2019年7月21日日曜日

福島の中学生 オーストラリアケアンズプロジェクト2日目

福島の中学生オーストラリアケアンズプロジェクト2日目の報告です。
朝、ケアンズ空港に到着し、荷物をピックアップした後、初めての両替体験をしました。
「まねーちぇんじ、ぷりーず。。。」伝わったかな。と不安げに中学生たちがオーストラリアドルを手に取りました。
空港でスマイルウイズキッズのマキさんのオリエンテーションが終了し、本日のイベントに移動しました。


この日は偶然にも、2012年以来7年ぶりにPEACE BOATがケアンズに就航していました。
それに合わせてケアンズでのイベントが行われており、その中で中学生たちのスピーチのチャンスがありました。
福島の中学生の受け入れを準備してきた、スマイルウイズキッズのブースが3つありました。
福島を伝えるブース、チャリティーグッズ販売ブース、折り紙交流ブースに中学生たちが分かれケアンズの人たちと交流しました。中学生たちも初日から大活躍でした。


いろんな人たちが彼ら彼女らの声に耳を傾け、うなずき、感動し、涙しました。忘れかけていた福島を思い起こし、次々と支援の寄付が寄せられました。
遅めのランチの後は、PEACE BOATに初乗船しました。I CANのノーベル平和賞の話からPEACE BOATの活躍に耳を傾け、多くを学ぶツアーとなりました。
3ヶ月間の就航の間の色々なイベントや参加者の交流、フィジーやメルボルンを就航してケアンズに至った話などを語ってもらいました。


核兵器廃絶運動を世界中で広げノーベル平和賞を受賞したI CANを知らない人が多かったのが驚きでしたが、いい機会となりました。
その後、16:30に各ホームステイのファミリーが迎えにきてくれて、初対面の自己紹介の後、各々分かれて帰っていきました。
ここから英語しか通じない初夜を迎えました。明日の朝の皆の感想が楽しみです。


帰国報告会が8/1の17:30〜福島市のアオウゼで開催されます。ぜひご来場ください。
また、翌々日の8/3〜福島の高校生の訪独事業が始まります。
こちらへの寄付は下記サイトでお願いしています。
ぜひご協力をよろしくお願いします。
以下、参加者の中学生のレポートです。





2019/7/21 (日曜日) 2日目 Karin. H
初めて見た鳥がいた。
日本よりも木が多いせいか、空気がきれいに感じた。
バネッサママ、インディアちゃん(ホストファミリー)と共通の趣味があり、すぐに意気投合した。
オーストラリアの人々の考え方の多様さに驚き続けた1日だった。快く私たちを受け入れてもらえて、本当によかった。
今日のイベントを通して、多くの人の努力に救われてオーストラリアに来れていることを自分の肌で感じることができた。
物を売るのは本当に大変だったが、袋に入れた品物を受け取る赤の他人だった人が顔見知りになり、多くの人が”アリガトウ”と日本語で言ってくれることが本当に嬉しかった。
人と関わることの大切さを強く実感した日だった。





2019/7/21 (日曜日) 2日目 菅野 優空
見・ホームステイさせていただくお家
 ・ケアンズ(の街・駅)
聞・何時に起きるか
感じ・困っていると日本語に変えてくれた。助けてくれた。
気・馴染められるか不安
調・なぜPizzaにパイナップル?
感動・スピーチを聞いてくれた方々とホームステイの方々がとても優しいこと。
感謝・普段は行えないホームステイに、行かせてもらい共同作業できました。ありがとうございます
今日はケアンズに着き、チャリティーやホームステイに参加してきました。


チャリティーの中でスピーチを何度か発表しました。最初の方は恥ずかしくてスピーチを拒否していましたが思い切ってやってみると、「上手じゃん!」「ゆっくりで聞きやすかったよ!」とみんな言ってくれて少し自信が付きました。
ホームステイではsoccerを「GIVE」と「spend」と一緒にやったり、みんなでピザを作り、とっても美味しいのができ絆の輪もできました!
他にもそのままでは食べれない「トマト」と「チーズ」も食べれるようになりました!!
ホームステイの方々は日本語が上手で安心しました。けれど頼っているだけでは力も付かないので、一歩一歩でも前進出来たら良いです!
そしてまだスピーチも言ってないので言える時があったら言いたいです。





