2020年3月28日土曜日

福島の高校生たちと考える国際理解企画を開催しました。

3月28日、福島の高校生たちと考える国際理解企画〜難民ってどこから来るの?〜を開催しました。
アースウォーカーズでドイツに参加した高校生たちを中心に開催しました。
福島県の高校生たちに集まって欲しかったのですが、COVID-19の影響で福島市からの文書もあり、いわき市、郡山市の高校生たちには自粛要請してネット配信したzoomでの参加を呼びかける中で開催し会場に16人、zoomから18人が参加しました。


本来なら国際情勢から見ると福島市の高校生も含め全員zoomにするか前日の26:00まで迷いました。
みなさん、本当に今はステイホーム!が大事ですので、気を緩めないように努力をしていきましょう。
医療従事者に被害が蔓延しないためにも私たちの行動が大事だと再認識しましょう。
さて、この日の報告はイラクで難民キャンプの人道支援や教育ワークショップなどを開催している高遠菜穂子さんを現地イラクのドホークから90分報告してもらいました。
休憩をはさみ質疑応答も盛り上がり60分続き2時間40分の企画となりました。




後半の高校生の感想や質疑を少し紹介します。
福島高校で難民について課題研究でやっている高校生が「周りの高校生が関心ないのを解決したい。難民キャンプで深刻なことは何ですか?」
日本は国際ニュースと違い閉鎖した情報しか流れないのはなぜ?
将来メディア関係につきたかったので、とても勉強になった。
日本の入っている有志連合と多国籍軍の違いは?
ドイツで学んで常に情報をキャッチしようと思っていたが、なかなか出来てなかった。きっかけが大事だが、その後の自分の行動も大事だと再認識した。


来年ドイツに半年留学する時のいいヒントをもらえました。
メディアの報道に興味がある。私たちが変わっていかないといけない。
ジャーナリズムを目指し来年から大学で情報を勉強するのでいい機会になった。
物資を現地で買った方がいいというのが驚いた。
紛争地でも東日本大震災でも遺体が映像や写真から消されて報道されているというのに驚いた。
福島で原発事故で避難した人と紛争から避難民になっている境遇が似ていると思った。難民の方々のメンタルケアも大事だなと。


日本のメディアだけでなく、海外のメディアを見比べて自分で判断する力をつけたい。
イラクでIS建国宣言以来の米軍待望論が高まった。その後の報復で憎しみの連鎖と引き際の難しさと最善とは?
アメリカのオレゴン州から参加の大学の言語学者の先生から、日本語で検索すると同時に、英語でサーチすると情報が大きく違う。コロナの情報も日本国内の情報見てても驚く。ギャップに気づいて視野を広げて!日本人の英語力はアジアの中でも最も低い。みなさんの英語力の向上に協力したい。
との熱いメッセージもいただきました。




終了後の感想交流から
やっぱり、興味、再生可能エネルギー、原発、放射線などに興味があるが、一旦生活に戻ると、日常の生活に追われ、話題もなくなる。こういう学習会や活動に参加すると改めて気持ちを取り戻す。面白い。これからも開催して欲しい。参加するだけでなくて、主体的に受け取ってやろうとか、つかんで帰ろうとか思った。
来年ドイツに留学する。アースウォーカーズを通じてドイツに興味が高まり、自分の進路も決まった。学んだことをアウトプットするのが大事。
来年は中央大学。アースウォーカーズに影響されて、情報系に進みたい。菜穂子さんにも行ったけど、生情報を触る。


英語が苦手ですごく頑張っているのだが、勉強のモチベーションが低かったけど、正しい情報を入手するツールとして英語がある。自分の生活を豊かにするために、だけでなく、正しい情報を手に入れるために、英語を頑張っていきたい。
国際関係の仕事につきたいと。最近個人の研究課題。フォトジャーナリストの話を聞く。目標を持って、生のことを伝えれるように勉強頑張りたい。
私は将来、難民とかメンタルサポートなどをしたい。調べても出てこない。どういうルートどういうことを勉強したら、個人的には難民とかのケアもしていきたい。


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