2016年8月19日金曜日

2016福島ドイツ高校生交流プロジェクト 6日目 フィスマン社、Panasonic

文責:小玉直也 フィスマン社、Panasonicヨーロッパ、川又参事官の講話など
今日、最初に訪問したフィスマン社は、北ヘッセンにある再生可能エネルギーの鍵を握るバイオマス発電で有名な会社です。
なぜ、鍵を握るかというと、風力や太陽光と違い天候にほとんど左右されず、安定的に発電できるという点である。
一方、風力や太陽光のように、発電量としては大きなシェアを占めるものではない。
つまり、太陽光や風力の不安定になった部分をバイオマスがカバーしながら、エネルギー供給を継続できるものにしていく大きな鍵を握っている。
そのため、蓄電の技術も大事になってくる。
そこで、Panasonicと共同開発して、家庭や地域で電力を安定させるプロジェクトを進めているそうです。
そんなPanasonicヨーロッパの藤田部長が事前の交渉準備から当日の案内、通訳まで兼ねていただきました。
同時に、その藤田部長を紹介していただいたのが、ベルリン大使館の川又参事官で、福島の再生可能エネルギーを進めるキーマンとなっている方です。
そんなお二人が、この日フランクフルト中央駅などで合流し福島の高校生たちのためにお時間を割いていただきました。
また、マインツ友の会からも、柳田さん、おさむさんにも同行していただき、通訳を一緒にしていただいたり、出発から帰路までアシストしていただきました。ありがとうございます。
まず、北ヘッセンの最寄りの駅までフィスマン社に送迎のマイクロを準備していただき、フィスマン社に到着しました。
玄関で上級副社長に出迎えていただき、めっちゃ美味しいウェルカムドリンクを高校生に手渡し、挨拶の後、バイオマス発電について、フィスマン社について縦横に語ってもらいました。
直後の質疑も高校生から、すぐ手が上がり、徐々に積極的になっていく高校生たちの姿に目頭があつくなりました。
その後、実際にバイオマスエネルギーのフィールドワークでも上級副社長からの丁寧な説明があり、以前、ベルリン大使館から川又参事官が私が来た時でも、上級副社長はここまで来ていただけなかったと話されていました。
つまり、福島の高校生たちが学ぶことに本当に期待されていて、将来の福島のエネルギーだけでなく、日本全体のエネルギーを見据えた高校生たちへの最高のおもてなしだと感じました。
また、その際に質問で「バイオマス発電はバクテリアが大事だとあったのだが、バクテリアの種類は何なのですか?」と加藤由萌香。
これには、副社長も専門外だったみたいで、後で調べて教えてもらう事に。この高校生らしい、想定外の質問も面白い一幕だった。
このフィールドワークでは、地元の農家などと提携し、エネルギー発生後は農家に返し、農作物の肥料としてリサイクルされるとともに、発生したガスを電気に変えるだけでなく、ガスそのものとしてもエネルギーとして使える話など多岐にわたりました。
その後の昼食も従業員食堂と異なる訪問者用のレストランでフィスマン社の方々や川又参事官、藤田部長らと、ざっくばらんな交流をしながら、とても貴重な時間と体験だったと思います。
最後に一つ驚いたのがフィスマン社のロゴです。
Sが2つつながっているのが、縦になっているのが写真でもわかるとおもいますが、この理由がナチスドイツがSSと使っていたので、縦にしているそうです。
ここにも自国の先達たちの過ちを繰り返さないという固い決意が見られ日本との違いに感慨深くフィスマン社を後にしました。
さて、ここから電車で移動して、フランクフルトのPanasonicを訪問、そこで川又参事官から環境政策に関する講義をしていただきました。
本職は環境省に在籍しているのですが、ドイツから再生可能エネルギーを学び日本に生かすために、外務省に出向し、ベルリン大使館で働いているそうです。
この川又さんの熱い思いはいつ話をきいても頼もしく、福島の目標達成の鍵を握っているであろうと感じています。
今回も、先月、福島市でお会いした時に、福島の高校生の受け入れを快く引き受けていただきました。
ありがとうございます。
そして、この日もPanasonicヨーロッパで働くドイツ人向けに高校生たちのスピーチが始まりました。
前日の安川電機でのダメ出しを見事に反映させ、またひとつバージョンアップした姿が見られた。
そしてスピーチ後の休憩でドイツ人たちと語り合う高校生たちの姿も見られました。
ここでもまた、目頭があつくなり高校生たちの日々の頑張りにワクワクしている自分がいました。
すべて、終了し藤田部長のもてなしで、近くのハンバーガーレストランをご馳走していただき、本当に何から何まで、お力添え有難うございます。