2019/7/21 (日曜日) 2日目 朽木
ただの森かと思っていたらマングローブ林だったこと。
ケアンズには日本人も多かった。
スケジュール
(AM)
4:00ケアンズ→7:00~15:00スタッフ→16:00ピースボート→16:30ホームステイ
ケアンズの人たちは優しい人が多かった。
600mlペットボトルのキャップが特権。
前日の事もありがたい長い一日だった。
ホームステイ先は景色がとてもよかった。





2019/7/21 (日曜日) 2日目 伊藤 悠志
オーストラリアの国道1号線はオーストラリアほぼ1周していると聞いて驚きでした。おそらく日本列島よりはるかに長いのではないかと驚きの連発でした。
ブレントさんの家で初ホームステイ。緊張などで上手く話せなかった。
でもある程度伝えることができた。
I canの船がとても大きくて驚いた。
最上階(甲板)からの景色はとてもきれいで印象的だった。
船内の食堂やバーなども豪華できれいだった。
たくさん写真撮りました。
ブレントさんともっと仲良くなりたい。





2019/7/21 (日曜日) 2日目 菅野 泰成
自分で物を売ったり、とても豪華な客船の中に入ることが出来て、とても感動した。
今日1日の中で、特に印象に残っているのは、豪華客船だ。世界一周できるような船の中を説明してもらい、写真も撮ることができて、とても楽しかった。
一番驚いたのは半分以上の人が日本人だということだ。
中に入るだけでお金のかかる超豪華客船に来れて、とても嬉しかった。また、お酒の自動販売機があったことにもとても驚いた。





2019/7/21 (日曜日) 2日目 藤井 彩香
日本では、信号機の丸が3つであるが、オーストラリアの丸は4つであることに驚きました。
また、ピースボートとのイベントでは、和バンドが福島の子供達の為に演奏してくださったことに感動し、聴いていた私は、涙が出そうでした。本当に嬉しかったです。その後、ピースボートを見学し、ピースボートについて詳しく聴くことができ、将来ピースボートで働くのも良いかもしれないと思いました。
大勢の前でもっとスピーチが上手になるにはどうすれば良いのかが気になりました。
異国の地、オーストラリアに降り立ち、見るものすべてが印象的でした。


特に、最初に見た、オーストラリアの空港にいた入国審査カードをチェックする人の顔は忘れられないでしょう。This is joke.とても優しい方達でした。
私は、ピースボート×福島のイベントに参加することができ、とても嬉しかったです。大勢の前で行なったスピーチが今でも印象的に心に残っています。スピーチを始める前、とても緊張しましたが、英語のスピーチをしている間に、少しずつ笑顔になれたように感じました。名前を言った後、拍手をしてくださった方がいたこと、そして、最後に大きな拍手をしてくださったことに感謝しています。


私は最初、福島の原発の話をしたら海外の方達はどのように感じるのだろうと思っていましたが、皆真剣に私のつたない英語のスピーチを聴いてくださり、嬉しかったです。原発についての暖かいご支援をしてくださる多数の外国人の方がいて、本当にありがたいと感謝の気持ちでいっぱいです。
また、イベントに関わってくださった方に、外国人の方がいて、とてもびっくりしました。
とても充実した一日を過ごせることができ、とても楽しかったです。
明日も、充実した一日を過ごせるように、頑張りたいです。
このプロジェクトを企画してくださり、本当にありがとうございました。





