今週は2018年からインドのベンガルールに滞在しJETROで活躍されている遠藤さんのお話。
普段は聴くことの出来ない経済産業省から出向してインドに常駐している方の話は徐々に引きつけられていった。
インドの文化や生活、スタートアップや若者の最新事情について質問のアンケートを交えながら、約1時間半ほどの講和。
13億人を超える人口のインドは急激な経済成長の真っ只中。カースト差別は憲法で禁止されているが、今もインド社会ではその差別が残っている。
その中でもIT業界で職業カーストの枠を超えて活躍する人たちの様子を知ることができた。
また、インドでは英語で教育を受けること、オンライン教育の普及など、日本よりも優秀な人材が育つ要因を垣間見ることができた。
講演後にはグループ討論を行い、少人数で「日本人の我々は伸びてくる国とどうやって関係するべきか」というテーマで議論した。
その後の質疑応答の時間では、多彩な質問に予定時間をオーバーしながら全体で3時間を超える中、丁寧に答えてもらった。
ベルリンのコンサルタントの西村さんからの質問で、マイクロファイナンス機関であるグラミン銀行の話題になり、貧困層に対する融資を貸し出していることなど、学生が誰も知らなかった話題出て講演の内容以外の話も盛り上がった。
将来的にはアースウォーカーズでも高校生や大学生をインドに連れて行って、インドの学校教育やIT業界などから学ぶ機会をつくりたいと感じた。
編集:宮崎大学農学部森林緑地環境科学科 2年 相原直生
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