藤田実優    郡山商業高校  1   郡山在住  15
今日は、パナソニック社とvissmann社を訪問しました。午前中ではvissmann社を訪問しました。

創設1917年で、主に暖房、冷却、工業製品をつくっている企業です。ゴミから燃料をつくる研究をしてるという話を聞いて驚きました。ゴミから燃料をつくれるようになったら、ゴミの排出量は多いから燃料に使えたら、ゴミを燃やしたりすることが減り、地球にも優しいことだなと思いました。

発電で余りがあったら、それを熱などに変えて使うという話を聞いたとき、そのようなとこまで考えて発電しているんだなと思いました。
次のパナソニック社の訪問では、まずスピーチを社員さんの前で発表しました。

その後の少しの交流のとき、社員さんと英語を使って話しました。自分の家の周りは線量が高かったという内容のことを周りの人に助けてもらいながらも伝えることができたので、よかったです。

川又さんのお話の中でとても印象的だったのは、再生可能エネルギーは、将来主力になるエネルギーであることをいろんな人に伝えてほしいというところです。

また、vissmann社に訪問した高校生は私達が初めてという話があったので、その二つの話から私達がいろんなことをやらなくてはいけないんだなと改めて思わされました。今までドイツで学んできたこと、これから学ぶことをしっかり福島に帰ってきたときに情報をしっかり発信していきたいと思いました。

目の前のことだけじゃなくて、いまやれることをしっかりやってほしいとも言っていたので、そのこともちゃんと頭に置きながらあと残り少ないドイツでの生活を大切にしていきたいです。
今回も2つの企業を訪問したが、とても勉強になりました。これからの福島や日本、世界中のために頑張らないといけないなと前回より強く思いました。
I wanted to work in Germany.
I knew some pleasure to introduce oneself into in English.




福島県立福島高校 2 加藤由萌香 福島県福島市出身 16
 今日の午前中は、viessmannという企業を見学しました。この企業はheatcoldindustryの分野について行っています。ここでは主にバイオマス発電について学びました。

私は今までバイオマス発電という名前は聞いたことがありましたが、それがどのようなものなのかあまり知りませんでした。

太陽光発電や風力発電と違って見たことがなかったからです。今日実際に見学して、バイオマス発電の実用性を感じました。

バイオマス発電は作物を細かくしたものを機械の中で約一週間かくはんし、メタンガスを取り出すというものです。

この企業では、近くの農家から作物をもらって発電をし、使い終わりいらなくなった作物のかすは、肥料として農家の人が使うことが出来る、という循環が行われていて、良いなと思いました。

また、発生するメタンガスに含まれる二酸化炭素が多いため、水素と二酸化炭素を食べてメタンガスを排出するバイオを用いてメタンガスはの濃度を高めていました。

私はそのようなバイオがいることが面白いなと思いました。さらに余剰発電の電機の保存についても学びました。私は水素に置き換える燃料電池は知っていましたが、今日はメタンガスに置き換える方法を知ることが出来ました。

さらに一緒に見学をした、川又さんに、用水発電という方法もあることを教えて頂ました。これは高さを利用したものなので、日本に向いていると思いました。
 午後はPanasonicの社員のみなさんに向けてスピーチをしました。スピーチの後に福島のことについていろいろ英語で、聞かれました。自分で英語を聞き取って答えることが出来たので嬉しかったです。
その後、外務省の川又参事官にパリ協定で決められた2℃を実現するために化石燃料からの転換についての話をお聞きました。それは、原子力発電を使わないで、再生可能エネルギーを伸ばすというものでした。

川又さんは、ドイツと日本を比較して話をしてくれました。日本はドイツに比べて再生可能エネルギーが圧倒的に少ないです。それは日本がドイツほどしっかりとした制度がなく、人々の意識が高くないことが原因です。

ドイツは再生可能エネルギーを中心とし、地域経済への貢献という制度が整っています。そのため、市民の意識も高く、再生可能エネルギーは2000年から2015年までに3万から165万まで増えています。 
 日本で再生可能エネルギー100%にするのは、まだとても難しいことです。
しかし、福島は、2040年までに再生可能エネルギーを100%にすることを目指しています。

