2017年8月27日日曜日

第41回福島の子どもたち日帰りリフレッシュプロジェクト


第41回福島の子どもたち日帰り米沢プロジェクトが行われました。
今回は枝豆収穫に参加しました。

体調不良もありいわきから7名郡山から4名の11人のキャンセルがありましたが、福島・郡山から8人の親子の参加者で手塚農園に到着しました。


今回はドイツプロジェクトに参加した高校生のボランティア3人も初めて合流して、福島大1人、山形大1人、米沢女子短期大2人と小玉代表、合計16人で枝豆収穫をしました。

天気は快晴で、日焼け止めと虫除けの準備を万端にして収穫に臨みました。
枝豆で袋一杯にして帰るんだと、子どもたちは意気込んでいました。


枝豆収穫がひと段落ついたあと、急きょ近くの森に入りミョウガの収穫も始めました。
みなさんはミョウガの生えているところを見たことはあるでしょうか?

ミョウガを見つけるのはなかなかに難しかったようです!
子どもに限らず保護者や学生も生えているミョウガを初めて見てとても興奮していました。


ミョウガを取った後は1人一本トウモロコシを収穫して、いただきました!
手塚さんの枝豆集荷場でお礼をし、集荷場を後にして公園に向かいました。

お昼は肉のさかのさんのお弁当を買い大森山公園に向かいました。
大森山公園でみんなでお弁当を食べた後は公園遊びの時間です。


暑い日差しを受けながらも子どもたちは公園を元気一杯走りまわっていました。

高校生のボランティアも来てくれたので子ども1人とボランティア2人で遊ぶこともでき、子どもたちは遊び相手がたくさんいてくれて大いに満足していたようでした。


今回はドイツに参加した高校生も来てくれて、ドイツでの話をたくさん教えてもらいました。

ドイツに参加した高校生たちは、ドイツの高校生は自分から意見を活発に述べていて、福島の高校生との違いに驚いた、ドイツの高校生は自分の意見を発言できる力を持っていたなどと、ドイツから多くのことを学んで帰って来たようでした。



そしてこの学んだことを多くの人に知ってもらいたいとこれからの展望も語ってくれました。
そんな高校生の話を聞いて、海外で新しいことを学ぶ機会に自分から挑戦できる力を福島の高校生は持っていることを知りました。

学習意欲の高さは私自身も高校生から勉強になることがたくさんありました。
そして、これからの福島を担っていく子どもたちをサポートしていくためにも、海外で勉強をするといった貴重な経験ができる活動はとても大切で継続させていきたいと思いました。



今回は先週まで、アースウォーカズドイツプロジェクトに参加していた高校生たちの内、3名が米沢保養ボランティアに参加しました。
他のボランティアや保護者にも良い影響を与えた模様です。
高校生を含めた、ボランティアスタッフの感想を紹介します。


米沢女子短期大学1年:近内みほ(こんない)
今回の活動は3回目です。子どもたちだけじゃなくてドイツに行った高校生とも交流する事ができて、ドイツに行った高校生たちは、自分たちの意見を持つことを意識していると感じて、自分も頑張らないと行けないなあと思いました。同じ福島県民として、原発事故を通じて失ったものも大きいし、これからの将来が楽しみな高校生の話を聞けてよかった。
子どもたちは、自分が何気無く見ているものを遊びに変えていて、ススキや虫、子どもと遊んでいる時に自分の目線じゃなくて、子どもの目線で遊ぶのが大事だと思った。



桜の聖母学院高校1年:伊藤光雪:
今日はある意味はじめてアースウォーカーズの活動にボランティアとして参加して、子どもたちと関われたのがとても楽しかったです。
自分も子どもと同じ目線で枝豆を収穫したり、公園で遊んだりして、普通の生活でも子どもと関わる時間を作りたいと思いました。
枝豆収穫やミョウガはあまりした事がなくて、自分の地元の事から勉強とかしたいと思いました。
また、大学生とか大人の方と接して、大人の方が積極的にボランティアに参加していたのが、かっこよかったので、自分も大学や社会人になっても続けていきたいです。


枝豆は家でお父さんのお酒のつまみにしたいと思います。
大学生たちの感想を聞いて、やっぱり、自分の中で伝えるということの必要さは感じていたが、今日とくに、いろんな方にドイツの話をして、みなさん初めて知ったことも多かったので、これからも伝えることを続けていきたい。自分ももっと視野を広げて学びたい。
ドイツに行って自分自身が変わった。元からはこんなんで無かったので、いろんなん人にこのような海外体験やボランティアを通じて変わってほしいと思いました。


