 years old at the time of the earthquake that I experienced it should have been 4 years old.
Even so, I was touched to hear about the earthquake.






鈴木佳怜 福島市在住 桜の聖母高校1年

今日は一日小学部で過ごしました。
小学生とは日本の遊びをしました。
皆何度も体験しているようでとても上手に取り組めていました。


小学生は話すスピードがとても速いので聞き取ることが難しかったです。
何度も聞きなおすと「何で何回も言わなきゃいけないの?」という顔をします。
でも小さい子と一緒に過ごせばリスニング力が上がるのではないかと思います。


昼食は小学生と一緒に食べました。
その後一緒に遊ぶ予定でしたが私は弁当を食べ終わらせられなかったので遊べませんでした。

I hope I'll be able to play with children next time!

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