まずは福島がドイツの人々のように目標に向けて何をしていかなければならないのかを考えて行動することを意識することで福島の再生可能エネルギー100%を実現すること。

そして周りの県を変えていくことが私達のエネルギーの主力が再生可能エネルギーに変わっていくきっかけになると思います。
 今日は未来について考えさせられました。まだ発展途上であるが、完成した製品を使うことで今よりも効率的な電機貯蓄と再生可能エネルギー100%が実現できると思います。これは、私にとってとても興味深いことです。

 Today I think about the future.We can save electricity and make renewable energy 100 percent come true if we use the new production . It is very interesting things.



渥美藍 デモクラティックスクールまっくろくろすけ 福島県出身 兵庫県在住 16
企業の見学だけでなく移動時間も充実していた1日だった。
Viessmannで見学をさせてもらった。
国より進んで再生可能エネルギーを研究しているらしい。
バイオシステムに力を入れていると教えてくださった。
バイオシステムについては分からなかったので実際に貯蓄をしているところを見せてもらえてよかった。
トウモロコシのカスなどを発行しているところやそれを電力に変えているところを見せてもらった。
未来を見ているようだった。
国と協力して開発をしたりしているというのもすごく印象的だった。
国規模で再生可能エネルギーについて研究しているなんて日本では考えられないことだ。
しかし、今日、この事を学んだ以上、私は日本でも国規模で再生可能エネルギーについて取り組むような国にしていかなければならないと思った。
それを実行するのは他でもない「私たち世代」だと思う。
しかし、私の思っていることが現実になるのか不安だ。
原発がない日本。
これからみんなにどう発信していけばいいのだろう。。。
それをこれから考えなければ。
パナソニックに行く途中の電車で逸枝さんとベルリン大使館の川又さんと少しだけお話しできてよかったです。
パナソニックでは英語のスピーチをしました。
なかなかスラスラ言うことができなくて暗記もできていないので、そこを頑張りたいです。
そして、聞いてもらったドイツの方とロビーでお話をする機会があったのですが、私はうまく伝えられず話せませんでした。
すごく悔しかったし、悲しかったです。
自分の力不足を実感しました。
なんでもいいから話す努力をしようと思いました。
I didn't speak English.
I'm very sad. so I want to speak English. and more practice.




大崎真生 福島白河市白河高校15歳
今日はviessmannという会社とパナソニックドイツ本社に行って来ました。

viessmannは主に暖房をする機械を開発する会社ですが他に「エネルギーを作り出す装置の開発」と「冷却する機械の開発」をしています。

この企業の理念は持続可能な社会への貢献とあるように循環のできるエネルギー機関を開発しています。今回見学したところではバイオマス発電をしていました。

そこで行われていた開発がとても斬新でした。できた電気を科学反応させ水素にしバイオマスでできた二酸化炭素と一緒にバクテリアに食べさせメタンガスにして保存する方法です。

そのメタンガスを電気にする時に出る二酸化炭素もバクテリアに食べさせることができるので二酸化炭素をほぼ出さないとても環境に優しい発電なのでとても勉強になりました。

実際に発電している様子をみれたので楽しかったです。昼食はviessmann社の社食がとてもおいしくてアイスクリームも食べられたので楽しかったです。
パナソニックドイツでは英語のスピーチをしました。声はまあまあ出てたので良かったですが後半原稿をずっとみてたのでそこを直せるようにしたいです。

その後川又さんの話しを聞きました。今後どうすればよいか知ることができたので良かったです。

夕食は パナソニックドイツの社長とハンバーガーを食べました。串に刺さったハンバーガーで日本では食べたことのないちゃんとしたものだったのでとてもおいしくて驚きました。
Next daywe will meet Germany high school student.SoI want to try to study from her.