米沢女子短期大学1年:加藤ことの:
今回はじめて参加して、すごく楽しく、とにかく楽しくて、参加してよかった。ドイツに行った高校生の話を聞いて、自分より自分の意見を話しているのを見て、自分も視野を広げて行動すべきだと思いました。小さこと関わるのは楽しいと思ったので、次回も参加したいと思いました。



山形大学2年:藤田たかひろ:
感想は枝豆たくさん取れて、よかった。
初めての体験で枝豆の収穫の仕方を迷ったけどやりながら、出来た。
体験って良いなあと思いました。ミョウガも実と思ってたら、根っこというか土の中にあるのを初めて知りました。公園は一緒にはしゃげたのが久々で気持ち良かった。
ドイツに行った高校生たちの話を聞いて日本とまったくちがって、積極性があると感じました。
意見を言うというのが日本人は出来ないので、みんなが自分を主張するというのが驚きというか、羨ましく思いました。
エネルギーの話については、工学部ということもあり、興味があるが、実際に国に行ったことで、ぜひ自分も見て見たいと思いました。



福島大4年:上川もとき:
今日の活動自体は枝豆取るのもはじめてで、参加している子どもより自分の方が楽しんでいた。急きょ始まったミョウガ収穫もこういう活動の中で非日常の体験ができたのが、子どもにとっても私自身も毎月できて、良い活動だと思った。
高校生たちが大人びている。俺が高校一年のころより、比べ物にならないくらい、平和のことや原発のことなどに意識が高く、いろんなものに触れて自分で感じて自分の言葉で伝えている事が、社会人になっても良いことだと思いました。
自分ももっと早くそのような体験ができてればよかったが、これから、意識しながらそういうことに関わっていきたいと思います。


尚志高校1年:八木沢美咲:
今回、ボランティアに参加して、普段参加できない枝豆収穫やミョウガを採ったり、良い経験になったし、楽しかった。子どもたちと遊んだりして、いまなかなか出来ないが、心のそこから楽しめて夏休み最後の日を楽しめてよかった。
ドイツの体験を話して、聞いてもらった人たちに関心持ってもらったので、行って学んで来た事が良かったし、これからも再生可能エネルギーとかに関心をもって学んでいきたいと思った。
他で学べないことを学んで来たそして、貴重な体験を通じて大学生たちに成長している姿を見てもらい良かった。


福島高校1年:長島美侑:
手塚農園さんでは、夢中になって枝豆を収穫していました。山の中に入ってミョウガを生えているのを知った。山の中に入れるのは放射能を気にせず、土を放射線量を気にせず触れる米沢だからだと思った。小さい子に親が土をさわっちゃダメだよとか、枯葉の線量が高いというのを言わなくていいのが気が楽だと感じた。大森山公園では、たくさん動いていい汗をかきました。ドイツで学んで来たことを大学生と保護者に伝えた時に自分がドイツで学んださせられたことを、伝える事が今では普通だと思っていたけれども「言葉にして伝えるね」と指摘されて、改めて、自分が成長できていると感じたし、いい経験をさせてもらったと、自分の強みになったと思います。支援していただいている方ありがとうございます。


郡山から参加の菅野さん:
今回3回目の参加となりました。枝豆収穫などは小学生ぶりくらい体験。息子も楽しそうにいっぱい収穫してた。
高校生の話をきいて、私が高校生の時には何も考えていなかったので、今日の高校生たちは、しっかり考えていてすごいと思いました。息子にもこのような体験をさせてあげたいと思いました。


福島からの参加の塚原さん:
枝豆収穫は新鮮でおいしそうな枝豆を体験させてもらって感謝しました。元々、収穫体験も少ないですが、米沢の安全な食べ物を収穫したり、いただいて帰ってこれるのが、すごく楽しくて良かった。手塚さんのサービスでミョウガ収穫もさせていただき、初めて、土の中から生えているミョウガを収穫しました。福島では土の中に埋まっているものは放射能を気にしてしまうので、米沢でこのような体験ができて嬉しかったです。


今回はドイツに行った高校生の話を聞けて、まずびっくりしたのは、話を振られて、自分の体験をや思ったことを、堂々とみんなの前で話をしていたので、すごいなあと思いました。
やっぱり実際にあっちに行って自分のキャパを超えていろんな人と関わったという実体験と自分の意見を発表したという体験がすごく伝わって来ました。
原発事故があって今まで無関心で私自身もいたけれども、日本全体があまり考えてこなかっただけで、世界では学生の頃から、そういう放射能や戦争とか勉強したりディスカッションしてた事が初めて知りました。
アースウォーカーズの活動の中で子どもたちの学びがあるという事がすごく嬉しいし、私自身も少しですが関わらせてもらって学ばさせてもらっています。おつかれさまです。



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