2016年4月1日金曜日

福島の中学生AUSケアンズプロジェクト 帰国報告会

ブログのアップが遅くなりすみません。
ようやく、原稿がそろい、みなさんに報告会の感想をお届けできます。
あと、最終の感想とあわせて、ご覧ください。

オーストラリアから帰国して成田空港のホテルにチェックインしました。
みんながオーストラリアで学んだ事の感想交流や、家族への感謝の手紙を書くなどして床につきました。

翌朝、新幹線で郡山まで戻り、報告会を開催しました。




中学生のみんなが生き生きと語る姿、自信をもって自分の言葉で語る姿に目頭が熱くなりました。

オーストラリアで感じた事だけでなく、両親への感謝、英語でのスピーチ、会場からの質疑応答などとても有意義な報告会となりました。

昨年は帰国後、参加者全員が集まる日程調整が難しく、開催できなかったため、今年はドイツ同様、帰国日に報告会をして解散することとしました。

すべての参加者の保護者が参加していたので、みな口をそろえて子どもたちの成長を語っていました。

オーストラリアのケアンズプロジェクトでは、本当にスマイルウィズキッずさんのサポートが素晴らしく、子どもたちが日々成長していく姿があります。



その中でも、大きく5つの事があげられると思います。

一つは、中学生たちが英語でのスピーチや日本語でのスピーチなど何度も何度も体験する事により、自分の能力に自信がついて成長していった事があげられます。

私たち、大人でもこれまでの一つひとつの失敗や経験などを乗り越え成長していくのですが、それを何度も繰り返す事により徐々に自信がついていくように感じました。

なにより、オーストラリア側で福島の中学生たちの話を一生懸命聞いてくれる方々多くいて、その方々の思いに応えようと中学生たちは一生懸命スピーチしていました。
その中での成長は半端なかったと思います。


二つ目に、夢や目標を持つ事の大事さです。これは、ケアンズで中心的にスタッフをしてくれているじゅんこさんが働くパロネラパークで大きく学ぶ事になります。

詳しくは、その日のブログを見て頂いたら良いのですが、少年の頃の夢を持ち続けたホセさんの話と自分たちの夢を重ね合わせ、多くの事を考える機会となりました。


三つ目に、その夢を実現するために大事な事は日々の努力の積み重ねである事をつかめた事です。

報告会の感想スピーチでもみな、口々にこれまで口だけだった勉強するというのも、本気で実践して、自分の夢を実現させたい。とか、今出来る勉強を努力する事、苦手な数学を克服する事、その一つひとつが自らの夢実現に近づいていく事を実感したようです。

もちろん、この夢を実現するために努力する事が大事な事をつかむことと、その努力を継続することが大事なので、これからの彼ら彼女らの将来を楽しみにしたいと思います。


そして四つ目に、何のために学ぶのかについて、深いところで交流できたのではないかと思います。

これは、最後のスピーチの時に学んだ歴史を学ぶのはなんのためなのか。の交流をしながら、テストの点数を取るためや偏差値の高い高校に入学するために学ぶと思っていたが、これからの生き方や社会をより良いものにしていくために学ぶ。

つまり、学んだものをどう生かすかと言う事が求められている事を深められた事も良かったと思います。


最後に五つ目ですが、今回のプロジェクトを通じて、現地オーストラリアで多くの方々が、サポートしてくれて、スマイルウィズキッズのまきさんやじゅんこさんの努力とケアンズのみなさんに感謝する事を交流できました。
そして、同時に両親への感謝の思いを手紙に寄せる事ができました。

日々、両親への感謝を忘れてはいけないが、口に出す機会があまり無いので、今回、その報告もできた事は良かったと思いました。

そんな、最終日の報告会が無事終了し、その感想レポートが提出されたので、ここに報告します。


その報告会の動画を紹介します。


オーストラリア報告会①

オーストラリア報告会② Q&A

オーストラリア報告会③ English speech
本当にケアンズのまきさん、じゅんこさん、まさよさんをはじめとした多くのみなさんに滬の場を借りて感謝したいと思います。