本田 嵩大 尚志高校2年 福島県郡山市在住 17
今日は朝の8時半に出発だったのだが、自分は828分に起きた。ダッシュでバス乗り場へ向かい、ギリギリ間に合った。

バスで駅へいき、そこから電車を乗り継いでVIESSMANN (フェスマン)へと向かった。昨日の企業と同じくとても古い会社で、ボイラーなどの製品をつくっている。

このVIE SSMANN 社の副社長に案内してもらい、いろいろなところを歩いて回った。

その前に、パワーポイントによる説明があったのだが、この会社ではドイツが定めた2050年までの環境目標値を2012年にもうすでに達成していて、ドイツの「2050年までに国の80%を再生可能エネルギーでまかなう」という理想を実現させるための技術開発を行っているらしい。その中で、「過剰生産された再生可能エネルギーによる電気をガスという別のものに変えてそれを利用する」というものがあった。

再生可能エネルギー大国であるからこその問題だと思うが、そんな技術を今まで知らなかったので、とてもおいしかった。他に、バイオマス発電装置などを見学した後、会社のバイキングを食べた。肉料理やアイスなど、とてもおいしかった。

その後、VIESSMANN 社をあとにした私達は、フランクフルト駅を経由して、パナソニックのドイツ支社へと向かった。今日まで知らされていなかったのだが、ドイツ支社で働く現地の人達を前にしたスピーチが、ここでも行われた。

昨日の安川電機でのスピーチも、初めてやったスピーチよりはよかったと思ったが、今日のは昨日よりもわりと止まることなくスムーズにできたのでよかったと思う。

反省点は、きのうと同じく相手の目をみたり、顔を上げて話すことが、あまりできなかったことだ。次のスピーチでは、文の終わりごとに顔をあげるなどして、「読む」ではなく「伝える」スピーチをしようと思った。

そして大使館に勤める環境省の人からパワーポイントを使ったドイツの再生可能エネルギーに対する話を聞いた。その中でドイツは2000年から2015年までの間に再生可能エネルギーを22万個から160万個まで増やしたとあり、驚いた。
その後、夕食はハンバーガーショップで食べたが、そこでの話の中で、「パナソニックは2009年から電気を使うではなくつくる製品をつくったこと」や、「地球の温度変化は、プラスマイナス2℃におさえることが大切だ」ということを学んだ。
先端技術で地球環境を支える現場をみれて、本当によかった。
I was going to VIESSMANN  company
With panasonic company man. 
I had very very nice day.



福島県郡山市在住 安積高校二年 上田 稜真
今日はViessmann社の見学をし、その後Panasonic社へ行き英語のスピーチと川又さんのレクチャーを聞きました。また今日は電車での移動が多かったので、移動中に川又さんという、環境省から外務省に出向し、ドイツへ再生可能エネルギーを学ぶために来ている方に様々なお話をお聞きしました。

Viessmann社の見学では、副社長で機械エンジニアの方からお話をお聞きしました。Viessmann社の取り扱っている商品や今のドイツの再生可能エネルギーの状況についてお話を聞きました。その中で特に印象に残ったのは、Viessmann社の目標についてです。

目標は「持続可能な社会への貢献」であると言っていました。僕はそれを聞き、再生可能エネルギーを推し進めるだけでなく、「持続可能な社会」を作り、貢献していくことも重要であると気付かされました。またその後、会社の敷地内にあるバイオマス発電所の施設見学をしました。

そこでは。バイオマス発電はどんなものを原料としているかということや、どのような過程を経て電気が作られているかなどを知ることが出来ました。

バイオマス発電は家畜の糞やトウモロコシの残りカスなどを原料として、それらを発酵させ、そこからメタンガスを抽出し発電するという仕組みです。

また、メタンガスを抽出した後の原料は乾燥させ、肥料となります。ゴミが全く出ず、発電過程で二酸化炭素が全く排出されないため、再生可能エネルギーとして推進していくのに最適であると感じました。自分に取って良い刺激を受けることができ良い経験になりました。

その後のパナソニック社では、ドイツ人の社員の方に僕たちのスピーチを聞いて頂きました。暗記して読もうと思い過ぎたせいか、所々、つっかえてしまったところがあり、次回からは改善していきたいと思いました。また、もう少し聞き手の方を見て発表ができるように、早く暗記をしていと思います。
Today, we went to the company named Viessmann.
We could learn about produces of the company and present situation of Germany renewable energy.
We visited biomes power plant. 
I could have many stimulus there.



