2016年4月24日日曜日

宮崎大2年 井上翔 熊本地震ボランティア(4/23-24)

文責:宮崎大学2年 井上翔 熊本地震被災地ボランティア(4/23-24)

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4月23日(土)

こんにちは、宮崎大学教育文化学部2年の井上翔です。今日から1泊2日で熊本の被災地ボランティアに参加します。

アースウォーカーズで東日本大震災で被災された方の支援を行っていていました。昨年の夏には東北地方に実際に行きました。九州地方から遠いということもあり、5年前のことを忘れつつある人がいることを感じていました。

今回宮崎の身近な熊本で地震が起こり、被害は隣県の大分県にも広がり、九州全土が揺れの恐怖と闘っているという状況があります。現地に行って起きたことを見て、自分もできることをやりたいと思い今回のボランティアに参加しました。

今日は朝から物資の積み込みをした後宮崎を出発しました。高速道路を八代で降りたのですが、県外ナンバーで大変道が混んでいました。多くのボランティアを含めた方々が熊本に来ていることを感じました。

熊本に着いて、最初に見た建物は地震の被害で、今にも崩れ落ちそうな感じでした。
地震の被害を受けた建物

次に物資の仕分け作業のお手伝いをしました。地元の中学生、高校生が多く参加しており、会話を通して地震のことを知ることができました。物資は全国各地から大量に集まっており、仕分け作業が非常に大変でした。自分の地元からの物資を見たときは、少し嬉しかったです。

午後からは避難している方のための炊き出しのお手伝いをしました。炊き出し班の中には東日本大震災で被災した方もいました。1000人分近い炊き出しを行いました。車中泊を余儀なくされている方と話をしたのですか、ボランティアのありがたさ、そして今回の震災の怖さ、先が見えない不安が大きいとおっしゃっていました。支援は短期的なものでなく、継続的に行っていく必要があると感じました。

避難所に物資を届ける様子

今日学んだこと、感じたことを整理し、明日の活動につなげていきたいです。




4月24日(日)

今日は、朝から益城町の災害ボランティアセンターでボランティア活動を行いました。依頼ごとにチームを7、8人で組んで、行動しました。ニュースで見ていたようにボランティアの人数は1000人近く来ていたように思えました。

全国から集まったボランティア


僕の班は、瓦の撤去や傾いたブロック塀の解体を行いました。班には警察官や土木工事関係の人など、様々な県からいろいろな人がいました。多くの人が熊本のピンチを救おうと立ち上がっていると思いました。依頼主さんの家は危険度の高い赤色の紙が貼ってあり、住んではいけない家だとおっしゃっていました。作業は重労働で、途中で雨も降ってきて、終わった後は疲労感と達成感でいっぱいでした。

活動終了後の写真


今回は2日間しか活動することができませんでしたが、様々な景色や初めて会う人々など貴重な体験をたくさんできました。震災から立ちなおるにはまだまだ時間がかかるし長期的な支援が必要だと思います。こういった震災の中だからこそ、九州、日本が1つになって震災を乗り越えていくことが必要だと思いました。被災地のニーズに的確に応え、復興を進めていくことが大切だと思います。


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