特定非営利活動法人アースウォーカーズ
代表理事:小玉直也







以下、中学生たちの報告レポート




渡邊こころ  今日福島に無事に帰ってくることが出来ました。  報告会ではまず英語でスピーチをしました。最初よりも上達したなと思いました。

次に感想を言いました。たくさんの楽しい思い出があり、たくさんの成長があり、言い切れないほどでした。

また、たくさんの人に対する感謝の言葉もしっかり言うことができました。

次に質問タイムでした。みんながみんなで楽しんでいて、仲良くなれたなと改めてうれしく思いました。本当にいろんなことが出来たなと思いました。

最後にオーストラリアに行かせてくれた親に感謝をこめて手紙を読みました。

記念写真を撮ってもうこのメンバーとはお別れなんだなと寂しくなりました。

ですが、このメンバーとのたくさんの思い出が一生の宝物となって私にはあります。

この体験は絶対に忘れない、忘れることの出来ない体験です。「夢」にも近づけて、たくさん成長できて、英語力も上がって今までにないたくさんの初めてを経験できて本当に良かったです。

本当に本当にたくさんのみなさん、私たちのために支援してくださってありがとうございました。

いつか何倍にもして恩返しします。楽しみにしていてください。一生の宝物をプレゼントしてくれてありがとうございました。





尾形涼奈 今日でプロジェクトが終わってしまいました。最初は不安だらけで、楽しみだらけだったはずなのに、終わってみれば、一番多く残ったのは学びで。

そして10日間しか一緒にいなかったメンバーなのに別れが惜しくて悲しくて。

それほど6人で互いに切磋琢磨して支えあって成長したのだと思いました。

終わってみて、もっと頑張れたところがあったんじゃないかだとか、後悔している部分もあります。

でも、失敗は成功の元です。歴史と同じく、過去は未来で二度と同じ失敗お繰り返さないためにあります。

今回みんなが教えてくれた私の良いところ、長所は自信を持って、更なる飛躍につなげます。

逆に、失敗や弱点は、直していきます。今までがだめでも、まだ14歳です。

その中で必死に努力して変わればいいはずです。

自分のこれからの無限の可能性をずっとずっと信じ続けます。

そして夢を、誰よりも大きくなくたって、すばらしくなくたって、周りに多大な評価をされなくたって、名を残せなくたって、自分が誇れることを、ほんの少しでもみんなが変われるきっかけにでもなるような事をするという夢を叶えます。

そうすれば、今の感謝の気持ちと共に、恩返しが出来ます。

そのときまで決して努力を怠らず、あきらめません。ケアンズで学んだことを、無駄にしません。

最後にもう一度いいたいです。今回出会えた人、みんなに感謝しています。伝え切れないけれど、本当に本当にありがとうございました。
please,don't forget me. Ofcourse I won't forget everyone and everything forever. I will change me myself. I'll never give up!






四垂 流久  今日はやっと福島に帰ってきた。今までのことを移動中に考えていたが、いろいろなことを学んできた。

英語でのスピーチなどで、相手に伝える大切さを学んだ。いろんな場所に行って、夢を追う大切さも知った。本当にこの体験を通して学べたことは多いと思う。

そして、僕はそのことをみんなに聞いてもらえることがとてもうれしかった。

福島に久しぶりに帰ってみると、やはり肌寒かった。オーストラリアと日本のひとつの違いだと思った。

報告会となるとやはり緊張してしまった。しかし、自信がついたせいか、今までのように足が震えるなどの症状が出ることはなかった。

これも、オーストラリアに行った成果だと思った。報告会ではオーストラリアに行く前よりも何倍も成長した姿を見せられてようなきがする。

しかし、その成長にはたくさんの方々からの応援あってこその成長だと思っている。特に僕たちを送り出してくれた両親には本当に感謝している。ありがとうを何回も言っても足りないくらいだ。

今後はその恩返しを少しずつでもいいからしていきたいとおもう。

報告会が終わって後片付けに入ると少し寂しい気持ちになった。

十日間も一緒にいた仲間たちと別れてしまうからだ。いろんなことを6人で体験し学んだことは、将来役立つと思った。そのことを胸にとどめて生きていこうと思った。
感謝をこめて、ありがとう。
I came back to Fukushima. Fukushima was cold day. I able to report it was fun.