瑛春  福島東高校  2年  福島市在住 17歳 
朝、藤田社長に会った時外がすごく寒かった。ドイツに来てからやっとドイツらしい肌寒さを味わうことができた。体験してみて気付いたがドイツは風が寒くて日差しが暑いので寒さと暑さを同時に味わうことができる。

Viessmanに着くまでの車での移動はなかなかの長距離だった。
Viessmanに着いてまず目が惹きつけられたのは4つの再生可能エネルギーを模したオブジェクトだった。ViessmanではViessmanの副社長が出迎えてくれた。

そして自らの手でウェルカムドリンクを配ってくれた。美味しかった。

会議室で副社長からパワーポイントを交えてドイツの再生可能エネルギー事情についての説明を受けた。juwi社の時から思っていたが一企業の偉い方たちがわざわざパワーポイントを用意してまで自分たち高校生に説明してくれるのは滅多にないことなので、本当にそのことに対して有難く思うし、とても貴重な体験をさせてもらっていると思った。

次に車で少し移動してバイオマス発電所に着いた。車から降りるととてつもなく酸っぱい臭いがして驚いた。次第に臭いに慣れてくるとこの臭いにのどかな田舎の風景が思い起こされた。

バイオマス発電所の機械はとても面白かった。バイオマスの原材料を混ぜる機械が特に面白かった。

Viessmanの社員食堂はとても美味しかった。ドイツの企業の社員食堂は全部美味しくなるようにできているのだろうかと思わず疑った。食べ過ぎなくらい食べさせてもらった。
 パナソニックの会社では川又さんから再生可能エネルギーについての説明を受けた。日本の地熱発電のポテンシャルは世界第3位と聞いて日本もこんなに可能性があるのになぜ再生可能エネルギーを推し進めないのか疑問に思った。
 パナソニックの社員の人たちにスピーチを聞いてもらう時に気を付けたのは昨日の安川電機のスピーチの時にもらったスピーチ中に体がゆらゆら揺れているから動かない方がいいというアドバイスだった。

スピーチの今日の出来は自分自身上手くできたように思う。こうして昨日よりも成長することができてよかった。
Step by step is small.but, go to step by step in everyday became big.





 五十嵐 晴紀  福島県郡山市在住 郡山東高校 1年
 今日はまず始めにViessmann社を訪問しました。Viessmann社はバイオマス発電や太陽熱温水機、ボイラーなどを作っている会社です。

また、パナソニックと提携して都市ガスから水素をとりだして燃料電池を作る装置などを作っているそうです。

Viessmann社では、ドイツが2050年までを目標としている二酸化炭素削減や化石燃料の使用削減、再生可能エネルギーの利用拡大などの基準を2012年に達成しているそうなので、とても環境意識が高い会社なんだと思いました。

Viessmann社で一番印象に残っている話が、バイオマス発電と余剰な電気の貯蓄方法です。バイオマス発電はタービンを回して電気を作るだけでなく、メタンガスにして都市ガスとして使うことも出来るということを初めて知りました。

発電所の周りの農家と契約してトウモロコシなどを原料にしているそうです。それを約1ヶ月間発酵させてメタンガスを発生させています。

その時に、二酸化炭素などの他の気体も発生するそうです。ですが、Viessmann社ではその発生した二酸化炭素は空気中には放出せず、水素と二酸化炭素をバクテリアを使ってメタンガスを作る時に使っているそうです。

また、使い終わったトウモロコシの搾りかすも肥料として農家に引き取ってもらっているそうです。

発電する過程で一切んも廃棄物がでなく、循環型社会を形成していく上でとても大切なエネルギーだと思いました。

ドイツは、風力発電や太陽光発電などで余剰に作られた電気を近隣諸国に売っているそうです。

Viessmann社ではその余剰な電気エネルギーを使って水の電気分解を行い水素を作ったり、作られた水素をメタンガスに変えて貯蓄しやすくするなどの開発を行っているそうです。

日本では再生可能エネルギーが余るということは今の所はないと思うので、余ったエネルギーをどうするかといったことに視点がいっていなかったので、とても勉強になりました。

パナソニック社でのスピーチは昨日指摘された改善点を少しなおすことが出来たと思います。その後ベルリン大使館の川又参事官の話を聞きました。ドイツの再生可能エネルギーへの取り組みについて深く知ることが出来ました。

ドイツでは、政府と国民が協力して再生可能エネルギーを推進していっていると思いました。また、電車のなかなど移動中にマインツ友の会のオサムさんの話を聞くことが出来ました。

ドイツの文化やどうやってドイツ語を習得したのかを聞くことが出来て良かったです。 
I could learn on cutting edge of renewable energy.

(Panasonicヨーロッパにて私のお腹の上にロゴが入るように!)

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