2019/7/21 (日曜日) 2日目 神林 心湖
日本とは、歩行者用の信号が少し違っていた。
裸足で歩いている方がたくさんいた。
最初のイベントでは、おりがみのブースを担当しました。
現地の方とたくさん話せて良かったです。
和バンドさんや先住民さんの演奏や踊りとても楽しかったです。
英語のスピーチをたくさんの人の前で発表したのは、棒読みになってしまいましたが、夜、クレアさんクリスさんにスピーチを聞いてもらいほめられて嬉しかったです。まだまだ感情が込められないので練習を重ねていきたいです。


船の中を見学して、思ったことは、展望台からの景色がきれいだということです。乗っている人がとても多かったし、日本人もたくさんいることが少し意外でした。
クレアさんクリスさんと車に乗ってからたくさん話しかけてくれたのに返事に戸惑ってしまいました。自分から積極的に話しかけることができずにいたので、明日から少しずつ話しかけていきたいと思いました。
たくさんの方に協力していただきこのキャンプが成り立っていることをイベントの時に実感しました。小さな子から大人の方までたくさん協力してくれていることに感謝し、残りのキャンプも役割を果たすとともに楽しみたいと思います。





2019/7/21 (日曜日) 2日目 渡邉 有陽
イベントでは、たくさんの人々と英語でコミュニケーションを取ることが出来ました。
私はおりがみブースの担当でした。思っていたよりも多くの子供たちが、おりがみブースに来てくれました。外国の子供が多く、「What make?」と尋ねると、首をかしげられてしまいました。このままじゃ、語学力向上出来ないと思い、知っている文法を子供たちに尋ねていきました。すると、だんだんと会話が続くようになりました。
ひとりの女の子に、「Do you know this game?」と尋ね、”あっちむいてほい”をやりました。その子は、”あっちむいてほい”を知っており、すごく楽しそうにゲームしてくれました。


それから、その女の子はおりがみブースに来てくれました。すると、「What color do you like?」と尋ねられ、「I like pink!」と答えました。
その女の子が帰る時に、私に寄ってきて、「I’m this give you.」とおりがみで作ったピンク色のBOXをくれました。あの時に、思い切って話しかけて良かったと思いました。うずうずしているよりも、思い切ってやった方が必ず結果についてくると実感しました。すてきなギフト、大切にします!


イベントで、小玉さんとスタッフから心に響く話を頂きました。私の住んでいる地域は福島の南の白河です。だから、あまり被害は大きくありませんでした。
そこで当たり前のように天気予報に出てくる、放射線量。どのくらいまで高くなったら危険なのか。考えたこともなかった。しかし、今日のイベントにはたくさんの日本人がいた。それらの人々は、震災後に避難した人も多いそうだ。
そのような人々がいる中で、だんだんと震災についての関心が薄くなっていることも事実だ。あの日の記憶を少しでも消すことも、自分の中で復興だと思う人もたくさんいる。しかし、その考えを否定する者もいる。誰が正しいというのはない。


だから、多様な考え方を視野に入れることも必要だ。自分だけの意見だけにとらわれずに、より見方を一人一人が広げていけば、復興がもっとしていくのだと思う。この話は、震災だけではない。人間関係でも同じことが言える。
様々な意見に視野を向ければ、よい友好関係が築けるんだと思った。
今回のイベントで、本当に心にじーんと響くお話を頂けたこと、忘れずに生きます。
待ちに待ったホームステイ先の方と初めてお会いしました。すごく緊張していましたが車内で、お父さんが日本語を頑張って話してくれました。また、Boyたちも、忍者の話を絶えずにしてくださり、良い関係を築けました。


また、おみやげにオーバーなくらい喜んでくださり、悩んで買っていって本当に良かったです。おみやげであげた、お箸を夕食で使ってくれました。私が持ち方を教えてあげました。6歳の子が難しいトマトを取れた時は、すごくうれしかったです。
また、Boyたちが寝た後に、父と母とスピーチ練習を行いました。親身になって震災直後の様子を質問してくださり、優しいと思いました。分からない質問をたくさんされて戸惑ってしまうことが多かったですが、とにかく笑顔でいきます!

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