李偕言  今日は福島に帰ってきて、報告する日だった。思ったのは、みんな相変わらずだな、ということだ。

小玉さんは生卵を必死にかき混ぜてから飲んじゃうし、女子はにぎやかだし、男子は微妙だ。

ただ、その中でみんな確実に変わっている。

一人ひとりいいところがあるし、ケアンズで大きく成長した。

僕は、人路一人のいいところについて考え、気づくことが出来たのも、ケアンズに行ってよかったところのうちのひとつだと思う。

男子と女子の間で交わされる会話は少ないままだが、違和感はないし、遠慮ももうない。

報告会では、ケアンズに行った感想を言った。

僕は行ってよかったと思うこと、学んだことを二つ挙げた。
ひとつは、福島のことを応援し、思ってくれる人の多さに気づけたこと。
二つ目は感謝の気持ち。あの時言った言葉に偽りはひとつもなく、すべて本心から出たものだ。でもひとつ、言い忘れたことがある。

僕がケアンズに行ってよかったと思うことは二つだけでなく、もうひとつあった。

それは、小玉さんをはじめ、みんなと会えたこと。一緒にオーストラリアのあちこちに行ったみんなと会えて、本当に良かった。

別にもっと会話をすればよかったとかは思わない。

ただみんなと会えて、一人ひとりどういう人か気づいて、それだけで十分だと思う。

それが、今回ケアンズに行ってよかったと思う三つ目の理由だ。

四垂とは嫌というほど顔を合わせてるけど、四垂以外とは中々合えないと思う。それでも、会ったときはよろしくどーぞ。ありがとう。 I'm very glad to meet you. Thank you.







鈴木真宝 今日はプロジェクト10日目でした。今日は報告会をする日、つまりプロジェクトの最終日でもありました。

今、この十日間を振り返るといろいろなことが頭に浮かんできます。
郡山駅で挨拶をしたこと、飛行機が一時間遅れたこと、両替を自分でしたこと。学校に行ったこと、初めてホストファミリーに会ったこと、と二日間を思い返すだけでもたくさんの思い出がまぶたの裏に浮かんできます。

こんなにたくさんの思い出が詰まっていて、実のあるプロジェクトにすることが出来たのは、いつも一緒にいてくださった小玉さん、サリーさんをはじめ、smile with kidsのまきさん、送り迎えをしてくださったじゅんこさん、まさよさん、このプロジェクトに協力してくださった方のおかげです。

心から感謝しています。そして、私を快く送り出してくれた両親、弟にも「あっろがとう」と伝えたいです。

このプロジェクトで「夢を叶える」「恩返しをする」という二つの目標が出来たので、この二つに向かって一日一日を過ごしていきたいです。

私のこの目標に向かっての努力がたくさんの人に感謝を伝えられたらうれしいです。

今いる自分はたくさんの人に支えられているということを忘れずに、何事にもチャレンジし、より充実して、きらきらした毎日を送っていきたいです。
I have to dream come true.






上田愛莉 今日は、ケアンズプロジェクトの報告会がありました。朝、成田のホテルを出発し、新幹線で郡山に帰ってきました。その後、ビックアイ7階で報告会を行いました。
報告会では、まず初めに福島の今の現状について英語でスピーチをしました。ケアンズに到着して初めて行ったスピーチよりもはるかに上達していたように思いました。

何度もスピーチを重ねるごとに自信がつき、気持ちをこめてスピーチをする事が出来ました。私は、多くの人に今の福島の現状を知ってもらう事が出来た事が何よりも一番良かったと思いました。
 次に、このプロジェクトを通して成長した事や学んだ事を報告しました。私は、このプロジェクトで自分から積極的に話す事が出来るようになりました。

また、オーストラリアの歴史や文化を学ぶ事が出来ました。実際に、ケアンズで経験した全ての事がとても新鮮で私の学びとなりました。
 最後に支援してくださったみなさんに感謝の言葉を伝えました。支援してくださったまきさんをはじめ、ケアンズの方々、アースウォーカーズの小玉さん、多くのみなさんのおかげで、貴重な体験をすることができ、いろいろなことを学び成長することができました。
 そして、今回このプロジェクトに送り出してくれた両親に感謝の気持ちを伝える手紙を読みました。
 報告会を通して、多くの人にケアンズプロジェクトで経験したことを知ってもらえてとてもよかったと思います。

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