今回は放射能トリチウムなどを含んだ汚染水を海洋放出が問われる中、最長記録の議論となった。
講師を勤めたのは、経済産業省 資源エネルギー庁 原子力発電所事故収束対応室長の奥田修司さん。
福島の現状や廃炉とはどのようなものかについて解説を加え、処理水と汚染水の違いやALPS処理の問題点、浄化設備では取り除けないトリチウムや、十分に除去できない、トリチウム以外の放射性物質などについて解説しました。
また、風評被害についても言及し、確実な再浄化や濃度の決定が重要だと話されました。
その一つ一つに奥田さんは答え、質問と内容が平行線をたどる場面もありましたが5時間10分にわたり熱い内容となりました。
参加者は、復興のあり方、処理水の海洋放出についての是非、またその具体的な問題点と解決策などについて考える貴重な企画でした。
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編集:宮崎大学農学部森林緑地環境科学科 2年 相原直生
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