今回のオンライン講座の服部さんは、ともかく楽しみにしていた1人。
アースウォーカーズの活動の原点でもある地球温暖化と福島原発事故後のエネルギー転換。
太陽光の持っているポテンシャルは半端ない。
そして風力も地熱もかなり大きな可能性を持っている。
そんなワクワクする話を世界情勢を聞きながら、日本が法整備がおくれ自然と共存できる取り組みになっていない事。
一つ一つがすでに乗りこえている欧州の先進例を学べば日本でも可能だと実感した。(ドイツでは地権者が希望しても山林の木を伐採してパネル設置はできないそうです。)
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そして、大事なのは再生可能エネルギーで発電した収益を、関東や関西や海外の企業がすいあげてしまい、その負荷を市民が払っているのは大きな問題だと思った。
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西村さんの補足もありましたが、ドイツではその地域のエネルギーは地域の財産として認められていて、日本みたいに東京電力が吸い上げるのを禁止しているそうです。
服部さんいわく福島で一番風が吹く地域に大きな風力発電が設置されてて、東京電力がその売電収益を年間20億円〜30億円もうけて、その土地の借地代として年間400万円くらいが福島の人に払われているそうです。
書いたら長くなるので、これくらいにしますが、良かったら今週土曜日の再放送に、ぜひ参加してください。
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今回の参加者の感想
Hanae Yokooさん
再エネのメリットを今回詳しく教えて頂きました! 2018年に juwi 社さんに娘が2019年に生徒が訪問の話題で目から鱗。2011原発事故後のドイツの再エネの方針と取り組みも進んでいることもアンドレアスシングラー氏にお会いしお話を伺いました!
さて日本ではと思っていたところ、福島でもこの様な取り組みを伺い、再エネ&エコに注目したいです。また服部様に関わるSDGSの探求活動でもアドバイスなど頂ければ嬉しいです
尾山郁人さん
再エネの基礎から福島での最先端の取り組みまで、勉強になることがたくさんありました。ドイツや福島の事例に学びつつも、その地域らしい再エネのあり方を考えることが重要だと思います。これさえしておけばいいといったマニュアルはありません。でも、考えることをやめれば原子力に逆戻りします。
原子力はあかん、火力もあかん、でも再エネ導入はハードル高いよなーっていう人が本当に多いと思います。でも、これからのエネルギー問題って自然環境とか地域コミュニティとも複合的に結びついてるはずなので、もっと頭柔らかく、視野広げなダメやなとつくづく反省しました。本当に面白い取り組みなので、福島県外にもどんどん発信してほしいです。ありがとうございました。
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編集:宮崎大学農学部森林緑地環科科2年 相原直生
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