来んねキャンプ7日目。
この日はドルフィンの幸森さんの協力で船上体験をしました。
2艘の船に分かれて乗り。周辺の海をクルージングしました。
子どもたちは最初怖がっているようでしたが、船が進み始めるとはしゃいで歩きまわっていました。
船長さんから呼んだらイルカがくるかもしれないといわれて「イルカさーん!」と叫んでいる子もいました。
途中、船の船長体験で操縦席に座っての撮影もしたりと、初めての体験が今日もたくさんありました。
港に着くと「もう終わり?」と残念がる声が聞こえて、みんな楽しかったようでした。
昼食もドルフィンさんに用意してもらい、バーベキューをしました。
海が見える場所で潮風を浴びながらの食事はとても気持ち良いものでした。
お肉や野菜などどれもとてもおいしかったです。
子どもたちは食べ終わるとすぐに遊びに行ってしまいました。
洗濯機や乾燥機、カーブミラーなど子どもたちは何にでも興味を示して走りまわるので、ついていくのが大変でした。
おなかも心も満足することができました。ご協力していただいたドルフィンの皆さん、ありがとうございました。
加えて、この日から合流してサポートして頂いている九州ろうきんの方々のサポートもあり、昼食のバーベキューもスムーズに進むことができました。
ありがとうございました。
文責:浦郷一哉(宮崎大学3年)/アースウォーカーズ代表小玉直也
昼食後、日南の富土海水浴場に行きました。
到着すると「海だー!」と走り出す子もいて、みんな楽しみにしていたようでした。
貝殻を探したり砂で山を作ったり大きな穴を掘ったり、足まで海に浸かったりなどそれぞれ楽しんでいました。
砂浜に寝そべって砂まみれになる子や、波をかぶってびしょ濡れになる子もいました。
0歳6か月のいぶき君は初めての海だったそうで、少しだけ水に浸かっていました。
ニコニコして喜んでいるようでした。
この体験が思い出としてずっと残り続けてくれればと思います。
最後までみんな裸足で思いっきり遊んでいました。
温泉に行く時間になっても「まだ遊びたい!」といって、なかなか集まってくれませんでした。
いつまでも宮崎の自然を体験したい感情があらわれ、その笑顔にお母さんたちも大満足したようでした。
集まった子どもたちはみんな砂や海水で汚れていました。
楽しんでもらえたようで良かったです。また宮崎の海に遊びに来てもらいたいと思います。
ここでは、宮崎日日新聞からの取材もあり、インタビューも受けながら進みました。
文責:浦郷一哉(宮崎大学3年)/アースウォーカーズ代表小玉直也
その後、サンチェリー北郷さんの温泉に入浴させて頂きました。
文責:山形大学 田波凪覇
長く続いた福島の子どもたちに宮崎に来んねキャンプもとうとう終わりに近づいてきました。
田村先生をはじめとする日向学院高校の協力で、日向学院の海の家を借して下さいました。
会場には沢山の方々が足を運んで下さり、広いホールは人で埋め尽くされました。
宮崎から福島へ支援したい人がこんなにもいることに参加したお母さんたちも驚いていました。
美味しい食事を食べ終わったあとは、旅の写真のスライドショーが流れ、その後は福島の母親たちの話でした。
震災当時の様子や福島の現状、福島で子育てをする大変さに涙ながらスピーチする母親もいました。
震災当時の過酷な様子、自分の故郷を公にするといじめられるから公にできないこと、福島への不信感があるなか小学校の給食が不安なこと、全てが衝撃でした。
その後は学生のスピーチでした。日向学院高校卒の宮崎国際大からけんしろう。サークルからは宮崎大学1年生のあつしと、今度、宮崎公立大を卒業するなほさん。山形から来たナギハの4人でした。
彼らの成長とこれまで無関心だった問題へ向き合う8日間で、自らの成長や親への感謝の気持ちが表れ、会場のみなさんは拍手喝采でした。
お別れ会が終わった後も、学生と母親は話が盛り上がり、深夜の2時半まで語り明かしました。
文責:山形大学 田波凪覇/アースウォーカーズ代表小玉直也
震災から7年ということもあり、寄付がなかなか伸び悩んでいます。
ぜひ、下記から支援をよろしくお願いします。
7日目分編集 アースウォーカーズボランティア 古賀渓太
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